先日からドライヤーが動かないとリュウザエモンが言っていたのでやっと見に行く。 (地下までが長いのである。と言うのもまだ腸の調子が元に戻らず寝たりおきたりなので) スイッチをオンにしてもうんともすんとも言わない。 ちゃんとコンセントは入っているよう。 しょうがないね、コインランドリーに持っていって乾かしておいでと言うと、使ったことない、じっと乾くの待っているのはいやだ、おいたままにすると盗まれるかも、 などどうるさいので無視してベッドに。 いったいどこまで過保護なんだ。


しばらくしてお水を飲みに台所へ行くと、一人で笑っている。 友達のE君とこ(近所の同級生、水泳が得意でその奨学金で東海岸の大学へ行った。 マイケルフェルプスと同じコーチだとか)へ電話して、ドライヤーを貸してくれないかと言ったそうだ。 その返事、 ”いいけどさ、お前さあ、すごく重たいだろ。”  おいおい、運んでくるつもりかい。 思わずあの筋肉たくましい体でドライヤーを抱えている姿を想像して、私も思いっきり笑ってしまった。 


翌朝調べたら、ブレーカーの中のスイッチがオフになっていました。 すぐにドライヤーは動きました。


のどの痛みから鼻へきた風邪がどうやら消化器のほうにも行ったようで、腸の痛みと下痢に悩まされている。 お医者さんについに行ったのでこういう経過とわかったわけ。 看護士にも医師にも最近外国に旅行に行ってませんねと訊かれた。 まだH1N1インフルを疑っているのかと訊くと、先日同じような消化器の痛みと下痢を訴える人がきたのだそうだ。 訊いてみるとトルコに数週間行っていたらしい。 便の検査で7種類のパラサイトが見つかったとか。 こわーい。 カンザスを出ていない私の場合はそういう検査をする必要もなしと言うことで下痢止めの薬をもらっただけ。


リュウザエモンはどうだ僕の行ったとおりビールス性の腸炎だっただろうと得意そうに言う。 まったくPre-med でもないくせに、HOUSE, MD のテレビドラマを見ているおかげなんだって。 


私はアフリカの原住民なみの感度なので18錠もらった薬を1錠のんだだけで、痛みも下痢もぴったり止まり、これでまずはめでたし。 あとは体力が回復するのを助けてやるようにしっかり食べるだけ。 下痢を3日続けていても食欲はあったもんね。

袖なしを着て鼻水を啜り上げているのはまったく不条理に尽きる。 いったい誰からうつされたのかと責任転嫁を試みても思い当たらない。 惨めである。 仕事が暇なのが救い、休みを取って一日寝ていたりできるから。


リュウザエモンは仕事の1週間目終了。ハイウェイのドライブにも慣れたと言う。 ある日はお昼のサンドイッチを作ってやったのに、もって行くのを忘れたと電話がある。 そんなことを言われても持っていけないよ。 またある日は夜の残り物をタッパーに入れて持っていったのだが、フォークを忘れたと電話。 何かというと仕事場に電話して愚痴る。 どうしろって言うのよ。 甘えているのがちょっとかわいいと思うのはこの子が末っ子だから?  

ハイウエイに乗って仕事に行くリュウザエモンには私の車を貸してやり、 私は同僚に仕事場に連れて行ってもらう。 息子たち用の車が修理中なのだ。 やっとなおったと言うことで仕事のあと車を取りに行く。 外に出ると土砂降りの雨、地下でモグラのように働いていると1日中いったい晴れているのやら嵐が来ているのやらわからない。


修理の支払いを済ませて鍵を受け取り、運転席に腰を下ろす。 ぐちゃっと言う感触に思わず腰を浮かせたがもう遅い。 この車雨漏りがするのだ。 すっかり忘れていた。 傘を差すわけにも行かず、ぽつんぽつんと落ちてくる水滴と戦いながら、悪態をつきながら家まで。 お尻は下着まできっちりずぶぬれでした。 


今日はめでたく自分の車を取り戻し、やれやれ。

問題ばかり起こす車、中古で3000ドル払った1997年もののマツダの626。(ハイ、安物買いのなんとやらです) 子供たちの高校通学用に買ったのでもう4年目になる。 買ったときに走行10万マイルを超えていたのが今では13万マイルになっている。 日本では20万キロも走った車にまだ乗るだろうか。 日本に帰ったときに道で見る車はどれも新しそうだから。


この夏リュウザエモンの仕事の行きかえりに足が必要になり、チェックアップに出したらなんだかんだと600ドルの出費。 エアコンが効かないとおもったら、それはエアコンの故障ではなくて、ウオーターポンプが壊れていてそれでエンジンがオーバーヒートしてどうのこうの。 よくわからない。 


