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不確実な科学論拠というのは

 今いちピンときません。な

ぜなら不確実である時点で

それは科学ではないからです。

 

それは単なる

スピリチュアル、オカルト、

疑似科学なだけだと思いますよ。

 

科学は検証し、根拠となるデータを集め、

事実として認識、同時に

証明されて初めて科学だから意味があるのです。

 

10年単位でみて医学等が変わるのは

別に10年前の科学が間違っているわけではなく、

更にそれが進化したと考えるのが論理的でだと思います

昨日の記事に関して、

ご存知の方も多いますが

今ダイエットのランキングにいらっしゃる

さりなさんからこんなコメントを頂きました。

 

 

ふむふむ、

管理栄養士さんらしいもっともなご意見だと思います。

 

全くおっしゃる通りです。

私も過去の記事には

医学の進化、

って書いてきたのですが、

情報依存脳で苦しんだ私の頭の中では

 

どっちにしても

「また態度を変えた」とも思えるのも事実なので

昨日はそうかきましたw

でもちょっとだけ私が

完全な情報など、ない

と捉えるようになった

言い分を書いてみます。

 

こーゆー人もいるんだなあという位にきいていただけたら嬉しいです。


色々あるけど、、

 

たとえば

 

アメリカで権威のある

科学情報誌があるのですが、

 

最新の科学情報は

そこに掲載されたとして、

ニュースなどでも最新医学として発表されます。

 

しかし、、

その新事実も、また新しい研究により、

少しずつ(時にはがらりと)

覆される事も多いですね。 

 

じゃあ、覆された情報は

「科学」ではなかったかというとそうじゃなく。

 

 

 

 

 

新しい発見という形で
過去の情報が変わるのです

↑進化、ではありますが
その進化で○とされている食べ物や食べ方が
また新しい発見で×になるかもしれない。

そういう可能性はいつだってあるのです。

話はかわりますが

90年代初頭、新科学情報をもとに、

妊娠中毒症を防ぐために

 

妊婦もダイエットが必要だ

と警告がならされました。

 

これは日本にも輸入されて

お医者様の間でも

 

妊娠中の体重増加は最低限に防ぐように、

ということが常識となり、

頑張ってダイエットをする妊婦が増えました

 

ですが、あとから体重増加を

最低限にしようとすることは

 

生まれてくる子供に

悪影響があることがわかった

アメリカはまたそれを訂正しました。

 

それをうけて

日本でも2000年代半ば

産婦人科学会もガイドラインを改定。

 

皆がその時々の「正論」に振り回されて

自分の健康にもダイエットにも

赤ちゃんにもよくないことに励んでた

 

などという事はざらにあります、

 

 

私はそれを

とにかくその変貌振りは酷い

(私の印象としてはですが)とおもうのです。

 
 

更に話がかわり

コレステロールについての議論もそうです、

 

これもいまだに論争が繰り返されますが、

 

60年代から2000年代に入るまでに行われた

60~80種類近くの研究発表をじっくりみてみると、

実に様々な結果がでているのですね。 

 

こういう個々の発表をみていて驚いたのが、

卵黄3個も4個も毎日、

何年も何十年も食べさせても

コレステロールは上がらなかった、

 

とか

 

特定の何かと

一緒に食べていれば問題がないらしい、

 

とか

 

 

コレステロール摂取量が多い

地域のひとたちのほうが

成人病のリスクが低いらしい、

(これは日本の研究だったかも)   

 

とかいう結論の実験報告が

非常に多いということ。 


 

こういうのを、エライ人が

無難なところでまとめて

ガイドラインにしたものを

 

昔の私も

 

”一つの確実な結論”

 

のように信じていたのですが。。。

 

 

でもその結論にたどりつくまでの

個々の研究をじっくりみてみると、

 

どれが本当であっても

おかしくないような気もするし、

それぞれ、相反する結果がでているのをみると

 

