YMCAでがんばって運動をしているのだが、この数週間首の周りに赤いぶつぶつができてほろせ(これって共通語なのかな)になり、かゆくてたまらなくなった。 どうにも我慢できなくなって仕方なく医者へ。 アレルギーだと言われる。 最近新しい洗剤、香水、ネックレスなどを使用したかと訊かれる。 覚えはない。 かゆみ止めのクリームと錠剤を処方してくれる。 クリームは使ったけど、薬を飲むつもりはない。


仕事場で同僚とこのアレルギーの話をしていて、K氏の言うことに、私はいつもYMCA備え付けのタオルを首に巻いて運動しているけど、それじゃないのかと。 YMCAではかなり強い洗剤に漂白剤をつかっているに違いないしそれだそれだと意見の一致。


これからは自分のタオルを持っていきます。 かゆいと言うのは痛いのより始末に終えない。 かきむしってしまう。 父親が我慢が足りずによくかゆいところをかきむしっていたのを思い出す。 私も今同じ事をしていると認識してボーゼン。 似なくてもいいところばかり似てしまうのだ。 むなしいような恥ずかしいような。


一年に二度しか掃除機をかけなかったというクマゴロー。 ちょっと大きいアパートに引越しして一週間。 こまごましたものを持っていって様子を見てきた。 お昼にはいつものすし屋で1ドルすし。 安いものだけ1貫1ドル。巻物は3.99ドルになっている。 ハマチに、アナゴ、さば、イカ、スパイシーサーモンロール、ツナとアボカドロール、カリフォルニアロール。 そのあと食料品を買いだし。2人とも錦と言うブランドのお米20ポンド入りのを15ドルで購入。 


来年度の健康保険を払わなくてはならないけど、自分のクレジットカードの制限を越してしまうと言うので、私のクレジットカードでオンラインで支払い。 一年で1000ドル以上である。 これでお医者さんに行ってすべて無料になるわけではない。 まずかかった分の一定分は支払い責任があり、その自分もちの分が2000ドル、それから保険が利く。 よっぽど重病にならないともとは取れないというわけ。 まあ使わないほうがいいに決まっているけど。


アパートはわりと片付いていて、私の友達のP氏からもらったコーヒーテーブル、うちから持っていったソファ(日本に帰っていったOさんにもらったもの)、あとは適当に救世軍やGoodWill などでそろえたらしい。


シャワーカーテンが新しくなっていたけど、裏表につけてあった。 クマゴローに言うとああ、まったくややこしいなーまたやり直しか、と嘆く。 バスルームの流しの下に女性用の髪のスプレイとか、歯ブラシが2つあったのは気づいたけど何も言わず。 

五月に大学の授業が終わってからもずっとそのままいて、生物学リサーチをしていたサイノスケがやっと家に帰ってきた。 新学期が8月16日に始まるので、たぶん12日には戻るだろうから、ほんの2週間ほど。 今日は家の中の片付けに庭の掃除とけなげに働いている。 ハリーポッターの新作は発売の後12時間で読み終えて、今わたしの手の中。 私はとてもそんなに早く読めるはずもない。しっかり味わって読みます。 


ガールフレンドがこの日曜から火曜日まで遊びに来るとか、それで家の片づけをしているらしい。あんまり散らかってると恥ずかしいもんね。 こっちはちょうどいいや。

今日はまたファーマーズマーケットの日で、州都庁の前に8時から12時まで一杯出店が並ぶ。仕事中に大手を振って出て行き、グリーンビーンズ、レモンきゅうり、きゃべつを購入。 レモンきゅうりと言うのは丸いかっこうのいろの薄いきゅうりである。 どんな味か興味しんしん。 


28年まえの夏、インディアナ州の小さな町の郡の裁判所の外にもこうしてファーマーズマーケットが出ていた。 ツレアイとの結婚式のあとに、外に出て、そこでいろいろ野菜やメロンなど買ったのを思い出す。 もちろんウェディングドレスなどは着ていないし(母の手作りのワンピースを着ていた、それまだ持っている)、そのあとハネムーンに行ったわけでもない。 ツレアイのロースクールが次の日から始まると言うわけで、アパートに帰っただけ。


知らない町で保証人2人もいなくて、民事結婚式を取り仕切った裁判官の秘書2人を呼んで無事結婚式は終わった。 いまだに知らない人の名前が2つ結婚証明書に並んでいる。 

ツレアイの両親は大の動物好き。犬や猫、鳥に馬とくるものは拒まずと言う意気で飼っている。 うちのスミにもかわいいかわいいと言ってかまってやるし、そうなるとスミのほうも精一杯甘える。 いつもはダイニングルームとリビングルームの境でおとなしく座っているのに、お客さんが来ているときにはだんだんとリビングの中に出てきて寝転がっている。こら、ダイニングルームにもどれと言うといやいやらしく戻っていく。 言うことを聞かないと外に出すぞと言うとダイニングテーブルの下にもぐって隠れる。 


自分を好いてくれる人は本能でわかるのか、よって行っては頭をかいてもらい、いかにもうっとりと寄りかかったりして、節操ないぞ。 もし引越しなんかになってスミを連れて行けなかったら、いつでも引き取って面倒を見るからと両親は言ってくれる。 45キロ近い犬を飼わせてくれるアパートはめったにないものね。 そのときにはよろしく。

