自分のサービスに「お金ください」 なんて言えない(涙) | 起業15年のコーチが教える、コーチングで副業・起業するための専門ノウハウ

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こんにちは、田中直子です。

 

「この仕事を一生は続けられない」
と気づいてしまった会社員
「浅山陽子さん(仮名)」が、

私の講座に入り、ビジネスの一歩を
踏み出すまでのストーリーをご紹介しています。

(お勤めの方なので、個人が特定
できないよう、編集を加えています)


前回は、

・陽子さんが「仕事の見える化」「効率化」
のプロフェッショナルだと判明したこと、

・日々の研究開発は、彼女の
「仕事の見える化思考術」から生み出されていること、

・その思考術を応用すれば、
オリジナルの商品ができると考えたこと、

などをお話ししました。


前回までの内容はこちら↓

第1話

 


第2話

 

 


第3話

 

 


第4話

 

 


** 

前回の第4話を読んでくれた、
ビジネスの大ベテランである友人から、
こんな返信をいただきました。

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この浅山陽子さん(仮名)の事例もすごいですね。

単なる強み発見というより、
直子さんの場合、
「解体(脱構築)」→「再構築」
のプロセスに卓越性があるんだと思いますよ。


「強み発見」を謳うコンサルタントは
ゴロゴロしてますけど、

単にそのコンサルタントが思い付きで
(それもバイアスだらけの)
「あなたの強みはココだと思う」
って決めつけられたり押し付けられたりで

本人、ぶっちゃけ全然納得してないんだけど、

「でも師匠がそう言うんだし、
 『素直さが大事』ということで
 『ハイ』と素直に受け入れはしたけれど、
 結局モノにならずに終わった、
 あれはいったいなんだったんだろう?」

っていう話、けっこう聞くんですよね。

つまり、「強み」らしきもの、
才能らしきものを見つけても、
再構築ができないまま放り出しちゃう
コンサルタントが多いっていうことです。
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ご感想、ありがとうございます^^

**

さて、今回は第5話です。


「仕事の見える化思考術」を応用した
商品を作ろうとした陽子さん。

とはいえ、ご自身ではこの思考術を
使うのが当たり前すぎたので、
それを客観視して商品化するのは、
いきなりは難しいです。

なので、一緒にディスカッション
しながら商品案を作っていきました。


田中:

会社で、後輩たちに合理的な仕事の進め方を
アドバイスしていらっしゃいますよね。

もし、後輩と同じように悩んでいるお客様が
いるとしたら、どんなアドバイスができそうですか?


陽子さん:

まずは、現状の問題や将来の目標を口頭で
聞いたら、それを整理して図式化できますね。

あとは、目標達成までに必要なタスクを
洗い出して、いつまでに何を
やったらいいかを整理できます。


田中:

とてもいいですね。
他には何かありますか?


陽子さん:

そうですね、目標達成までの進捗状況を
数値化して、グラフで表したりもできるかも…



こんな風に会話をしながら、少しずつ、
オリジナル商品のイメージができてきました。


次に陽子さんは何をやったらいいでしょうか?


ブログを始める?
メルマガや公式LINEを始める?
ホームページを作る?


いえ、そのどれでもありません。


私は陽子さんにこのようにお伝えしました。


田中:

では、早速、この商品を売ってみましょう^^


陽子さん:

え?売るんですか?
まだちゃんと商品ができていないのに?


田中:

はい、「商品がちゃんとできてから売ろう」
とすると、いつまでも売ることができません。

それに、自分では「完璧な商品ができた」
と思っても、それがお客様に
受け入れられるとは限らないですよね?

むしろ、自分目線な商品になって、
ムダになってしまうこともあるんです。

なので、まずは6割くらい商品ができた
段階で「有料モニター」を募るのがおすすめです。



陽子さん:

なるほど、確かに…

でも、商品が6割しかできていない状態で、
どうやったら売れるんですか?

お客様は、商品の中身がしっかり
できてからサービスを
受けたいんじゃないでしょうか?


田中:

今回は「有料モニター」という形で
募集するんです。

そして、モニターさんにサービスを
受けてもらい、意見を聞きながら、
モニターさんと一緒に徐々に
商品を作っていくのがいいですね。


モニターさんには、最初から
「サービスに対してフィードバックをください」
と伝えておけば大丈夫ですよ。


陽子さん:

そうか、そういう順番でやっていけばいいんですね。

でも、私、セールスをしたことがないので、
有料モニターを集めるのはすごくハードルが高いです。

自分のサービスに「お金をください」
なんて言えないです(涙)




ある程度の商品案ができ、
「まずは有料モニターを集めましょう」
というところまでは話が進んだのですが、

陽子さんには「セールス」
に対する強い苦手意識がありました。



これまでの人生で一度もやったことが
ありませんから、当然のことです。


でも、自分でビジネスをするなら、
セールスを避けて通ることはできませんね。

このままセールスをしないと、
陽子さんの商品は「お蔵入り」になってしまいます。

どうしたらよいのでしょうか?


次回に続きます。

 

 

 

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