今回の雪上練習にはリアライン・コアとバランスシューズを持ってきました。せっかく持ってきたのだからと、朝、宿を出る前にリアライン・エクササイズをしただけでなく、リュックサックに入れてゲレンデにも持って上がりました。できるだけ人目につかないところを探して(といっても、そんなところはないのですが)、滑る前の準備運動としていつものリアライン・エクササイズ。昼食休憩の後にもやりました。

 して、その効果はというと、あまり、変わりませんでした。リアライン・エクササイズをした効果に前日と有意差が見られなかったということです。リアライン・コアのエクササイズは1回やると、感覚がしばらく残っているので、宿を出るときにエクササイズをしたので十分のようです。このことが実証されましたので、次回からゲレンデに持って上がるのはやめます。重たいし、コインロッカーに入れておくのにお金もかかります。

 2日目(12月1日)はひたすら緩斜面でショートターンを練習しました。モーグルのターンは、上半身が正面を向いたまま動かず、股関節から下の下半身だけが動くようにしなければなりません。ターンは人によって違いがありますが、上半身を固定して、下半身だけを動かすということは共通しています。モーグルのルールにそう定められているからです。

 リアライン・コアは、骨盤を固定して、大腿骨の動きを骨盤から切り離します。骨盤と大腿骨をつないでいる股関節の動きがよくなるのです。上半身と独立して下半身を動かさなければならないモーグルのターンを練習するのに、リアライン・コアは最適の運動補助具であると言えるでしょう。

 ゲレンデの端っこにラインこぶがありました。あるスキーヤーが後ろ荷重のプルークボーゲンをしながら一人で付けたようです。ぼくがが今フラットバーンで練習しているショートターンでモーグルコースのようなラインこぶが滑れるかどうか。それを確認するためにラインこぶを滑ってみました。2本だけですが、リアライン・コアのエクササイズの効果が実感できました。

 股関節の動きがよくなったのでしょう。スキーの旋回(ターン)が今までと比べ物にならないくらい速くなりました。ぐるんぐるんと回ります。ターンの切れがよくなりました。

 練習方法が間違っていないことを確認した後、再びフラットバーンでショートターンの練習を繰り返しました。ゆっくりとした深回しや、素早いスクワット動作による小刻みのターンなど、ピッチを変えながら、いろいろと試してみました。

 当然のことですが、モーグルスキーでは、200m~250mのこぶが連続するコースで、すべてのターンを正確に決めなければなりません。ぼくはどうしても途中でスキーがばらけたりして、いいかげんなターンになることがよくあります。どんなスピードで滑っても、わずかのミスもないように安定化するためには、ものすごい運動量が必要です。ぼくが独自に練習しているダイナミック・ポジショニング・ターンではなおさらです。

 股関節の動きを意識しながら、リフト最終まで滑ったのですが、やりすぎました。左膝が痛くなりました。滑り終えた後、ゲレンデでストレッチをし、宿の風呂でも、マッサージをしたのですが、時間がたつにつれてだんだんと痛くなり、5時間のドライブの後、自宅に着いて車を下りたときには、ほとんど歩けないほどでした。

 右膝が変形性膝関節症になったときと似た症状だったので、心配になりましたが、一晩寝て、ストレッチをしてほぐしたらだいぶましになりました。どうやら、ショートターンの際、膝がねじられ続けたことによって膝周りの筋肉に微細損傷が起きたようです。簡単に言うと、筋肉痛です。

 原因は明確ではありませんが、次のように想定しています。ターンでスキーが横を向くとき、上半身を正面に向けたままにしていると、下肢がねじられます。股関節についてはねじれてもいいように筋肉が働くのですが、膝関節についてはねじれないように筋肉が働きます。ショートターンで激しくねじれの強い力が膝に加わり続けたために、膝周りのねじられまいとする筋肉が損傷して、筋肉痛になったのではないでしょうか。

 では、なぜ、左膝だけが痛くなったのか。スキーを始めたころからのぼくの癖なのですが、左の踏み込みが弱く、右ターン(左外足)のときに左の骨盤が一緒に回ってしまうという癖がありました。今まで右ターンではまともにターンしていなかったのが、急に切れのいいターンをするようになって、左膝にもねじれの力が加わるようになったのかもしれません。

 この想定が正しければ、左脚のねじれに対応する筋力を強化することで解決します。そうではなくて、左脚のアライメントの崩れ(マルアライメント)に原因があれば、いくら筋力を強化しても、同じような練習をする度に、同じような痛みが生じます。大会前日の公式練習によって痛みが生じ、本番でまともな滑りができないということになりますので、選手を続けることも難しくなるでしょう。右膝の痛み(変形性関節症)は、右膝を内側に入れたまま(右のすねを内側に倒したまま)で屈伸運動を続けたことに原因がありました。

