ピアノ教師として・・・。
そろそろ、おでんの季節です。
上海に来てよく感じることは、ジャガイモがおいしいということ。
おでんにたまにジャガイモまるごと入れるとおいしいんだ・・・
あ~おなか空いてきた。
この旅行社の仕事のオフタイムは、上海のセレブ主婦たちにピアノを教えている。
こちらも、言語習得という弱みがあるので、現地価格。(くっ・・・、値切られた)
40代前後の彼女たち、共通して言えるのは練習が熱心だと言うこと。
ピアノの技術はもちろん、教える面でも大した事いえるレベルではないが、
教える際には誉め育て教育で教えることにしている。
中国のピアノの先生が厳しいのは、有名な話だが、その中で伸びる人もいれば、
気落ちする人もいる。特に親から強いられて習い始めるとそうなりやすいのかもしれない。
今、教えている人たちは、どちらかというと、後者の方かもしれない。
それだけに、上手にできたところだけを褒めると、ものすごく喜ぶ。
そして、自ら、間違ったところに目を向けて、何度も何度も練習するのだ。
その練習の成果はものすごい。ド(C)の位置から教えていたはずが、
一ヶ月後には両手を使う簡単な曲が弾けているようになるのだ。
結局、音楽は楽しまないと上手になりにくいのかもしれない。
自分はやればできるという暗示も結構重要だ。
もう一つ彼女たちに共通しているのは、数字で音を決めつける概念が拭われないこと。
一般の本屋さんにある楽譜をみると、ほとんどが数字の並んだ楽譜ばかりが売られている。
学校で習うのも数字の並ぶ楽譜。
1・2・3・4・5・6・7
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ
の意味なのだが、五線譜になれている人たちは困惑する。
(昔、携帯電話で曲を入れる場合、こんな感じでしたよね。)
簡単な曲ならいいのだが、そうとばかりもいかない。
シャープ、フラット、八分音符、スタッカート、オクターブ・・・複雑になってくる。
五線譜の勉強に入り、指の番号を音の番号と混乱し、厳しい先生に怒られ
より混乱し、やる気をなくす人は少なくないと思う。
それで、指の番号がふられている初心者向け楽譜は使えない。
結局、自分の手書きの楽譜になってしまう。
ある程度したら、もっと専門的なピアノの先生に引き継いでもらうつもりではあるが、
やはり、年齢は自分より上とはいえ、ピアノの生徒たちががんばってくれているのは嬉しい。
また、中国人を好きになってしまった気がする。
下見に崇明島。
国慶節にどこか行くのもめんどう。
人多いし。
でも、友達の結婚式となれば、話は別。
行きますよ~。
それに、ツアー計画案が出ては消える崇明島、
行ってみないとわからないから。
その上、一応上海市の一部だし。
そんなわけで、いざ崇明島へ!
3号線宝楊路でおり、すぐ横から出る埠頭行きのバスへ乗る。
バスの窓からは新築マンションが何棟も見える。
住人はおらず。(こんな場所に家を買うとすれば、セカンドでしょ。)
そうして、ものすごい人ごみの中にバスは到着する。
これって・・・、船のチケット買えるのかな?
とりあえず、並ぶ。
観光客が行くのは、南門。
私が行くのはバオヂェンというところ。
いつもは並ぶ必要が無いようだが、今日は国慶節。
結局2時間待った。
途中さすがに思いましたよ。
ツアー客ってこういう苦労知らないんだろうな・・・。って。
割り込み、喧嘩が日常茶飯事のこの世界一多い国民に混じり
列を並んで待つってかなりキツイ!
でも、周りに並んだ人たちは文明人(マナーを守れる人のこと)で、
一緒におしゃべりしながら並んでいました。
いよいよ乗船券を購入。あれ?安い。1時間10分で13元(約200円)。
そして、船に乗り込む。
指定席とはいえ狭い。ベンチ式だし。
前に座る人たちは 工人 といわれる人たちで、つい最近までは北京へ出稼ぎに
行っていた人らしい。日に焼けて真っ黒い顔をし、大きな袋を担いでいるので
すぐ分かる。職を見つけて崇明島に行くのだと話してくれた。
その後、ようやく埠頭に到着し、お迎えの車が待っていた。
まるで、ツアーみたい。嬉しい。
到着すると、結婚式の宴が始まる。
ものすごい量。
“これは、あなたたちのために、朝絞めた自家製ニワトリよ。
緑色食品(安全食品)だからいっぱい食べなさい。”
など、料理の説明がつらつらと・・・。
ある人たちは、知らない顔に慣れていないので遠巻きに見ている。
一人のおばさんが上海語で新郎にささやく。
“あの人、上海語わからないのよね。”
おばさん、私、その言葉だけは知っているの・・・。
“うん、上海語わからない”(上海語)
それを聞いていたみんなは、うんうんと頷き、
しばしの沈黙。
その後“アイヤ~”って・・・・。
反応遅いし。
でも、すっかり仲良くなり家の庭を案内してくれました。
そのとき、不思議な空間が・・・。
ニワトリ小屋に、ニワトリがいない。
その後、おじさんたちがおもしろそうに、
“この結婚式で全部使っちゃったから。”
愛情かけて育てていたのにすみませんね、と言うと、
“は?肉としかみてないよ。”
そのお言葉感謝いたします。
崇明島って、のんびりとしたところでした。
みんな大きな家に住み、食材はほとんど自家製。
帰りは南門から高速船で埠頭までわずか40分。
乗客もマナーがよく、シートも広くてきれいで28元。
最高ランクのシートでも33元。
外灘に飽きちゃった人には、おすすめですよ。
旅行社員の国慶節
結構よく勘違いされている方がいらっしゃる。
旅行社員って祝日にみんなが行けないようなよいところ
に行けていいわね。
、って。
、なわけない。
と~っても忙しいんです。それも、予期せぬことがあったりと。
昨日、日曜の夕方、のんびりDVDを見ていたら、
突然けたたましい電話の呼び出し音。
急いで電話をとると・・・。
部長からの電話。
何が起きたと思います?
