鵠沼の住宅
昨日は午後から施主打合せで藤沢へ。
横浜駅から乗った下りの東海道線に平日ながら観光へ向かう楽しげな女性グループが。
これは水曜だけに早帰りの幼稚園の先生たちに間違いない。
あと3週間で見積図をまとめる段階に入りました(汗)。
書架の家
「最大限のRCの箱。内部は大切なコレクションのための棚で埋め尽くす。寝床と台所と浴室は最低限。それとコンピュータラボ。」
住まいは、必ずしもLDKと個室の組み合わせが望まれているわけではないんですね。
そこで、サイロ状の箱つまりRC造の平屋を書架でうめつくして、その隙間に棲む、という普通じゃ考えられない可能性を探るプロジェクト。
① コレクション棚は構造を兼ねた鉄板格子で上空に宙吊りにしてその真下で暮らす。
② コレクション棚へは、図書館の集密書架のようにはしごでアクセスする。
③ 棚と棚の間はFRPグレーチングで透けていて、夜はコレクション棚全体が発光体になる。
④ 住宅ではなくて平屋の倉庫として申請できるから、無駄な設備や法的制約が無くなる。
⑤ 3階分の高さの平屋(60平米)を、たった一回のコンクリート打設でつくる。
ユニークなアイデアはとどまるところなく、昨年末から延々試行錯誤しているプロジェクト。
こんな究極のアイデアで、つくりたい方はいらっしゃいませんか?
ボルボその後
車屋さんに今まで出たトラブルを伝えたところ、やはり電気系統があやしいでしょう、とのことでした。
しかし、その日は問題なくエンジンがかかるのでその場での見極めは難しく、一度車をお預けして放置してから症状がでるのを待つことにしました。
そんなわけで、只今入院中といったところです。(車が)
4月に横浜市営地下鉄のグリーンラインが開通してから、単なる物入れ状態になっていた。。。
脚立と材料見本。それと車用品。
車用品をしまうための車っていったい?
成長する骨
骨折してから2日に一度の割合で通院しています。
昨日は、触診ののちにレントゲンでみてみると、まだ骨は繋がっておらず、腫れが引いたためか、親指側の骨が前よりずれていました。
成長期の子供の場合、教科書的にいうと断面の重なりが三分の一以上となっていれば適合ということらしいのですが、明日また様子を見ることに。。。
仕事柄、どうしても鉄骨や鉄筋の加工や組立の精度というイメージで考えてしまって、けっこう不安になってしまいました。
先生もそれを察知したのか、(あくまでこのケースにおいての話ですが)
「成長期を過ぎた大人なら切開して金物などで固定するなどやり直すことになるが、どんどん骨自身が自発的に蘇生・成長させていく力がある子供は、無理にいじらないほうがよい」
というようなことを、論理的に説明してくれました。
設計のプロセスでも、構造エンジニアリングのフィールドでは、求められる空間条件を入力することで、最適な構造形態を自動生成させていくプログラム「進化論的構造最適化手法」が研究・応用されつつあります。
つまり、どんどん成長するこどもの骨を目指しているというわけなんですね。
それからもっと面白いのは、構造家とよく話題になるのですが、空間性の合理と構造的な合理が必ずしも一致しないことです。
そのギャップこそが、建築に残された可能性ということなんですよね。
開閉式ドーム
今日、ニュースを見ていたら「福岡ドーム9年ぶりに屋根開放」とのこと。
そういえば、「いつ開けるんだろうね、晴れてても閉まっているね。」などと随分前に子供と話したような・・・
構造上すべてが開くわけではないので選手のプレーに支障をきたすということと、周辺環境に対する騒音問題でプロ野球開催時に開放するのは、なんと9年ぶりだったとか。
福岡ドームは当初、磯崎さんがローマのパンテオンをモチーフにして始めた計画でしたから、形態的に少しだけその名残が感じられると思います。
今から20年前にゼネコン設計部に勤務していた頃、開閉式ドームの開発プロジェクトチームなるものがあって、各社ほんとにヘンテコな提案をしていました。
なかなか建築作品になるようなタイプの施設ではないから、しかたないとはいえ、大阪のたこやき型ドームとか。。。本気で作っちゃうなんて、当時はびっくりしました。
個人的には人工芝のドームより、雨ならお休みでも屋外の天然芝のほうが好きです。