 単に左脚の筋力不足からくる筋肉痛なのか、左脚のアライメントの崩れに起因する痛みなのか。できるだけ早く原因を見極めて、対応策を考えたいと思います。

 競技選手としては決して早くない、というより遅すぎる雪山シーズンインを迎えました。前日の金曜は仕事もそこそこに早めに帰宅し、荷造りをして車に積めるものは積み込み、午後10時半に就寝しました。目覚まし時計は午前3時半にセット。この時間に起きてすぐ出発すれば、朝一番と言わずとも、午前中からたっぷり滑ることができるでしょう。

 朝、目が覚めました。まぶしいばかりの朝日がベランダから差し込んでいるではありませんか。妻はぼくより早く起きて資源回収に出す古新聞を束にしています。午前7時半でした。スマートフォンの目覚ましは時刻をセットしただけで、オンにしていなかったようです。

 後悔先に立たず。妻に「邪魔」と言われながら、残りの荷物をまとめて出発したのが午前8時20分。天気は快晴。小春の日差しを浴びながら高速道路を走っていたら、眠気が襲ってきたので、パーキングで仮眠。結局、スキー場に着いたのは午後1時半でした。

 シーズン券を受け取った後、駐車場で、持参したリアライン・コアとバランスシューズを使っていつものように準備運動をしました。バランスシューズは屋内専用です。硬くて平らな床の上で使わないと意味がないからです。しかし、ぼくが車を止めたところは、アスファルトがタイルのように平らできれいでした。

 次回からはちょっと厚めのベニヤ板を持参することにします。それさえあれば、雪が積もった駐車場でも大丈夫ですね。

 リアライン・エクササイズをしてみると、案の定、左の股関節が硬くなって、動きにくくなっていました。5時間のドライブで、左足は全く動かさずにフットレストに置いたままでした。一方、右足はアクセルを軽く踏んだままでした。膝が固まって動きにくくなっています。この状態でスキーをすると、関節に非常に悪いです。特に、硬いこぶを滑ったりすると、こぶにぶつかり、衝撃を受けて、膝や腰を傷めます。リアライン・コアとバランスシューズを使ったエクササイズは必須です。

 ゲレンデ到着は午後2時半。パトロール小屋にあいさつに行きました。顔なじみになったパトロールの皆さんに「今シーズンもよろしくお願いします」。今回は滑るだけで、エア台をつくるわけでないので、パトロールにお願いすることはないのですが、いつもゲレンデに着いたら、まず、パトロールにエア練習の申請に行くので、パトロールに顔を出さないと何か落ち着かないのです。変な習性が身についてしまいました。

 シーズン最初なので、緩斜面のフラットバーンで基本練習だけするつもりでしたが、急斜面に浅い自然こぶができていたので、2本ほど滑りました。初日の滑走は合計1時間でした。

 下山してすぐに夕食をすませ、午後5時すぎに、いつもの宿に着くと、ちょうど皆さん一家そろってお出かけになるところでした。なんでも子供さんたちと一緒に大掃除をしたら風呂に入りたくなったので、みんなで風呂に入りに行くのだそうです。「私たちいませんけど、おじいちゃんはいますから。どうぞご自由にお使いください。お風呂は5時半にはわくようになっていますから」と言って、出て行かれました。

 まだ雪が少ないせいか、客はぼく一人でした。部屋に荷物を置いて、クールダウンのために走りました。真っ暗で寒かったですが、30分間走ると汗だくになりました。

 今回の練習の一番の注目点は、スキーにリアライン・エクササイズの効果がどのように表れるかということです。さまざまなスポーツのトップ選手がリアライン・コア、リアライン・バランスシューズをトレーニングに取り入れ、成果を挙げていますが、モーグルなどのスキーのトレーニングに効果があるかどうかはまだ報告がないようです。

 大阪・長居のパーソナルトレーニング専用施設PCPで、ぼくと同じように(?)、トレーナーの栗田さんの指導を受けてコンディショニングをしているWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔選手は、リアライン・エクササイズを練習に取り入れて、「やばいです」と言っているそうです。
http://pcp1996.com/member/index.html

 で、リアライン・エクササイズをして今日、初滑りをしたぼくはどうだったか。「やばいです」

 今日は小手調べでしたが、明日は緩斜面のフラットバーンで本格的に基礎トレーニングをします。
 膝の故障からの回復トレーニングだけでなく、競技力向上に絶大なる効果を発揮するバランスシューズ(バランス下駄)ですが、難点が一つあります。先日の認定インストラクター講習会でも話があったのですが、履くのがちょっと面倒です。これが普及の阻害要因になっているそうです。

 バランスシューズは男女兼用、大人子供兼用。つまり、足が大きい人も小さい人も使えるようになっています。どんな大きさの足の人でも靴を履いたままで履けるようになっているがために、履くのにちょっと手間がかかります。スキーブーツを履くことに比べたらどうということはない手間なのですが、毎日ちょっとだけトレーニングをしようかというときには、ベルトを締めるのが面倒です。

 そこでぼくは一計を案じました。ずいぶん前に買ったジョギングシューズが使わないままになっています。ランニング用に初中級用(月間走行距離100km程度)のシューズを買い足したので、もう初心者用のジョギングシューズは使いません。そこでこれを室内履き専用にして、バランスシューズに履かせたままにしておくことにしました。

