クマゴローの結婚式まであと4週間。 今日はサイノスケとリュウザモンをつれて採寸に行った。 チェーン店のタキシードのレンタルの店で選んで登録しておけば、ここカンザスでもアリゾナでも寸法を測ってもらって式の2日前に指定のお店に取りにいけるのだ。 A子ちゃんが新郎の付き添いと父親用に選んだのはシンプルな黒のスーツ、クマゴローはタキシードらしいがどんなのかは知らない。 靴からシャツ、ネクタイ、カフスまですべて貸してもらえる。 


暑いさなかに黒いスーツ、お気の毒である。 想像しただけで汗が出そう。 私は黒とゴールドの半そでのドレス、でも上はTシャツ感覚なので涼しい。 最初は真っ赤の肩まるだし、背中半だしのを思っていたのだが、やはりここは年相応に地味に行くかと変更。 ちゃんとA子ちゃんの承認を得ました。

この週末は独立記念日が挟まって3日続きになる。 これでもかと言うくらい暑い日が続き、うんざりしている。暑苦しいときに花火や爆竹などの音でいっそううるさい。 スミはおびえて(何かというとすぐにおびえる子)いるし、夜中までやかましいと寝付けない。 こっちの市の主催の花火大会などたいしたことはないのだが、個人や家族のパーティでも結構花火をする人が多い。 同僚のWさん、女の子2人の母だが毎年、子供たちのために200ドル分くらいの花火を買うと言う。 げーっとのけぞってしまった。 彼女の友達には1000ドルくらい使う人もいるんだって。 へーえ。 知らなかった。 昔は子供たちのために線香花火なんかを20ドルくらい買ってやったけど、かわいいもんだったんだなあ。

私もリュウザエモンも芝刈りは嫌いである。 暑いし、電気芝刈り機のながーいコードをひきずって、押しまくるのは重労働。 互いに押し付けあって醜いこと。 日曜の朝私が表の庭の芝を刈り、夜になってやっとリュウザエモンが裏庭にかかった。 もう9時過ぎで暗い。 懐中電灯をもってするか。 コードも見えないぞ。 隣近所から夜遅くやかましいと苦情が出そう、とせかせる。


半分くらいすんだところで、”おかーさーん”と呼ぶ声。 芝刈り機の4つの車輪のうちのひとつがとれてしまった、とさし出す。 どうしろって言うのよ。 3つの車輪で何とかかりおえたら10時過ぎ。 やれやれ。 


あたらしい芝刈り機を買わなくては、でもツレアイが帰ってくるまで待てるか。 買うにしても私の車に芝刈り機を入れて運びたくない。 あと3週間だから何とかなるかも。 ツレアイはまったく知らないが、しなくてはならない仕事が箇条書きになっているのだ。

今回は仕事場の女性だけをさそって。 約10名、平均年齢40歳くらい。 こういうのをHen(雌鳥)Partyと言う。 ワインを赤白3本ずつ用意し、料理はミートボール、炊き込みご飯、シーザーサラダ、ほうれん草とマンゴーのサラダ、味噌漬けのチキンの胸肉、豚肉のしょうゆ煮、ほうれん草とコーンなどなど、またまたテーマの一貫しないメニュー。 リュウザエモンが3段ケーキを焼いて、みかんの缶詰とイチゴのスライスを飾った。


好評だったのがにんじんとアスパラを白菜で巻いたもの。 年寄り向きの一皿である。 油はまったく使わず、チキンブロスであっさりと味付け。


カンサスの田舎にて


カンサスの田舎にて
簡単に当てられてしまったが、コルラビという。 きゃべつとカブの合いの子みたい。 ハンガリーのあたりでよく食べるらしいがカンザスでは知らない人のほうが多い。 シチュウやスープにいれたりするらしい。 私は甘酢漬けにして、こりこりした食感を楽しみました。

