3月に入って春の訪れももう間もなくですが、一足先にモグラが活発に動いてます。

2021年10月頃からモグラの侵入はなかったのですが。

 

 深さ約70cmの所にある大谷石の破れ目から入り、主としてB方向に掘り進みます。

A方向は、石積みに妨げられて今のところストップしてます。

(下の図の背景になっている写真は、4年くらい前にモグラに全部荒らされた区画を作り直した時のもので、現時点のものではありません)

 

 

 A方向にできた穴

 この穴を埋めようと水を流し込んだら、周辺の土がなくなり、侵入孔と思われる大谷石の破れ目から水が出て来ました。この前70cm掘り下げてこの穴は塞いだはずなんだけど?

 水を流したら、トンネル出口と植えていたミョウガの根が顔を出しました。

 

 侵入口と思われるところを覗いてみると

 右側の大谷石の下に穴があり土が排出されてます

 

 セメントで穴を塞ぎました

 

 この穴はいわく付の穴で、2020年には上の部分だけ塞ぎました

 でも侵入が止まらないので、2021年秋に掘り下げてみると大谷石の下側部分にも破れがあることがわかり、内側に木で枠を作り塞ぎました。

 でも埋め戻して2年たったので木が腐ってしまい、モグラに掘られてしまったものと思います。今回は穴の外側をセメントと瓦片で塞いだので大丈夫と思います。

 

 B方向にできた土盛り3つも順次埋め戻しました。

 埋める前

 埋めた後、イチイの苗は倒れていたので植え直しました

 

 埋める前

 埋めた後

 

 実際の作業としては、侵入孔より遠い土盛りからひとつずつゆっくり埋め戻して行きます。一つ埋めてそこがまた掘り返される時は、モグラがまだ先に行きたいわけで、彼があきらめて戻るようにひとつずつ少なくとも30分は待って、戻り始めたのを確認しないとだめでした。最後に侵入孔を塞ぎます。

 以前、敷地内に閉じ込めてしまい、それこそキチガイのようにあちこち掘りまくり最後には地中深くに居ついてしまって手に負えなくなった経験がありますので。

 

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 いつも入らないところに入って作業したので、隣家との境に植えてある沈丁花の蕾が大きくなっているのを発見

 アセビも咲き始めました

 乙女椿も2分咲きくらいに

 

 モグラ対応はこれで最後にしたいけど、彼は私より頭が良いのでどうなりますかショボーン

 

 今日は閏年の閏日です。

夕方から雨が降ってますが、狭い庭にも春の気配が感じられるようになりました。

 

 梅の花は盛りを過ぎましたが、黄金さわら(Winter Gold)の葉色はまだ黄色のままで冬を思わせます。

 

 晩秋に剪定した薔薇(黒真珠)の鉢植えは、

 新しい葉が出て来ました

 

 最後まで咲いていた薔薇の花も1月末には終わりましたが、

 剪定した薔薇(右側の軸だけ残っているもの)にも新芽が出始め、かわりにクリスマスローズが咲いています。 

 クリスマスローズと斑入りツワブキ

 

 山茶花の花も殆ど終わって

 代わりに乙女椿の蕾がふくらんで来ています

 

 木瓜の蕾も赤味を帯びて来ましたが、例年は今頃盛りになる蝋梅がひとつも咲いていません。剪定を誤ったのか、気候のせいなのかわかりませんが。

 

 名前を知らない白い花が寂しそうに咲いています。

 

「蝋梅」という草木名をどうしても思い出せず、4、5年前に更新した植栽図を探し出して、やっとたどり着くことができました。

 そろそろまた更新しないといけないのですが、この頃庭木に変化が少ないので、

いいかな...っと 

 

 モグラの方は、ニ三日おきに出てきて二日くらい続けて活動します。

 狭い路地から築山と、その裾の植栽に分岐して荒らすので、分岐点の所で止まって欲しいと仕切り板を入れ直しましたが、

 

