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『チビセブンファイトTHE MOVIE』零號試写終了

 てなわけで、スタッフの最後のチェックとなる『ゼロ号』の試写が終わった。
 修正箇所が何点か指摘されたので忘れないうちにメモっておこう…

 ・シークエンスの入れ替え
 ・画面のコントラスト&色調調整
 ・音声のエフェクト変更

 こんなもんかな。

 あとは、公開方式(YouTube公開がメインだが…)に合わせて微妙なバージョン違いを作ったりとかする。


 ホントは、5月中に完成させて夏に公開する予定だった…が、5月末時点では録音が終わっていなかった。
 YouTubeにアップした予告篇にも「うまくいけば平成二十二年夏公開!」なんて入れてしまった…“うまくいけば”の一言を入れておいてよかったなあ(笑)
 

 で、「この秋公開」がほぼ決定。
 
 指摘された修正が、夏いっぱいかかるほど大変な作業というわけではない。
 が、その、スタッフ一同、夏は忙しいもんで…。
 私について言えば、夏は阿波踊りの季節。既に阿呆モードに入っている。

アニメ絡みの特撮ヲタク?

 アニメ関連のお仕事をなさっている方に久々に連絡をとった。

 10年近く前、仕事でお世話になった方で、私と同世代である。

 特に用事があったわけではなく、フと思い出して会社に電話をしてみたのだ。



 たぶん、社内では当時より偉くなっているはず。

 また、私と会話をしても仕事上何の得にもならない。



 そういう場合、これまでの経験だと、けんもほろろな扱いを受けるケースが多かった。

 ご一緒していたときは「同志」みたいなノリだったのに、何年か経って別件で連絡をとるとすげー冷たかったりする。



 

 しかし、この人は違った。



 最終的には「今度、会いましょう」ってことになって、ケータイの番号まで教えてくれた。



 しかも、「あ! この前、ネットオークションで『ウルトラマン△△△』の□□□を落札したんですよ!」とか嬉しそうに話してくれたし。

 

 そう、この人はヲタクなのである。しかも、特撮系の。



 

 最初にお会いしたときは温厚な常識人といった印象だった。

 が、会話の中で私が中途半端にマイナーな特撮作品のタイトル(何だったか忘れた)を出したときに、異常な反応を示してきた。…イキナリ頭を抱えて突っ伏したのである。何事かと思ったら…

 「ありましたありました、観てましたよ、それ!」

 何か、“封印されていたもの”が蘇ったらしい。



 フタをあけてみたら、私なんぞ足元にも及ばない立派な(?)ヲタクだったのだ。

 何たって、当時まだβのデッキを持っていたような人である(きっと、LDも持ってるに違いない)。

 アニメ会社に勤めているのに、怪獣映画の監督さんを囲む花見に参加しているような人である。





 で、今日の電話での最後の会話…



 私「ときに、『怪獣屋』はご存知ですか?」

 相手「えっと渋谷ですよね、まだちゃんとした場所を抑えて無いんですけど」

 私「じゃあ、そこでお会いしましょう」

 相手「是非!」





 ウルトラなお友だちの輪は広がる。

『チビセブンファイトTHE MOVIE』の長い道のり

 ついに、ここまで来た。

studio7の映像実験室-零号DVD

 零号試写用のDVD!

 これをメンバー全員にチェックしてもらい、その結果を反映させて初号の完成となる。
 
 鬼プロデューサーAによる突然の制作発表が今年の1月で、絵コンテ作業に入ったのが2月。
 3月に主要な撮影を行い、4月に追加撮影。
 同時進行で3DCG作成や合成作業や音楽制作、アラ編を進めて5月に入ってアフレコをやった。

 4月半ばにはラストのシークエンスに対して全く新しいアイディアが出されたのだが、技術的な問題などもあって意見が分かれて作業が難航。
 悩んでいる時間が惜しいので(?)予告篇を作ってYouTubeにアップしてきた。

 5月に入り、問題のラスト・シークエンスのイメージを無事に全員が共有…できたと思ったら、音楽についてどうやら私だけが違うイメージを引きずっていたらしくてまた意見が分かれた。

 5月半ば、他の仕事が入ってきて「一人スタジオ」としては飽和状態に陥った。どう考えても手が足りないのだが、人を雇える身分ではない。映像のレンダリングなど、パソコンの処理に時間がかかる作業を待っている間に別のパソコンで原稿書きやらレクチャー用のレジュメ作りをしたり、ネットや書籍で調べものをして5月下旬にいくつかの仕事が片付いた。

