蒼空日記 -21ページ目

蒼空日記

しあわせダイアリー

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しえと大げんかして、
もーいい!とかいって外に出たら、あいつ靴下のまま追いかけてきて、わたしの腕にしがみついた。

「あいしてるし」
「しえもあいしてるし」




生きる為に自分の力で水を吸い上げ、
静かに主張する。
あまりに美しく鮮やかな命の色は、ほんの一瞬だ。
儚さに、その強さを見る。

汚れを覆う為の美しさなど必要ない。
自分を輝かせる為の装飾など必要ない。


そんなふうでありたいと、
彼女は言う。


無造作に横たわる切り花たち。
惜しみも無く花の首を取っては命を吹き込むふりをする彼女は、とても満足気だ。

お花が大好きな私、
女らしくて綺麗でしょ?


「しえはチョコのソフトクリーム食べたい!!」

「いーよ!かわいーから!」

ワクワクしながらコンビニ到着。

「らっしゃいますぇ~~~こんにちは~!」

「こんにちは」

せーが長い。
マジで5秒くらい。
名札に「とし」と書いてある。

「しえはチョコのソフト!」

年彦「ごめんね、チョコは冬まで待ってね~!今はイチゴだけなの~!」

「声でかいしまだ冬じゃん。」

しえ、おちながらチョコの棒アイスを選んでレジに。

「あ、ちょっと待ってね~」

年彦が小走りでなんか取って来て袋に入れてた。

お釣りを渡す熊みたいな手は、
しえの手をしっかり包み込んでいた。
しえは、とても可愛い笑顔を向けていた。

「また来てね~!」

手を大きく振り、見送ってくれた。

「ありがとうございました~!」

声でかいそしてたーが長い。
外に出て、まさかと思い振り返ると、やはりまだ大きく手を振っていた。

車に戻って袋のぞくと、おしぼりが2枚入ってた。

私に限っては、100円の棒アイスにおしぼり付けられたの初めてだった。

年彦が、目を細めながら笑顔でしえの手を包んだ時の空気感が、なんか、なんか頭から離れなかった。

昔は、
いらっしゃいませすら聞こえてこないのは当たり前で、
こっちも店員にそーゆーの求めてなくて。
でも今は、どこ入っても、
いらっしゃいませこんにちは!
って迎えられる。
だから小さくこんにちはって言うけど、前より気持ちがいいけど、なんか機械的だ。

頻繁に利用する割に、そこに人と人との繋がりなど、お互い端から求めてない。

しかし彼は、愛情持ってこの仕事してんだなって思わせてくれた。
頭から離れないのは、
きっとあの数分で、彼としえに確かに人間関係を築けてたから。
愛情持って本気で何かに取り組むと、伝わるんだな色々。
まあ、彼はほぼ素だから大袈裟だけど。

彼が入れてくれたおしぼりで口のまわりのべったべた拭いた。

「おかーさん、あのおじさん、ちょっとへんだけどやさしくておもしろかったね」

「しえよ。あーゆー人をカッコイイというのだよ。」

きっとしえ、今日の棒アイスは格別だったんだろな。

年彦ありがとまた行くよ。





私は大食いなわりに食べるのがめっちゃ遅いです。
持続型です。

幼稚園の頃、お友達がお絵描き始めたり外に出始めても、
黙々と弁当食べておりました。

ひどい時には、帰り支度の時間まで差し掛かる日もありました。

よくも先生がほっといたなと、
今はそれがとても疑問なんですけど。


そんなことを思い出したのは、
娘が、デジャブなんですね。
食べるのが遅く、周りが遊び出しても弁当広げてる様で。

娘、朝は弁当の事で頭がいっぱいです。

「今日のお弁当なに~?」
「○○だよ~」
「絶対ウソだ!キャベツ入ってるんだ!」

朝の支度中は、毎日飽きずに同じ会話しとります。

私と違うのは、
娘の担任の先生は、食べるのが遅すぎる娘の口に、もりもりねじこんでくれるんですね。

その甲斐あって、
家では食べてくれない野菜を、幼稚園では食べて来るようになりました。

「お母さんじゃダメでも、先生が口に入れてくれれば野菜食べれんのか?」

と、聞くと

「そおなんだよね。にんげんって・・・ふしぎないきものだよね・・・。」

と、かえってきました。

どこで覚えんの?そーゆーの。
その、ため息混じりの間とか。

色々書きましたが、
これが言いたかっただけでした。
こんなスケールで野菜をお断りする娘が素敵でした。









開くと闇で
踏み出しては崩れ落ちる

伸ばせば触れる手が消えたなら
僕は突き抜ける
本当の空の蒼を仰ぐ

何度でも叫ぶ
高い高い壁の向こう側にいる
姿も見えない君に
ちぎれるありがとう


そしたらね
いつもあった
確かにあったその手をふって
壁の向こうで歩き出す僕を見送って



振り向かない僕を
きみの手の感触が狂わせたとしても

ただひたすら前を向く
ただひたすら前を向く


きみの優しさが導く先へ
僕はひたすら
前を向く
















しえの夢は、ともちんみたいなアイドルになる事です。
もうひとつは、ひらひらのレースがたくさんついたウエディングドレスを着る事です。
素敵な結婚式場や、ドレスを着た女のひとが載っているチラシを切り抜いて大切にしています。

私の夢は、しえがひらひらのレースがたくさんついたウエディングドレスを着た姿を見る事です。
しえが健康な子供を産み、ささやかでも幸せだと微笑む顔を見る事です。


そして気が遠くなるほどの時の流れの中で必ず訪れる別れの瞬間も、しえに笑っていてほしい。
悔いは無いよと、まだまだよと、真っ白な髪で、しわしわの笑顔で、見守る空を仰いでほしいです。







もうじゅうぶんでしょかみさま。


奪わないで。


生きたい命をこれ以上


これ以上














最近。妄想してると朝になるという日が続き、
しえが返ってくる頃に眠気のピークで白目むいております。
普通に会話していて突然気を失う事も多々あり、
そんなときは、しえ、黙って私の顔の前でオナラをぶっ放すテクニックを身に付けました。

$蒼空日記

大昔の写真ですが、まさにこのワンワンポーズで。
今日もまた、とぎれとぎれの短い夢から、癒しのかほりで目覚めることでしょう。
そして、
「おかあさん、きんにくらんおう!」
と、若干ずれのある商品名を合言葉に元気づけてくれる事と思います。
救う言葉も

共に見た違う色をした景色も

気が済むまで絞り出したらもとどおり

食い潰して 

足元が見えない振りをして 

彼方に在る筈の 空想でしかない泡沫の世界に胸躍らせる

目の前をただやり過ごす

掌に残る欠片は

押し寄せた泡の中



 $蒼空日記


うまれかわったらけっこんしてください。

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先日参観会でつくった、ゴミ袋で出来たへんてこ衣装を幼稚園に持っていきたいと、娘。
きっとプリキュアごっこに使うのね。
へんてこは思い出として写真に残し、お母さん急いで切って貼ってをしました。
ちょっと余った部分で、お母さん用のリボンをつくって頭に乗っけてみたわ。
きもいだなんて失礼ね、娘。
鏡をのぞけば、おっと前髪に白髪が一本混じってらあ。