そこから

正解はこれですと一つに正解を決める

ガイドラインのほうに

なんともいえない不信感を抱いてしまうのです。

 


昔の記事に

 

近年の「味」と「食欲」が

どうやら関係あるらしい

という近年のマウスの実験などものせましたが

 

らしい、、

らしい、、

やっとわかってきた。。

 

とかそんな段階なんですね。

 

 

食欲や脂肪蓄積と

関係しそうなホルモンや

脳の仕組みに関しては

まだまだ解明されていない事が多く

 

そこが解明されていない現時点では、

 

今まで常識とされてきたことも

将来的にひっくりかえされることもあるんじゃないの?

 

と思ってしまうわけです。

 

そう考えると

 

絶対のルールのように言われている

”カロリーの法則”に当てはまらない人間が

続出しているのも、筋が通ります。

 


結局、医学も栄養学も、現段階でわかっている情報を組み合わせて成り立っていますよね。当たり前ですが。

 

 

でも食欲や脂肪蓄積に影響しそうなホルモン、心と体を結ぶホルモンなども次々に発見されている段階で、

 

時点で見つかっているのはほんの一部

ともいわれています。

 

個々の栄養素にしても

まだ発見されていないもののなかにも

体の代謝活動に影響しているものもあるかもしれない、

という可能性も誰にも否定できず。

 

新しい発見によって

過去の常識が覆される可能性も

否定はできません。 

これは、

私がカロリー計算の法則に従っても

太リ続けた当時、

私がお世話になった医師と栄養士

(お2人コンビでアドバイスをくれるところでした)とも

よく話し合った点です。

確実に痩せられる「食べ方情報」を望んで

私はカウンセリングに出かけていたのですが、

 

2人からは、

「アドバイスはできるけど、こうすればこの位の期間でどれくらい痩せられる」ということは、私たちにも約束はできない」

といわれました。 

 

「最初は太るかもしれないし

 それが何キロともいえない・・・」とかも。

 

バカ正直にいわれ私は泣きました。

 

このカロリーで

このバランスだッたら

何キロ痩せる、

 

って答えをくれたら頑張れるのにって

そう思ったのです。

 

でもそうはいってくれなかった。

しかし、

おかげで私は目が覚めたというか

「あらゆる情報も数字も絶対」はない

ということに、やっとやっと気づいたんですね。

 

そのやり方に従っていれば

これだけふえる、これだけやせるという

 

絶対のルールや正解がない、

従ってさえいれば安全な方法などない、

と気づいてからは

 

5年かかろうと10年かかろうと、

何かの正解を自分に押し付ける今までの

やり方ではなくて

 

「自分の体」を信じていこうと

覚悟を決める事ができたのです。

 

私はずっと、常識といわれる

”カロリーの法則”に従っても太り続ける

自分の体のほうを

「太りやすい体質」だといっていじめ続けてきました。

 

栄養バランスの指導をうければ

バランス依存にもなりました。

 

しかも

頭でばかり考え

自分を自制し続け、

 

その結果、

何がたべたいかもわからなくなりました。

 

 

●●が食べたい、

今日は●●の気分じゃないなあ、

 

とか

 

普通に感じる能力さえも失っていきました。

 

本当に食欲がなくなった時期もあり、

その反動からやってきたのは

異常なまでの過食衝動です。

こういった自分の感じる能力がなくなっていくのを感じた事と、

上記のようにころころ変わる情報を

色々な角度から調べていくうちに、、

 

「わからない」「約束できない」といった

医師や栄養士は、

 

実はもっとも正直で

正しい事をいっていたのだ、

と思うようになりました。

 

科学的に証明されたといわれることも、

またいつどこで新しい発見により

訂正されるか分からない。

 

だったら、

外部からの情報には依存しても

意味がないのだと思うようになりました。

同時に、

今後の新たな発見で、

今は科学的論拠もなく不明瞭で怪しい情報でも、

いつの日かその効果は確実なものです、

 