 このとおり、関所は破られました

 

 改めて掘りなおして、新しい仕切り板をいれ、築山の穴を埋め戻しました 

 

 

 

 侵入口になっている隣家との境界の穴も掘りなおして、さらに深くしました。

 

 モグラ対応のおかげで、アンプ作りが一ヶ月近く停滞しているんですが、今度の工事で侵入をあきらめてくれたらと祈るばかりです。

 テニス友達であり、またアンプ作りの仲間でもある友人から、「真空管アンプの

しくみと基本」という書籍を借用しました。

「TINA7で解き明かす真空管アンプの秘密」と副題にあり、電子回路シミュレータ TINA7とそのサンプルが入ったCD-ROMがついています。

 

 

 私は真空管のアンプ作りは好きですが、アンプの理論についてはごく基本的なことしか知りません。一度しっかり勉強したいとは思うけど、350ページもある本を読破する元気はもうないしえーんとあきらめてましたが、電子回路シミュレータには興味があったので拾い読みしてみました。

 この本の発行は2009年なので、このシミュレータソフトもWindows10では動きません。古いノートPC(Win7搭載)にインストールしていたずらしてみましたが、結構楽しめそうです。

 もっともノートPCでは画面が小さくて図がみえないので、外部ディスプレイを接続し、キーボードもタッチしにくいので、ワイヤレスキーボードを接続するという苦労もありましたが。

 

 あと一週間くらい借用を伸ばしてもらっているので次のことをしようと思っています。

 

 1.回路シミュレータでは、回路を描けるので、回路エディタとして使ってみる。

   今まではWORDの作図機能を使ってました。

    とりあえず作ってみた2A3シングルアンプの回路図(未完成)

 

 2.製作途中の2A3シングルアンプをシミュレータで解析してみる。

   幸いなことに付属デバイスモデルに、真空管(2A3、12AU7)と出力トラ

  ンスが含まれていましたので、周波数特性図(Bode plot)を作ってみようと

  思ってます。アンプ製作はあと3セットで終わらせて以降はできたものの測定を

  予定していたので、シミュレータ解析と実測を比較してみたいと思います。

 

 サンプルにあった2A3 電力増幅回路

 

   上記サンプル回路を「AC伝達特性」で解析して得た周波数特性

 

   低域(10Hzくらいまで)が伸びているのは、出力トランスの低域特性がモデル化

  されていないのではないかと思っていますが、デバイスモデルの修正ができるか

  どうか現時点では不明です。サンプル回路ではトランスの直流抵抗は、外付け

  抵抗R1 100Ωで表しているので、トランスの2次側にローカットコンデンサを

  入れて、実トランスの低域特性をシミュレートしてもいいかなと思っています。

   もちろんトランス単体のAC伝達測定もできるので、実トランスのデータを参考

  にコンデンサの値を決めることができると考えます。

 

 サンプルにあった 12AU7 電圧増幅回路

 

 この回路のAC伝達特性を調べてみたら、10Hzから1MHzまで完全にフラットになっていました。カップリングコンデンサ Cc 100nとグリッドリーク Rg220k はあまり効いてないのかもしれません。

 

  製作予定アンプでは、12AU7のパラ接続+2A3 電力増幅なので、上の2つのサン

 プルを参考にモデル回路を作ろうと思っています。

 

 最近モグラ対応に時間を取られているので、あと一週間で終わるかどうか心配です。

 

 この2年間何ごともなかったのに、2月12日にモグラが襲来しました。

このところ暖かい日が続いたせいかもしれませんが、今までは5月、6月頃から襲来していたのでびっくりもしがっかりしました。

 

 モグラ塚が3つ出現

 

 過去のブログを見て隣地からの侵入経路には1m近い深さまで掘って仕切り板を入れていることを確認し、どこから入ってきたのかと唸ってしまいました。

 一度入ってくると、数時間のうちに10m近く掘り荒らされるので。

 

 三つモグラ塚ができていましたので、さっそく埋め戻し、1時間くらいたってから見に行くと戻り方向に2つ、進行方向の築山にひとつ新たに塚ができていました。

 懲りずにすぐ埋め戻したらそれからは出てきていません。今日で3日くらいたちますが今のところ大丈夫です。エサ取りの道で本道にまでなっていなかったのかもしれません。地温がまだ上がっていないので、来てはみたが思ったよりミミズが少なかったのでは?

