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アクション監督志願(笑)

 思うところがあって、今、アクションとか殺陣の研究をしている。
 研究と言っても、私が実際にそんな動きが出来るわけがない。

 今、「“役者”がアクションをしないで済む“アクション・シーン”」を構成出来ないかと考えているのだ。

 しかも、「それなりに見えて、なおかつバカバカしく、“役者”の身体の柔軟性や運動能力に左右されない」という条件付き。
 
 そして個人的に今“旬”なのが香港系アクション。
 動きの基本は当然中国拳法にあるが、さらにその王道と言えば「少林拳」であろう、たぶん。
 なお「少林寺拳法」は日本で生まれたもので、本家・嵩山少林寺と交流はあるようだが、別物。

 で、例えおバカなアクションであったとしても、決めポーズやその動きの特徴はある程度把握しておく必要がある。
 
 その参考になる映画、と言えば、もうアレしか無いでしょう。




 …。




studio7の映像実験室-カンフーくん
 『カンフーくん』(小田一生監督/角川映画)。


 2008年に公開された日本映画で、主演は実際に中国・嵩山で少林拳を学んでいる7歳(撮影当時)の男の子・張壮(チャン・チュワン)君。7歳とは言え、「本物」である。
 何でこんなDVDを持っているかというと、脚本を手がけたのが私が敬愛するアニメ監督・大地丙太郎さんだから。

 それはともかく、この『カンフーくん』、主演のチャン・チュワン君はもちろん、共演の西村雅彦さん…そして何と泉ピン子さんまでが(けっこう、吹き替え無しで)カンフー・アクションを披露してくれている。
 西村雅彦さんは、1960年生まれ。撮影時には47歳。舞台挨拶では(もちろん冗談で)「カンフーに関してはチャン君より自分の方が勝っている」と断言(笑)。
 1947年生まれの泉ピン子さんは同じく舞台挨拶で「小田監督に騙された。アクションはCGだと聞いていたのに、結局は自分でやらされた」と。

 …何だよ。

 確かにプロの俳優さんは、日頃様々な訓練を積んでいるし健康にも気を遣っている。それにしたって西村さんも泉さんもその年齢を考えると…。

 私が勝手に「仮想俳優」として想定しているのは1970年代の生まれ。西村・泉に出来て彼らに出来ないハズはない。

 ついでに『MATRIX』でモーフィアスを演じたローレンス・フィッシュバーンと、エージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィービングは私と同じ1961年生まれで、専門家の元で数ヶ月の訓練を経たとは言え、イイ歳である。

  
 …てなわけで、何とか「次回作」を作る機会があれば、エセ本格香港アクションぶりっこゆるゆるアクション・シーンを入れたいものである。

中野の街が面白くなる! …かな?

 2月7日から3月末日まで、『起創展街 中野にぎわいフェスタ2010』というイベントが開催される。

 演劇やダンスなど「文化系」の催しがメインだが、音頭をとっているのは中野区役所の産業振興セクションみたいなので、商店街活性化事業なんだろうなあ。
 イベントで集客というのは一つの方法ではあるが、恒常的に「そこに人が集まる→お金を使ってくれる」という仕組みを作らないといかんだろうし、そもそも地元の人が地元の商店街を利用しないことには…。そこらへんがとても難しいので各自治体は悩んでいるわけだが。

 一方で、このイベントに組み入れられる形をとっている『中野“元気”演劇祭』。
 キャラメルボックスを中心に、区内の劇団が色々やるらしい。
 が、サイトを観ると、“「中野にはたくさん劇団や劇場ががあるのに、なんで下北沢や高円寺の盛り上がりに負けてるんだ?!」ということで…”と、敗者の言葉が踊る。

