この土日は仕事もせず、実家の用事もせず、完全に休みました。

 23日(金)は大日トランポリンクラブに行きました。これで先週は久々の週4日トランポリン。ただし、特段の進展はありませんでした。

 24日(土)は午後にO-airにウォータージャンプに行きました。

 20日(火)の練習で、バックレイアウトの回転がスムーズにかからなかったのは、キッカー上で体が前傾していたためですが、その理由は、下を長く見すぎていたことでした。キッカーを登っていくに従って、だんだんと見る場所を高くしていかなければならないのに、ずっと前(リップや水面)を見ていたのでした。

 24日の練習で、回転がスムーズにかからないもう一つの理由がわかりました。キッカー上で体が前傾して、エアリアルで言うところの「迎え」の姿勢になっていたのですが、それは、アプローチ(下り坂)からキッカー(登り坂)への変わり目であるトランジション(transition)で、重心の位置(ポジション)を変えていなかったことに原因がありました。

 ストレートジャンプであれ、バックレイアウトであれ、アプローチ(下り坂)とキッカー(登り坂)では、体重がかかる位置を変えなければなりません。トランジションで、体勢を変えると同時に、足のどの場所に体重を乗せるかを変えなければなりません。この移行(transition)がうまくいかないと、前のめりになってしまい、キッカーで回転がスムーズにかかりません。ストレートジャンプでは、上方向に飛び上がるのではなく、前のめりで飛び出すことになります。その結果、ダフィーのように脚を前後に開いたり、腕をぐるぐる回したりして調整しなければならなくなります。バックレイアウトでは、スキーがキッカーにひっかかる感じになって、回転が不足し、最後に膝を曲げて帳尻を合わせなければならなくなります。トランジションで体重を乗せる位置を変えること、すなわち、ポジションを移動することが、ジャンプの成否の鍵を握っています。このことに何年もかかって気づいたのですが、できるようになってしまうと、無意識にやるようになるので、つい忘れてしまいがちです。いろんな台で、いろんな条件で何度も飛んで練習して、どんな場合でも理想的なテイクオフができるように練習する必要があります。エアの成否は90%以上、テイクオフで決まると思います。テイクオフの失敗を空中に出てから修正することはほぼ不可能です。いいテイクオフをするためにはアプローチからトランジション、キッカーと、テイクオフの前のすべての動作がなすべき通りにできなければなりません。

 25日(日)は、前日のウォータージャンプで左膝が使いすぎになったようなので、ウォータージャンプはやめました。着水でけっこう大きな衝撃を受けたようです。

 午後に近所のプールに行って1時間で1200m泳ぎました。いつもならこの時期は夏休みの親子連れで混雑していますが、この日は午前中にかなり激しく雨が降ったたため、空いていました。

 夜には雨が上がって地面が乾いたので、久々にインラインスケートの練習をしました。ぼくがスキーのターンの練習のために使っているインラインスケートはPOWERSLIDE社のMAVENというフリースタイル用のモデルです。2007年11月7日に買いました。4万2000円もして、高かったのですが、それだけの価値はありました。

 その年の5カ月前の6月7日に初めて買ったインラインスケートがローラーブレード社のアグレッシブタイプでした。こちらもけっこう高くて3万3000円しました。これを買った後にインラインスケートにはまり、スキーのショートターンに相当するスラロームの練習をしていたのですが、アグレッシブはハーフパイプ(バート)やパーク、ストリートで使うものなので、ターンには向いていないのです。ハーフパイプの練習では今もこのスケートを使っているので、全く無駄になっていないどころか、大いに活用しているのですが、ターンの練習のためにはやはりそれ用のスケートが必要ということで、フリースタイル用を買い足したのです。

 もし、今からモーグルのターンを練習するために、インラインスケートを始めてみようという人がおられたら、けっこう値段が張りますが、フリースタイル用を購入することをおすすめします。1~2万円で買えるフィットネスタイプとは旋回性能が格段に違います。高いレベルでの練習ができます。ぼくが買ったとき、お店の人は「フィットネスタイプを買っても、はまったら、結局、フリースタイル用がほしくなるので、最初からフリースタイル用を買った方がいい」と言っていました。スキーのように早く傷むものではありません。ウィール(Wheel車輪)だけ交換すれば、一生でも使えると思います。

 今回の練習では、パイロン(コーン)を60cm間隔で並べて、スラロームをしました。モーグルのこぶのピッチは3.6mくらいなので、ほぼ6分の1の距離ですね。

 モーグルではスキーの長さが1.7~1.8mなのに対して、こぶのピッチはその倍の3.4~3.6mです。ぼくのインラインスケートのウィールの長さは端から端までで30cm、4個あるウィールのうち一番前のウィールの軸から一番後ろのウィールの軸までの長さ(ウィールが接地している部分の長さ)は23cmです。パイロンの間隔は60cmですが、パイロンの直径が7.5cmあるので、それを差し引くと実質的な間隔は52.5cm。ウィールが接地している部分の倍の長さ(46cm)よりやや長い距離です。

 今まで90cm間隔や120cm間隔で練習することが多かったのですが、これではウィールの接地部分の長さの3~4倍あり、長すぎたのかもしれません。

 スラロームでパイロンの間をすり抜けていくと、平地であってもだんだんとスピードが出てきます。オーバースピードにならないよう、コントロールしながら、パイロンに触れないよう、左右均等にターンをしていきます。60cm間隔はけっこう難しくて、しっかり意識しないと、すぐにスケートがパイロンに当たってしまいます。難しくなると、つい右脚だけでターンしようとする癖があることがわかりました。そうならないよう、意識を左脚に集中して、左右ともしっかり踏むように心がけて練習しました。