これは何でしょう。


カンサスの田舎にて

ファーマーズマーケットでひとつ75セント。 ソフトボールくらいの大きさ。


カンサスの田舎にて

答えは次回。

映画、フラガールを見た。 昭和40年閉鎖されようとしている東北の炭鉱町の設定である。 それで思い出した話。 私が小学校4年のときに北九州から転校してきた生徒がいた。 炭鉱が閉鎖になったんだと聞いたが、岡山でいったいどんな仕事があったのかは知らない。 その男の子が好きになってしまったのだ。 ああ恋多きおんなだったなあ。 学校が終わると自転車で走っていって畑道であいびき。 別に何をしたと言うのではないし話をしていただけなのだが(だってまだ10歳)。 ある日、学級会でそれをすっぱ抜かれた。 ”**君と##さんは学校のあと会っています”とか言われたのだ。 デートなんていうしゃれた言葉はまだなかった。


何しろ学級委員だった私としては面目丸つぶれなのだ。 それっきり彼とのことは気まずくなってしまっておしまい。 あわれ私の幼い恋も実らず。 ま、学校のあと気兼ねなくエイトマンのテレビを見られるようになったけどね。



妹のブログでアメリカにはおいしい果物がないから暮らす気にならないとあった。 ま、言われてみればその通りなのだ。 イチジクや、びわや、柿などは言うに及ばず、スイカやイチゴだっておいしい!と思うのにあたったことがない。 岡山の果物大国で育ったので白桃やマスカットなどまるで宝石のようにみえて甘い汁が滴り落ちる味わいを知っているとこちらの大きいばかりで甘くないものには手が出ない。


外国で暮らしてゆくヒント。ないものを数えないこと。 言い出すときりがないし、言っただけむなしくなるし、いいことはひとつもない。 ここはポジティブ思考で、ここにいっぱいあるものを考えてみよう。 これでもかと言うほど太った人(少しくらいのデブでは子豚に見える)、風通しのいい人間関係、それに成功する自由と同じくらいある落ちこぼれの自由。 やっぱここは私には暮らしやすいところだ。



ポーカーをするのにはサングラスと野球帽は必須アイテムらしい。 やってくる子供たちを見ていると、面白い。 なるほど近頃ではケイタイが玄関の呼び鈴代わりなのだ。 半分に減ったチップスの袋を持っている子、Dr.ペッパーの12缶入りを差し入れる子などいろいろ。 私を**子と名前で呼ぶ子もいれば、Mrs.Fといまだにいう子もいる。 ちゃんと私と握手をして挨拶をする子(コロンビアからの留学生今夏の間また遊びに来ている)からHiと言ったきりの子まで(名前なんていうの?)。


ポーカーをしているのは10人でもその間に冷やかしにやっているガールフレンドたち、 リュウザエモンの女友達など。 この子達がくると音程は10度あがり、音量は10倍になる。 即席だがリュウザエモンが焼いたチョコレートケーキ、3種類のチップス、レイヤードディップ、アイスクリーム、などなど、まるでイナゴがとおったあとの畑のようになった。


結局朝の3時半にお開きとなりました。 私は一寝入りしておきてみると、リュウザエモンが汚れ物を片付けている。 カーペットの上がチップスのかけらだらけになっている。 明日は大掃除だな。

リュウザエモンが友達を呼んでポーカーゲーム。 私にはどこかへ消えてくれたら気が楽なのに、と最初は言っていたのだが、やかましくても大丈夫、文句言わないし、地下で寝られるから、といって家にいた。 9時からの始まりで、やってきたのは8人の男の子とそのうちの1人のガールフレンド。 全部で10人。全員19歳。 カジノロイヤル(映画)を3回見たよと言って気取っているが、まだちゃんとルールも覚えていないらしく、リストを作ってくれとリュウザエモンに頼んでいる。 私のコンピューターのスクリーンに貼り付けたのがこれ。


カンサスの田舎にて

こんなに人数が多くてはカードが足りないだろうと思ったら2つ使ってテキサスホールデムと言うのをするらしい。 そのルールはこちら。  (英語ですが) 佳境に入ったところはこちら。


カンサスの田舎にて

この話続く。