【ツイート①】

記事

①「文大統領側近が疑惑否定、法相“辞退せず”

②「娘のウソの表彰歴...妻が口裏合わせ要求か チョ・グク氏に新疑惑


   記事①によれば、チョ氏は会見で「普段から子供や家庭のことには関わっておらず、娘の不正入学などの疑惑については報道があってから知った」と釈明しています。仮にこのことが本当ならば、高校生である娘が大学の研究論文の筆頭執筆者になった偉業すら知らないでいたということになります。

   更に、記事②によれば、「総長賞の表彰を受けた」と記載した嘘の履歴書を提出したことが明らかになっていますが、当該総長は、この大学で教授を務めているチョ氏の妻から、「総長賞を与える権限を委任したと話してほしい」と要請され、断ったことも明らかにしたと言います。

   父親が家庭教育に関わらず、「子どもに社会のルールや責任を教える」という父性の役割⇨(https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12285889281.html)を果たさないまま、母親だけに任せていたために、娘にとっては有利になる一方で社会からは認められない不正行為をスルーしてしまったのではないでしょうか仮にこの母親が娘の不正行為に強く関わっていたとしても、子育てに関わらないできたチョ氏母親だけを責めることはできないと私は思います。

   因みに、平成22年の犯罪統計によると、少年犯罪のピークである15歳で見ると、母親のみで育てる場合、父親が育てる場合に比べ、非行のリスクは五倍程度に増加するそうです。ただ、仮に母子家庭であっても、父性の役割である「見守り4支援」も意識して子育てを行うことで状況は改善されるはずです。要は、父親と母親の双方の異なる働きを尊重せず、更に、それぞれの働きを具体的に実践できていないために陥っている状況なのです。


【ツイート②】

記事「子どもの発達障害の権威が教える、乳幼児期のしつけで大切なこと

「子供のやる気が出るように褒め方の工夫をする。一例を上げると『トークン・エコノミー』(子供がした良い行動にクーポン券をあげる方法)」との指摘。

   この「トークン・エコノミー法」(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12180752068.html)のように、良い行動にご褒美をあげる方法は効果が大きいですが、ややもすると、ご褒美がないと子どもが行動しなくなるリスクもあるので、この方法は発達障害の子供のように問題が深刻化した場合に使うべきだと思います。

   それよりも先ずは、小さなことから褒める、中でも「90点とったら褒める」のように客観的な基準に照らし合わせて褒める“絶対評価”ではなく、子供の中に伸びや長所を見つけて褒める個人内評価”(⇨

https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12307925116.html、②https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12308759659.html、③https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12309381326.html、④https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12309697446.html、⑤https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12310012680.html)に目を向けるべきだと思います。


【ツイート③】

記事「宿題が終わらず母親に注意された13歳少年 数時間後に自宅のトイレで首を吊って自殺

   米で8月24日母親から宿題を終えているか確認された少年がその後自殺したケース。また、鹿児島市で2018年夏休み明け後に当時中学3年生だった男子生徒が宿題の提出を担任から促された後に自殺したケースが報道されています。

   これらの大人の行為自体に問題はないと思います。ただこの子供達は、“感覚過敏”の特徴が強い子どもであったのかもしれませんが、それぞれの大人が宿題に対して過度に“強い拘り”や“厳しい姿勢”を持っている事を知っていて行為に及んだのだと思います。

   私は現職当時は、夏休み明け後に宿題を終えていなかった子どもにはその場で短く注意して、その後「いつまでに終えることができるか?」を聞いて再度取り組ませていました。それでも約束を守れなかった子どもには毅然とした態度で注意しました。

   子どもは失敗する生き物です。失敗が起きるたびに厳しく注意していると、その後子どもは「やっている」と嘘をつくか、怒られないように逃げるか、どちらかの行動をとります。本能的な防衛本能です。この記事のケースはそのうちの後者です。

「この大人はたとえ自分が失敗しても、挽回できるチャンスをくれる」そういう見通しが立たないと、またいつ失敗するか自分でも分からない子どもは、生きた心地がせず、毎日不安感に襲われながら生活することになるでしょう。大切なことは「同じ失敗を繰り返さない」ことなのです。

   因みに、MLBエンゼルスで活躍する大谷選手の良さは“修正能力”の高さと言われています。これこそが「失敗をしてもそれを繰り返さないように修正する能力」です。


【ツイート④】

記事「泣き出す赤ちゃん続出 ハイハイレースに大興奮


   考えてみれば、まるで精神科医が行う愛着実験みたいです😅

   一般的には、母子間の愛着が適切に形成されている「安定型」の場合には、母親が抱きしめてくれることを信じて笑顔で歩み寄る。「不安型」の場合は、自分が歩み寄っても、いつも気分次第の母親がどういう行動に出るか確信が持てないために不安になって泣き出したり怒ったりする。「回避型」の場合には、母親の元へ行こうとしない。…なんて事も起こるかも知れません。