 バランスシューズ・トレーニングをするときには、バランスシューズを履かせたジョギングシューズを履きます。普通にジョギングシューズを履くのと同じ手間です。バランスシューズ・トレーニングを終えたら、バランスシューズからジョギングシューズを外さずに、ジョギングシューズから足を抜きます。普通にジョギングシューズを脱ぐのと同じ手間です。次はまたジョギングシューズを履くのと同じ手間でバランスシューズを履くことができます。

 この方法にしてから、バランスシューズ・トレーニングをするのがおっくうでなくなりました。バランスシューズを履かせたジョギングシューズに足を入れ、リアライン・コアを装着してエクササイズをします。1回10分間を1日に1~3回。朝起きて1日の行動を開始する前、あるいはランニングなどの本格的なトレーニングの前の準備運動としてこれをします。

 1家に1足、常備すべきバランスシューズ。使うのが1人だけの場合は、このような方法で、履くのが面倒という唯一の難点を解消することができます。
 大阪・長居のパーソナルトレーニング施設「PCP」(フィジカル・コンディショニング・プロダクション)で、リアライン・デバイス認定インストラクター(バランスシューズ)の養成講習会があり、受講しました。

 午後6時から9時まできっかり3時間。秒単位の正確さで始まり、終わりもぴったり予定通りでした。ここまで見事に約束の時間が守られると、受講する方もとても気持ちがいいです。見習いたいと思いました。

 さて、リアライン・デバイス講習は先日のリアライン・コアに続いて2回目の受講で、今回はバランスシューズです。講師は前回同様、いつもコンディショニング・コーチとしてお世話になっているPCP代表、栗田興司さん。前回と重なる部分もありましたが、初めて聞くことも多く、やはり受講してよかったと思いました。

 バランスシューズについては、 詳しく言うと3時間かかりますので、こちらを参照してください。
http://www.glabshop.com/realine-shop/balance_shoes/
簡単に言うと、靴を履いたままで履く1本歯の下駄です。ただし、歯の向きが普通の下駄のように横ではなくて縦です。

 何をするものかというと、他のリアライン・デバイスと同様、関節のずれやゆがみを整えて、本来持っている運動能力を発揮できるようにするための運動補助具です。

 けがや生活習慣、加齢によって、人間の体にはゆがみが生じます。骨の配列(アライメント)に狂いが生じるのです。それが原因で、腰や膝などが痛くなったり、本来の運動能力が発揮できなくなったりします。リアライン・デバイスはアライメントを元の正しい形に戻して、本来持っている運動機能を速やかに回復させるために使います。

 バランスシューズには膝関節用と足関節用があります。元々はけがのリハビリ用に開発され、膝関節用は膝の前十字靭帯損傷(ACL)予防、足関節用はの足首の捻挫予防に使われていたのですが、これを使ってトレーニングすることによって、ジャンプ力などさまざまなパフォーマンスの向上がみられることがわかり、さまざまな分野のトップアスリートが競技力向上のためにトレーニングに取り入れ始めています。

 ぼくは昨年1月に変形性膝関節症で右膝に痛みが出て、その治療のために2月27日からPCPに通っています。膝のアライメントを整えるためにPCPで膝関節用を使ったトレーニングを教えてもらい、自分で購入して、自宅でもトレーニングをしてきました。1年半も使ってきたのだから、もう講習を受ける必要はないのではないか、とも思いましたが、今回受講したことにより、いろいろと認識を新たにすることがありました。

 その一つが、「フィードバック(固有受容機能)」と「フィードフォワード」に対するバランスシューズの効果です。

 「フィードバック」とは、バランスを崩したときに、足裏や三半規管をセンサーとして感知して、バランスを回復することです。モーグルスキーでは、ターンで体が後傾になっていないか、体の軸が片方に傾いていないかなどを感知して、修正することが求められます。体の傾きを感知して体を平衡状態に戻すのが「フィードバック」の能力です。これを身に着けるのにバランスシューズは役立ちます。

 「フィードバック」だけなら、他のバランストレーニングでもいいのですが、バランスシューズには他のバランストレーニングでは得られないトレーニング効果があります。それが「フィードフォワード」です。

 「フィードバック」はバランスを崩した後に元に戻す機能ですが、「フィードフォワード」は事前に予測して、バランスを崩さないようにする機能です。バランスを崩してから元に戻すのではなく、常にバランスを崩さないように関節を正しい状態に保つ「フィードフォワード」の能力を高めるところにバランスシューズ・トレーニングの最大の特長があります。

 バレーボール選手がジャンプの後の着地で足首を捻挫する、マラソン選手が着地の衝撃を膝に受け続けて変形性膝関節症になるなどのけがや故障は、空中にあった足が着地するときに正しい向きを保てず、関節に無理な力が加わることによって起きます。逆に言えば、膝関節、足関節が正しい向きを保ったままであれば、無理な力が加わることはなく、けがや故障が未然に防げることになります。その能力を身に着けるのに役立つのがバランスシューズというわけです。この「フィードフォワード」(事前予測対応)の能力は、足を離さずに行う他のバランストレーニングでは身に着けることができません。モーグルスキーでは連続するこぶの中で正しくターンを続けるために、関節を正しい状態に保ち続けることが求められます。そのためにバランスシューズが有効であると思います。