 この間にラストの音楽に関する認識の違いも(半ば強引に)クリアして、5月末日に本プロジェクト初となる「音楽練習スタジオを借りての録音」を行った。

 んで、めでたく零号試写用のデータが完成したのである。


 …のだが。

 
 まず、全体の色調を整えたり、逆に特殊なイメージを加える「カラコレ(=カラーコレクション)」…これが私には技術的にも感覚的にもどうやったら良いのかよくわからない。ちょいとソフトをいじってみたが、下手にいじると逆効果になりそうなので、今回は諦めた。

 そして難関は音響だった。

 『チビセブンファイト 第一話』では、BGMとナレーションのバランスがそこそこだったら許して貰える程度だったのに、今回はそれにセリフや歌までが加わる。
 セリフも異なった環境で個別に録音したものを、同一画面で不自然にならないように調整してやる必要があるのだが、そのあたりの音響知識は私には無い。
 それでも、ある程度耳障りにならない…自然に聞き流せるレベルに近づけるように努めたのだが、これは零号試写で他のメンバーがどう受け止めるか…。

 さらに、DVDに落とし込むにあたって、エンコードだのファイル形式だのと、私には理解不能な技術が入り込んでくる。
 データをDVDに収められるように圧縮するためのソフトがいくつかあるが、どのソフトを使うか…またそのソフトに使えるようにするためには、映像をどんな形式で書き出すべきかといった知識はほとんど持ち合わせていないので、ひたすら試行錯誤をするしかない。


 そうやって、何とか零号試写用のDVD完成にまでこぎ着けたのである。

 これをベースに初号が完成すれば、あとはいつでもYouYubeにアップできるのだが、プロジェクトとしては「もうワン・クッション」を挟み込む方針が打ち出されている。この“ワンクッション”に関わる余裕は私には無さそうである。

 いずれにしても、ここにきてようやく『チビセブンファイトTHE MOVIE』の目処がついてきたことは間違い無い。

 まだ振り返るべき時期ではないのだが、既に「いや~、長かったなあ」と、すっかり自分の作業は終わった気になっている昨今である。




 

studio@勉強中7…?

 ちょこっとmixi日記を書くくらいで、他のブログなどは放置状態。

 阿波踊り専門ライター業の季節に突入した。『AwaDama(あわだま/阿波おどり魂)』の原稿書きである。
 毎年6月・7月・8月のみ発行している阿波踊り情報のフリーペーパーで、発行前月の月末に〆切がやってくる。
 とりあえずは無事に6月号の原稿は上げた。今頃徳島市内にある編集部では発送準備に追われているハズである。

 もともと文章書きは専門ではない。強いて言えば前職で広報担当だった時にお知らせ記事やらインタビュー記事を書いていた6年7ヶ月が修業期間になるが、自分の文章がどうこうと言うよりは校正で他のスタッフが書いた記事のアラ探しをする方が得意になった。何か、嫌なヤツである。そのかわりと言っちゃナンだが、肝心の誤字脱字などの発見は苦手でデザイナーさんに「校正、向いてませんよね」と言われた。

 そんなヤツが日頃書いている文章がブログ。

 マズいっすよ。

 ブログだと勢いに任せて字数制限も無くダーッと書いてしまう。言葉遣いもデタラメだし、「間(ま)」は文章のテンポではなく、物理的に…





 …こうやって空の行を作って誤摩化すことが出来る。

 それに、匿名の個人ブログであるからして、読む方も「そこに書かれていることが真実とは限らない」というお約束に基づいて読んでいる…と思う…ので、多少情報が怪しいときは「確か…だったと記憶している」などと曖昧な表現で逃げることが出来ちゃう。いや、事実を書き残したいときは可能な限り調べてますけど。

 そんな“ブログ文”の癖が付いちゃっているんである。←ほら、日本語がおかしい。

 本職のライターの皆さんは当たり前のように資料を調べて裏付けをとってインタビューをして…といったことをなさっている(はず)だが、そういう作業に慣れていない。だから要領も悪くて時間がかかる。
 真実をきちんと書かないとマズいので、本来なら一次情報を求めて取材すべきところだろう。が、徳島から700Km東に住んでいるとなかなかそうもいかない。手持ちの資料で同じテーマに触れている部分を探し出すという形で裏を取る。…もっとも、場合によって全ての資料が同じデータなどに基づいていることもあったりして、大元のデータが間違っていたら終わりなのだが。