クマゴローの引越しの手伝いに来ていた彼女、Aちゃん。 骨身を惜しまず、重たいものも率先して運んでいたとツレアイ。 若い女の子にしては上出来ではないかと言う批評。 まあ、気に入られたいと言う一心でやってるにしてもかわいい。 おまけにツレアイの両親まで飛び入りで来て、初対面だし張り切ったのではないか。 


引越しがひとまず一段落して、みんなでインド料理店に行くことになった。車2台で、わたしと子供たち3人、ツレアイとその両親とAちゃん。前に行く車を見ながら、クマゴロー、何を話してるんだろうね、Aちゃんかわいそうに警察の取調べよりきつそうだね、いやいやこれも修行のうち、なんて、気楽に言う。


前のアパートの掃除をしている間に、彼女は新しいアパートの片付け。 夕食はジャズを聞かせる店でお礼におごったんだそう。 ツレアイのお母さんにはどうなの、結婚までいきそう?などと訊かれたけど、私にわかるはずもなくまあそれはそうなったでいいかもと思う。 子供がいかにも幸せそうにしていれば、それだけで親は十分。 彼女に感謝。

クマゴローの引越しを手伝いに行った。 ほんの2ブロックほど移っただけだが、 一部屋のアパートから、ベッドルームがあって、ちゃんと台所もあるアパートに昇格。 荷物は何にもないと言いながら、結構あってこの暑い中、助太刀のサイノスケ、リュウザエモンも汗だく。 ちょうど遊びに来ていたツレアイの両親も一緒に行ってやたらと頭数だけはおおい引越しでした。 うちで使っていた掃除機を使わせていたのでその代えのバッグがいるだろうと思って、訊くと、なんと昨年一年間で、2回しか掃除機をかけてないと言う、それじゃバッグ一杯になってないよね、 まったく、よくそれで暮らしてきたもの。 あきれるやら感心するやら。


今度はちゃんと掃除するのよ、ちゃんと監視してね、とガールフレンドに言っておきました。

ファーマーズマーケットで新鮮な野菜をしっかり買ってきたので、それを全部使ってカレー。 トマト、ズッキーニ、なす、たまねぎ、にんじん、さやインゲン、オクラ、ブロッコリー。 鶏の一羽を買ってきて(これが一番安上がりたったの4ドル)ゆでた。 皮や骨をとって身だけにする。これが結構面倒。 スープは漉しておく。 日本のカレールーを使ったけど、たまねぎをいためるときにカレー粉を振りかけて下味をつけた。 しょうが、にんにく、はちみつ、胡椒、隠し味に最後にギラデリのダークチョコレートをひとかけら。


おなべに一杯になった。 鶏のおなかの中はきれいにしてあってレバーが入っている。 それをフライパンでにんにくといためておしょうゆで食べる。 ちょうど一人分。 ご飯がすすむ。 おまけの楽しみ。 



ミシシッピ川のほとりを散策し、フレンチクオーターでご飯を食べて、いかにも旅行客らしく過ごした。 毎朝ツレアイと会議のあるセンターまで15分くらい一緒に歩き、そのあとは私の自由時間。 ぶらぶらとしていたら、ふと安食堂を見かけた。 お上品な薄切りのメロンにマフィンのホテルの朝ごはんにちょっと食傷気味だったので、早速入ってみる。 お客さんはみなローカル(地元の人)ばかり。 トースト、卵にソーセージ、南部らしくグリッツなどコーヒーと一緒に。 全部で5ドル50セント。


食堂のボスらしき人はイタリア系、ニンテンドーのマリオのお兄さんのルイジに似ている。その人に小言を言われているのは若い黒人のウエートレス、5センチくらいのわっかのイヤリング、髪は金髪に染め、なんとなく危なっかしい。 お昼のしたくで1メートルほどある長いパンを一定の長さに切っている。 Po'Boy と呼ばれるサンドイッチにするんだろう。 それがまたいい加減。 たてに切ったあと、横にナイフを入れるのだが、ちゃんと厚みがそろってない。 見ながら、代わりましょうかと言いたくなる。 余計なおせっかい。


いろいろ人生が見えて飽きない風景。

ニューオリオンズではまあまあのホテルに滞在(というのも私が予約を入れたから)。 ドアマンがいて、ベルボーイがいて、大きな噴水のあるラウンジがあって、と一応星4つのホテル。(もちろんネットで安く手にいれた。) 常連の客でクラブメンバーならば、特別のクラブフロアーへのキーがもらえて、朝ご飯の軽いものとか、夜のオードブルなどを食べられる。 もちろん私たちはそんなメンバーではないけど、断られてもともとと、チェックインのときに頼んでみた。 しばらくコンピューターをカチャカチャやっていたお兄さん、”粘りに負けましたよ”といってクラブのキーをくれた。


いくら食べものがただでも、もちろんそこにつめている人にはチップがいるわけで、アルコール類は有料である。 


20年以上前に私の両親と一緒にナイヤガラに旅行に行ったときにはツレアイはチップにもなれてなかったし、ドアを開けてもらうのにも、荷物を持ってもらうのにもいちいちめんどくさがっていた。 自分でしたほうがずっと気楽だといって。 そこで覚えたのが ”貧乏性”という言葉。 うちの母親と感覚が似ているね、といっていた。


もうひとつ、私の父親から覚えたのが、 "くわにゃよかった” というフレーズ。 それくらいなら、最初から食うな。いったいどれほど、使い道があるのか、この日本語。 それでも20数年たってもまだ覚えています。