坊さんとして暴走してます。No Buddhism , No Life! -7ページ目

坊さんとして暴走してます。No Buddhism , No Life!

No Bnuddhism , No Lifeをテーマにして面白いことを画策してます。

朝、境内に出ると定位置でうちの名犬「ふさお」が丸くなって寝ています。
この冬の寒い朝でもです。
車庫の中には彼の犬小屋が用意してあり、快適に過ごせるようになっているのですが、いつも外で寝ています。
雨の日などは犬小屋に入るので用途は理解していることであると思われます。
雑種の中型犬である「ふさお」にとっては外が心地よいのでしょうか。

たぶん小型の犬だと室内じゃないとツライのかもしれませんが。
ちなみ、つい最近にペットショップの店頭でそういった小型犬を見たところ、かなりの衝撃を受けました。
値段です、値段。
50万円とか、ざらなんです……。
ペ、ペットってこんな値段なんですね……。
犬も猫も、拾ってくるか譲ってもらうかばかりの経験だった僕にとって「犬や猫を買う」という行為自体に馴染みがなかったこともあり、まったく知りませんでした。
せいぜい血統証がついても4~5万円ぐらいかなと思ってました。

あまりの衝撃に興味を惹かれてペットショップに入ってみたところ、もう、犬用の服とか、帽子とか、色々なアイテムが盛り沢山。
たぶん僕の服より高価いです、はい(´・ω・`)
あと、犬用のおやつ、美味しそうでした。

洋服を着て豪華なおやつをもらう犬も居ると思えば、方や保健所でその生命を絶たれるのを待つ犬も居るわけで、なんとも、切ない気持ちになったことであります。
ぜひ、「犬を飼いたい!猫を飼いたい!」となった時には、保健所などで引き取りを待つ生命を思い出していただければと願うことです。
あと、話に脈絡はありませんが、ペットを捨てるような鬼畜は月に変わってお仕置きです。

結局、何が言いたいかと言いますと、
「生命は大切に」
ということであります。なんまんだぶ。
なにはともあれ、うちのフサオは可愛いです。

東京駅で限定版スイカの購入で色々とあったみたいですね。
東京駅記念スイカに客殺到、大混乱で販売中止 飛び交う怒声、囲まれる駅員
なんなんでしょうね(ヽ´д`)ハァ-
まぁ、欲しい方には堪らない商品なのでしょう。
しかしながら記事を拝見したうえでの私見でありますが、運営の色々な甘さもあるとはいえ、ルール違反(前日からの行列等々)の横行や、購入できないことに対する怒号などは、なんとも「欲望丸出し」といいますか、居心地の悪さを感じたのです。
これに対して思い出したのが、某国営放送のドキュメンタリー番組です。
地球イチバン「世界一服にお金をかける男たち」
見られた方もおられるかもしれません。
“あのポール・スミスも刺激を受け、コレクションに反映させたというコンゴの紳士たち。土煙舞う道端を、色鮮やかなスーツに身を包みかっ歩する。彼らはサプールと呼ばれ、ひとたび現れると、人々が家々から飛び出し、喝采を送る街のヒーローだ。しかし、その正体は平均所得月2万5千円の一般の人たち。給料の半分以上を衣服につぎ込む、その情熱の正体とは!?漫才師のダイノジ・大地さんが、「着飾る」意味を探る。語り:役所広司【公式サイトより引用】”といった番組でした。

人によって受け取ることは様々ですが、僕は登場するサプールの人たちが『サプールだから◯◯なんだ」的な雰囲気のトークをすることが実に印象的でありました。
「サプールだからエレガンスな振る舞いを大事にする」
「サプールは平和を愛し、人と争わない」
と、いった感じでしたでしょうか。

むかしから「◯◯だから」といった言い回しはよく聴くことであります。
「男の子だから」「女の子だから」「大人だから」「子どもだから」
僕はこういった抑圧的な決め付けは「らしさ」や「個性」を潰してしまうようであまり好きでは有りませんでした。
ただ、こういう「決め付け」を忌避するあまりに、何かを忘れているのではないかと感じたことであります。

「武士は食わねど高楊枝」という諺があります。「気位を高く持って生きるべきだ」とするいい意味にも、「ただの見栄っ張り」とする悪い意味にもとれますが、そこからは「武士だから貧しくて空腹でも胸を張るプライド」を感じることであります。
今の僕達の生活において、
「僕は◯◯だから、こういった事で怒鳴ったりはしないよ」
「◯◯の僕は上品に振る舞うべきだ」
ということはあるのでしょうか。
◯◯に入るのは、「紳士」であったり、「淑女」であったり、「日本男児」であったり、「大和撫子」であったり……。
昔なら「武士」であったり、「江戸っ子」であったりなどがあったかもしれません。
そこに入るのは色々な立場や職業などがあるでしょう。

もし、今回の東京駅の混乱において、
「鉄道ファンとして、東京駅の記念に混乱を招くのは良くない」という雰囲気などがあったら素敵だったのにと思うことです。もちろん、ほとんどの鉄道ファンの方は冷静に対応された事かと存じますが……。