 バランスシューズ・トレーニングの効果はそれだけにとどまりません。股関節の可動性を高める(動きやすくする)のに大きな効果があります。

 最近、ぼくはリアライン・コアとバランスシューズを併用したエクササイズをしています。リアライン・コアの使用は1回10分間で1日に3回までと制限されています。仕事が忙しくても、それくらいの時間はとれます。これだけの短い時間のトレーニングですが、効果は劇的です。股関節の動きが非常によくなりました。

 バランスシューズの説明書にはレベル1からレベル4までのエクササイズが紹介されています。講習でもらった資料にはさらにレベル5からレベル8までのエクササイズが紹介されています。バランスシューズが全く揺れない状態でそれぞれのエクササイズができないと、次のレベルには進むことができません。

 レベル4までいくと、「シングルスクワット」というエクササイズが出てきます。バランスシューズを履いた状態で片脚を上げて、もう一方の脚だけでスクワットを繰り返すのですが、これがけっこう難しくて、7回くらい連続するのがやっとでした。最近、リアライン・コアとバランスシューズを併用して練習した結果、一気に連続54回の新記録を達成しました。昔は素足でも連続50回は難しかったと思います。

 トランポリンの練習では、以前は着床の衝撃を膝で受けて、膝の周りが緊張することがよくありましたが、最近は股関節の大きな筋肉を使ってベッドの反発を押し返しているので、膝が痛くなることがありません。股関節の周りの大きな筋肉を使うことによって、膝にかかる負担を減らしています。今は膝の不安がなくなり、お尻のあたりの筋肉を使ってベッドをしっかりと踏んでいるので、ジャンプの安定感が増しました。

 このように、バランスシューズを使ったトレーニングは大変効果的ですが、つま先を前に向けて両足を平行にしなければならない、太ももが内側を向いてはいけない、といった注意点があります。間違った使用方法でのトレーニングでは効果が得られないばかりか、かえって故障を引き起こす原因にもなりかねません。

 モーグルスキーヤーにしばしばみられるように、膝を内側に入れて、つまり、外脚のすねを内側に倒してショートターンしたい人にとっては、バランスシューズ・トレーニングはあまり効果がないかもしれません。思ったように効果が得られないのなら、使用方法が誤っているか、トレーニングの目的に合っていないかです。バランスシューズの原理や目的、使用方法をよく理解している人に相談するのがよいと思います。
 11月最初の連休は3日とも出張でしたが、9日(土)は休みだったので、今シーズン最後になるであろうウォータージャンプにO-airに行きました。

 最初のストレートジャンプ。1発で成功。何年もかけてずいぶん苦労しましたが、ストレートジャンプが完璧にできるようになりました。最近は出発前に自宅で、リアライン・コアとリアライン・バランスシューズを使って準備運動をしています。骨盤の歪みがなくなり、体の軸がまっすぐになって、安定しているように思います。股関節の動きがよくなったことで、膝にかかる負担が少なくなりました。

 ツイスターも体の軸ができているので、スキーが真横になるまで降りきるのが楽になりました。リアライン・コアを装着してのサイドレンジ(左右方向のウェイトシフト)やペルビック・ローテーション(骨盤旋回)の効果が表れているようです。

 バックレイアウトも体が折れたり、反ったりすることが少なくなりました。100%ではありませんが、大崩れすることはありません。

 全部、1回でできてしまうので、5本飛んで帰ろうかと思いましたが、バックレイアウトで、最後のリップのところで足がひっかかるような感じがあるのが気になり、何度か飛んでいるうちに原因がわかりました。

 リップをしっかり踏まないといけないので、最後までリップを見続けているのですが、そうすると、スムーズな回転がかからないのです。キッカーの斜面に対して体を垂直にしなければなりません。膝が曲がっていたり、腰が曲がっていたりすると、リップを抜けて空中に出た後、体が伸びることによって回転が止まります。

 体を完全に1本の棒にして、斜面に対して常に垂直になるようにしなければなりません。前傾だと詰まり、後傾だと抜けます。膝や腰に角度が付いているとだめなのは言うまでもありませんが、首が曲がっていてもだめです。頭が前に傾いていると詰まり、頭が後ろに倒れて顎が上がると抜けます。頭もまっすぐにして斜面に対して垂直に保たなければなりません。

 もう一つ大切なのが目です。視線も体の軸に合わせなければなりません。視線が体の軸と垂直、つまり斜面と平行になるようにしなければなりません。これらすべてができたときに、最もスムーズな回転がかかります。

 しかし、リップをしっかり踏まないと危ないという意識があるので、最後までリップを見ようとして、視線が下がります。意識しないと頭も下がってしまいます。難しいです。リップを視点でとらえるのではなく、視界でとらえるようにすれば、うまくできるのではないかと思います。来シーズンの課題ですね。

