今回は「存在の美しさ」と題して、ロックのMIKAさんの魅力を話してみたい。
H24年6月頭のDX歌舞伎。
今週も私にとってMIKAウィークになった。毎日、MIKAさんに会いたくてDX歌舞伎に通った。
今週は、洋物と和物の二個出し。MIKAさんの定番である和物もいいが、今回は洋物に注目してステージを拝見していた。
黒をベースにしたモノトーン色の衣装で、黒い帽子を小粋にかぶり、軽快なダンス。先月二周年を迎え、踊りはますます上手になってきた。踊りに対する取り組み姿勢が立派。今回の洋物もかっこよく決まっている。
今回特筆したいのは、ベットの味。歌詞のない流れるようなメロディに乗って演ずる。静かな動きの中、MIKAさんの素の美しさだけで勝負している感。それがめちゃめちゃいい。MIKAさんの美しさにうっとりさせられる。改めて「美しさを表現するのに動きはいらない」と思わせられる。昔から美人を表現するのに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というが、MIKAさんにはそんな一瞬の静止画を覚える。
「存在の美しさ」という言葉がふと浮かぶ。動きはいらない、ただじっとお顔を眺めていたい。見ているだけでいいから、いつまでも側に居たい。そんな気分にさせられた。
たくさんの踊り子がいる中で、もっている雰囲気だけで観客を酔わせられる方は少ない。それができる踊り子の一人がMIKAさん。だから彼女はMIKA隊という熱狂的なファンにいつも囲まれている。
彼女ほど、清楚という言葉が似合う方はいない。ポラ時の客に対する丁寧な対応・言葉使いに接するとうっとりさせられる。他の踊り子さんから見ても彼女ほど女性らしい方はいないという評判をよく聞く。マナーやエチケット、躾の良さが自然と滲み出る。彼女ほど、優しい清楚な女性らしさを醸し出している方はいない。それが綺麗な容姿に表れているのだから夢中になる男性が後を絶たないのは当然。
私は踊り子さんと文通を楽しんでいるが、私の文章そのものを一番愛してくれているのがMIKAさんだと断言できる。私の手紙を‘ストリップの教科書’と言って、いつも喜んでくれる。そして、私の手紙に対する返事が質・量ともにいつも満足させてくれる。彼女の人柄を表すように美しい字体。彼女はとても賢い女性で、私の文章から多くのことを学ぼうとしている。彼女の美しさは知性や教養など内面からの輝きを伴っているんだな。
MIKAさんは私の文章だけでなく、私そのものを愛してくれている。私はいろんな劇場に行き、いろんな踊り子さんを応援している。自分だけを応援してほしいと思う踊り子さんが多い中で、私がストリップを楽しむ姿そのものを愛してくれる。「ストリップを楽しむことに対する太郎さんの情熱とフットワークの軽さにはいつも驚かされます。」「昨日のお手紙では別れの寂しさが綴られていたので、こうしてまた素敵な新人さんに出会って楽しまれていることが分かって安心しました。太郎さんはストリップを人の100倍楽しむ達人ですからね。」私の文章は私そのもの。MIKAさんは私の文章を読みながら、私のことをそのまま受け入れてくれる。それは学校で好きな子ができて夢中で話している我が子を微笑みながら見る母親のイメージ。しかし、MIKAさんは、母親でなく恋人でいたい、なんて嬉しいことを言ってくれる(笑)。私には私のことをあるがままに愛してくれる母親的なお姐さんが何人かいるが、MIKAさんの場合は母親の安らぎとともに、恋人のときめき感をいつも抱かせる。ほんとお得なタイプだよ(笑)。この業界で、もっとも嫁さんにしたい№1の存在。
ステージに対する真摯な姿勢、周りに対する思いやり、知性や教養に溢れた育ちの良さと人柄、自分を高める向上心と謙虚さ、それらがMIKAさんにぎゅっと詰まっている。それがMIKAさんの「存在の美しさ」なんだろうと感じている。
人気者なので忙しいのに、いつも私とのコミュニケーションを大切にしてくれるMIKAさんにいつも感謝している。「出会いがあれば別れもあるけれど、・・・私は直接会ったことはないけれど、太郎さんのお手紙を読むとなんだか知り合いになったような気がするので私も切なくなってしまいます。太郎さんのお手紙は、ステージのレポートだけじゃなく、その人の内面や想いまであぶりだすからかなぁ・・・でも私はず~っと太郎さんの『心の避難場所』であり続けますよ~♡」
またステージを拝見するたびに元気を頂いている。いつもステージ真正面のセンター席でかぶりついている私に対して「今日も太郎さんの特等席をGETできましたね♪ 太郎さんがそこに居て下さると安心できます。そしていっぱいサービスしちゃいます。」と嬉しいことを言ってくれる。私はメロメロ♪
これからもMIKAさんとのストリップな時間を楽しみたい。そしてお互いを高め合いたい。MIKAさんの「存在の美しさ」をますます高める一助になりたいと思う。
MIKAさんは、私にとって、大切な、大切な、大好きな踊り子さん。自分のことを太郎チルドレン代表(笑)と言ってくれる。「太郎さんにはデビューの頃からお世話になっているので、ある程度は太郎さんの気持ちを知っているつもりでしたが、太郎さんの本当の本音の部分を包み隠さず教えていただける関係になったんだなと思うと感慨深いです。私も太郎さんのお陰でストリップを続けようと思った太郎チルドレンの一人なので、・・・」
MIKAさんとの出会いをストリップの神に感謝したい。これからも精一杯応援させて頂きます。
平成24年6月 DX歌舞伎にて