1年365日・世界タイトルマッチと戦う男 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

山田純男さんとゆっくりお話しするのは、06年12月2日のパリ以来である。坂田健史(協栄)選手の3度目の世界タイトルマッチも最終回終了ゴングが鳴った。リグサイドの山田氏は親指を突き上げ、勝利のサインを送ってくれた。

しかし、勝利の女神は微笑まなかった。どれほどの覚悟でここまで来たのか。

「ベルト巻きたかったス」

深夜、この扉の前で初めて涙を見せた敗者。返す言葉も無かったという大竹マネジャー。

「たまらなかったよ」


パリ。坂田選手が寝起きしたエヴァグリーンホテル244号室。


現場スタッフだけのささやかな残念会が開かれたのは午前3時。長い1日はまだ終わっていない。山田さんも駆けつけてくれた。沈黙を破り坂田選手に再起を即す山田さん。

「外国でこんなに戦える日本人はそういないんだから・・・」

【坂田健史・練習再開!(パリからの再起)】

「あんな事言っちゃって、責任感じてましたよ」

「でも、良かったですねェ」(~~)

「いつも話すんですよ。あの時、山田さんが言ってくれたから坂田はチャンピオンになたって」(~~)


山田さんから送って頂いた写真です。

ニューヨーク在住。北京オリンピックのボクシング休みを利用しての里帰りも、関西行ったり忙しい。今日、帰国の途に就き、すぐにWBA世界ヘビー級戦の取材でドイツへ。その後は、数ある世界タイトルマッチのどれに取材に行くのか、決断を迫られていると言う。

「木村君の試合か、ライト級の統一戦からパシフィコへ直行しようと思うんですよ。世界戦の一試合目が5時。ギリギリ、間に合うと思うんですよね」


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「亀田vsランダエダⅡでひらめいたんですよ」(~~)

国家斉唱をした和田アキコさんをヒントに取材先の世界戦リングで、”君が代”を歌う事を思いついた。そしてメキシコリングでそれは実現した。


メキシコリングで国家独唱。BOXING NEWS誌に掲載された。

慶応大学卒にして音楽活動を志す山田さん。

「和田アキコに負けちゃいけない」(~~)

WOWOWでご覧になった方も多いと思います。なかなかの美声でした。

「オッ、うまいじゃない山田さん」(~~)

「これからもドンドンやりたいと思います。選手の励みになってくれればいいんですけどね」


見出しにも登場。注目されています。歌手SUMIO。

パリでは会場入りしてから、直接交渉で正確な情報を教えてくれた。大変助かりました。リング上の選手のみならず、会場の人物撮影が楽しいという山田さん。世界戦の会場でしか会えません。ご注目。(~~)

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カカアコジム。佐藤 修 (協栄)選手にアドバイスを贈る元世界王者・鬼塚勝也氏。