 インラインスケートもう一つ、いい練習ができることがわかりました。ヘリコプター(スピン)の練習です。両手を広げて十字の姿勢をとって、前に滑りながら回ります。ジャンプせずに、スケートを地面に付けたままです。回転のかけ方は、上半身でかける方法と、下半身でかける方法があります。トランポリンでは動きが上下しかなく、横回転をかけるのが難しいのですが、前に滑りながらだと、左右のバランスをちょっと崩すだけで簡単に回転がかかります。スケートの軌跡が大きな弧にならないようにします。前進している直線(モーグルで言うフォールライン)上からスケートが横に出ないのが理想です。これがうまくできるようになれば、ぼくが長年、取り組んでいる「棒ジャンしてからヘリ」(ストレートジャンプで十字の姿勢をとってから空中で回転をかけるヘリコプター)も夢まぼろしではなくなるのではないでしょうか。
 日曜まで仕事やら実家の用事やらで忙しく、練習がほとんどできていませんでしたが、月曜からのんびりさせてもらい、練習もちょこちょことやっています。

 一つがスロージョギング。

 17日(土)、18日(日)は京都府綾部市の実家の草刈りをしました。この時期に草が伸びていると、カメムシが発生して、せっかく稔った米を食われてしまいます。少しでも涼しい時間帯を狙って、17日の夕方と、18日の明け方に草刈りをしました。18日は午前5時起きだったのですが、それでも日が昇ると暑くて、体力を消耗しました。

 18日、大津の自宅に帰ってから、夜の10時ごろ、妻に付き合ってもらって、近くの皇子山球場の周りを走りました。1km平均10分という超スローペースです。仕事が忙しくて練習ができませんでしたが、おかげで傷めていた左膝を休ませることができて、回復してきました。筋力を付けるには、負荷を強くせず、筋肉をスローペースで動かすのが一番です。一人で走るとついオーバーペースになりがちですが、相手がいるとゆっくりと走ることが苦痛ではありません。距離を決めるよりも時間を決めて、ゆっくりと時間いっぱい走ることが大切です。この日は妻を相手にぐだぐだとしゃべりながら30分間で3.42km走りました。20日(火)の夜にも妻に付き合ってもらって、30分で3.21kmを走りました。1km平均9分20秒の超スローペースです。

 しばらく行けていなかったトランポリンの練習もしました。

 19日(月)はアベノETCに行きました。久しぶりに鯉住コーチに会いました。仕事が忙しかったそうです。鯉住コーチは毎日1時間のスロージョギングをしているそうです。おかげでトランポリンを跳んでも膝が痛くなくなったと言っていました。スロージョギングで脚の筋力が付いたんですね。

 ぼくは最近、トランポリンでは、キャットハーフツイストを練習しています。キャットジャンプ(背中ジャンプ)からの半分ひねり腹落ちです。最初は難しいので低く跳んで練習し、慣れてきたら、できるだけ高く跳び、完全に体が伸びきってから、半分ひねります。倒立に近いところまで体を立てて、腹落ちの瞬間に「パン」という音がすればOKです。

 アベノETCで宙返りの練習をするためにこなさなければならないノルマがいくつかありますが、その一つがキャットツイストの連続20回です。連続5回ぐらいはできるようになったのですが、なかなか20回はできそうにありません。

 理由はわかっています。空中に出てからひねりをかけずに、ベッドの反発でひねっているからです。1回目は空中に出てからひねることができるのですが、2回目、3回目となると、どうしても焦ってしまい、ベッドの反発を使ってひねります。背中の左右の押し具合の違いで回転をかけてしまうのです。これをやると、腰が曲がったままの状態でひねりをかけることになります。体が伸びていなくてひねりにくいのを無理矢理ひねるので安定しません。

 そこで、キャットハーフツイストで、体を完全に伸ばしきってからひねることを習得しようと考えました。キャットジャンプで空中に跳んで、体が完全に伸びきってからおもむろに半分ひねって腹落ちします。ひねるタイミングが早いときれいなひねりにならず、四つんばいで着床せざるをえなくなります。この練習で、なんとか行き詰まりを打開しようと思っています。

 21日(水)には、ひさびさに南摂津の大日トランポリンクラブに行き、やはり地道にキャットハーフツイストの練習をしました。

 20日(火)は平日でしたが、休みをもらってウォータージャンプの練習にO-airに行きました。

 暑いときのウォータージャンプは難しいですね。スキーがあまり滑らないので、キッカーで減速し、スキーがうまく抜けてくれません。ストレートジャンプでは、上半身が前に出て前のめりになりがちで、ジャンプした後、ダフィーのようにスキーを前後に開いて調整しなければならなくなります。足をとられて後ろにすってんころりんと尻もちを付くときとは逆に、スキーが前に行かないのです。

 一番キッカーの長い8番台で練習したのですが、バックレイアウトではテイクオフの瞬間に膝が折れてしまいました。

 レイアウト(伸身)では、シーソーのように、下半身と上半身が同じ速度で回転しなければなりません。後方回転の場合、下半身の回転が速すぎるとパイク(蝦型)のように腰が折れてしまい、上半身の回転が速すぎると体が反ってしまいます。下半身が上昇する速度と上半身が下降する速度は常に同じでなければなりません。ところが、ブラシがあまり滑らず、スキーがキッカーを登るときに減速してしまうと、下半身が上昇する速度が遅くなり、膝が折れて、フィギュアスケートの荒川静香さんのイナバウアーのように上半身が後ろに倒れてしまうのです。これは危険です。また、体が曲がった状態で空中に出て、空中に出てから体が伸びるので、回転が止まり、回転不足になります。

