海外V!西岡利晃vsウィラポン挑戦4度失敗! | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

日本ボクシング史上に残る海外指名防衛戦勝利を収めた、WBS世界Sバンタム級王者西岡利晃(帝拳)選手32歳。怪童といわれた西岡選手も、プロデビューから15年目を迎えての快挙達成になる。

「まだまだ強くなる自信がある!」


チーム西岡。写真撮影、山田純夫 氏。

そんな西岡選手には、4度の世界タイトル失敗の歴史がある。

WBC世界バンタム級王座を14度防衛した男、ウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)。足掛け4年間に渡り西岡選手と4度対戦し2勝2分。今も現役で頑張る偉大な元王者は、日本にもファンが多い。



そんなウィラポンから、快挙を達成した西岡選手にメッセージが。デンカオセーンvs久高戦取材 で活躍し、亀田家問題を追及するタイ在住・バンコク愚連隊 さんのブログに掲載されています。抜粋すると。

「黄金の左一発でジョニー・ゴンザレスをKOした王者西岡選手の活躍振りを見て、本当に嬉しく思っていると同時に、出来る限り防衛回数を増やして欲しいと言う気持ちです」

「2戦目。あの時にもらった左は凄く効いた」

「西岡選手は若い頃より将来は必ずチャンピオンベルトを巻ける選手であると認識していた。今の活躍は当然であり驚くものでは無い」

ウィラポンも西岡vsゴンサレス戦を観たのだという。強烈な左一発に、過去を紐解き素直な感想を述べた偉大な元王者。西岡選手にとっては、このうえない言葉だろう。今後のビタミンになりますね。


今の日本じゃカウントしない? 写真撮影、山田純夫 氏。

「もうやめろという雰囲気はありましたね」(~~)

これはチャンピオンになって西岡選手から出た言葉である。初戦0-3判定惜敗。2戦目1-1引き分け。3度目も1-1引き分け。そして今度こその4度目は、大差で挑戦失敗。4度戦って届かなかった世界王座。既にキャリアは10年目に突入していたが、戦い続けた。

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「絶対、やめるなって言ってたんだよ~。やめたら何にも無くなっちゃうってさァ~」

これは私の選手、笛木 亮 (ジャパンS)を、涼野康太(五代)選手が初回KOで破り、ランキング入りを確実にさせた直後の控え室で五代ジム田中敏之会長が、興奮冷めやらぬ態で後援者に語っていた言葉である。勝ったらファミレスが、うれしくて焼き肉やさんへ行ってしまったという田中会長。(~~)

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西岡選手との最後の対戦から1年。ウィラポンは、長谷川穂積(真正)選手に王座を明け渡す。西岡選手の胸中はいくばくか、である。西岡選手はSバンタム級に転向していた。

4度に渡る世界バンタム級王座挑戦。初戦WBC王者ルペ・ピントール(メキシコ)引き分け。2度目はWBA王者ジェフ・チャンドラー(米)と引き分け。3度目は指名挑戦者として米国へ乗り込みチャンドラーと再び拳を交えるも13回TKO負け。2年後のチャンドラー3戦目に10回TKOで破れリングを去っていった村田英次郎(金子)選手。


ハワイ遠征。金子選手、タッド河村氏、笹崎会長、スタンレー・イトウ先生。(右から)

その師匠金子繁治(笹崎)選手も、”東洋無敵”。エディ・タウンゼント氏をして、「今なら世界チャンピオンよ」と言わしめた実力者であったが、金子選手の全盛期には名王者と敬称されるサンディ・サドラー(米)が世界王座に君臨。他の追随を許さなかった。比国の英雄フラッシュ・エロルデとは、4度戦って全勝の金子選手。


初戦。メデルのカウンターに眠った原田選手。

日本人に愛されたメキシコの名選手ジョー・メデルも不運な選手といえる。その全盛期には、”黄金のバンタム”エデル・ジョフレ(ブラジル)が活躍、メデルの野望は2度に渡って挫かれた。そして、ファイティング原田(笹崎)選手への挑戦に敗れ、そのリングキャリアは下降線を辿る。

ボクシングのうまさでは絶対に負けないメデルを打ち負かしたのは、原田選手の手数とスタミナ。後年メデルのマネジャー、ルペ・サンチェス氏は、原田選手をイメージしぺドロ・フローレスを育て上げる。そして、原田戦法で具志堅用高(協栄)選手から王座を奪い取った。


脚力抜群だったペドロ・フローレス

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ハワイでビラフロアにあっさり敗れたのは若さだった上原選手。

上原康恒(協栄)選手は、プロ転向2年目のベン・ビラフロア(比)挑戦に2回KO負け。だが、具志堅選手の活躍の陰で6年間チャンスを待ち続け、ビラフロアから王座を奪ったサムエル・セラノ(プエルトリコ)を痛烈にノックアウトし、世界王座に就いた。


挑戦失敗。ここまで6年かかった。

大熊正二(新日本木村)選手。負けて世界挑戦が転がり込んできたが、初防衛戦でミゲル・カント(メキシコ)に僅差負け。以後、5度の世界挑戦は4敗1分。王座転落後6年。カントから王座を奪った 朴 賛希(韓国)への敵地挑戦は、”望みなき挑戦”といわれたが、奇跡のKO勝ちで王座返り咲きに成功したのは脅威でした。

4度の失敗に懲りず王座に就き、世界王者としてメキシコへ乗り込み最強挑戦者を退けた西岡選手はチャンピオンの証明をすると共に、日本のボクシング史を塗り替えた名王者になった。ウィラポンの言葉に応え、長く王座を護ってもらいたいものです。

長い道のり。幸運も不運もあるが、あきらめず踏ん張り続ける。それしか、目的にたどり着く方法はない。さあ、頑張ろう!

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