蒼空日記 -26ページ目

蒼空日記

しあわせダイアリー

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星の夜に生を受け

七色の朝日に、その体をかえしたあなた






触れ合える時間がほんの僅かでも


それでも

お母さんを選び、お母さんの中で生き続ける事を選んでくれたあなた









うまれては消える中にたったひとつ

か弱くも強く浮かぶシャボン玉に

あなたの姿を見る




上へ 

もっとうえへ









虹色の大空へ








あなたは

見上げる青の大空でさえ優しく包み込み

迫りくる星の群衆にさえ負けない輝きを放つんだ







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出てる人が制服姿の映画は

さけて
さけてきたのですが。




あの頃の倍の年齢になっても、
蘇るもんです。

いろいろ。いろいろ。





制服着て見た景色
制服着てかいだニオイ
制服着て笑い合った声


自転車の速度で流れてく時間

冬の肌を切る風のつめたさ
汗だくのブラウス
テニスコート


夢を語った鉄棒
黙って眺めた海
ひとつのポッケであっためた手


寝ないで待ってた母

おなかすいてないか?って一言だけ言った父




結構、月日が経ったし
わかったふうな事を言わないと恥ずかしい年齢になっても、

ほんとは、
全く変わってない。
なんも変わらない。




若さも、夢も、時間も、永遠に手の中にあるような

でも、あの襲いかかる不安が無限に在るような気がしてたわたし。

そばにいる人は永遠だと信じてたわたし。





秋は時々
あの自転車の風のニオイがします。





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どーしても、どーしても、
AKBのカードがほしいっ!

って言うので、夜な夜なAKBのなんかしらを探しに車を走らせました。

いーんです。
風呂の後、ふらつくのだいすきです。






『しえー、手に入れたいねえAKB!』



『おかーさんは、なにを手に入れたいのー?』



『えー?愛だけど。』



『おかーさん、愛はお店には売ってないよ!心の中だよ。』



『・・・・・・涙。』







あんなちっちゃかったくせに。


なまいきになって。











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昨日朽ち果てた鮮やかな赤が
足元にゆれる

一枚 一枚

水面に浮かぶ花びらの数が
私の心に色をつけた時間



望まないのに産まれおちて
いつかは終わる旅をする

星を食べて輝きに変えても
誰の心も豊かにしない



心臓をえぐるくらいの記憶を
どうしようもない私の記憶を




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島田市のバラ園へ行ったら、
娘。花嫁さんになりたくなってしまい、
買いましたドレス。
そばにあったお姫様用の靴もいっしょに。
トイザらスで二割引。


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なんせ、披露する場がないので、誰かに見て欲しくてたまらない娘は、
さっきこの姿でコンビニに行きました。マジです。

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目の前で笑う顔が、ときどき、自分のつくり出した幻想に思えるときがある。


ため息が出ちゃいそうな、夕暮れの空の色も


襲いかかってきそうな、弾ける海のキラキラも


それはただの、自分の心の色で。


目でみえるものだけが現実というなら、その奥を、その先を、知る必要がない。


空想の世界で逢えたなら、空は、空より高い。


私は心に羽根をもつ。


やっとあなたを感じられる。


何色にも染まらない私の瞳は、


私のつくりだしたあなたでいっぱいになる。


辿り着かない現実に背を向けた私は、


自由。











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本当に、急な出来事でした。



『おかあさん、ぜったいにおばあちゃんになんないでえ!』



娘が、涙をためて足に抱きついてきました。



『しえ、おかあさんがおばあちゃんになるなら、小学生になんない!大人になんない!おかあさんになんない!』


『しえのおかあさんがいなくなるなんてえ!しえが小学生になったら、おかあさんはおばあちゃんにちかづくってことでしょ?』



とても、興奮して泣きじゃくる四歳児の言い回しには思えませんでした。





娘の泣き顔を見ていたら、なんかもう、、


『おかあさんずっとしえのそばにいるよう・・・いなくならないよう』



当たり前の事しか言えませんでした。

でも、言葉とかもう、どうでもよかった。

目の前で泣きじゃくるしえがいとしすぎて、

力いっぱい抱きしめました。

ふたりで抱き合ってえんえん泣いて泣いて、気が済むまで泣きました。







産まれてたった数年で経験した、大好きな弟の死を、


ちいさなあたまでかんがえ、

ちいさなしんぞうでかんじて、

ちいさなからだいっぱいで、うけとめようとしているんだね。






命の儚さ

愛するひととの別れ、

傍にいて当たり前な存在が、明日には無くなってしまう様な

目に見えない不安と恐怖。

大人にだって理解できない人間の生き死に。




娘はそれを、きれいな涙に変えました。




娘の涙を胸に、手に手をとり歩いていきます。

一歩ずつ。



生きるよろこびを、

歳をとり老いるよろこびを、

どんな時も娘と共に。











しえ。

おかあさんになんないなんて、いわないで。

おかあさんて、こんなにせつなくて、くるしくて、しあわせなんだよ。

おかあさんがいくらあなたにしあわせだよっていっても、

きっとよくわからないね。



でも、あなたがおかあさんになったとき、

おかあさんがいってたしあわせのいみがきっとわかるから。

このしあわせをいだくあなたに、おかあさんはあいたいから。








その時は、幼い涙を思い出して、今を笑い話にしようよ。

おばあちゃんになったお母さんと。










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そこには

衝撃と
伝う温度だけが存在すればいい




からまるネックレスを解いたら
拾った心臓のリズムで
血管に色のない水が流れ出す





みえないひかりのせんが
こうさする






あなたは、生きるために生まれた




まだお母さんのお腹で眠るあなた

初めてお父さんのぬくもりを知ったあなた

この世のすべての痛みとたたかい続けたあなた

もう二度と動かない体で、お姉ちゃんに寄り添うあなた

その体を輝きに変え、私たちの心の中を照らすあなた



すべて、おなじ命


傷つき

気付き

築いていく命の旅



ほら、
こうしてあなたの命をみつめてくれる人がいる



あなたは、生きてる

これからも、生きていく







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友人が、過去の記事にこんなに素敵な絵をつけてくれました




人の痛みに真剣に向き合うことのできる、まっすぐであたたかい人柄が魅力な人物です

暴走するいいひとっぷりに、少し気持ちがわるいです

感謝してもしきれません
ありがとう