勉強好きになる!繊細な子の学習サポート【札幌/オンライン】

勉強好きになる!繊細な子の学習サポート【札幌/オンライン】

勉強めんどくさい!
子どもにイライラするあなたへ
元看護師、現役塾講師の知識と経験から、
HSCがチャレンジできる子になる
学習法をお伝えします。

◆4月は、勉強より安心で大丈夫

こんにちは。
HSCちゃん専門のやさしい学習コーチ
はるっちこと中村千春です。

たくさんの準備をして迎えた
小学校入学

新しい環境に飛び込んだわが子

見守る親もドキドキですよね。




「行きたくない」
「疲れた…」
そんな姿、増えていませんか?


登校すると大号泣。
仕事を調整して付き添い登校。

様子を見て早退し、
また、学童保育へ。

でも、そこでもまた大号泣…。

ぱっと見たところ
「まだ慣れてないのかな?」
「どうしたらいいんだろう…」

と心配になりますよね。

でも、こんなふうにも考えられます。

涙は
「心がいっぱいだよ」というサイン。




がんばって登校して、
その場ではなんとか過ごせても

あとから一気にくずれるのは

想像以上にエネルギーを使っているから


つまり、

「できない」のではなく
「がんばりすぎている」状態なんです。


だからこそ大切なのは

がんばらせることより、整えること

学校や学童で
たくさん気を張って過ごしている分、

おうちでは
回復の時間が必要です。

たとえば…

・勉強は無理しない
・好きなことをする時間をつくる
・ぼーっとする時間もOKにする



そして、こんな声かけもおすすめです。

「今日はいっぱいがんばったね」
「おうちでホッとしよう^^」
「今日のごはん、唐揚げだよ」




気持ちを受け止めてもらえると
心がふっとゆるみます。






新1年生の4月は
環境に慣れることがいちばん大切な時期

だから
「勉強、大丈夫かな?」とあせるよりも

まずは
安心できる毎日を整えること

安心できると、
「やってみようかな」の一歩が出てきます。

今はまだ、
がんばらせなくて大丈夫^^

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◆小1算数「その数え方、もったいないかも」
〜“5のまとまり”で差がつく理由〜

小1の算数って、
「カンタンそう」に見えますよね。

数もまだ小さいし、
なんとなくでも答えが出せてしまう。

だからこそ、

「うちの子、ちゃんとできてるな^^」
と感じる方も多いと思います。

でも実はこの時期、
あとから差がつくポイントが
ひっそりと隠れています。






 

その差を生むのは「どう見ているか」

 

同じ「7」という数でも、

ただ「7こ」として見ているのか

それとも「5と2」として見ているのか

この違いが、とても大きいんです。


たとえばこんな場面。

🍎🍎🍎
🍎🍎

この絵を見て、
同じ数だけ丸に色をぬるとき、

●●●○○
●●○○○
とする子もいれば、

●●●●●
○○○○○
とする子もいます。



 

どちらも正解。でも…

 

どちらも、数としては正しく数えられています。

でも実は、ここがポイント!

「5のまとまり」で見ているかどうか

後の伸びやすさが変わってくるんです。



 

「5のまとまり」が見えるとどうなる?

 

この見方ができるようになると、

7は「5と2」
10は「5と5」

というふうに、
数を分けて考えられるようになります。

これはただのテクニックではなく、

数の“とらえ方”そのもの



 

小学校の算数でつながっていく力

 

小学校の算数では、

くり上がりのあるたし算や
くり下がりのあるひき算で、

「あれ?」と手が止まる子も出てきます。

たとえば、
・考えるのに時間がかかる
・指を使わないと難しい

そんな様子が見られることもあります。



 

でも、できないわけではありません

 

もちろん、
「5のまとまり」を意識していなくても
解けるようになる子もいます。

ただ、

この見方があることで
理解がスムーズになったり、
考える力が育ちやすくなります。



 

だからこそ大事なのは「今」

 

10までの数のうちは、

この見方がなくても
答えは出せてしまいます。

だからこそ、

簡単に感じている“今”がチャンス

なんです。



 

おうちでできる関わり方

 

特別なことは必要ありません。

おすすめは、とてもシンプル。

色をぬるときは「5つ続けてぬる」

 ●●●●●
 ○○○○○

これだけです。





 

それだけで何が変わる?