 結局、1時間飛んで終了しました。始めるまではおっくうでしたが、セミドライだと暖かく、飛び始めると暑いくらいでした。

 今シーズンはストレートジャンプが完成したので、ストレートジャンプををベースにツイスター、バックレイアウトを練習し、バックレイアウトがほぼ完成しました。来シーズンはバックレイアウトをベースに、新しい技に挑戦するつもりです。
 昨日(20日)は京都府綾部市の実家で村用(地区の共同作業)がありました。例年、この時期には「彼岸道」と言って、共有の農道の補修作業をするのですが、今年は特に直すところもないということで、久しぶりに防火用水池の池替え(泥揚げ)をしました。

 水を抜いて、底にたまった泥をスコップやバケツですくって持ち上げ、畑に捨てます。池替えをするのは約10年ぶりということで、底には大量の泥が堆積していました。普通なら運動をしていない都会暮らしのサラリーマンにはつらい作業ですが、日ごろの鍛錬、特に冬場のエア台作りのトレーニングのおかげで、人一倍の働きができたようです。

 そのせいか作業は予定より早く終わりました。昼食後、ともに85歳の父母にリアライン・コアを着けてもらいました(※リアライン・コアを60歳以上が使用することは禁忌とされており、医師の許可が必要です)。

 父は農作業で酷使した股関節の背中側に70代のころから痛みが出るようになり、無理ができなくなりました。母は腰が曲がってしまっています。あまり強く締めないようにして、時間も短くして、軽めの動きをしてもらいました。残念ながら劇的な効果は見られませんでしたが、骨盤の正しい位置が少し思い出せたのではないかと思います。帰省するたび、短時間装着してもらい、徐々に骨盤、胸郭を正しい位置に戻していきたいと思います。

 大津の自宅に帰宅後、いつものように近所の皇子山球場・陸上競技場の周りを軽く走りました。最近、膝の調子がとてもいいです。リアライン・コアを使ったトレーニングの成果によって体幹が安定し、股関節の動きがよくなったからだと考えています。

 走っているとき、以前は膝に意識がいっていましたが、今は股関節を意識しています。膝を動かすのではなく、股関節を動かすようにしています。膝を意識していたときには膝に力を入れているという感じや衝撃を受けているという感じがありましたが、今は股関節に意識を向けていて、膝は意識せず、リラックスしたままにしています。膝に衝撃を受けているという感じはなく、脚全体が無意識のうちに楽に動いている感じです。

 リアライン・コアの認定インストラクター養成講習で栗田さん(PCP代表)に教えてもらったのですが、人間の体は動かすところところ(Mobility)と安定させるところ(Stability)が交互に並んでいるそうです。上から言うと、肩関節(M)-胸郭(S)-腹(M)-骨盤・腰椎(S)-股関節(M)-膝関節(S)-足関節(M)-足(S)の順です。

 下肢(脚)について言うと、股関節と足関節(足首)を動かすところ、膝関節は安定させるところになります。

 モーグルのターンでは、こぶの衝撃を吸収するために「ストローク」と呼ばれる脚の曲げ伸ばしの動作をします。脚をパンタグラフのように折り畳んだり、伸ばしたりする動きです。このときに膝を曲げますので、膝を動かそうとすると、よけいな力が加わって、かえって膝が動きにくくなります。スムーズな脚の曲げ伸ばしができなくなり、こぶの衝撃を受けて膝を傷めたりして、ますます膝が動きにくくなるという悪循環に陥ります。

 ぼくが見たところ、引退前の選手がこの状態になっていることが多いようです。トリノ五輪金メダルのジェニファー・ハイル選手は、股関節の動きがよく、カナダ選手らしく、こぶの吸収がとても上手でしたが、引退前の滑りでは、股関節の動きが悪く、腰椎を動かしてこぶを吸収していました。股関節というのは、骨盤の左右の出っ張りの下に大腿骨の上端が入っている部分のことですが、そこを動かすのではなく、その上の腰椎(背骨=脊椎の一番下の部分)を折り曲げてこぶを吸収していたのです。

 腰椎の曲げ伸ばしでこぶを吸収する滑りを横から見ると、上半身が前後にぎったんばったんと激しく動きます。股関節が動くと、上半身は安定して、前後には動かず、ピストンのように上下に動きますが、腰を曲げ伸ばしすると、上半身は前後に動揺します。このような滑りをしていると、上半身を安定させるために腰の筋肉を酷使することになり、腰痛を招く結果になります。

 股関節が動かないと、膝関節も動きません。曲がらない膝で衝撃を受け止めると、膝を傷めることになります。ぼくの場合、ダイナミック・ポジショニング・ターンという独自のターンの練習で、膝の動きを意識するあまり、股関節や足関節の動きが悪くなり、膝を傷めたのではないかと考えられます。膝関節は本来動かさないところなのに、そこを動かそうと意識すると、本来動かすところである股関節や足関節が動きにくくなるのですね。