 むしろ、「お笑い」を売りにしても良さそうだと思うのだが。

 中野芸能小劇場で『東京ビタミン寄席』というステージが毎月…10年以上続いている。ブッチャーブラザーズの“ぶっちゃあ”サンが若手芸人育成のためにやっているもの。もともと中野には若手芸人が多く住んでいたらしい。
 『東京ビタミン寄席』は中野ケーブルテレビで放映されていて、私がダンディ坂野やカンニングや飛石連休を知ったのはこの番組が最初だった。
 一方で、中野ケーブルテレビは地元の店を紹介する番組などに積極的に(あまり知られていない)若手芸人を起用している。若手芸人どころか、さいたまんぞうサンがレポーターで登場した時はびっくりしたぞ。


 それはそれとして、 『起創展街 中野にぎわいフェスタ2010』に話を戻す。

 このイベントの初日…2月7日はワンフェスとぶつかっているのだが、私は中野に行くことにした。
 オープニングイベントに、私が応援しているディキシーランド・ジャズの学生バンド「東京レバーハッツ」が正式に出演するのだ。

 路上ライブや室内ライブに何度か足を運んだが、今回はちょっと特別な思いがある。

 中野は彼らのテリトリーのひとつであり、なおかつ私が初めて彼らと出会った場所。
 詳細は省くが(笑)、今回、その地で公のイベントの中で正式かつ公明正大に演奏できるのである。
 そんなに長い付き合いではないが、感慨深い。

 レバーハッツのメンバーにはお願いしたいこともあったりするので、少しでも話が出来ればと思い、ワンフェスよりもこっちを優先することにしたのである。
 …時間の調整がうまく出来ればワンフェスにも行きたいのだが…(往生際が悪いっ!)

応援映像のプチ成果

 「東京レバーハッツ」…私が応援している学生のディキシーバンドジャズバンドである。

 そもそも初めて彼らの路上ライブを観て…初対面でイキナリ「あなたたちの演奏をビデオで撮ってYouTubeにアップしたい」とお願いしちゃったのである。少なくともそれくらい私にとっては何か(良い意味で)ひっかかるバンドだった。

 で、単に路上ライブの様子だけを流すのではなく、PVみたいにしたのだが。

 ぶっちゃけ、私のセンスや技術では大した映像にはならなかった。が、とにかくYouTubeにアップした。

【映像リンク】
 『東京レバーハッツがCDをリリース
 『東京レバーハッツ 「聖者の行進」


 1月31日、彼らのライブハウスでのステージが開催されたので、行った。


studio7の映像実験室-レバーハッツ西荻ライブ


 ライブハウスに向かう途中、学生時代からの友人からのメールを受信。
 東京レバーハッツのCDを買っておいてくれないか、という内容だった。

 以前、そいつには「路上ライブの若者の映像を撮ってYouTubeにアップしたりしている」ということを近況として伝えてはあったのだが、彼はその映像&このブログ記事を見て彼らに興味を持ったのだという。

 おお、応援映像を作った効果が! …思いっきり内輪に対してではあるが。


 が、それだけではなかった。

 ライブハウスで、レバーハッツのメンバーは客席に“見たことが無い若者”の姿を発見した。
 「路上でご覧いただいたんですか?」と訊ねたら、「YouTubeで映像を観て生の演奏に触れたくなって来た」という回答だったんだとか。

 マジっスか?


 私の応援映像が、ささやかながらも具体的な形で実を結んだというのはホントに嬉しい。

 
 そう言えば、先月ウルトラなお友だちの皆さんとお会いしたとき、小学校1年生のウルトラなお子さんが私の顔を見るなりこう言った。

 「ねえ! 今日も撮影?」

 YouTubeには出していないが、昨年そのお子さんの卒園記念パーティーのために彼を主役にした映像をみんなで作った(一応私が“監督”)。
 完成作品だけでなく、その撮影など一連のプロセスが彼にとって楽しい思い出として残っているらしい。
 改めて、作ってよかった、と思った。


 東京レバーハッツのメンバーにしても、ウルトラなお子さんにしても、当然のことながら私より遥かに歳下である。
 そんな若い人たちから「映像を作る楽しさ」を教えてもらっている今日この頃である。

「iPad」って何じゃい?

