春の開運法 春社(はるしゃ) 秋の開運法は秋社 | 福岡占いの館「宝琉館」 ホウリュウの開運鑑定ダイアリー

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福岡占いの館「宝琉館」の深川宝琉館長が占い(運命学)について綴る開運ダイアリーです。運命学も各占術の書籍のみに盲従せず、実占を通して活きた開運学に醸成することが肝要。おもむくまま雑感を記します。

いつも、本ブログを閲覧いただき、ありがとうございます。


「天地人の運勢鑑定」 を主宰している深川宝琉です。


木や草の芽が萌え出る姿に、だんだんと春の息吹を感じ始める時節を迎えました。


3月21日には春分を迎えますね。


人の運命を見極める仕事をする者にとって、太陽の動き、月の動き、惑星の動きは日々、敏感に察知していく必要があります。


今年は3月6日が啓蟄(けいちつ)で、春分は啓蟄から数えて15日目の3月21日。 

易で言えば水雷屯 ( すいらいちゅん )の時です。


無限の可能性を秘めた創成期の混沌を整え、秩序ある状態にしていく時期。


俳句の歳時記には初春の季語として「牡丹の芽」「桔梗の芽」「ものの芽」「草の芽」などがあり、初春のイメージが水雷屯のイメージと重なります。


庭土にひびを入れたり桔梗の芽   長谷川櫂 「天球」


このような句はまさに水雷屯、啓蟄をイメージしますね。


蟄を過ぎ、春分になると、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。


この日から夏至まで、昼がだんだん長くなり、夏に向かっていく生命の躍動の実感が湧いてきます。

春分・秋分の3日前から7日間をそれぞれ春の彼岸、秋の彼岸と言い、春分・秋分は日本の祝日であり、「彼岸の中日」とも言います(彼岸は日本独自の行事)。


暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、寒さは和らぎ、過ごしやすい季節になります。


まさに本格的な春を迎えていく時期であり、桜の開花情報が聞かれるのもこの頃からですね。


実は、この時期は人生と重ね合わせて見ても、とても伸びやかで良い時期です。


春到来の時期の開運法
を知ることで、人生はより楽しく充実したものになるでしょう。


春の開運法の一つとして、古来、中国から伝わっている春社(はるしゃ)というものがあります。


「社」は、「土」が示している通り、生まれた土地の神様(産土神・うぶすながみ)のこと。由来は古代中国で、土地の守護神を意味します。


社日(しゃにち)
とは、春分、秋分に最も近い戊(つちのえ)の日のことで、春分に最も近い戊の日を春社、秋分に最も近い戊の日を秋社と呼んでいます。


ちなみに2014年は春社が3月18日で、秋社が9月24日になります。


まさに今日が春社の日。


春の社日が種まき、秋の社日が収穫の時期にあたり、この日は産土神を参拝し、春には五穀の種を供えて、豊作を祈願し、秋には収穫に感謝します。


農業を中心として生きてきた日本人の祖先にとって、大地の恵みである「土」との関係は切っても切れない縁ですね。


社日を祝う習慣は元来、中国にあり、その土地の守護神であった「社」を祀り、作物の豊熟を祈ったことが始まりです。


春社には、五穀の種子を蒔き、秋社には稲刈りを行うのが良いとされ、古来から農事の一応の目安となっていました。写真(左)は雲南省の少数民族侗族(トンぞく)が行っている春社の儀式です。


私も雲南省を何度も旅して、とくに少数民族の風俗習慣の中に日本の風俗習慣との共通点を見い出すことが多く、驚くことが多かったですね。


この風習が日本に入ると、土地の神様を信仰する習慣と融合して全国に広がり、一般的に豊穣を祈願する節日になっていったわけです。


日本各地では春社を「地神降り」(じがみくだり)、秋社を「地神昇り」(じがみのぼり)と呼んで、今もなお、祭りを行ったり、「地神講」(じしんこう)、「社日参り」の行事が行われています。


春社の開運法として、昔から行われていることとして、自分が生まれる時の土地の土を持ち帰り、自宅にまくというものがあります。


もっと正確に言うと、本人が母体にいるころ、それを保護していた地元の土地の土が産土神だと見なし、それを春社(今年は3月18日)に取りに行って、自分の住んでいる家に移植すると、守護が継続するというものです。


大分県日田地方では、春秋2回の社日を「サジの日」といい、農業神である作神様を送り迎えするお祭りが行われています。


福岡県嘉穂郡の一部では「オシオイ」といって海砂をとってきて家の内外を清める風習があり、これも地元では有名です。


長野県小県郡では、春に村に降りてきて秋に山に帰る田の神が「お社日様」であると信じられ、春社に餅をついて祝い、秋社には稲を田から一株抜いて田の神に捧げるお祭りが行われていて、社日は各地域で地元に根ざした行事となってきています。


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立春、啓蟄を終え、春分の時期。本格的な2014年(平成26)年を迎え、一体、どのようなポイントを意識していけば、開運していくのか、だれもが関心を持つ時期となりました。


新しい年を迎え、甲午の年である今年がどんな年になるのか、中国人や韓国人のみならず、日本人も気になるところです。


中国人や韓国人の年配の方々と話をすると、「農暦(旧暦)はいい。農作業のそれぞれの時期を正確にわかるのは農暦のみ。天地自然、万物のリズムにピッタリ合っている」と共通の実感を強調されます。


ですから、天地自然のリズムと自分の運気を合わせながら、将来を見据えていくのです。


関心のある方は公式ウェブサイト「天地人の運勢鑑定」 をご覧下さい。







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