 最近は走っているとき、股関節を動かすように意識していて、太ももの付け根の前面の筋肉が働いているのがわかります。後面の筋肉は大臀筋というお尻の筋肉ですが、足を前に出したときに伸びているのがわかります。以前は膝周りの筋肉ばかり意識していて、股関節周りの筋肉の働きを実感していませんでした。股関節を動かすことを意識することによって、股関節、膝関節、足関節と、脚全体がリラックスしてよく動き、気持ちのいい疲れを感じることができます。
 3連休最終日の14日は兵庫県養父市の大屋スキー場に行ってきました。独自に開発しているダイナミック・ポジショニング・ターンの完成に向けて、ブラシゲレンデで基礎練習をするためです。

 昼前に着いて、弁当を食べた後、リアライン・バランスシューズを履き、リアライン・コアを着けて、体幹を安定させるためのエクササイズをしました。リアライン・コアの効果は持続しますので、装着してのエクササイズを毎日する必要はないのですが、どうも、ぼくの体のゆがみは、スキー練習によって起きているようなので、スキーをする前にリアライン・コアを使った準備運動をして、左右対称の動きをしっかりと体に覚えさせておこうと考えたのです。

 トランポリンで軽く汗を流した後、ゲレンデへ。今回はひたすらプルーク(ウェッジ)を練習しました。いわゆる「ハ」の字での滑走です。

 スキーを「ハ」の字に開いてブレーキをかけた後、スキーをそろえてフォールラインに向けて加速する。この動作をできるだけ小刻みに繰り返しながら直滑降します。

 初心者の「ハ」の字と違うのは、「ハ」の字のスタンス(プルーク)のときに、腰がブーツよりも後ろにいかないようにすることです。腰を落としたときに、腰がブーツよりも前に出るように意識します。

 腰を上下動させながら、膝を曲げ伸ばしして、「ハ」の字のスタンス(プルーク)と平行のスタンス(パラレル)を切り換えるのですが、なかなか動きが追いつかず、緩斜面なのにスピードが出過ぎてしまいます。

 フラットだけでなく、こぶやウェーブも滑ってみました。こぶはふくらんだところでスキーを止められるので簡単ですが、ウェーブは難しいです。「ハ」の字にしただけではスキーが止まってくれません。

 いろいろとやっているうちに一つわかりました。膝だけを曲げ伸ばししようとするとうまくいきません。股関節を動かして、その結果として膝関節が動くようにするといいようです。

 リアライン・コアを着けてエクササイズをすると、股関節の動きがよくなります。準備運動の感覚が残っていて、以前よりも股関節がよく動いたようです。

 コントロールがしやすく、スピードを出しやすいターンとして、ぼくは「ダイナミック・ポジショニング・ターン」と名付けた独自のターンの開発を進めています。このターンの基礎練習として、どのような滑走を練習をすればいいのかを考えて、プルークでの練習を考えて試してみました。ダイナミック・ポジショニング・ターンの動きを練習することができるようです。

 今回は両方のスキーを同じように動かすバイラテラル(両側性)の練習を中心にしましたが、片側ずつ動かすユニラテラル(一側性)の練習も可能です。

 どちらにしても、ものすごく地味な練習ですが、ぼくのターン練習の当面の最大の課題は、乱れてしまっているターンの左右対称性を取り戻すことにありますので、次回もこの基礎練習を反復したいと思います。
 3連休初日の12日はO-airにウォータージャンプの練習に行きました。8月24日以来です。9月は3連休が2回もあったのに、出張や実家の稲刈りやらで1度もウォータージャンプに行けませんでした。

 午前中、これまた久しぶりにブログを買いた後、前日に購入したリアライン・コアを装着してウォータージャンプの準備運動をすることにしました。

 リアライン・コアは体幹のアライメント(骨の配列)を整えるための運動補助具(リハビリ・トレーニング器具)です。下肢(脚・足)のアライメントを整えるための運動補助具としてリアライン・バランスシューズというものがあります。縦に1本歯が付いた下駄のようなものです。リアライン・コアとリアライン・バランスシューズを併用してエクササイズをすると、体幹と下肢のリアライン(アライメントを整えること)が同時にできます。

 さっそく、前日の講習で習った要領でリアライン・コアの骨盤ユニットと胸郭ユニットを装着。続けて、リアライン・バランスシューズを履こうとしたところ、リアライン・コアで胴体ががっちり固められていて、どうにも履くことができません。コアとバランスシューズを併用するときは、バランスシューズを先に履きましょう。

 バランスシューズはコアのように高くはないので、前から使っています。膝の変形性関節症を治すためだったのですが、そのような故障を抱えていなくても、モーグル、トランポリンなどのバランスが求められる競技をはじめとして、あらゆるスポーツ選手がトレーニングに取り入れるべき器具だと思います。

 電柱は穴を掘って土の中に埋め込まないと立てることは難しいと思いますが、電柱が穴のない地面に何の支えもなく立っているかのように、揺るぎなくどっしりと大地に立つ体をつくることが、リアライン・コアとバランスシューズを使ったエクササイズの目的です。

 準備運動を終えた後、車で1時間半ほどかけてO-airに到着。ウェットスーツに着替え、スキーブーツを履いて、再び準備運動のスクワット。家を出る前にリアライン・コアとリアライン・バランスシューズを着けて行ったエクササイズの感覚が残っています。その感覚で動きを再確認します。