 だから、毎年毎年、「記事を作る」「文章を書く」ことを勉強しなおしながらライター業をやっているのである。
 なので、少なくとも文章に関しては“ブログ文”から離れようということでちょいと更新をせずにいた。


 その一方で、別の新たなプロジェクトに仕事として関われるかもしれないという状況となった。
 「得意」分野ではあるが、「専門」分野ではないので、これまた色々勉強しないといけない。
 今は、そのプロジェクトそのものにGOサインが出るのかどうかわからない。だが、とりあえず6月末にプロジェクトの運営母体がある某県に赴いてアドバイス的なレクチャーをすることは決まっている。
 雑談ならともかく、一応は「講師」という大変立派な立場で招かれているので、それ相応に準備をしなければならない。
 先方の話を聞いていると、その分野に詳しい人は誰一人としていないらしい(それでよくもそんなプロジェクトを思いついたものだが…)。なので、ぶっちゃけ私がこれまでに類似プロジェクトに関わってきた体験や今持っている知識や情報を喋るだけでも何とかなりそうではある。が、それだとあまりにも誠意が無いし、運営をきちんとした方向に持って行くきっかけとしては不十分。
 体系立ててお話しをして、運営母体の皆さんが私を信用してくれてなおかつヤル気になってもらえるようにしていく必要がある。プロジェクトそのものにGOサインが出なかったとしても、皆さんの先々の活動の参考になるようにしなきゃならないし。
 けっこう責任重大。
 パワーポイントを使うか、とか、レジュメだけにするか、といったプレゼンの方法も考えなきゃいかん。
 「講師」の経験も無いではないが、こういった基調講演的な内容は初めてのこと。

 
 さらにその一方で『チビセブンファイトTHE MOVIE』も地道に進めている。仕上げ段階の地味な…そしてパソコンに負担をかける作業段階である。
 こっちは趣味・遊びではあるが、だからと言って手を抜くことは出来ない。「自分の作品」ではなく「みんなの作品」であり、他のメンバーも凄く頑張って現状まで持ってきたのだ。もうひと踏ん張り!


 結局、犠牲になるのは、通信大学の学業。
 今年度、1本の論文も書いてないし、通学授業の申込もしていない。「勉強らしい勉強」より、現場での実践的勉強の方が役立つ…というのは単なる言い訳…。

『チビセブンファイトTHE MOVIE』予告篇のファイナル?

 ゆるゆる映像の中でも、今回の予告篇シリーズ(?)は楽しかったんである。

 他のスタッフの皆さんは黙って私の好き勝手を許してくれたし(事前にチェックはしてもらっているが)、ネタを思いついたらパパッと作ってすぐにYouTubeにアップ出来ちゃうので気分の発散にもなる。


 いずれも、予告篇であって予告篇ではない。

 
 今回(&これまでに)撮った素材などを使って「予告篇というネタ」を作ったのだ。

 まあ、スピンオフ作品とでも言うべきか…って、本編も出来てないのにスピンオフもへったくれも無いが。

 とにかく、本編が瞬間芸みたいなものなのでネタバレを防ぐ意味もあって「本編を想像させない予告」という形になった。


 
 …のだが。


 これらの予告スポットが、ごくごく一部の広い範囲にささやかな大反響を呼んだらしい。


 もの凄い大作だとか、凝りに凝った特撮作品だとか、“THE MOVIE”ってくらいだから最低でもどこかの小屋を借りて自主上映をするのではないかとか、そんな期待をお持ちの方がいるとの話。

 
 
 確かにこれまでの『チビセブンファイト』と異なり、今回は(プライベート・イベント用ではなく)純粋に映像作品を作りたいというメンバーの思いが集結したものである。
 タイトルに“THE MOVIE”と入れたのはそういう思いの表れで、それ以上の意味は無い。

 また、撮影は今までになく大変だったし特撮カットも多いことは間違い無いのだが、「チビセブンファイトにしては」というレベルである。



 …ワシらにそんな立派な作品が作れるワケが無い…作りたいとも思ってないし…。


 それに、「ファン活動としてのパロディ」なので、やり過ぎちゃマズい。
 いや、既にやり過ぎてるかもしれないですが。

 
 
 と、いうわけで、メンバーの方針として「もう、予告篇は作らない」ということになった。
 と、いう方針が出たとたんに、新しい予告ネタを思いついてしまった。
 と、いうことになると作りたくなっちゃう私である。


 では、予告篇のラストとなる可能性が高い小ネタ、ご覧くださいm(__)m