 テイクオフで膝が折れるという傾向は前から見られました。しかも、悪いことに、「膝が折れた」ということを自分で意識できません。自分では膝が折れたという意識がないのに、映像を見ると折れているのです。この日はたまたま、1本目に大きく膝が折れてしまったので、自分でも折れたということがわかりました。自分の悪い癖を思い知らされ、2本目以降、どうすれば膝が曲がらないのかということを意識しながら練習することができました。

 そして、その理由がわかりました。トランジション(下り坂から登り坂に変わる場所)からキッカー(登り坂)に入った後、見ている場所が悪かったのです。ずっとリップを見て、リップに到達したときには前の水面を見ていたのですが、これだと体に対して視線が垂直になりません。キッカーに対して体が垂直で、キッカーの角度と視線が平行であるというのが望ましい姿勢ですが、視線が下向きであるために、上半身が前に出て、体がキッカーに対して垂直になっていなかったようです。テイクオフでスムーズな回転がかからなかったのはそのためでした。

 どんな台でも、どんな条件でも、スムーズな回転がかかるよう、視線の向け方も意識しながら練習を重ねる必要があります。

 今のように暑いとハイクアップもしんどいので、夜に練習する方がいいかもしれませんね。
 学会取材のためにこの週末は仙台に出張しました。関空からピーチで19日(金)夜に仙台入りし、21日(日)夜に帰ってきました。海外出張であろうと国内出張であろうと、旅先では走ることにしているので、今回もランニングシューズを持参しました。

 いつものように、出発ぎりぎりになって荷造りしたら、肝心のGPSトレーニングウォッチを忘れました。これがないと、せっかく走っても記録が残りません。しかたがないので、スマートフォンにRunKeeperなるアプリをインストールして、スマートフォンのGPSで走ったルート、距離、時間を記録することにしました。

 到着した19日の夜、まず手始めにJR仙台駅前のアパヴィラホテル(露天風呂のある天然温泉大浴場あり)から駅前を仙台城跡(東北大学)方面に向かって走りました。と言いたいところですが、走るとなぜか左膝が痛くなるので歩きました。

 これはあくまで予行演習。本番に備えて仙台城跡まではいかずに、途中で引き返しました。1時間3分かけて5.01kmという超スローペースです。
http://runkeeper.com/user/1015910086/activity/211371857

 今回の旅先ランニングでは、津波で被災した仙台市若林区荒浜地区を訪れようと思いました。7月6~7日にも学会で青森県弘前市に出張したのですが、このときは学会会場のほかはどこも行かないままでした。せっかく弘前まで行って、もったいない。滞在を1日延ばしてでも、一度も行ったことのない三内丸山遺跡を見学すればよかったと思いました。今回はぜひとも、被災地をこの目で見ようと思ったのです。

 インターネットのGoogleマップで確認したところ、ホテルから荒浜地区までは、東に向かって10.4キロで、徒歩の所要時間は2時間5分です。膝が万全なら、走って2時間で往復できますが、往復4時間はみておく必要があります。

 午前4時に起きて、入念に準備運動をして、午前4時53分にホテルを出発。道を間違えるとえらいことになるので、スマートフォンにGoogleマップを表示して、スマートフォンのGPSによるナビゲーションを利用することにしました。バッテリーを激しく消費しますが、ぎりぎり往復できそうです。

 GPSをオンにして、RunKeeperとGoogleマップのナビの両方を使うと、あまりにも電池の減り方が早いので、途中でRunKeeperを切ってしまいました。そのため、4.09km分しか記録が残っていません。ここまでは、ところどころゆっくり走ったので、1kmあたり8分19秒というジョギングペースになりました。
http://runkeeper.com/user/1015910086/activity/212305752

 そこから仙台バイパスを横切って田園地帯に入りました。早朝ですが、ランニングをしている人や健康のために歩いている人とすれ違います。お互い歩きの人とは「おはようございます」とあいさつを交わしました。

 津波を食い止めたという仙台東部道路の下をくぐって、さらに海に向かって歩き、午前6時半、荒浜地区に着きました。所要時間は予定より早く1時間半くらいでした。津波でまるごと流されてしまった荒浜地区には、小学校の建物と、家の土台だけが残っていました。夏草の間にまるで廃墟のようにコンクリートの土台が見えています。

 「物見遊山でもいい。被災地を訪れることが復興につながる」

 最近、そんな言葉をよく聞きます。その言葉に後押しされて、やって来たのですが、「やはり、ここに来てはいけなかったのではないだろうか」と、なぜか、そんな気持ちになりました。

 ここに来て、自分にできることは、ただ見るだけ。ここに自分が来たのは、自分が見たいから。自己満足のために被災地を訪れることの後ろめたさのようなものを感じたのかもしれません。自分の観光のために、自分の健康づくりのランニング(ウォーキング)のために、被災地を利用しているのではないのか。そんなことを考えてしまいました。

