蒼空日記 -22ページ目

蒼空日記

しあわせダイアリー

でした。

自由に好きな衣装をつくりましょう!
といった、私にとってこれ以上ない試練の日を迎えたわけです。
不器用です。
果てしなく不器用です。

私の母親は、料理や裁縫が抜群です。
小学生までは、めっちゃ可愛い服をたくさん作ってもらいました。
しえが産まれた時なんか、布団諸々セットとかパパっと作ってしまうんです。
何故遺伝しない。

母になれば、自ずと身につくなんてなめてた私。
勘違い甚だしい殴ってやりたい。まさかこんなにも早く壁にぶち当たるなんて。

普通の不器用さじゃないんです。針とか糸とかに関してはヘビー級の横綱です。

前置き長いです。

今日の衣装の素材はポリ袋みたいなものだったのですが、
逆に、このただの真四角の袋をどーやってプリキュアにするかとか、完成形までの思考回路は
まとまるはずもなく。
焦るばかりで。
しえに、どうしても喜んでほしくて、
笑ってほしくて、
考えたけど頑張ったけど、
やっぱり、出来上がりはヒドいものでした。
周りに目をやると、売り物みたいなドレス着てるお友達がいっぱいいた。

しえぇ…ごめんねぇお母さん下手くそでぇ…

ってマジで泣きそうになると、

お母さん!しえちゃんちのがいちばんかわいいじゃん!

って、笑うんですあいつ。

本気でそんな事思うほど幼くない。表面的じゃなくちゃんと違うもの見てる。

私、見た目ばかり気にして全然楽しめてなかったと気付きました。
へんてこな服着たしえを笑顔ごと抱きしめました。

そりゃ、上手に越したことないです。その方がしえだって嬉しいに決まってる。
でも今日は、不器用で阿呆な母親だからこそ、しえの優しさをまたひとつ見つける事ができました。

まるで本物のプリキュアたちに挟まれての記念撮影も、恥ずかしい仕草など見せずに、しっかりポーズ決めてました笑

それ見て泣くとか、もう救いようがない、うましかです。
たかが参観日が一大事です。

結局、参観会から寝るまでの会話の中で一度も、お友達の素晴らしい衣装にふれなかったしえ。

とことん無邪気で、
とことん繊細なしえ。

今日もお母さんに幸せをありがと。これからも小さな優しい日常を、かさねていこ。














お菓子いっこ選んでいいよ
って言ったら、
迷わず袋パンパンのこしあん持ってきました。
また冗談だと思ってたけど
大事そうに、抱えてるものだから、
レジまで大事そうに抱えて真顔で出すものだから、
あんまりおもしろくて買いましたけど、

どーすんのこれ。

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私はたまたま小学校から、駿東郡清水町という村に住んでいて、
富士山に降った雨や雪がボコボコ湧き出る柿田川の水をガブガブ飲んで生きてきました。

水が湧き出る様子が見えるんです。
澄み切った、「自然」です。

住んでる頃は当たり前の景色で、そう心に留める事などしなかった川が、今は違って見えます。
震災後の気持ちの変化で、たまの帰省で必ず立ち寄るようになりました。
大人になって初めて目にした場所も在りました。

水。草。花。空気。人間。お金。欲。いっぱい。

全てに気付き、人間があるべき姿に戻り、自然と共存する世界を思い描きます。
自分の事もままならない余分な贅肉付けたおばちゃんが、
あまりにも都合のいい、スケールのでかい未来予想図を思い描くようになりました。

目に飛び込むのは、キラキラとそれはもうキラキラと唄っているように輝く水面。
美しく、たちうちできない雄大さと、薄汚れたちっぽけな私。

この自然に生かされてきた私たちが、
間違いなく、破壊してく。
もーすぐとなりで、お金の為にこわいもんが燃やされるんだそうです。
いきてるもの。いのちと引き換えです。

こんな時代に生まれたのだから、痛みを分かち合うのが宿命だなんて、
こんなきれいな場所で、
とても四歳の娘の目を見て、言えません。

ごめんなさい。
これが私です。

川を眺めながら溢れる辿り着かない感情は、
やっぱり文字なんかにできなかった。

涙の反対で芽生える感情。
心の隙間を流れる川。




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ゆくところゆくところで、
「子役でもやればいいのにい!」とか、「モデルとかやってるの?」とか、
言ってもらえるしえです。
お母さん、お世辞も真っ向から受け止めます。
けんそんしませんです。

そんな事言われ続けると、本人も乗り気になってきてしまい、
ぽっちゃりな自分を気にするようになってしまいました。
いつもお母さんの傍らにあるヘルシアウォーターで痩せようと試みます。
ひとくち飲んで鏡をのぞき、

