先週末のDVD鑑賞
昨晩は「赤ちゃん泥棒(原題Raising Arizona)」(たぶん2回目)
コーエン兄弟監督作品はいまいち家族の受けが悪いのですが、
イギリス チャンネル4のFilmサイトにて死ぬまでに見るべき50本にコーエン作品から唯一エントリーしていたので見てみました。
コーエン作品に馴染めないという理由の一つに感情移入出来る登場人物が居ないということがあるのですが、この作品は赤ちゃんの存在によってそれが回避できています。
ニコラス・ケイジがチンピラ風服装とアリゾナの荒野にはまっていることで☆一つ増える(笑)
コーエン兄弟監督作品はいまいち家族の受けが悪いのですが、
イギリス チャンネル4のFilmサイトにて死ぬまでに見るべき50本にコーエン作品から唯一エントリーしていたので見てみました。
コーエン作品に馴染めないという理由の一つに感情移入出来る登場人物が居ないということがあるのですが、この作品は赤ちゃんの存在によってそれが回避できています。
ニコラス・ケイジがチンピラ風服装とアリゾナの荒野にはまっていることで☆一つ増える(笑)
古典
週末は連休だったのでDVD鑑賞2本
「インセプション」(初見)と「エイリアン」(たぶん2回目?)
「インセプション」の監督作品を見るのは話題作「メメント」以来です。
両作とも脚本の発想とその映像化は天才の仕事。
ただ、登場人物の抱える妻の喪失というテーマにイマイチ共感できないところが共通していました。
とはいえ、私は映画に対して「泣けて笑える」ということを求めがちなのであまり皆様の参考にはなりません。
「エイリアン」は中学か高校の文化祭で友人が小道具さんのように模型を作って展示した思い出があります。
すっかり古典として定着しているので初見の息子にとってはむしろ見慣れた感があるようでした。
それでも名作と言われる古典を鑑賞することは現在の作品を理解する上で重要です。
建築も古典や近代建築を知らないと現代建築の意味が理解できないのと同じかな。
「インセプション」(初見)と「エイリアン」(たぶん2回目?)
「インセプション」の監督作品を見るのは話題作「メメント」以来です。
両作とも脚本の発想とその映像化は天才の仕事。
ただ、登場人物の抱える妻の喪失というテーマにイマイチ共感できないところが共通していました。
とはいえ、私は映画に対して「泣けて笑える」ということを求めがちなのであまり皆様の参考にはなりません。
「エイリアン」は中学か高校の文化祭で友人が小道具さんのように模型を作って展示した思い出があります。
すっかり古典として定着しているので初見の息子にとってはむしろ見慣れた感があるようでした。
それでも名作と言われる古典を鑑賞することは現在の作品を理解する上で重要です。
建築も古典や近代建築を知らないと現代建築の意味が理解できないのと同じかな。
「家の図鑑」出版 その2

社団法人建築家住宅の会を設立した時に、
「より多くのひとたちが建築家の住宅の豊かさや心地よさをを知ることのできる本をつくろう。」
という意見が出てはじまったのが今回の本『家の図鑑』です。
その時に、編集者や他の建築家と話したのが、
「建築雑誌の文章は、専門用語を多用するので、読みにくいし、読まれない。」
「図面は建築のことばとはいえ、専門家以外、だれも読めない。」
「ひと目でその心地よさがわかるような、明快な表現方法がよい。」
といったことでした。
建築雑誌や書籍は、単純なことも難しそうな言葉で書くのが、慣例になっている感がある。
たとえば、仕上げの写真の説明で
「工業製品という画一的なマテリアルにスケールとテクスチャーの感覚を操作するプロセスを挿入することにより既存の形態言語の解体とリアルな生活環境への再統合を意図している」
そうじゃなくて、
「よく見るベニヤ板もこんな手間を加えればメリハリのある表情に!」
と書いたほうがいい。
たくさんの写真、図面、文章を集めて議論を重ね、最終的に118のアイデアに絞り込まれました。
ブックデザインは、あの文平銀座さんが担当され、とても素敵な本になりました。
一枚の写真とそこに添えたひとことで、建築のアイデアを感じてもらえたらと思います。
「あなたの祖母に説明できない限り、本当に理解したとは言えない。」
とは、アインシュタインのボットだったかな。。。









