心と体のカウンセラーまり子です。
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って後悔はもう嫌だから。
今日のテーマは
「あの時の後悔」
後悔なんていったらそれこそ
数えきれないほど。
私、５０年以上生きてますからね・・・
あの時こうしてれば・・・
ああしてれば・・・
こう言ってれば・・・
だけどそれ全部過去。
過去のじぶんの言動。
後悔したって
絶対その地点に戻れない。
そんな事をいつまでも
グジュグジュ後悔しても
また似たようなシチュエーションになった時
また同じ言動を取るかもしれないよね。
（人は瞬間的な自動思考によって行動しがち）
「今度こそこうしよう！絶対！」
ってじぶんの中でどんなに誓っても
いざとなると
幼少時から培ってきた
無意識的な言動が現れて
同じような行動を取ってしまうもの。
そこを変えたいなら
じぶんの深層にある心理を探って
変えて行く必要があるのです・・・
どうゆうこと？ですよね
どんなに信念が強くても
スキルがあって収入があっても
好きな人と結婚しても
入りたかった会社に入れても
前から欲しかったバッグが手に入っても
人間って後悔する生きもの。
なので、
「後悔した中身」を
分析してみればいいのです。
結局、後悔ってじぶんの
思考と感情と行動が
関連してるの。
私の後悔の中でね、
どうしても忘れられない、
自分を責め続けた後悔がいくつかあって。
その中で、
「あの時わたしは
何ができたんだろう」
って、今でもその後悔が
鮮明に蘇ったりすることがあるんだけど、、、
ひとつは4才で亡くなった
息子のことだけど、
もうひとつは、
親類の甥っ子の自殺。
若くして自死を選択した彼は
まだ２０才前半でした。
中学３年生で軽いうつ病を発症し、
目指していた高校に進めなかった彼は
悪化して
入学した学校を1年生で中退。
そこから長い
引きこもり生活に入ったそうです。
私は１度だけ姿を見たことがあって、
用事があって
初めてその家に行ったとき
なんと部屋から出てきて
「こんにちは」って挨拶してくれて・・・
帰るまで床に座ってタバコを吸ってたの。
「人が来てる時に
部屋から出てくるなんて珍しいんですよ～」
って、
彼のお母さんに言われたのを覚えてて。
だけどあの時が彼を見た最後で
亡くなったのはそれから、、、
1年後くらいだったかな。
今でも忘れられない。
「あの時わたし、
何ができたんだろう？」
って、今でも時々思うの。
本当はね、彼のために
何か行動したかった。
でも義理の関係で、
交流が普段ある親類でもなく、
逆に出しゃばって
「あなた何様のつもり？」って
言われそうだったし、
うつ病に対する知識もまだ浅かったし
医者でもないのに
余計なことだと思ったし、
何より、
彼の近しい人を差し置いて
意見なんていえないよなぁ～
なんて思ったから
どうにかしたいと思った気持ちを
ずっとしまい込んでて・・・
だから
彼が亡くなったことを知ったときは、
思うだけで、
結局なんにもしなかったことを
ただただ後悔した。
「後悔」って、
選択を誤ったり
失敗したことなんかじゃなくて
「思ってたのに
行動しなかったこと。」
何も出来なかったかもしれない
力になれなかったかもしれない
でも・・・
何かできたかもしれない。
そんな後悔は
もう二度としたくないの。
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