 海辺に「荒浜慈聖観音」という観音像と「東日本大震災慰霊之塔」が立っていました。Googleマップで目的地に「仙台市若林区荒浜」を入力してルート検索して、案内されたのは、この場所でした。震災で亡くなった方々の名前と年齢が黒御影石の石碑に刻まれています。地元の人でしょうか、花を供え、線香をあげて、掃除をしておられました。早朝でしたが、ほかにも入れ代わり立ち代わり、車で訪れる人がありました。

 海岸沿いには津波でむしられた松林が残っています。観音像を訪れた人が、低い防潮堤から砂浜に下りて波の音を聞いていました。ランニングで訪れる人はいませんでしたが、帰りに自転車で来た人とすれ違いました。

 午前7時に帰途につきました。帰路はRunKeeperにすべて記録できていました。距離は11.24kmで、2時間10分59秒かかりました。マラソンのちょうど4倍の時間がかかった計算ですね。
http://runkeeper.com/user/1015910086/activity/212305762

膝が疲れ、足取りが重かったのですが、お金を持ってこなかったので、とにかく歩いて帰るしかありません。スマートフォンのバッテリーも残り少なく、ちょうどホテルに着いたところでなくなりました。行き倒れになって、人に迷惑をかけることだけはしてはいけないのに、お金も持たず、スマートフォンの電源もぎりぎりという計画性のないことをしてしまいました。

 見聞を広め、健康づくりにもなるという旅先ランニングですが、今回は、見渡すかぎり流されてしまった荒浜地区の茫漠たる光景を思い起こしながら、本当にこれでよかったのかと思いつつ、この日記を書いています。
 3連休最終日の15日(月)、妻にお願いしてO-airでウォータージャンプのビデオ撮影をしてもらいました。

 前日のトランポリンの失敗があるので、この日はいきなりウォータージャンプ。幸い、前日、左脚に走っていた電撃のようなしびれはなくなりました。むしろいい刺激になったのか、それとも筋膜リリース(カワハギ)をしたせいか、膝が動きやすくなりました。

 バンクーバー五輪出場の西伸幸選手が見学する中、ストレートジャンプから。いきなり失敗しました。前日は夜に気温が下がって、水面から湯気が立ち上るくらいでした。一度、ジャンプして水に入ると、「ああ、いい湯だなあ、上がりたくないなあ」という感じで、スキーがよく走ったのですが、この日は日中さすがに暑く、スキーが全然前に進みません。キッカーを登るのもやっとの感じで、テイクオフでスキーが詰まって体が前に投げ出された感じになってしまい、空中でダフィーを入れざるをえませんでした。後傾になったらスプレッド、前傾になったらダフィーを入れてごまかそうとしますが、失敗であることは隠せません。

 バックレイアウトもスキーが引っかかったようになって抜けてくれず、きれいにできませんでした。せっかくの機会なので、タックバックにも挑戦しました。一番、映像で確認したかったのが、タックバックの抱えと開きのタイミングです。1回目、回転がかからず、着水でトップが水面に突き刺さりました。

 レイアウトも高さが全然ありません。アプローチの滑走速度が遅いこともあるでしょうが、どうも最後まで踏めていないようです。空中で体が反っているのが、自分でもわかります。

 そこで、休憩後は、基本に戻ってストレートジャンプ。前傾で着地する練習をしました。ウォータージャンプでは水平面に着水しますが、実際のモーグルコースでは26度以上の斜度のランディングバーンに着地しなければなりません。体を雪面に対して垂直にするには、体を30度ほど前傾させる必要があります。特にダイナミック・ポジショニング・ターンでは、腰をスキーのトップあたりまで持っていかなければならないので、空中であらかじめ体を前に倒しておく動作が必要です。

 トランポリンの腹落ちでは、空中で足を後ろに引いていって体を前傾させ、水平の状態で着床します。スキーのジャンプでもこれと同じように、足を後ろに引けば、前傾がかかるはずです。が、やってみたら、スキーが重くて、足を後ろに引くことができません。

 それなら、上半身を前に倒すしかないですね。横に広げた手を思い切り前に出して、前傾をかけました。体が斜めになって着水し、顔が水面に当たりました。成功です。と思いきや、映像を見ると、前傾したのは上半身だけでした。上半身をかぶせた状態での着水です。これでは腰が後ろにあるので、ダイナミック・ポジショニング・ターンはできません。今まで、ぼくがエアの着地の後、ターンに入れなかったのは、ここに原因があったようです。

 前傾の練習のついでにフロントフリップ(前方宙返り)にも挑戦してみようとしました。こちらは動作のイメージができてないので、無理でした。ストックなしで、テイクオフのイメージを練習してみましたが、どこでどういう姿勢をとるのか、考えがまとまりませんでした。以前、トランポリンではフロントフリップもやっていたので、無理にでもやればできないことはないかもしれませんが、理にかなった動作で練習したいので、これは次回以降に持ち越しです。

 家に帰ってから、撮影してもらった映像をコマ送りで再生すると、バックレイアウト、タックバックがうまくいかなかった理由がわかりました。バックレイアウトは踏み切りまでの姿勢はいいのですが、テイクオフの瞬間に膝が曲がっています。そのために上半身が後ろに倒れすぎ、体が反ってしまっていたのです。しっかり踏み切れていないので、高さが出るはずもありません。

 タックバックはさらに恐しいことになっていました。膝を素早く曲げなければならないという意識のせいでしょうか、スキーがリップを抜ける前に早くも膝が曲がっていました。超低空飛行の原因はこれでした。普通の速度で再生したらわからないのですが、コマ送りすると曲がっているのがはっきりわかります。恐しいですね。