 ウォータージャンプを飛んでみると、最初のストレートジャンプ2本は久しぶりだったこともありタイミングが合いませんでしたが、3本目にはぴったり合って、空中で体が棒になりました。まさに「棒ジャン」。今まで以上に体ががっちりと引き締まりました。

 リアライン・コアを装着してエクササイズする様子は、大リーグボール養成ギブスを着けた『巨人の星』の星飛雄馬のようでもあります。人によってはモビルスーツを装着した『機動戦士ガンダム』のように見えるかもしれません(ぼくは世代が違って、見たことがないので、ガンダムのことはよく知りません)。体感としては、はずした後、体が軽くなります。動きがよくなるのです。ストレートジャンプでは、ジャンプして空中に出た後、しゃきーん、しゃきーんと体が伸びて、きれいな十字姿勢をつくることができます。

 ストレートジャンプもそうですが、バックレイアウト(後方伸身宙返り)はキッカーをいかに垂直に踏めるかで成否が決まります。電柱が何の支えもなく立っている状態をエア台の中でキープすることができれば、スムーズに回転がかかります。体幹の固定ができなければ、体が反ってしまったり、逆に「く」の字に折れ曲がったりします。

 もう一つのポイントは、体の重心を中心にして、シーソーのように、上半身と下半身が逆方向に同じ速度で動くことです。上半身が先行すると体が反り、下半身が先行すると「く」の字になります。この回転動作も体幹が固定できていなければできません。

 バックレイアウトの練習では、大きな失敗が2本ありました。一つは、スキーを完全に引っ付けて滑ってジャンプしようとしたら、キッカーの先端近くで拇指球に体重が乗ってしまい、片方のスキーがリップに引っかかって回転がかからず、空中で体がばらばらになってしまいました。もう1つの失敗は、キッカーを最後までしっかり踏もうとしたら、視線がリップ(キッカーの先端)に残ってしまい、体が「く」の字になって回転が止まりました。どちらも大失敗ですが、なんとか足から着水することができました。どんな失敗をしても足から下りられるということが肝心です。

 久しぶりだったせいか、ウェットスーツを着たせいか、3本飛ぶとへとへとです。リアライン・コアのおかげで、体が締まるようになったために、それだけエネルギーを消耗しているということもあるかもしれません。数本飛んでは休憩しながら、2時間で練習を切り上げました。

 帰宅して夕食後、再びリアライン・コアとバランスシューズを着けて準備運動をしてから心拍数120~130で30分間走りました。やはり、体幹が安定して、膝に負担がかからず、楽に動くことができました。

 今日はこれから仕事で、トレーニングは休みです。
 コンディショニングとトレーニングでお世話になっている大阪・長居のパーソナルトレーニング施設「PCP」で昨日(11日)、リアライン・コア認定インストラクター養成講習がありました。講師はPCP代表のトレーナー、栗田興司さん。午前9時半~午後1時半、座学と実技を受講して、晴れて「リアライン・コア認定インストラクター」になりました。

 今年はなぜか資格づいています。今まで車の免許と無線の免許以外には何も資格を持っていませんでしたが、今年5月に講習を受けて、日本体操協会トランポリン委員会(旧日本トランポリン協会)の公認普及指導員になりました。「リアライン・コア認定インストラクター」は二つめの資格です。

 「リアライン」(ReaLine)は、蒲田和芳・広島国際大学准教授が提唱する治療・トレーニングプログラムです。骨の配列・関節のかみ合わせを意味する「アライメント」(alignment)を正しく整え直すこと(Re-alignment)によって、本当の(Real)体の線(Line)をつくるということを表す造語です。関節の歪みやずれを取り除くことによって、体の痛みを解消し、トレーニングの効果を最大限に発揮することを目的とします。

 建て付けの悪い戸は、開け閉めするのに苦労します。そのときそのときに押したり引いたりして開け閉めするための対策を講じるのではなく、スムーズな開閉を妨げている柱のゆがみを直してしまうのがリアラインです。対症療法ではなく、原因となっている体のゆがみに注目して、本来の運動機能を回復させる方法です。

 それが誰にでも簡単にできるよう、さまざまな運動補助具が開発されています。その一つが「リアライン・コア」で、骨盤と胸郭(肋骨)を固定して、左右対称で安定した体幹をつくるのを助けます。

 詳しくは発売元の株式会社GLABhttp://www.glabshop.com/

 講習ではこうした基本の話から始まって、アメリカで開かれたスポーツ医学の国際学会での「コアとは何か」についての議論、栗田さんがサポートしているプロ選手らへのリアライン・コアの導入事例などを紹介していただきました。

 認定インストラクターになると、リアライン・コアの体験会を開催して、購入希望者に販売したり、有料でレンタルしたりすることができます。リアライン・コアは定価10万5000円と高価です。使用目的や使用法を十分に理解していないと障害の発生をまねくことも考えられます。そのため、インストラクターが開催する体験会に参加するか、動画を閲覧(オンラインセミナーを受講)するかして、内容を十分に理解したと認められた人だけが購入できます(直販のみ)。主な販売対象は、医療従事者・トレーナー、スポーツ指導者、トレーニング指導者などで、今回の講習の受講者もトレーナーや治療をしている方が多かったようです。