って科学的論拠となる事実が

発見される日もくるかもしれない、

とも思うようになりました。
  

 

ここでは、私は

依存脳側からの視点でモノを語ってるので

私はお勧めはしていませんが、

 

カロリー計算とかバランスを

しっかり記録するのも、

それで安心できて、

いざやれない状況になったり気疲れした時にも、

パニックにならない脳を持ってる人なら、

 

それはその人にとっては

良いダイエットなんだろうと思います。

 

 

そもそもジャンクフードだけで生活して

巨漢になったひとが

普通体型になるくらいなら、

 

カロリーでも糖質でも

普通に抑えたら

そりゃ痩せるだろ、って思いすが、

 

それくらいだったら

そんな制限しなくても

体が喜ぶ食べ物の美味しさを知り

食卓に自然に取り入れるようにしたって

同じだと思います。

 

 

そられから、

 

栄養学と一口でいっても、

その種類は様々で、

私はどれも

いいとこ、わるいとこ、あると思います。

 

私は

どれか一つだけが真実だと決め付けて

制限をつけてストレスになりたくないので、

どれも程ほどに耳を傾けていますが。

 

お国が

これが正しいと決めてる

栄養学だけが正しいとも思っていません。

 

だって、、、

お国の推奨や基準だって、、

 

信じてたのに変わることも

信じてたことがよくなかったとなることも

あるじゃん、、

 

私の場合、

確実といわれる情報によって依存脳になり、

確実といわれる情報につかまりながら

立ちなおるきっかけをつかみ、

確実といわれる情報に依存するのを

卒業する事によって

18年の摂食障害に終止符を打ち

 

いったん「太る時期」はあったものの

自分に合ったところで

自然に上下しながらおちつく形で

まあダイエットにも成功した・・

 

・という、変わった経歴があるので、

私のいってることも

支離滅裂と思われる人もいるかもしれません。 

 

 

人によっては一見科学的、

論理的にみせかけた

オカルトっぽくみえるかもしれないなあとも思います。

でもそういうの

(科学的情報に頼れるところは頼りながらも、

完全ではないとする考え方)が

私にとってはもっとも現実的だったのです。

分からない人には分からないと思いますがw

 

おそらく

「確実な情報」を求めてさ迷い続け、

体本来が調整しながら

発するはずの食欲機能や代謝機能が壊れてしまった

経験のある人には

理解していただける内容だと思います。

昨日持ち出したカロリーについての記述も、

科学的に本当か嘘かってことも、

あまり興味がないというか、

どっちでもいいというか・・。

 

そんなかんじです。

真実は個々の人間が

おのおの感じるもの、

それこそが真実、それでいーんです。
 

自分の”感じる能力”が

機能しなくなっている限りは

どんな情報にたよっても、成功しない。

それが私がみつけた答えなので、

どんなエライ人に

何を言われても揺らがないのです。
 

 

私にとって科学的情報は、

 

科学的情報って全てじゃないよ、

カロリーや栄養の計算の帳尻を

合わせるために我慢しなくてもいいんだよ、

心も大事だよ

 

って自分に語りかける手段。

 

でもそこまででした。

こーゆー考え方は胡散臭いと思う人も

多いだろうなと思いますが、

私はそう信じています。


あ、最後に言っておきますが、

さりなさんは彼女なりの意見を

率直にぶつけてくださっただけで、

私もそれに答えた

(あんまり答えになってないけど 笑)だけだと思います。

 

何もこっちが本当!って

争おうとしてるわけではないですし

私もそのつもりはありません。 
 

日本の管理栄養士さんの立場から

みたきちんと纏まりのある

正統派ダイエットと、

 

ダイエット依存で太った経験のなかで、

ダイエットが効かない理由を

探してきた私が語るダイエットが

異なるのは当然ですからね。
 


今日は長くなってすみませんでした。

 

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