 以前、O-airができたころ、ぼくは早がけで体を後ろに思い切り倒すバックフリップをしていました。あるとき、アイアンクロスバックフリップに挑戦したら、キッカーの中で膝を曲げてアイアンクロスを入れていました。どんだけ、早がけなのか。思い出すだけでも恥ずかしくなります。それ以来、アイアンクロスバックフリップは封印しました。あまり好きな技ではないせいもあります。

 レイアウトの踏み切りで膝が曲がったのは、タックバックを練習したせいかもしれません。それとも、もともとレイアウトもテイクオフで体が後ろに倒れていたのでしょうか。いずれにしても、ビデオ映像により、まともなバックレイアウトになっていないことが判明しました。やっぱり、ときどきは映像でチェックしないとだめなようです。
 3連休の2日目、3日目はO-airにウォータージャンプの練習に行きました。

 2日目の14日(日)は午前中、自宅で筋膜リリース(カワハギ)をしてから、昼過ぎに出発。途中で昼食をとり、午後3時ごろにO-airについて、いつものようにトランポリンをしました。腸脛靭帯炎で痛みのある左膝の調子がよくなってきたので、ちょっと本気で跳んでみようかと、踏み込んでジャンプしたら、3本目にぐきっと、筋が違えたような感じで左膝に痛みが走りました。トランポリンをすぐさま中断。椅子に座ってしばらく休んでいたら痛みが消えたので、ウォータージャンプの練習をすることにしました。

 スキーを履くためにビンディングを踏み込むと、左膝に激しい衝撃が走ります。ビンディングを硬くしているので、やさしく踏んだのではスキーが履けません。しかたがないので思い切り踏み込むと、左脚全体に電気が走ったようになります。

 とはいえ、痛いのはそのときだけ。右膝を傷めてリハビリをしているときに整形外科の先生に言われたのは、

 「痛くなければ何をしてもいい、むしろ動かした方がいい」

ということでした。もちろん、

 「痛いことはしてはいけない」

のは当然のことです。

 というわけで、ウォータージャンプを飛ぶこと自体は問題なさそうだという自己診断のもと、タックバックの練習をすることにしました。

 タックバックとは、抱え型の後方宙返りです。膝を抱えてバックフリップをします。

 まず、踏み切りから空中動作、着床まで、何をどのタイミングでするかをイメージします。リップを抜けて空中に出てから、膝を引き上げてタックの姿勢をつくり、体が最高点に達するまでに、膝を伸ばしきる。最高点を倒立した姿勢となり、伸身の姿勢で回転しながら下降する。これが目標とする動作です。時計の文字盤の12時の方向(真上)に体を開く(足を蹴り上げる)ことを目標としますが、早がけになってはいけません。

 初めての技に挑戦するとたいてい大失敗するので、とても恥ずかしいのですが、幸か不幸か、この日は3連休の中日だったせいか、雷雨に見舞われるなど天気が悪かったせいか、9番台(モーグル台)で練習しているのは、ぼく一人でした。

 思いきってタックバックに初挑戦。体を開くことはできましたが、回りすぎて、スキーが前に滑りながらの着水になりました。これでは雪の上ではとても立てません。がんばって立ったところで、後傾のままターンに入ることになり、危険です。それに高さも全然ありませんでした。早がけですね。

 そこで、バックフリップのテイクオフではなく、ストレートジャンプのテイクオフでタックバックができないかを試してみることにしました。直立した状態で空中に飛び出し、空中で膝を抱え上げて後方に回転することができるかどうかです。ストレートジャンプの踏み切りなら、高さがでるはずです。

 同じ台で誰も飛んでいないのをいいことに、やってみました。「棒ジャンしてからタックバック」です。

 無理でした。久々に水平背中落ちを体験しました。ストレートジャンプの踏み切りでは、リップを抜けた瞬間に、それまで曲げていた膝と腰が伸びていきます。同時にスキーのトップが下がります。タックバックでは、膝と腰を曲げて、スキーを持ち上げなければなりません。しなければならない動作と全く逆のことがテイクオフで起きてしまうのです。もし、どうしても「棒ジャンしてからタックバック」をやるというのであれば、空中に出てしばらくして、体が伸びきってからおもむろに膝を抱え上げなければならないでしょう。少なくとも、ぼくが目標としているタイミングでタックを入れて、体を開くのは、ストレートジャンプの踏み切りではできないことがわかりました。

 タックバックもバックレイアウトの踏み切りでやるしかないようです。そこで、回りすぎないよう、回転を早めに止めるために、体を開くタイミングを早くするようにしてみました。時計の文字盤の12時の方向に蹴るのではなく、10時ぐらいの方向に蹴るのです。キッカーの飛び出し角度が30度の台では、時計の文字盤の7時の方向でテイクオフすることになります。8時ぐらいの方向でタックを入れて、10時の方向に開きます。12時間のうちの2時間分ですので、滞空時間が1.2秒だとしたら、0.2秒の間に膝を曲げて伸ばしてという動作を完了しなければなりません。人間業とも思えない電光石火の超早業です。

 前方斜め上に蹴ることを意識してやってみました。飛び出し角度が30度の台に垂直に立ったとき、キッカーから飛び出すときに見える方向が10時の方向になります。時計の文字盤では3時間分が90度ですので、7時の方向の90度は10時の方向というわけです。

 回転オーバーはなくなりました。しかし、高さがありません。タックも浅くて、膝を抱えることができません。手を膝に当てて、意識的にタックバックをしていることをジャッジにアピールしないと、単なる失敗とみなされる可能性が大です。