 

 埋め戻し修復後の様子

 

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 モグラ対応に過去のブログ記録が役立ちますが、私がブログを始めたのは、まったく別のきっかけでした。

 

 

 

特別に教えて

ブログを始めたきっかけは?

 ブログを始めたきっかけは、趣味の電気工作をするのに必要な知識・情報を集めているうちにブログという情報の記録・伝達手段を知ったことです。

 

 今までホームページ、ブログによって技術的なことをいろいろ教えてもらったので、自分も電気工作の記録を公開して少しは恩返ししたいなということで始めました。ブログのタグ機能で情報共有が簡単にできますので。

 

 最初は、私のアンプ製作に関する情報の記録が中心でしたが、そのうち庭の手入れや、四季の様子も記録するようになりました。これは、自分の記憶があいまいになったり忘れたりすることも増えてきたので、ブログを日記、備忘録代わりにしようという考えからです。

 

 また、ブログをつけることは終活の一環になるとも思っています。作ったアンプは最終的に親戚・知人に差し上げるつもりでいますので操作方法、故障時の対応などのブログ記録が嫁入り先の方の参考になりますので。ブログにはテーマ別の整理機能があるので、アンプ個別の情報にのみ絞って簡単にアクセスできますので。

 

 庭の手入れの記録は、残された家族が続けていく庭の維持にも役立つと思ってつけていますが、手入れが大変なので、庭の樹はすべて伐ってしまうということになるかもしれません。ショボーン

 

Amebaからの手紙を受け取る

 

(2月17日 追記)

 まだ寒いので春までは出て来ないだろうと思っていましたけど、モグラまた出て来てしまいました。前回は、モグラ塚の周辺のみ埋め戻したので、残ったトンネルを使って簡単には入れたのだと思います。

 侵入口まではたどれませんでしたが、今回はわかる範囲のトンネルはすべて埋め戻しました。水を流し込みながらトンネルを崩していく作業ですが手間がかかります。今日は暖かったのでまだ良かった。

 写真奥の方から入って、手前の矢印のところで、手前の築山(高さ1m弱)に登るようにトンネルを掘ります。今回は赤矢印の先端付近で止まったようです。

 2チャネル化にともない、スコーカーボックスにツイーターを追加することにしました。立派なホーンツイーターなどを使っているなら箱に組み込まなくても外部で結線してやればいいんですが。

 今まで、高域担当は、YAMAHA AV-1のリアスピーカーで代用していたので。

 

 組み込もうとするコーン型ツイーターEAH-8039 (8Ω 30W)と取付用の板

 

 スコーカーーボックスに新たに穴を開けたりするのは大変なので、バスレフポートに組み込むことにしました。そのため小さめのツイーターを選んだのですがそれでも入らず取付用の金具を曲げて対応しました。このEAH-8039はスコーカーと同じナショナル製(テクニクス)で3wayスピーカーの取り外し品だそうです。

 

 ちなみにスコーカーの主な規格は次のとおりです。

   型名:EAS-15KM01 ドーム型スコーカー 口径:15cm、入力:30W、

   インピーダンス:8Ω、周波数特性:500Hz~6kHz、出力音圧レベル:100dB

 

 スコーカーの組み合わせ例によると、カットオフ周波数は下800Hz、上5KHzになっているので、Webで見つけた表に基づき、ローカットコンデンサーを4μFにすることにしました。

