州議会の議員さんたちをみていてつくづく思うこと。 この国では、自分の意思表示、意見を手早くまとめて言う技術、相手への論理だった攻撃など、ちゃんとできることが政治家の最低限の条件なんだということ。当たり前かもしれないが、日本の政治家にはそれさえも持っていない人がいると思う。 もちろん中身が問題なわけで、この人あほかと思うような議員さんもいるけど、そういう人でさえ、しゃべらせれば、一応人をひきつけるようなスピーチは出来る。 


articulate というのがいかなる分野においても最大のほめ言葉に使われる。 しゃべったことをそのまま書き取ってもきちんとした文章になるというのが理想である。 仕事場で人前でしゃべることが増えて、心しているこのごろ。

春休みを終わり、サイノスケが大学へ帰る前の日は、リュウザエモンがトーテリニのペストソースを、わたしは、えびのフライとサヤインゲンを揚げたものと肉じゃがを作った。いつものように、とりとめのないメニュー。 ペストソースは出来合いのものを買った。 簡単で結構おいしいのでリュウザエモンのお気に入り。


えびはかなり大きいサイズのがやすくなっていたのでそれを一ポンド。 殻をむきながら、背わたがまだついているのに気づく。 ちっ、面倒くさい。 いつもはもうちゃんととってゆでてあるのを買うので。 サヤインゲンは素揚げにして、塩を振る。 これは子供たちの好物だ。ついでにジャガイモも揚げる。 ピーナッツオイルを揚げ物専用に使う。 たまにしかしないからという言い訳で、私もしっかり食べる。 揚げたものは何でもおいしいなあ。


本当はナス、かぼちゃ、ズキー二、ブロッコリなどてんぷらにしたかったけど、私がほとんどを食べてしまうだろうとわかっているので、断念。 ざるそばと野菜のてんぷらのおいしいの、食べたいなあ。



昔々昭和30年代のころ、コーンビーフの缶がたまに夕食に使われていたような記憶がある。どういう料理だったのかは覚えていない。 たぶんごはんと野菜が主でコーンビーフは味付けに使われていたのではないか。 今あのピラミッドを途中で切ったような形の缶は健在である。 だが加工された肉の缶詰は栄養価の面でもあまり評価が高いとはいえない。 保存料や、塩分、脂肪分など、食べていいものとは思えない。 子供たちは、もちろん毛嫌いする。 コーンビーフなら本当の肉を買ってゆでればいいし、そのほうがずっとおいしいのはわかっているのだが。


私は時々缶を買って、キャベツをいためたり、朝ごはんにジャガイモといためて、玉子焼きのつけあわせに食べたりする。 スパムと一緒で、戦後には結構重宝されたのではないか(日本では特に)。 昔の缶は出っ張っている端をそなえついている小さなねじでくるくる巻いて空けたもの、今は引っ張って底の部分ががぽっと取れてしまう、 簡単すぎてものたりない。 相変わらず、脂肪分が白く固まっている。 なんとなく懐かしい食べ物。

まだ夏には程遠いはずなのに、近頃暑い。 半そでを通り越して袖なしを着たい気分である。 オフィスの服装としてはちょっとと思うので、その上にジャケットを羽織っているけど、一人でオフィスにいるときにはたいてい脱いでいる。 会議の時には、仕方なく上着を着る。 更年期のホテリというやつか。 フワーッと上半身だけ暑くなると汗が吹き出る。特に頭、首、顔。 どうするすべもなく、汗を拭いて収まるのを待つ、たいていは5分くらいで終わる。 そんなに頻繁には起こらないので、今のところ何もせず、我慢の子。 友達のSさんは夜どうし暑くて眠れないとかでホルモン処方をしている。 


袖なしを着る悩みは大きなブットイわが二の腕である。 マドンナみたいな腕になりたいナーといいながら、現実は厳しく、日本人のほそーいわかーい女の子の太ももくらいのサイズではないかと自分でも思う。 日本だと、50過ぎて袖なしを着るなよ、とか言われそうだが、ありがたいことにここアメリカではおばあさんでも平気で皮膚の露出度は高いので、許してもらっている。 


近頃はテレビのドラマでも女優さんの二の腕にばかり目が行ってしまう。 アメリカ人の女優はいかにも鍛えていますというのが多数、日本人はただひたすら細い。 

私用のメールを開いていると、クマゴローも今メールをあけているという表示。 早速チャットをしてみる。 ベリースの僻地にいるはずなのに、何をしているのと訊くと、インターネットカフェでメールをチェックしているとか。 電話は使えないことが多いと訊いていたので、この1週間は音沙汰なしだと思っていたら、思いがけない幸運。 便利な世の中になったものである。