 

「5のまとまり」を
頭で理解する前に、

 感覚として体に入る

ようになります。

すると、

・数を分けて考える
・くり上がりをイメージする


といった力が、自然と育っていきます。



 

おわりに

 

小1の算数は、
「できているかどうか」だけではなく

どう見ているか

がとても大切です。

がんばって教え込まなくても大丈夫。

「上の5つを先にぬるよ~」
そんな一言の声かけで十分です^^

今は困っていなくても、
この見方があるかどうかで
その先がぐっと変わります。






◆「行きたくない」はサボりじゃない
新学期前に起きていること

こんにちは。
HSC専門のやさしい学習コーチ
はるっちこと中村千春です。

春休みなのに、なんだか不安定。

そんな様子に、
戸惑うことはありませんか?

・急にイライラする
・些細なことで泣く
・甘えが増える

「どうしたの?」と感じるこの時期、
子どもたちの中では、
もう新学期が始まっています。





 

なぜこの時期に揺れるのか

 

クラス替え、先生、新しい環境。

まだ見えていない変化を、
繊細な子ほど早く、
深く感じ取っています。

その分、気づかないうちに
心も体もたくさん使っています。

だから、
春休みなのに不安定になるのは
おかしなことではありません。



 

「行きたくない」が出るとき

 

園では…
手を挙げて発言したり、
「それはダメだよ」と
お友だちに伝えたり。

自由遊びでは、
冗談を言って笑ったり。

「繊細なタイプ」と言わなければ、
気づかれないくらい
落ち着いて過ごせている。

でも…

環境が変わるタイミングで、
「新しいところに行きたくない」と
足が止まってしまうことがある。

「どうして?」と聞いても、
はっきりした理由は出てこない。

そんなとき、
「せっかく準備したのに…」と
感じることもあるかもしれません。



 

それはサボりじゃない

 

これは、
「できない」からではありません。

むしろ…
変化をしっかり感じ取っているから。

「行きたくない」は、
わがままでも甘えでもなく

心を守るためのブレーキです。



 

親としてできる関わりは?

 

こんなときは、
無理に前に進めなくてOK。

まずは安心できる声かけを。

たとえば…

「どうしたの?」

この一言は、
答えを出させるためではなくて

「今、どんな気持ちかな?」と
繊細ちゃんの心に目を向けるための
やさしい入り口になります。

「どうしたの?」と
やさしく聞いてもらうと、
少しずつ自分の気持ちに気づき、

言葉にできるようになることもあります。

そして、

言葉にできなくても大丈夫。

「ちょっと心配になったんだね」と、
気持ちを言葉にしてあげてもいい。

理由を、
無理に聞き出さなくてもいい。

今のままでも大丈夫、と
伝えていきたいですね^^



 

わが家の場合

 

実は、ウチの息子も
小さい頃は、

遊びたい気持ちはあっても
すでに誰かがいる場所には
なかなか入っていけない子でした。

でも、時間をかけて慣れていくと
安心して楽しめるように。

小学校でも、
新しいクラスでは緊張して
あまり話せない時期がありましたが、

少しずつ慣れていき、
冬頃には楽しく過ごせるように
なっていました。

……そして、またクラス替え。

「やっと慣れたのに…」
春は、もどかしい季節でしたね。



 

新学期が不安なママへ

 