「はああ、やせないなあ。」と、ため息混じりなしえに、

「しえは今のままが一番かわいーよ!」と言ったら、

「おかあさん!こんなデブじゃしえ、かなしみのずんどこだよ!」

と、ひとくち飲んでは鏡に向かうしえなのでした。

いろいろ、心配ですお母さん。






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『今日の山登りでさあ、おっきすぎるのら犬がずーっとついてきたんだよねー!しえ怖くて怖くてたまんなかったよー!』

『へーどんな犬?』

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OH・・・



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わん!
あなたに見守られながら、あなたを思いながら、
お母さんは今日も生きています。
「時間が解決する」という言葉の持つ意味を考えます。
過ぎる時間と共に薄れたり、風化させたり、時としてその思いを忘れてしまったり。

でも、決して悲しみを拭い去る事じゃなく、
日に日に増す悲しみを受け止め、それをどう今日の笑顔に変えるか、
あなたに恥じない生き方ができるか、
お母さんの残りの人生は、そんな、永遠の葛藤だと思っています。

この目で、この鼻で、この口で、この耳で、この手で、
全てのものを感じられなくなる日が来た時、
二度と愛しいものに触れられなくなる日が来た時、
この体が消えても、あなたのように誰かの心に生き続けられる人間になりたいと、
今この瞬間も、そんな事を考えながら息をしています。

あなたの強さは、お母さんを今日も強くします。
抱きしめたいと願わない日はないけれど、涙の零れない日はないけれど、
お母さん今はね、この悲しさだって、最高の愛しさに変えて、力に変えていけます。

二歳のあなたは、どんなふうに笑うんだろう。
どんなふうに泣いて、どんなワガママぶつけるんだろう。
どんなふうに、甘えるんだろう。
今日だけは、少しだけ立ち止まってもいいよね。

うまれてくれてありがとう。
あなたと出逢えたこの日に、ありがとう。










20周年おめでとう。
青春を共にしてきたから、なんか言ってみたくなりました。
あななたちが結成された時に産まれた赤ちゃんは、ハタチになりました。
あの時の赤ちゃんは、酒をかっくらい、煙草も吸える歳になりました。
時間が過ぎるのは、おそろしいです。

まだ元気に踊り狂うおじさんたちに、娘は
『スナップかっこい~!』
なんて、熱い視線を送っています。
何度教えてもスナップです。
まさか自分の娘まで虜にしちゃうなんて思っていませんでした。
ありがとう。
これからも、笑顔抱きしめ、晴れ渡る空昇っていきたいと思います。

げっちゅ

私の頬を撫で宝物だと囁く娘
寝たふりをしても涙は溢れる
涙よとまれ
もう少し、こうしていたい



いつかきみが言ってた、
無償の愛の話を思い出したよ。

今全身に感じるあたたかさが、
きっとこたえだと思った。

きみに届くだろうか。
きみはみつけられるだろうか。

虜にした数だけ孤独は増える。
願うのは
ただひとつの、きみが漂う海。





もし、くるくる18回めくらいに人間に生まれ変われたなら、
比嘉愛未の容姿で、
『こう見えて中身はおやじなんですー』
とか、言ってみたい。
こんなに綺麗なワタシが、実は庶民的だと発言する余裕たっぷりな気持ちを味わってみたい。
全て計算通り。思惑は外さない。自信に満ち溢れ胸も溢れ。
何でも手に入る。
毒も使い方次第だ。
くだらないコンプレックスから解放された自由な私。

19回目はふんころがしにでもなって、私は糞まるめながら思うの。

『見てのとおり、性格もおやじ通り越してますー』
って笑っている今を思うの。

またいつか人間になれるなら、あんなふうがいいって。
平凡過ぎるあの頃をもっと愛せばよかったって。





















つらくて、どん底で、自分が世界一不幸だと勘違いしてた時、
随分とながい間、音楽を聴く事ができませんでした。
応援歌とか、完全に体が拒否でした。
でもラジオだったか、この歌のワンフレーズに触れ、
たまってた何かが溢れて泣いて、一瞬少しラクになったの思い出しました。
内容がどうのこうのは二の次で。


そのうたを、この子達が歌っているのをたまたま目にしました。
美しさに、とても感動しました。
私も合唱団にいたことがあります。
不思議なもので合唱は、全員の気持ちがひとつになった時、
歌の上手い下手とは違う、とんでもない感動を味わう事が出来ます。
聴いている人が自然と涙するのは、それが伝わった瞬間なのでしょう。
合唱に限らず改めて、伝えたい音楽は素敵だと思いました。


これがいつの映像かはわからないけれど、
今も、
これからもずっと変わらず、
様々な思いを希望を歌に込めて、被災地に、日本中に響かせてくれる事を願います。
音楽を通して、誰か一人でも心揺さぶられたり勇気を持てたり気付く事ができたり前に進めたり。
それはとても素敵な事だと思います。



こんなちっぽけすぎる独り言は届かないとは思いますが、
あなたたちを思っています。
心はいつもあなたたちと共にあります。