そう、月曜日の夜利用するはずの有名列車が使えなくなると。
は~????国慶節で、なんで?一番混むときに。
理由は、政府関連の修理工の人たちが急遽乗らなければいけないから、
すでに購入してある席は利用できない、とのひとこと。
中国に長く住んでおられる方なら、または、中国通の方ならすぐピン!と来るのでは?
それが、本当の理由であるはずが(云々)・・・・・。
(あとは、御想像におまかせします。)
しかも、この情報、仕入れるのにどれほど苦労したことか。
老舗旅行社がゆえのアンテナで新情報入手で躍起になりましたよ。
日本語の流暢な部長もさすがに、あせって中国語いっぱいでてきました。
だって、弊社の大切な大切なお客様に関係することですもの。
でも、すでに現場におられるお客様を不安がらせてはいけないし、
とりあえずスタッフ総動員で現地に連絡。
中央テレビでは今日夜放送だとか。
もっと早くそれも、旅行客の方々の責任じゃないのだから、
それより、そちらの都合なんだからなんとかしてよね!
って、言いたい。
(かなり言葉選んでいるので、内容掴めなかったらすみません。)
今日の朝便でご旅行される一団様なども、その例。
あらかじめ、オーバーブッキングだってわかっていたので、
早い者勝ち中国でお馴染み、
『早くご到着していただいて、席を確保してください』
、とお電話。何しろこちらでアフターケアーは保証できませんしね。
皆様には大変ご迷惑おかけしております。
とはいえ、支えてくださってありがとうございます。
ご理解示してくださっているお客様、感謝いたします。
そんなわけで、名目上は休日とはいえ、気の休まらない一週間が
昨日から始まったというわけです。
P.S.
旅行社員の祝日、どこもこんなかんじです。
楽しい旅行だった!と思っていただけたときが、
何よりの幸せなんです。
旅行社に勤めて初めて知りました。
だって、お客様から簡単であっても感謝のことばをいただくと、
会社内でみんな嬉しそうに廻し読みするんですよ。
中国人の女の子たちが、にっこりした顔は本当にきれいです。
旧ユダヤ人祖界地と何鳳山(後編)
(続き)
日本軍は手を緩められない。
ナチス・ドイツの同盟軍として。
日本軍はある政策をとる。
それが先回述べた、狭い中にユダヤ人を閉じ込めるということ。
租界地の周りにはバリケードのようなものが張り巡らされている。
というより、彼らの家の入り口をレンガなどで封じてしまった
というのが早いだろう。
唯一そこから外への出入りを許されている者は
芸術(音楽の演奏など)や、特殊な職業のできる者のみ。
とはいっても、彼らも決められた時間には帰らねばならない。
では、他のユダヤ人は?
もちろん食事はろくに与えられない。
しかし、周りの中国人は床下付近に開けた穴からこっそりパンの
差し入れをしていたらしい。
で、この春までにはその跡形がしっかり残っていたのに・・・。
↓(租界という字間違ってしまいました。すみません。)
http://www.stmtour.com/ViewPoint/ViewPointDetail.aspx?ViewID=0000000419
無いんです。
この間、行ってみたらすでにきれいに塗りなおされていました。
がっかり![]()
でも、未だに、築100年以上のものは残っている。
追伸;モーセ教会堂(ユダヤ人難民記念館)に行ったら、
値段は相変わらず50元。(高い)
そうこうしているうちに、中から係員のおじさんが・・・・。
おじさん “(上海語で何やら話し掛けてくる)”
私 “50元って高いよね。”
おじさん “確かにな!ちょっと待ってて。”
そうして持ってきてくれたパンフレット。
今は、中国語と英語しかないのだそう。
日本人客はほとんど来ないのだそうだ。