 相変わらずスティーブ・ジョブズの基調講演は、英語がわからん私でも何やらアップルがまた素晴らしいことをやってくれているような気にさせてくれるのだが。

 iPodはまだMac専用しか無かった頃に手を出した。
 iPhone 3Gが日本で発売になった時は結構悩んだ…まあ、結果としてiPod Touchを買った。

 いずれにしても、これまでアップルが新しいガジェットを出すと購入には至らなかったとしても物欲は刺激されてきた。

 で、今度はiPodではなくiPadである。

 どんなモノかというと、こんなモノ である。

 ジョブズは「アップルは、世界一のモバイル・デバイス会社だ!」と説明した上で、「iPhoneとMac Book Airの間に位置すべきものは何か?」と問いを投げかけた上で(たぶんそんなようなことを言ってるんだと思う)、例によって自信満々にiPadをお披露目。


 …。


 中途半端にデカいiPodにしか見えないんですが。

 それとも、私が英語がわからないからジョブズの熱い思いを感じ取れないだけなのか?

 少なくとも現状では全く欲しいとは思えない。

ハッタリ用デジタル一眼

 昨今のフルハイビジョン動画撮影機能が付いているような立派なものではないが、一応デジイチは持っているのである。

 そもそもは阿波踊りの取材用に買ったもの。
 もっと言うと、「エレキの神様」こと寺内タケシさんへのインタビュー取材をさせていただいた時に買った。
 こちらもフリーペーパーとは言え阿波踊り情報誌の記者として取材をお願いしているわけで、「では写真をお願いします」とか言って小さなデジカメだと失礼なのではないかと思ったのである。


 また、普通に阿波踊りの写真を撮っているときも一眼の方良い。

 “立派なカメラ優先の法則”というのがあって(今、思いついただけだが)、スチールにしても動画にしても装備が大袈裟なほど周りのヒトが場所を空けてくれたりするものである…たぶん。

 その結果、軽さが売り物だったCanonのEOS Kiss Digital Nにはバッテリーグリップが付き、18ー200mmのレンズが付き、ストロボが付いて、重くてかさ張る代物になってしまった。

studio7の映像実験室-デジタル一眼

 それでもしばらくはこれを持って出歩いていたものである。


 が、コンパクトデジカメを買い替えてから、デジイチの出番が極度に少なくなった。

 そもそも私はカメラ小僧では無い。デジイチも全てオート任せである。
 絞りとか被写界深度とかよくわかっていない。
 ぶっちゃけ、入門機であってもデジイチなんて宝の持ち腐れなのである。

 十分でしょう、コンパクトデジカメで。

 だがしか~し。

 上記のようにハッタリをかます時はフル装備での出動となる…もっとも、ストロボは昨年姪っ子に破壊されてから修理に出していないのだが。


 で、明日から三日間、大学の通学授業がある。
 フィールド・ワーク結果をポスターにするという内容で、デジカメとPC持参が条件。

 このフィールド・ワークって、けっこう怪しい動きなのである。
 観光地などではなく普通の街中で、しかも普通に見たらどうでもいいようなモノを撮影しなくてはならない。
 団体行動ならまだ良いが、学生は各々自分のテーマに従って自分が選んだエリアに散っていくことになっているので、個人行動となる。

 こういう場合、デジイチで必要以上に堂々と(?)撮影することで逆に「怪しさ」が緩和出来るのではないか?
 いや逆にコンパクトデジカメの方が「日常的な何気ない風景を撮影している姿」に見えるだろうか?


 ん~、どうしよう。


 考えたら、PCそのものがある意味ハッタリ気味で、Mac Book Proの17インチモデルだったりする。
 これまで、PC持参が条件の授業が何回かあったが、17インチのPCを広げている学生なんて私以外に見たことがない。 それどころかほとんどの人たちは普通のMac Bookで、「Pro」は少ない。
 もっとも、PCはデジイチと違って「動画編集をする」というちゃんとした目的があっての「Pro」であり17インチではあるのだが。

 ハッタリPCとハッタリデジイチなんぞを持っていったら、さぞかし立派な作品に仕上がるでしょうね、という目で見られるのではないか。


 …ってか、人目や見栄を気にして機材を選ぶなよ。