■”体重計を捨てたら『最後のダイエット』になった ”（リブログ）

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体重や体型が

人生の重大事くらいに

気になる病気なんだから

気にならないようになんて無理だけど

だけど、

それが病気なんだ、ということ

だから
気になる体重や体型を

気にならない形＝安心できる形に

変えよう、やせよう、
思い通りの体重や体型を維持することで
心の嫌な感じを解決しよう

・・・それだとね、
そこ(体重や体型）を思い通りなっても
そこだけ思い通りにするために
するために生きるの苦しくて
ずっとそんなことやってないと
心の平和保てない、ということだよね、

人にも”そこ”が
調子いいときしかあえなくなって
仕事ややりたいこともやれなくなって

なんとか生活自体は
無理やりできてたって
”そこ”を理由に劣等感と罪悪感で一杯で

”そこ”を理由に
できることが少なくなると
自分の中身まで嫌いになって

だからせめて痩せてなきゃ、

服がきつくなると
サイズの大きい服買わないで
小さい服に合わせて痩せなきゃ。。
っておもうほど
食の罪悪感が募って食べちゃうとか

人に太った?といわれて
(別に醜くなったといわれてなくても）
傷ついて、心が平和じゃなくなると

その心のモヤモヤ解決するためにも
やっぱり痩せなきゃ。

なんとしてでも。
自分の体痛めつけてでも
ダイエット以外の自分の生活
犠牲にしてでも、やせよう

・・・ってなるのは

心のモヤモヤをすぐに

体重や体型を思い通りにすることで
解決しよう、、

ってそれしかみえなくなるのが病気で

それで解決しようとしても
実際は
一瞬痩せたとき以外は不幸な人生が
ひたすら続く、わけなので
そのやり方に解決を求めるのは実は
何の解決にもならなくて。

ということに
私は18年の摂食障害のうち10年
きづかなかったんだ。

そこまで
痩せることに依存してる心が病気で、

病気が治るって、
体重や体型を
思い通り満足する形に変えて安心すること、

ではなくて

かといって
太ったって全然気にならない

心になることが治るってことでもなくて

（そういう治り方の人もいて

　素敵だなあと思うけど

　私は私にそう思うのは無理だったので）

体重や体型のことは

太ればいやだあなと思っても

ダイエット以外の生活を
楽しむことは犠牲にしないで
できることだけやって

それでついてくる体重や体型が
思い通りでなくても
それを何が何でも思い通りに
変えることで解決、という、

もとの病気の心の安定の取り方に戻らず、

(食欲は治したい、

太りやすい体も治したい、

だとすると今より太る過程は

回復に組み込まれてるというのを

納得できたこともあって）

体重や体型ってそこはいやでも

そこ以外に
心を平和にするための色んな方法の

選択肢を増やしていくこと

やせることに依存せずに
人生の中に安心を増やしていくこと、

それが治るってことなんだ。

と私は途中で気づいた。

だから、
「症状」のために体重や体型が
気になってしまうのは
病気治してる途中なんだからしょうがないけど

せめて体重計は、、
みてしまうと絶望的になって
その心の乱れをまた
体重体型コントロールして安心をつかむ

ていう今までのやり方に戻ってしまうから

それ以外にも
安心を感じる方法を
増やしていったんだよ。

やせることだけに頼らず
太ってもやせても
今ここの自分が心地よく生きて食べて
そんな自分を｢魅せる」
髪型、服装、さがした。

コントロール手放して
太ったことで悲しくなったら
やせることだけに頼りそうになるのを
ぐっとこらえて

治したいけど怖い、辛い
っていう気持ちを信頼できる人に
きいてもらったり、
抱きしめてもらったりしてほっとする、
ということも安心の選択肢に加えた。

体重計をみてしまうと
その数字の数キロの増減でも
気持ちを振り回されてしまうから
体重計は捨てる、見ないという手段も
やせることに頼らないで
安心をたもつ手段のひとつにした。