また鉄道ファン以外にも、転売などを目論んでいた方もおられたそうです。そういう目的自体も如何なものかと存じますが、それでも「大人」として、その行動に品位を保っていたければと思うことであります。

結局に何が言いたいかと言いますと、
今の子どもたちへ、そういった「矜持」を示していくきたいと、恥ずかしい日々を送るオッサンの僕は反省することであります。なんまんだぶ。
嫁さんがLineで「甲州弁」を使えるスタンプを購入したようで会話中に投下してきます。
大阪生まれ大阪育ち、商人っぽい奴は大体友達の僕にとっては時折にレベルの高いものとなります。
今回もわかりませんでした。
何か悔しい感じがあります。


前に築地本願寺の部署で子ども向けの行事なども担当する所に居たことがあります。
「お寺にもっと子どもに来てもらおう!」といった感じで色々と子どもが楽しめそうな行事をするのです。
その行事をするのに、会場設営や実施等々は全て自分らでやるのです。
外注して終わりヽ(^o^)丿
などという事はしないのです。
いや、出来ないのです。なぜなら……

予算が少ないから(`・ω・´)

いや、潤沢に予算があっても、なるべく自分たちで工夫して開催すべきなのです。お寺で扱うお金は全てご門徒の方々からの尊い浄財なのです。
坊主ができることはなんでも汗かいて動いてやって、その上で浄財を使わせていただくのです。
ですので、行事前などはさながら「鉄腕ダッシュ寺」となります。
そんな僕らの強い味方が「ホームセンター」でありました。特に東雲にあったスーパービバホーム豊洲店さんには大変にお世話になったことであります。もう、名前からして「スーパー」とついているところが頼もしいのです。

ホームセンターにいると「この金具はこういう遊びに使えるな~」とか「この素材は仏具の保護とかにいいかも」等々、実にテンションの上がることであります。
その高いテンションのまま色々な資材などを購入して、築地へ戻ろうとするのですが、その時に購入品が乗ってきて車に積むことができないという事が多々有りました。
でも、「スーパー」を冠するだけあって、そこらへんも抜かりがないです豊洲店さん。

短時間なら軽トラックを貸してくれるのです、しかも無料!

ホームセンターマジックでテンションが上がっている上に、軽トラックですよ、軽トラック!
燃える男の軽トラックですよ!!
そして、築地へと向かう途中にAMラジオから懐かしい曲として国生さゆりさんの「バレンタインデーキッス」が流れてきたのです。たぶんそんな時期だったんでしょう。
いや、もう超ハイテンションですよ。
一緒に行った同僚と無駄なハイテンションで、寒空というのに何故か窓を開けて、歌いながら帰ったことであります。

そんな素敵な軽トラックですが、山梨県大月市ではよく見かけることであります。ただうちのお寺は持ってません(´・ω・`)
住職が趣味程度の菜園をしている程度で、軽トラックがどうしても必要というレベルでは無いのです。
そんなに必要で無い物を買うような贅沢はお寺で許されるような事ではありません。とはいえ、メインの車として軽トラックを持ちいるには若干の勇気がいるのです。

軽トラックでお葬儀とかへ行って霊柩車のあとについて火葬場などに向かうのは、僕はよくても、周りの方に止められそうです(´・ω・`)
と、いうことで軽トラックへの憧れは日々に募ることであります。なんまんだぶ。
商店街やショッピングセンターを通ると12月24日に向けた加速度的な聖なる日ですよ感を凄まじく感じることです。なんまんだぶ。
さて、仏教にも聖なる日がございます。

4月8日はお釈迦様の誕生日である「灌仏会(はなまつり)」
12月8日はお悟りを開かれた「成道会」
2月15日は涅槃に入られた「涅槃会」

お寺では行事などが修行されますが、商店街やショッピングセンターなどで「はなまつり」記念セールなどは行われておりませんし、12月8日に向けて仏教讃歌が鳴り響くということもございません。
もちろん商業主義的な部分での理由でそういう状況になっていることは存じ上げておりますが、仏教徒としてはいささか寂しいことでもあります。
お釈迦様の聖なる日に楽しんでいきたいのです。はしゃぎたいのです。
それにはまず僕自身が楽しんでいなくてはなりません。
ただ、その「楽しむ」はそのまま「煩悩」そのものである事が多く、お釈迦様のような悟りの境地で「楽しむ」とはエライ違いであることは明白であります。

とはいえ、僕の生活の中で、仏教徒としての慶びや楽しみが、お寺で法要をしていない時にも表現することができればと模索することであります。

「仏教に遇うご縁って素敵だね~、お釈迦さまのお陰だね~」の気持ちが積み重なれば、いずれ2月15日にむけて、仏教讃歌がショッピングモールで流れるかもしれないのです。

まぁ商業主義的なものにくっついたら成功なんという下手な価値観は無いですが、この時期に若干の寂しさを感じる仏教徒の妄想であります……。

あ、そうそう、そんな素敵な仏教徒にとって12月25日は大事な日です。
「僧職男子に癒されナイト」の開催日であります。
時間は19時からであります。
場所はいつもの銀座奥野ビルであります。
結局、何が言いたいかというと、そういうことであります。