 レイアウトも混ぜながら練習しているうち、キッカーの最後の部分が踏めていないことに気づきました。そこで、最後をしっかりと踏むことを意識してやったら、レイアウトは高さが出ましたが、タックバックは低いままです。早がけになっているのでしょうか。一度、ビデオ撮影をしてチェックするしかないなと思いつつ、夜も更けてきたので練習を切り上げました。
 昨日(13日)は綾部市の実家に帰省して、伸び放題になっていた田んぼの草刈りをしました。田んぼの境の傾斜で足を踏ん張って、重たい刈払機を操作しなければなりません。ハンドル付きのタイプに替えてから腰が痛くなることはなくなりましたが、膝に負担がかかります。暑くてもスキンズの上下(長袖、長タイツ)を着用し、長靴にリアライン・インソールを入れて作業しました。おかげで昼過ぎから夕方までぶっ通しで草刈りをしても、膝が痛くなることはありませんでした。

 膝周りの血行をよくして、栄養分を含んだ血液が筋肉に行き渡るようにすることと、筋肉の癒着をはがして、滑りやすくすることが重要です。先日のPCPでも、「筋肉は十分にあります」と言われました。筋力増強のトレーニングをすることより、筋肉を軟らかくして、動きやすくすることが求められているようです。

 ぼくは高校2年の秋から3年の春まで野球部にいたのですが、当時は「ウエイトトレーニングをすると筋肉が硬くなるから、瞬発力が求められる野球選手はしてはいけない」と言われていました。今は負荷トレーニングで筋力を増強することが重視されているので、こんなことを言う人はいないと思います。ぼくたちが高校のころに教えられたことは間違っていたようですが、ぼくは今、案外、そうでもないと思い始めています。

 筋力は筋繊維を収縮させることによって得られます。負荷トレーニングをすることにより、筋繊維が太くなれば、より大きな力を発揮できるようになります。しかし、いくら筋繊維が太くなっても、スムーズに収縮できなければ、力は生まれません。筋肉を覆っている筋膜に皮下脂肪が張り付いていたり、筋肉同士が癒着していたりすると、筋肉がスムーズに収縮できないので、力が出ません。しかも、癒着は不均一に起きるので、一部の筋肉だけ働きが悪くなり、骨のアライメント(配列)にゆがみを生じることにつながります。

 筋肉に刺激を与えることにより、筋肉に対して必要なエネルギーや栄養分(血液)が送られ、代謝(傷みの修復作業)も活発になるので、筋力トレーニングは必要ですが、そればかりやっても仕方がありません。筋肉の働きをよくするためには、むしろ、硬くなった筋肉をほぐすことに力を入れた方が効果的だと思います。

 そもそもモーグルでは大きな力を使う場面はありません。重量挙げのように大きな力を出すことよりも、体を素早く動かすこと、バランスを保つことの方が求められると思います。

 というわけで、今日も朝から、筋肉を動きやすくするため、脚の筋膜リリース(通称「カワハギ」by蒲田和芳・広島国際大学准教授)をしました。

 右足の外くるぶしの後ろ側に張り付きがありました。くるぶしの出っ張りとアキレス腱の間のへこんだところをつまんで、イタタタタと言いたくなるのをがまんしながら、癒着をはがします。一番下のきびすの部分だけでなく、アキレス腱の上にも痛みを感じる部分があったので、そこもつまんでいきました。これでまた、足首の動きがよくなりました。

 それから、膝の内側の下(脛骨の上端の内側)あたりがしびれています。左右両膝です。指でつまむと凝っているのがわかります。わしづかみにして、膝を曲げ伸ばししながらぐいぐいと引っ張ります。膝に痛みが出たときに、膝周りをつまんでほぐすとよいということは金哲彦さんの本にも書いてあります。

 リリースはいくらやってもきりがないので、毎日少しずつやることにします。このようにリリースをすることによって、朝起きたときに、昨日の疲れで重かった脚が軽くなりました。今日は軽くなった脚で、これからO-airに行きます。
 12日(金)は会社帰りに大阪・長居のパーソナルトレーニング施設「PCP」に行ってきました。右膝の変形性関節症が発覚してからアライメント(骨の配列)を改善するために定期的(1カ月に1回程度)に通っています。

 最近、なぜだが、故障した右膝は痛みがなく、健全だったはずの左膝が痛みます。腸脛靭帯炎だそうです。別名「ランナー膝(Runner's Knee)」。脚の外側を通っている腸脛靭帯が膝の外側でこすれて痛みます。痛むのは膝を伸ばすタイミングです。ランニングだと地面を蹴るとき。膝を曲げなければ、負荷がかかった状態で膝を伸ばすこともありませんので痛みません。トランポリンでは大丈夫ですが、走ると痛みます。歩くのもカクカクとしたぎこちない動きになります。階段を登るときはましですが、下りるときはかなりきついです。

 原因がわかりません。6月1日に大屋スキー場のブラシゲレンデで練習したときに転倒して、左膝をひねったのがきっかけかもしれません。ダイナミック・ポジショニング・ターンは膝を傷めやすいので要注意です。

 だいたいこのような膝の傷害が起きているときは、筋膜の癒着によって、筋肉が働きにくくなっています。筋肉を覆っている筋膜に皮下脂肪が張り付いて、筋肉が自由に動けない状態になっているのだそうです。(by 蒲田和芳・広島国際大学准教授)