いつもお世話になる修理工はリュウザエモンに言わせると信用できないというが、ほかに心当たりもなく。 うちでは誰も車に詳しい人はいないので言われるとおりにお金を出すばかり。 こんなことではいけない、とリュウザエモンが発奮して少しオートメカニックのことを習ってくれないかな、とちょっと期待している私。

落ち込んでいるツレアイからメール。 真夜中すぎ学校の図書館での勉強を終えて出てみると自転車がない。 もちろんロックはしてあったのだが盗まれた。 その夜はハウスメートに家まで送ってもらったらしい。 あるべきところになかったときの衝撃、落胆、そして続く不便。 先月新しいリムを付け替えて200ドル使ったばかり。 中古を買ったのだが、結構いい部品を付け替えているので今までに1500ドルくらい投資してあった自転車なのだ。 自分で組み立てるので愛着もひとしお。


もちろんいつでもプランBを用意してあるツレアイなのであと2つ自転車がある。 でもひとつは長距離用で山道にはいいけど舗道はよくないとか。 あとのひとつは電気自転車、これでは運動にならない。 


リュウザエモンはだからあんまり自転車にお金をかけるなといったんだよ、大学のキャンパスで一番盗まれるのが自転車なんだから、と言う。 まったくどっちが親なんだか。 

クマゴローが週末帰ってくると言う。 そのときに結婚式を務めてくれるカンザス最高裁の裁判官のR氏(私の知り合い、一緒にお昼にはジムで汗を流す、友達のP氏のボスでもある)に会って挨拶をしておきたいと言うので、ついでと言うか私の友達を数人よんでパーティーをすることにした。


悪友のP氏とその妻、私の上役とその妻、R氏とその妻、あとは私の友達の女性たち。 リュウザエモンはお年寄りの相手をするのはいやだな、なんて言う。 生意気な、昔は喜んでコート預かりから飲み物の係りまでやっていたのに。 ワインは白と赤を2種類づつ用意した。 食べるものはどうしよう。 サラダと肉団子、ゆでブタ、サラミやチーズなど、あとはいいアイディアが浮かばない。 明日仕事場で考えよう。

車の運転ができないと一人前とはみなされないこの地。 14歳から学校と仕事に行くのに運転してもいい免許が取れる。 16歳になると晴れて正免許、大人と一緒である、その代わり保険の掛け金は馬鹿みたいに高いが。  男の子は26歳にならないと掛け金が下がらない、というのも事故の統計に基づいているのだ。


リュウザエモンはこの夏2ヶ月大学まで毎日通ってお仕事。ハイウエイに乗って20分の距離である。 速度制限は75マイル、120キロ位だろうか。  サイノスケは明日から3日間オクラホマシティであるシンポジウムに発表に行く。 これまた片道ハイウエイを5時間の距離。 心配しても始まらないとわかっていても帰ってくるまで気が休まらない。 


運転には人柄が出ると思う。 私はナーバスなドライバーである。 激しい嵐や真夜中の運転は怖い。 ツレアイは落ち着いているが割りと荒っぽい。 子供たちはみんな教科書どおりの運転である。 

先日のブログで書いたサラダのコーンは生である。 生のとうもろこしをナイフでこそげとっているのでゆでたりしていない。 何年も前に日本に帰ったときにサラダにブロッコリーを生のままで入れたら驚かれた。 こちらのサラダには生でマッシュルーム、もやし、青ねぎ、ブロッコリーにカリフラワーなど入っている。


ステーキはウェルダンでなくてはならない人が多いこの地で肉を生に近い状態で食べるのはまれである。 魚や貝類を生で食べるなんて問題外と言う。 その代わり、野菜はいつも生。 ちょっと湯を通してしんなりさせるとか、塩をするとか、まったくない。 文化の違いと言うのだろうか。



先日のブログでケミストリーラブと言ったがこれはラボと言うべきだったかとあとで気づいた。 サルモネラ菌のことをサルマネラ(猿真似ら)といって妹に笑われたのを思い出した。 炭水化物のことを日本ではカーボと言うらしいが、こちらではカーブである。 ビデオはそのままビを使うが、ヴィジュアルと言うときにはヴィといいたい。 迷ってしまうが日本ではどちらが多数派なんだろうか。


新鮮なとうもろこしが5本で2ドル。 トマト、ねぎ、バジルを混ぜて、酢(バルサミックビネガー)とオリーブオイル、塩コショウで味付け。 一日置くとおいしくなる(と言う話)。 味見をしたリュウザエモンいわく、コーンの甘さと酢の味がよく合っていると。


カンサスの田舎にて