Novation Launchkey mk4 をCubase12で | 貯え 小道具 興味ない?

貯え 小道具 興味ない?

「貯えもの」とは、いってもお金をご想像の方は、ご遠慮くださいまし。
Storage = Data Storage
関わってお仕事したり、使ってて感じたことなり
記すBlogでございます。
トラックバックを時折頂きますが、削除する場合がございます。

何年振りかでキーボード増設」に書いたとおり、「Novation Launchkey mk4 49」が我が家に来ました。そして、DAW(Mac-Logic Pro)に接続してMIDI コントロールができるかを確かめるところまで操作してみていました(できればCADに時間を当てたかったのですが、購入しての動作確認を早めにやっておかないと初期不良かどうかの確認などが終わらない)。「Logic Pro」に関しては直ぐに試せました。そこで手元のもう1つのDAWである「Cubase12」についてもコントロールができることを確認することにしました。

 

ところが「Cubase12」で同じ様に起動してLaunchkeyが認識されて操作できるかを確認しようとしたのですが、うまくいきませんでした。あぽろん新発田さんに問い合わせたところ、「Novation 問い合わせ」で検索すれば、問い合わせフォームが見つかるとの案内を

受けました。そこで問い合わせを送ってみたところ、翌日には返信が来ました。

 

その内容でまず初めにやる必要のあることが、Launchkey本体の「ファームウェア・アップデート」です。アップデートの詳細が分からないのですが、これは多分必須項目だと思います。ただ、これには注意事項があって利用できるWebブラウザが限定されています。下図の様に「WebMIDI対応ブラウザ」でないといけないらしくMacでは「Safari」は使えません。GoogleのChromeは利用できます。またWebブラウザの代わりに「デスクトップアプリ(Components)」を入手して行うことができると説明されています。

 

 

Chromeを使って作業したのですが、

PCと接続すると、この様にアップデートの案内の画面になります。

 

2024/02/05時点ではの最新ファームウェアに更新したのですが、バージョン番号は「1.1.1157.0」となっていました。

ファームウェアの更新が終わった後は必要なら「Manage Launchkey MK4」で設定を操作しますが、見たところひとまず標準的な使い方をするなら、設定変更は不要の様でした。

 

因みに「Components」アプリを起動した場合は

という画面になるので、操作はWebブラウザを利用した場合と同じです。

 

次にCubaseでの利用ですが、問い合わせの返信がきたので読んでみると、「Cubase AI/Elements/LE/Artist に Launchkey MK4 スクリプトをインストールする」というメーカーサイトでのFAQの中の記事の紹介が回答でした。そこでこのスクリプトを配置するフォルダにインストールしようとしたのですが、macOS Big Surでは「書類」フォルダの中に該当のフォルダは、見つかりませんでした。もしかしたらmacOSのバージョンによってフォルダの位置が違うのかもしれないと思い「macOS Venture」にCubase12をインストールしてみたところ、下図の様なフォルダがLaunchkeyのスクリプトを配置するフォルダだとわかりました。

このフォルダにスクリプトをインストールして、Cubase12を再起動したところ、下図のようにCubaseのウィンドウの中にLaunchkeyのイメージが表示される様になりました(テストに使ったプロジェクトファイルは、Cubaseのデモプロジェクトです)。

こういう画面になることを想定すると、PC画面が見える様にしてLaunchkeyのコントロールも併せて楽に見られるような機材の配置が良さそうだなと思っています。

Windowの中のLaunchkeyは操作することはできません。またボタン操作すると操作したボタンなどがどれなのかを表示してくれます。

 

Novation Launchkeyに関しては、これまで何回か記事を書いたのですが、例えば「ピアノの練習と鍵盤の話」で参考にした動画

「【DTM】おすすめMIDIキーボード☆Launchkeyがあればコードもスケールもぜ〜んぶ弾けるよ!」

Novation Launchkey(MIDIキーボード)を買おうかな」で参考にした動画

「Cubaseと相性抜群のMIDIキーボード「Launchkey」がすごかった」

 

では「ソフトウェアのインストールが終われば」USBケーブルで繋ぐだけという解説になっていたのですが、ソフトウェアのインストール作業にはちょっとPC関連の知識が要りそうなので、使うにあたって注意が必要な気がしました。

 

#追記(2025/02/06)

Big Sur環境でも「書類」フォルダの中から「Steinbergフォルダ」を検索して見つけることができれば、その下層のフォルダにVenture同様のスクリプト配置のフォルダを見つけることができます。この中に「novation」のスクリプトを配置すれば、LaunchkeyをCubaseで接続することは出来ました。