 そこで、筋膜リリース(俗称「カワハギ」)という作業をします。今までから故障していた右脚については常にカワハギをしていたのですが、左脚については熱心にはしていませんでした。前回のPCPで栗田さんにみてもらったら、右も左もいっぱい張り付きがありました。

 最近、自分で見つけたのが、左足の内くるぶしの前です。くるぶしの出っ張りの前のへこんだところをつまむとものすごい痛みが走ります。アイタタタタと叫びつつ、つまんで、つねって、また、つまんで、引っ張ってを繰り返し、癒着をはがしていきます。癒着がなくなると、つまもうが、引っ張ろうが、痛くなくなりますが、それまでは大変痛いです。拷問のようです。これと並行して、足の指の間に手の指を入れて、足をぐるぐると回します。これを交互に繰り返しているうちに、足首がだんだん軟らかくなっていき、くにゃくにゃになります。

 今回、栗田さんにみてもらったら、他にもいろんなところに癒着がありました。例えば、右の背中の下。右の内くるぶしの上(内側のすねの一番下)。定番の腸脛靭帯周り、膝の裏側の他にもスムーズな動きをさまたげる癒着があります。PCPから帰ってからは、すねの肉をはがしました。すねの皮膚は以前にもはがしたことがあるのですが、筋肉が硬くなっていたので、わしづかみして、肉を骨からはがす感じで引っ張りました。鳥の唐揚げを食べるときに(ぼくは食べませんが)、肉を骨からはがす感じです。これをすると、足首がよく動くようになり、膝も軽くなるようです。足を手でつかんでぐるぐる回すと、すねの上の方や膝の辺りが連動してメリメリと音が出ることがあります。すねの筋肉を介して、足関節と膝関節が連動しているようです。

 PCPでは仕上げに、リアライン・コアを使いました。

 リアライン・コアをズリパンのように腰に巻き付けて、スクワットなどの基本的な動作をした後、歩行訓練をしました。はじめのうち、左足が後ろに下がると同時に左の寛骨(骨盤)が前に倒れて、リアライン・コアの左側が下がっていましたが、歩き続けるうちに、リアライン・コアが水平のままでぐらつかなくなりました。

 大またでゆっくりとした歩行訓練をした後、トレッドミルから下りて、床の上を歩くと、あら不思議。月面を歩いているかのように体が軽く感じます。左膝の痛みは全くありません。走っても大丈夫。体幹が安定して、股関節の動きがよくなるようです。

 リアライン・コアをリアライン・バランスシューズと合わせて日々の練習の準備運動に使って、効果を実感している卓球選手もいるそうです。モーグルスキーヤーも必携だと思いますが、バランスシューズと違って個人用としてはちと高い(定価10万5000円)。膝を傷めることなくモーグルが上達するということを説明して、何とか許しを得るしかないですね。W杯に出場するなら買ってもらえるでしょうが、今の成績では、納得させるための理論武装が必要です。
 今ごろになって、何ですが、先週土曜(29日)もO-airにウォータージャンプに行きました。

 いつものように、ウォーミングアップを兼ねてトランポリン。ちょっと本気でジャンプしてみようと、トランポリンのベッドが沈みきってから垂直跳びの要領でベッドをぐんと踏み込みました。バチッと音がして、ばねが切れました。

 競技用のトランポリンだと、ばね1本が何千円もします。けっこう高いです。ぼくが仕事帰りに通っているアベノETCでは鯉住コーチがよく切っています。ばねの端っこのフックの部分が折れます。折れた金属片がベッドの上に残っているとけがをするので、ベッドをたたいて確認しておきます。

 幸い予備のばねがあったので、自分で交換させていただきました。O-airさん、すみませんでした。

 気を取り直してウォータージャンプ。いつものようにストレートジャンプなどのアップライト系のジャンプとバックレイアウト(伸身後方宙返り)を交互に練習しました。ストレートジャンプは最初からうまくいきましたが、バックレイアウトがいまいちです。スキーの抜けが悪くて、下半身が遅れぎみになります。

 レイアウト(伸身)は、トランポリンのシートドロップ(腰落ち)でもそうですが、上半身と下半身の傾きが常に一致していなければなりません。後方回転の技では、上半身だけが回転すると体が反ってしまい、下半身だけが回転すると腰が折れます。

 バックレイアウトでスキーの抜けが悪いと、足が後ろに残って体が反りぎみになります。回転が十分にかからないので、回転不足(ショート)で着水することになります。気温が高くてスキーが走らないせいですね。バックレイアウトはスピードが出た方が簡単です。

 それならばということで、前週に使った165cmの板で飛んでみることにしました。いつも使っている180cmの板よりも短いのでスピードが出ます。やはりこちらの方が簡単でした。が、2、3本飛んだところで、手を挙げるタイミングを間違えて、空中に出てから回転が止まりました。なんとから足から着水しましたが、スキーのトップを押さえつけるように体重がかかったので、ビンディングのトーピースのところ(ブーツの先端)で板が折れ曲がってしまいました。ウォータージャンプで板が折れるのは基本的にこのパターンです。いつも使っている板は、トーピースのところの側面にステンレスのプレート(ステー)をビスで止めているのですが、短い方の板は何も補強していませんでした。