がんばれる力がある子ほど、
止まることもあります。

それは後退ではなく、
次に進むための準備かもしれません。

今はまだ、心が追いついていないだけ。
それは、きっとママも同じ。

ママが安心できることが、
繊細ちゃんにも伝わっていきます。

その安心感が、
また一歩踏み出す力になっていきます^^






◆安心できる環境があると、子どもは力を出せる

こんにちは。
HSC専門のやさしい学習コーチ
中村千春です。

今日は、私自身の話
手がかからない子だった私が、ずっと欲しかったもの

続きを書きますね。





小学生の頃の私は、
「どうしたら目立たずにいられるか」を、毎日考えていました。

授業で手を挙げるなんて、
とても無理。

先生に当てられそうになると、
心臓がバクバクして

机の下でこっそり手を挙げたり、
目が合いそうになると引っ込めたり。

そんな私が、
「どうしてもやりたい!」
と思えたことがあります。

それが、3年生の学芸会。

黒子役をやってみたかったんです。




舞台の裏方のようでいて、
実は物語を動かす、大事な存在。

目立ちたくない私でも、
「これならやってみたい!」
と思えた役でした。

でもその役は人気で、
オーディション制。

大きな声でセリフを言えるかどうか。

ふだんは小さな声で
聞き返されることが多かった私が、

この時だけは必死で声を出しました。

そして――合格。


あのときの担任の先生は、
子どもの「やってみたい」を
引き出すのが本当に上手でした。

子どもがワクワクする題材を選び、
役の魅力を伝え、
オーディションという仕組みをつくる。

当時は、オーディションって
新しい取り組みでした。

今思うと、
「目立ちたくない!」
という思いが強かった私でも、

「やってみたい!」
と思える環境があれば
ちゃんと動き出せたんですよね。





一方で、こんなこともありました。

家庭学習が始まったときのこと。

最初はやる気満々で、
早起きして机に向かっていました。

でも、すぐに手が止まります。

「何をやればいいのかわからない…」

漢字は授業中に覚えているし、
ドリルは持ってない。

家でできるもの…
本を読もうかな。




はじめは、
真面目に読んでいたものの、
すぐに飽きてしまいました。

そこで私は、
ある“方法”を思いつきました。

本を読んだことにして、
ノートに「読んだ」とだけ書く。

実際には、
ほとんど読んでいないのに。

本当は――
気づいてほしかったんです。

「困ってるよ」って。

「どうしたらいいか、一緒に考えてほしい」って。

でも、大人から見れば
「ちゃんとやっている子」
に見えていたのかもしれません。

怒られることもなく、
そのまま続いていきました。





今振り返ると、よくわかります。

あのときの私は、
サボりたかったわけでも、
怠けたかったわけでもなくて

「どうしていいかわからない」
というサインを出していたんです。

私は小さい頃から
気持ちをそのまま出すことが
苦手でした。

だからこのときも、
「困っている」
と言えなかったんですね。


黒子に挑戦できたときは、
「やってみたい」
と思える環境があった。

家庭学習でつまずいたときは、
「どうしたらいいか」を
一緒に考える関わりが足りなかった。

「一人でできるよね」
と思われていたけれど、
信頼と放置は紙一重。

ひといちばい敏感な子は、
もともと力を持っている。

でもその力は、
安心できる関わりがあってこそ、
少しずつ発揮されていくんですよね。

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今、もし
「うちの子、あまり自分の気持ちを言わないな…」
そう感じることがあったら、

それは
“恥ずかしがり屋”だけではなくて
「どうしたらいいか、わからない」
サインかもしれません。

あのときの私に、
誰かがこう言ってくれていたら
よかったなと思うんです。

「手伝えることはある?」
「一緒にやり方を考えてみようか」
って。


今、私は、
子どもに正解を教えるだけじゃなく、
挑戦をそっと支えられる存在で
ありたいと思っています。

子どもに寄り添うあなたの関わりは、
目に見えなくても、
子どもの力につながっていきます。

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◆小1文章題が苦手…は、小2でどうなる?つながりの話

こんにちは。
HSCちゃん専門のやさしい学習コーチ
はるっちこと中村千春です。

前回は、春休みの復習ポイント①「大きな数」についてお話ししました。

今日は、
復習②小1・小2「文章題」です。





計算はできるのに、
文章題になると急に止まる。

「うちの子、文章題が苦手なんです…」
塾講師として、
一番たくさんいただくお悩みです。

でもそれ、
できていないのではなく

“まだつながっていないだけ”
かもしれません。

小1の学びは、
そのまま小2の文章題に
つながっています。

今日はその
「見えにくいつながり」を
お伝えしますね^^



 問題文を読めていない理由

算数の文章題というと、
「読解力をつけないと…」と
あせってしまうこと、ありませんか?

