DTMをするために、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)は幾つか利用しています。使うPCが主にMacなので、GarageBandも勿論使っています。
ただ、様々なDAWにも特徴があり、プラグインに関しては、Appleの場合はMacとしてはAU(Audio Unit)もVST(Virtual Studio Technology)も使えるのですが、GarageBand、LogicというDAW製品はAUプラグインしか使えない様です。一方でCubaseになるとVSTは使えるもののAUプラグインは使えない様です。
(参考:「VST、AU、AAX…今さら聞けない「プラグインって何?」」)
手元の環境ではIntel Macを主に使っていた時期に「Vocaloid(Mew)をなんとか歌わせましたが・・・」に書いたとおり、VocaloidをMacで使う為のDAWとしてCubase7を時々使ってはいました。ただ、今回、様々な無料のソフトシンセのプラグインを使おうとしたところ、VSTプラグインは有るけれどAUプラグインでは配布されていないものがあったこと、CubaseのAppleシリコン対応状況なども考慮して、Cubase12 (Element)を入手することにしました。
インストールの要領はYamahaさんで用意している「インストールガイド」がありました。
Cubase Pro 12 インストールガイドビデオ
Amazonから買ったのですが、今は、DVD等の媒体に記録しての販売ではなく、ダウンロード販売になっていてダウンロードコード(ライセンスコード)が書かれた紙が届いただけでした。
ダウンロードが完了してインストールが終わってから、早速、音が鳴ることを確認しました。
今朝は、Cubase7の「徹底操作ガイド」を開いて、VSTプラグインの利用の仕方を調べて組み込んでみました。
(調べてみたら、徹底操作ガイドはCubase12の対応版も出版されていました。)
画面のスクリーンショットです。細かい表示なので、拡大しないとわからないかもしれませんが、「VK-1」というソフトシンセのVSTプラグインを読み込むトラックを用意したところです。
(参考:「【無料】往年の名機を忠実にエミュレートした無料で使えるハイクオリティなソフトシンセまとめ 」)
(画像はVK-1のサイトから借用)
今のところはトラックを用意しただけなので、音の確認は終わっていません。ハードウェアのMIDI機器でAudioインターフェースから入力をするかソフトウェアのMIDI機器でMacだけで試すかどちらかをするつもりです。
#追記(2022/11/29)
過去記事ですが、2021年に「「マスタリング」を自分でするための参考書」という記事を書きました。この記事で紹介した書籍には付録(ダウンロード)でCubaseのプロジェクト・ファイルが入手できます。Cubaseがインストールしてあれば、実際に音を聴いて確かめられるので、この本を読むためにもCubaseを役立てるつもりです。
#追記(2022/11/29)
CubaseはWindows版とMac版があるので、このライセンスを取得すれば使えはします。ただ、これも過去記事なんですが、手元のPCのDTM環境はWindowsでもLinuxでもMacでも揃いました。
Windows環境(Windows10)では「WindowsPCの音楽環境整備しました」に書きました。
LinuxはRosegardenがDAWとしては良いと思っていますが、「M1 MacのubuntuでRosegarden」に参考記事を書きました。
他には割と安価でOSを選ばないものではReaperがありますが、日本語化の記事(「Reaper (DAW) の日本語化[改訂]」)や「Reaper のライセンスを入手しました」等を参考にして頂ければと思います。
#追記(2022/11/29)
CubaseをYamahaが買収した話は古い記事ですが、「ヤマハ、「Cubase」の独Steinbergを買収」にありました。参考までに追記しました。