 トランポリンのばねは切れるは、スキーは折れるはと、さんざんですが、残った180cmの板で、何かこれまでとは違うことを練習しようと、いつも飛んでいる9番台(モーグル台)ではなく、一番大きな8番台でバックレイアウトに挑戦することにしました。9番台に比べてキッカーが長いので、キッカーに対して体を垂直に保ったまま十分に待たなければなりません。初めてやるときはちょっと怖いのですが、思いきってやってみると、意外と簡単でした。「案ずるより生むが易し」ですね。ただ、やっぱり足が遅れて、体が反りぎみになっていました。

 いろんな台で反復練習をして、どんな条件でもきれいに回転がかかるようにしたいと思います。
 22日(土)はO-airでウォータージャンプでした。

 先週の土曜にウォータージャンプに行って、帰ってスキーを片付けたら、ビンディングのビスが2本抜けているのに気づきました。そこで、今日は午前中にビンディングの付け替えをしました。

 今まで180cmの板にマーカーのビンディングを付けていたのですが、ヒールピースの後ろのビス2本が抜けて、ビス穴がだめになっていました。そこで、ビス穴の位置が違うサロモンのビンディングを付け替えることにしました。今まで使っていたマーカーのビンディングは、マンションの住人が引っ越すときにくれた165cmの女性用スキーに付けることにしました。

 スキーのビンディングのビスを回すのは普通のプラスドライバーではなく、ポジドライバーという特殊なドライバーです。ネットオークションで買いました。ビンディングを取り付けるビス穴の位置を決めるには、やはりネットオークションで買ったゲージを使います。ビス穴はドリルで開けますが、深くなりすぎないように気を使います。これもやはりネットオークションでストッパーを付けたドリル刃を買いました。

 スキーのビンディングはきちんと付けないと大変、危険です。

 マーカーのビンディングは、トウピースとヒールピースのビスの長さが違います。トウピースのビスは長く、ヒールピースのビスは短くなっています。ウォータージャンプ初心者のころ、それを間違えて、トウピースを短いビスで付けました。しかも悪いことに、そのころはバックフリップをかけるために思い切り体を後ろに倒していました。キッカーに入って、体を後ろに倒した拍子に、ビンディングのトーピースが外れて吹っ飛びました。幸いけがはありませんでしたが、危なかったです。

 ビンディング付きの古くて安いスキーをネットオークションで買ってウォータージャンプで使っていたときのことです。そのころはストレートジャンプで思い切り前傾をかけていました。キッカーに入って体を前に倒した拍子に、古くて劣化していたビンディングのヒールピースが割れて、体が前に投げ出され、左手がキッカーのリップに当たって、中手骨を骨折して、手術するはめになりました。

 スキーのビンディングは下手につけると大変危険です。

 そんなわけで、慎重に付け替えをしていたら、昼になってしまいました。

 「今日は朝からウォータージャンプに行くから」と妻に弁当を作ってもらっていました。が、もう昼です。先週も同じパターンで、ぐずぐずしているうちに昼になり、しかたなく、家で弁当を食べたら、しかられました。

 「今日はどんなことがあっても外で弁当を食べるから」と約束していたのに、もう昼です。妻におそるおそる「もう昼なんだけど……」と言ったら、「ベランダで食べなさい」。お怒りはごもっとも。そこで、夜までウォータージャンプをすることにして、弁当は夕食用として持って行きました。

 準備運動代わりにトランポリンをした後、午後4時過ぎからウォータージャンプ。いつものようにストレートジャンプとバックレイアウトを交互に飛んだのですが、なぜか合いません。ストレートジャンプは後傾になったり、前のめりになったり、バックレイアウトは足(スキー)がついてこなくて回転不足になったりします。まともにできるのはツイスターだけです。

 おかしいなあと思いつつ、スキーにろうそくを塗ってみたりしましたが、やっぱり合いません。20本ほど飛んだところで気づきました。ブーツのブースターストラップを締めるのを忘れていました。ブーツがぐすぐすだったのです。それでもきちんと決めないといけないのですが、スキーが勝手に動くので、やはり難しいですね。

 ブーツのバックルを締めて、ブースターストラップも締めたら、バックレイアウトはきれいに合いました。バックは安定してきて、大崩れすることはなくなりました。ところが、ストレートジャンプがなかなか合いません。先週、ポジション(腰の位置)を前にしなければいけないということに気づいて、気を付けるようにしています。それでも合いません。しっかりと踏み切れていないのが原因でした。

 「踏み切る」。広辞苑には「跳ぶ前に強く踏んで反動をつける」と書かれています。ぼくはスキーのジャンプの「踏み切る」という動作について、「最後まで踏み続ける」ことだと考えています。最後までやり通すことを「やり切る」と言いますね。キッカーの端(リップ)まで踏み続けるのが「踏み切る」ということだと考えます。アップライトでもフリップでも、どうしても最後のリップのところで力が抜けてしまいがちですが、空中に出るまで、力を入れて踏み続けなければいけない。これが「踏み切る」ということだと思います。

 「棒ジャンしてからヘリ」は踏み切ることができないと、100%できません。今日は、全然できませんでした。難しすぎます。そこで、普通のヘリをやってみました。今まで「棒ジャンしてからヘリ」の練習ばかりしていて、普通のヘリをやっていなかったので、できなくなっている恐れがありましたが、1本目こそ後傾になったものの、2本目はちゃんとできました。練習しなくてもできますね。もちろん、大会で使うとなると、数をこなすことが必要です。

 夜も遅くなって、最後に今日初めてビンディングを付けた165cmの板を試してみました。板が短いので、スピードが出て、雪の感覚に近づきました。これから、暑くなって板が走らないときは、この板を使うことにしましょう。