 部品箱を漁ったのですが、無極性の4μFを見つけることができず 2.2μ(NP)+2.2μ(Bi pola)で代替えしました。

 

 作成したローカットコンデンサーとスコーカー、ツイーター

 

 ツイーターの取付板への取り付けはバスレフポートが狭くて木ねじなどが使えないためスーパーボンドで接着しました。

 

 右側の半分隠れているのがバスレフポート、ツイーターがぎりぎり入ります

 

 スコーカーをはずし、そこから手を入れてコンデンサー・配線の取り付け

 

 完成したところ

 

 ウーファーボックスの上にセットしもとどおりに直しました

 

 ちなみにウーファーの規格は次のとおりですので、チャンネルデバイダー(2Way使用)の分割周波数は800Hzを予定しています。

 

型名:Fw-202 コーン型ウーファーユニット 口径:20cm、インピーダンス:8Ω

周波数特性:30Hz~2kHz fo:30Hz、出力音圧レベル:91dB/W/m、入力:60W   * 現Fostex がまだFosterという会社名だったころの製品です

 

 次の作業としては、機能試験と全体調整を考えています。

 

 

[機能試験と調整] 内容が少ないので追加の形にしました(2月10日 22:00)

 

 a.機能試験

  1.チャンネルデバイダー FL-153のセット

    ・レベルセットボリューム(H,M,L)をすべて中央位置にセット

    ・遮断特性切替スイッチを6dB/oct にセット

    ・低音-中音域クロスオーバー周波数を800Hzにセット

    ・中音-高音域クロスオーバー周波数をFLATにセット

  2.プリアンプ、チャンネルデバイダー、メインアンプ×2の電源ON

    プリアンプ、メインアンプの音量ボリュームは最小位置

  3.プリアンプにiPODの出力信号を接続、プリアンプと低域担当メインアンプの

    音量ボリュームを調整してウーファーからの出音を確認

  4.低域担当メインアンプの音量ボリュームを最小位置に絞り、中・高域担当

    メインアンプの音量ボリュームを調整してスコーカーとツイーターからの

    出音を確認

  5.低域担当メインアンプの音量ボリュームをあげて低域~高域がバランスよく

    聞こえるように調整

 

    特に問題なく終了しました。

 

 FL-153 のパネル、クロスオーバー周波数切替SWとレベルセットボリューム

 (H,M,L)がついている

 

 b.総合調整

   無限に続く自作オーディオの世界 (biglobe.ne.jp) サイトの

   「簡単に行う、チャンデバ疎調整」に基づいて、次の手順で行いました。

 

  1.a項5.の状態で、プリアンプにFM放送局間ノイズのザーという音を入れる。

     私の場合、YAMAHA AV-1のCDプレーヤを使うためにAV-1の録音出力を

    入力セレクターに取り出してましたので、AV-1でFM放送に切り換えると

    局間ノイズをプリアンプに入力することができました。

 

  2.中・高域担当メインアンプの音量ボリュームを絞りウーファーからのみ

    局間ノイズが聞こえるようにする。

  3.中・高域担当メインアンプの音量ボリュームをあげていき局間ノイズが

    バランスよく聞こえるようにする。

  4.いつも聞いている音源を入力して、いつもと同じように聞こえることを確認

    する。聞きなれている人の声(歌)が良いと思います。

 

    正しくは、このバランス調整はチャンネルデバイダーのレベルセットボリュ

   ームで行うべきですが、私の場合すべてのメインアンプに音量ボリュームが

   ついていますのでそれを使ってます。もちろん一度セットした後メインアンプ

   のボリュームは動かしません。

    チャンネルデバイダーのレベルセットボリュームには保護カバーがついて

   いて、おまけに半固定ボリュームなのでドライバーでないと回せないので面倒

   なんです。

   

 調整後の様子