ステューディオ2アーキテクツ MEMO 2025 -153ページ目

引き続き岡山周辺にて

岡山西警察署(設計:磯崎新 1996)


カメラを持って近づいていくと


お昼休みに出かける署員さんから


「見学にきたの?」


とお声がかかります。


学生さんを中心に未だ見学者が多いそう。


土曜日は宿直以外お休みだったのですが


ご親切に中まで見学させて頂きありがとうございました。


壮大な列柱のエントランスは朝夕清々しい気分になれるそう。


こちらもうれしい気分になりました。


横浜の女性建築家-岡山西警察

倉吉から岡山へ

三徳山を無事に下山し


岡山へ・・・


翌日は吉備津神社から。


屋根や平面ばかりでなく拝殿から本殿へ向けて


ダイナミックに上昇してゆく内部空間が


特異で雄大な神社建築。


といっても


巡礼地というよりは


お宮参りの参拝客と


境内の弓道場で練習する


高校生の部活動


考えてみれば


地鎮祭も神主さん。


生活に根付いています。


横浜の女性建築家-0813

おまけ:


三徳山から倉吉駅に行くバスで帽子を忘れてしまったようです。


さらに昨朝コンタクトレンズを入れようとしたら左が無くなっていた!


無くすときは連続して無くすので気をつけないと。。。

役行者が投げ入れたようだから

今日の午後は単世帯二世代住宅の打合せです。


実施設計の途中経過報告といった内容。。。


他に来週見積図UP予定(工務店に見積図を出す)の店舗付住宅も細かいところを詰めないといけません!


夏休み終了して3日目に入り、


少しパワーUP。


昨日た~くさん三徳山の写真をUPしておきながら


投入堂の写真がまだでした。


崖や木の根をよじ登ってフィールドアスレチックさながらですが


道程の体験すべてが日本的な場として構想されていて


このあまりに美しくささやかなお堂によって完結します。


場に変更を施すことなく新しい場を生み出して重ねあわせること。


日本の建築は、建物の技巧を語るだけではあまりに不足で


見えない場とどう向き合うかなのだと


改めて感じさせてくれます。


横浜の女性建築家-0812

日本一危険な国宝

三佛寺投入堂への参拝には


入山前の履物検査があり


滑り止めが十分でないと


草鞋に履き替えなくてはいけません。


滑落事故が頻繁で


単独参拝も許可されません。


死亡事故も4年連続とのことで


けっしてバリアフリーでもありません。


私達がふもとに戻ってくると


スニーカーの許可が下りずに


逆切れしている中年男性が


いったいどんな靴ならいいのよ?


と二宮にトレシューの裏をみせてもらい


だったらもう行かないよと。。。


足元をみるとLVという金のロゴが。。。


なるほど投入堂と相性が悪そうです。


横浜の女性建築家-修験道い
横浜の女性建築家-修験道ろ
横浜の女性建築家-修験道は
横浜の女性建築家-修験道に
横浜の女性建築家-修験道へ
横浜の女性建築家-修験道ほ


ちなみに


(二宮)ナイキトレシュー→許可


(息子)アディダストレシュー→許可


(菱谷)コンバーススニーカー→不許可→草鞋


(その他)ジョギングシューズ全般→不許可→草鞋


つまりきちんとゴムの突起があるソールだけがOK。


ただし滑りやすい苔やぬかるみもあるから


どんなシューズよりも


素足に草鞋が一番という


旅館の仲居さんの助言通りなのでした。

倉吉から三朝温泉へ

姫路から特急で2時間余り


倉吉駅から車で10分の三朝(みささ)温泉へ。


ここから三徳山三佛寺まで車で15分


思えば20年ぶりの温泉。


ひなびた温泉らしく築77年の木造建築の宿で


明朝への英気を養います。


ちなみに老朽化した倉吉の役場は故丹下健三設計。


車窓からみえる景色は、古い家々がみごとに残っていて


新しくないことのありがたさを感じます。

横浜の女性建築家-三朝温泉

修行の後の身の軽さ

一足早い夏休みを終えて


昨晩横浜に帰ってきました。


投入堂(なげいれどう)は噂どおり厳しい道程でしたが


修行を積んだ後、


家の近所の坂道が平に感じる菱谷です。


休み中にご連絡頂いた方への返信が滞ってしまい


ご迷惑おかけしました。


明日からまた業務再開します。


というわけで、しばらく旅の写真にお付き合い下さい。


今日の1枚は倉吉への道程に立寄った姫路城


城砦は空間として見るべきものが少ないけれども


この見え隠れしながら登る坂道は断然面白い。


横浜の女性建築家-0809

そんなわけで

ただいま休暇中


横浜の女性建築家-ヌーベル

photo by Hiroshi Ninomiya

好きな住宅

ロンドンにあるサー・ジョン・ソーン美術館


建築家の自邸だったものを


現在は美術館として公開しています。


私が一番好きな建築家の自邸です。


写真は吹き抜けのある地下のコレクションルーム。


横浜の女性建築家-ソーン

photo by Hiroshi Ninomiya

丘の家-フランス編

言わずと知れた


サヴォワ邸


横浜の女性建築家-サヴォワ
photo by Hiroshi Ninomiya

丘の家-イタリア編

一昨日スコットランドの丘の家をUPしたので


今日はイタリアヴィチェンツァにある


パラディオのロトンダ


ヴィチェンツァは建築を志すものが


古今東西から巡礼する場所として有名です。


私の記憶の中では街の中心にあるバシリカ(パラディオ設計)


の前にあるレストランで昼食をとっていたら


隣のテーブルでイタリア人の男性グループが


たくさんたくさんデザートまでたっぷり食べていた雰囲気が


とってもおいしそうだった街でもあるのです。


横浜の女性建築家-ロトンダ

photo by Hiroshi Ninomiya