 講習を修了した後、リアライン・コアを1セット(骨盤用と胸郭用が同じもので2台1組)を購入しました。約3kgあって持ち運ぶにはちょっと重いのですが、手提げ袋で提げて会社に行って仕事をした後、帰りに南摂津の大日トランポリンクラブに行きました。

 トランポリンコーチのきゃさりんとひかるさんがいたので、頼まれたわけではありませんが、リアライン・コアの実演をしました。高いおもちゃを買ってもらった子供が見せびらかすようなもんですかね。トレーニングの前にリアライン・コアを装着して準備運動をすると、体が正しい動きを覚えるので、正しい姿勢でトレーニングできます。

 骨盤と胸にリアライン・コアを着けて歩きました。きゃさりんが「右腰が下がっている」とチェックを入れました。横から見た姿勢はいいのだけれども、正面から見ると右腰が下がった歩き方になっているそうです。

 リアライン・コアは今までにもPCPで何回か使っています。おかしいなあ、そんなはずはないのだが。着け方が傾いていたのかなと思いましたが、リアライン・コアは骨盤をがちがちに締めますので、傾いているとしたら、骨盤が傾いているということなのです。念のため、締め直して、もう一度、足踏みや骨盤シフト(左右移動)、骨盤回旋といった簡単なエクササイズをしていると、だんだん体が電柱になっていくような感じがしてきました。

 体操の床運動で後方宙返り4回ひねり(「シライ」と命名)を決めて注目された白井選手がテレビに出演したときに立ち姿を見たのですが、完全に直立していて、全く無理がなく、安定した姿勢でした。リアライン・コアはこのように軸がとれて安定した体幹を得るための運動補助具です。

 リアライン・コアは1回の使用時間が10分以内と制限されています。はずしてトランポリンの練習です。ウォーミングアップで、ストレートジャンプとシートドロップを練習していると、ひかるさんが「ジャンプして体を締めようとするときに体がぐにゃっとなる」と指摘しました。

 自分ではわかりませんでしたが、ストレートジャンプを跳んでいると、確かに右腰のあたりに違和感があります。さきほどリアライン・コアで骨盤を固定していたときの感じが残っているのですが、その感じとちょっと違う動きをしているのです。どうも、トランポリンのベッドが沈んで反発を受けるときに右の骨盤がぐにゃっと動いているようです。

 講習でも教えてもらったのですが、人間の下半身は骨盤-股関節-膝関節-足関節(くるぶし)という順番で並んでいて、動いてはいけないところと、動かなくてはいけないところが交互になっています。骨盤、膝関節は動いてはいけないところで、股関節、足関節が動かなければならないところです。

 骨盤が動いてしまうと、動かなくてはいけない股関節が動かなくなり、動いてはいけない膝関節が動いてしまうことになります。順番が逆になるわけですね。ぼくの場合、左下半身は骨盤が安定していますが、右下半身は骨盤が不安定で、膝への負担が大きくなっていたようです。ジャンプがまっすぐにならず、高さが出ないというパフォーマンスの低さもこのあたりに原因がありそうです。

 上半身について言うと、骨盤の上の腰(腹)は動くところ、その上の胸郭(肋骨)は動いてはいけないところです。リアライン・コアは動いてはいけない場所である骨盤と胸郭を固定します。固定した状態でエクササイズをすると、体がその感覚を覚えます。リアライン・コアを外した後もその感覚が残っているので、骨盤や胸郭が動いていると違和感が出るのです。骨盤や胸郭のゆがみ(非対称性)は長年の癖であることが多く、本人は気づきにくいものです。胸郭のゆがみは首や腰への負担となり、骨盤のゆがみは腰や膝への負担となります。

 腰痛や膝痛に悩まされている人、姿勢の悪さを指摘されているスポーツ選手はリアライン・デバイス(装具)を使って、関節の正しい動きを身に着けることをおすすめします。

 PCPの次回のリアライン・コア認定インストラクター養成講習は11月10日です。
http://www.pcp1996.com/member/member_2.html
膝関節の正しい動きを習得するリアライン・バランスシューズの認定インストラクター養成講習もあるようですね。 

 蒲田さんが講師のリアライン・コア認定セミナーや体験会のスケジュールもGLABのサイトに掲載されています。関西でのコアの認定セミナーは完売のようです。
 最近、仕事やら出張やらでほとんど練習ができていません。たまにトランポリンに行ったり、たまに家の近くをゆっくり走ったりする程度です。
 かといって、自分が書いた記事も載らず、ほとんど休眠状態でしたが、やっと今日1本載りました。

歴史の鍵穴:異形の短剣鋳型 失われた環どこに=専門編集委員・佐々木泰造
毎日新聞 2013年09月17日 夕刊

夕刊のない地域は明日載ります。