ご本人が気づいていない強みを発見! | 起業15年のコーチが教える、コーチングで副業・起業するための専門ノウハウ

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こんにちは、田中直子です。

 

「この仕事を一生は続けられない」
と気づいてしまった会社員
「浅山陽子さん(仮名)」が、

私の講座に入り、ビジネスの一歩を
踏み出すまでのストーリーをご紹介しています。

(お勤めの方なので、個人が特定
できないよう、編集を加えています)


前回は、陽子さんが私の
「ビジネス設計図作り3か月ワークショップ」
に参加され、一緒に商品作りを
始めたところまででした。


彼女は会社で非常に専門的な
研究開発をしてきたので、
「一般のお客様のお役に立てそうな強みがない」
と悩んでいました。


でも、お仕事のご経験などを棚卸し
してもらうワークシートで、
「お仕事で得意なこと」として

「合理的に研究開発を進めるようにしています」
と書いてありました。


私は
「これが商品作りのカギになるのでは?」
と思い、

「合理的な研究開発って、具体的に
 どんなことをやっているのですか?」
とお聞きしたのでした。


前回までの内容はこちら↓

第1話

 


第2話

 


第3話

 

 


**

今回は第4話をお届けします。


「合理的な研究開発って、具体的に
 どんなことをやっているのですか?」

と質問すると、彼女はこんな風に答えてくれました。


「ある開発をするのに、
 他の人が10個の作業でやるとしたら、
 私は『3個の作業でできないかな?』
 と常に考えています。

 後輩から仕事の進め方を相談される
 こともたまにあります。

 そのときは、後輩の仕事の仕方を聞いて、
 それを図式化したりグラフにしたりして、
 どこにムダがあってどこを効率化
 できそうか、アドバイスしています。」


その話を聞いて私は
「これはすごい!」と感心したのです。


実際、彼女に相談した後輩たちは、
仕事のムダを減らし、
最小限のタスクで研究開発の目標を
達成できるようになるそうです。


陽子さんは、
「仕事の見える化」「効率化」
のプロフェッショナルだったのです。


彼女は、私の講座に入る何年も前からずっと、

「自分はマニアックすぎる仕事を20年以上も
 やってきたので、お客様の悩み解決に
 役立てられる強みがない」

と悩んでいました。


「日用品の研究開発」
という、目の前のことだけを見ると、
確かにそうかもしれません。


ですが彼女は、目の前の研究開発を、
合理的かつ効率的に進める
「思考術」を持っていました。

こんな感じで↓その思考術から、
日々の研究開発が生み出されているわけです。





研究開発が「具体的な目に見える成果」
だとすると、

それを合理的かつ効率的に
進める「思考術」は
「目に見えない抽象的な能力」です。


目に見える研究開発は、彼女の
「目に見えない思考術」が生み出していました。

つまり、彼女の思考術は、具体的な
研究開発よりもさらに価値があります。


そして、それはご自身のビジネスにも
応用できるということです。



でも、彼女の、この「仕事の見える化思考術」
は、本人にとっては当たり前すぎて、
空気のようなものだったのです。


できるのが当然すぎて、普段はその価値を
認識することすらなかったようです。


なので、目の前の
「研究開発の仕事を20年以上やってきた」
という事実を見て、

「私はマニアックな研究開発しか経験が
 ないから、お客様のお役に立てる強みがない」
と思ってしまっていたのです。


いやいや、全然、そんなことはありませんでした。

彼女の「仕事の見える化思考術」を
応用すれば、オリジナルの商品ができそうです。


次回は、実際に陽子さんの「思考術」
を応用して作った商品について解説しますね。
 

 

 

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