でも実は、

“読めていない”というより
「早く答えを出したい」気持ちが強い

そんな子が多いんです。

数字を見た瞬間に
「たし算?ひき算?」と
式を作ろうとしてしまう。

文章題の手順は

①問題を読む
②ふえる?へる?を考える
③式を立てる
④計算する
⑤単位をつけて答える


この中で大事なのは
①と②、そして⑤。


計算の速さよりも、
「何が起きているか」を考えること。

文章題は
スピード勝負ではありません^^





 1年生でつまずきやすい
「なんばんめ」


「前から3人」と
「前から3ばんめ」。

ここ、苦戦したご家庭も
多いのではないでしょうか。

たとえばこんな問題。

ある子の前に3人、
うしろに5人います。
みんなで何人?

○○○●○○○○○

数字を見ると
「3+5?」と考える子もいます。

でも、ここで大事なのは
その子を数に入れるかどうか。

「前に3人いる」は、
その子はまだ数に入っていません。

だから、
3+1+5 = 9
答え9人 になります。


一方で、

「前から3番目」と言われた場合は、
その子はすでに3人の中に入っています。
○○●○○○○○

このちがいが、あいまいだと、
文章題でつまずきやすくなります。

文章題で大事なのは、
数字ではなく

何が起きているか?
場面をイメージすること。


自分を含める?
どこから数える?
ここがあいまいだと、
どこかで必ずつまずきます。


ここまでが、小1の土台です。
ではこの土台が、
小2でどうつながるのでしょうか?



 小2で大事になる「図を書く力」

小2の文章題で大事になるのが、
図に書き表すことです。

小1では、
おはじきや○で表せる数を使って
考えてきました。

でも、小2になると、
23+18 のように
数が大きくなり、

目で見て考えることが
難しくなってきます。

そこで使うのが、
テープ図です。

テープ図は、
文章の内容を“見える形”にするもの。

・どこが全部?
・どこが一部?
・どこを求める?

これを整理することで、
「何が起きているか」が
ぐっとつかみやすくなります。





 同じ場面で考え方がちがう問題

例えば、こんな問題。

【① 順に考える】
色紙を23まいもっています。
18まいもらいました。
色紙は何まいになりましたか。


これは、
「ふえる」場面なので
たし算になります。


では、次の問題はどうでしょう?

【② 逆に考える問題】
色紙が何まいかあります。
18まいもらったので、
ぜんぶで41まいになりました。
はじめに何まいもっていましたか。


同じ「もらった」という場面なのに、
今度はひき算になります。


ここで大事なのは、
問題が難しくなったのではなく
聞かれていることが変わっただけ
ということ。



 小2文章題は「難しく見えるけど、土台は同じ」


小2で増えるこのような問題は、
「逆思考」と呼ばれています。

これまでと聞かれ方が変わるので、
急にむずかしくなったように
感じるかもしれません。

でも実は、
まったく別の力が
必要になるわけではありません。


小1で学んだ

・ふえる?へる?
・自分を入れる?入れない?
・何が起きているかを考える


この土台がしっかりしてくると、

「どこを求めるのか?」が変わっても
少しずつ対応できるようになっていきます。

そしてその「つなぎ役」が
テープ図です。

テープ図を使うと、

・どこがわかっている?
・どこがわかっていない?
・どこを求める?


が、はっきり見えるようになります。



 まとめ


小2の文章題は、
急にむずかしくなったように見えて
実は、小1の延長線上にあります。

できないのではなく、
まだつながっていないだけ。

小1で学ぶ
「ふえたのかな?」
「へったのかな?」

そして
「何が起きているか」を考えること。

小2で学ぶ
テープ図で、
「何が起きているか」を整理すること。

これが、
文章題攻略のいちばんの近道です。

今はバラバラに見える学びも、
少しずつつながっていきます。

春休みは、その“つなぐ時間”に
していきましょう^^