せっかくサイノスケとリュウザエモンは休みで家にいるのに、私は毎日忙しくて一緒に遊ぶ暇がない。まあいい年をして母親と遊びたくもないだろうが。 ツレアイは休みを取って映画 ”300” を見に行ったらしい。  

今夜は仕事を終えて帰宅したら、10時半を過ぎていた。 晩御飯は仕事場の有志によるカンパでピッザ。 いつも遅くなるとこういうことになる。 中年過ぎの食生活の危機。 帰ってみると、ツレアイはもう寝ている。この人は自分の勉強に仕事前の6時半から行くので 夜ははやい。 サイノスケは友達の家に遊びに行って留守。 リュウザエモンが一人いて、私にラーメンを作ってくれた。 


子供たちの春休みだというのに、一緒にいられなくて残念。 

なすの味噌炒めを作った。 ピーマンとズッキニも入れて味付けは白味噌をみりんで溶いたものとゆず七味それにラー油をたらす。 ごはんがすすむ進む。 困ったことである。 後、とりと豚のひき肉を混ぜて肉団子。 味付けはしょうがの刻んだのと、ねぎ、玉子とコーンスターチでまとめる。 大きなお鍋に中華スープのもとを入れ、白菜の千切りを入れる。そのなかに肉団子を落としてゆでる。 おいしいスープとやわらかい肉団子。 ああ食欲の春。

平井堅のエレジー(哀歌)をミュージックビデオとテレビの出演で見る。 Youtube は本当に便利で役に立つインターネットのサイトである。 テレビ出演のときには病気で熱があったらしく、高音がちゃんと決まらず、危なっかしいけど、それもまあ、魅力のうちで許そう。 歌っているときのあの右手の動き、いやーセクシーです。 あの手を縛ってしまったら、あの人は歌をうたえないと思う。 どの歌でも右手で拍子を取って、音程を確かめている。 


大きな手には弱い私、ヨーヨーマ、スティング、ヨン様、そして平井堅。 ハリーポッターの主人公も大きな手の可能性あり。 新作が待たれる。 

3月も半ば過ぎ、暖かくなった。芝生はところどころ青々として(雑草が多いので色にむらがある)水仙の葉が名ばかりの花壇にだいぶ出てきた。 世話をちっともしないのに律儀に生えてくるけなげな多年草。 来週は子供たちはみんなそろって1週間の春休み。 サイノスケは今夜帰ってくる。 寮は閉まるのでしかたなく(?)。 家の掃除片付けをしてやるよ、どうせまたむちゃくちゃになっているんだろうという。 キッチンの床をごしごしこすって洗うのはこの子だけ。 私はモップで適当にごまかしているので、助かる。


クマゴローはベリースという中央アメリカの国にクリニックのボランティアで行く。 医学校から、一年生は17人、2、3年生は、何人と先生の医師たちに連れられていく。 毎年恒例らしく、このクリニック(僻地にテントを張って病人を診たり、予防接種をしたりするらしい)を目指して、2日かかって歩いてくる常連もいるとか。 スーツケースは2つ、1つは自分の荷物、もうひとつには薬や必要品を詰めていくとか。 マラリアの予防に薬を飲み始めている。 あさって出発の予定なので、明日は会いに行って旅行に必要なものを買ってやるつもり。 ボランティアで、自腹を切って飛行機代もろもろいるので、また借金が増えるのだ。 まあいい経験にはなるだろう。 外国というと日本しか知らないから、貧しいということがどういうことかわかってないナイーブな子だ。

  

リュウザエモンはいつもの通り、友達と遊ぶことに忙しい。 

先週の日曜から夏時間になった。 朝寝をして、おきていくと、コンピューターの時間が一時間ずれていて早くなっているので気づく。 ケイタイの時間も自然に合わされている。 自分で直すのが腕時計と柱時計(といってリュウザエモンにやらせたけど)。 今年は普段よりも3週間早いとかでコンピューター関係の問題がおきるのではないかとの危惧があったそうだ。 IT音痴の私にはよくわからない。 これで日本との時差は14時間になったんだろうか、これもちゃんと確かめていない。 


朝はやっと日が出てきたころに出勤、でも夕方は7時過ぎまで明るい、これで光熱費の節約になるらしいけど本当だろうか、よくわからない。 1時間損したような、得したような、これもよくわからない。 とにかく1年に2回こうして混乱する。