人事労務に効くクスリ

人事労務に効くクスリ

栃木県宇都宮市の社労士事務所、メンタルサポートろうむ 代表 李怜香のブログ。
日常のあれこれを中心に、仕事のこともちょっぴり書いてます。

開業15周年の2014年3月1日をもちまして、李社会保険労務士事務所は、事務所名を メンタルサポートろうむ に改称いたします。
また、代表 李怜香の氏名の読みを「いー よんひゃん」としておりましたが、今後は、「り れいか」といたします。
これを機に、新たな気持でより一層業務に励む所存でございますので、今後ともご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。

メンタルヘルス・コミュニケーション・ハラスメント防止の研修やご相談を承ります。
初回ご相談は無料です。下のリンクに詳細がございますので、お気軽にご連絡ください。

メンタルサポートろうむ


メルマガ「人事労務に効くクスリ」のログと、日常生活のあれこれを公開しているブログです。

メルマガ登録はこちらからどうぞ。→人事労務に効くクスリ
Amebaでブログを始めよう!


青森に住んでいる妹から、すてきなプレゼントが届きました。

シードル! リンゴだけでできたお酒です。

ふつうのワインボトルのサイズで、アルコールは添加されていません。

ボトルに「CIDRE」と書いてありますよね。

もともとはフランス語で、意味は「りんご酒」、発音は「シードル」です。こちらのサイトだと発音も聞けます。

そう、日本では「シードル」というと、リンゴの軽いお酒ですよね。

これ、実は英語では「サイダー」と読みます。辞書を見てみると、アメリカとイギリスで意味が違うそうです。

ciderの意味 - 英和辞典 Weblio辞書

イギリスでは、この写真のお酒そのもの、リンゴ果汁を発酵させて作ったお酒をさします。

そして、アメリカでは、リンゴジュースを指すことが多いそうです。

日本語のサイダーは、発泡する甘い清涼飲料水で、元のリンゴの意味はなくなってしまいました。

国によって意味が違っているのがおもしろいですね。

で、もうひとつ、「サイダーハウス・ルール」というアメリカ小説があります。


サイダーハウス・ルール〈上〉 (文春文庫)/文藝春秋

¥786
Amazon.co.jp

サイダーハウス・ルール〈下〉 (文春文庫)/文藝春秋

¥786
Amazon.co.jp

ここで出てくる「サイダー」というのは、「リンゴ酒」のほうの意味です。アメリカ小説ですが。

長いですが、とてもおもしろい小説です。

映画にもなったので、こちらでご存知の方が多いでしょう。脚本も小説の作者のジョン・アーヴィングが手がけているのですが、内容はかなり違っています。こちらもおすすめです。


サイダーハウス・ルール [DVD]/アスミック・エース

¥2,571
Amazon.co.jp

肝心のお酒は、いま冷蔵庫で冷やしています。きょうの夜にはどんな味かわかります。そのレポートはまた今度ということで。


先日、東京で研修の仕事があったのですが、珍しく前泊だったので、これ幸いとひさしぶりの友人に声をかけ、夕食をごいっしょしました。

宿が大手町だったので、丸の内のすてきなフレンチレストランで。

ランチはいつも予約でいっぱいで入れないという人気店。その日も平日の6時という早い時間だったのですが、すぐに7割方、席が埋まっていました。

さすがにお料理もサービスもレベルが高く、とても楽しめました。

乾杯用のスパークリングワインがついたコースだったのですが、1杯ではちょっとものたりないので、2杯めもいっちゃいました。あした、仕事だけど、このくらいは許容範囲よね~、と自分に言い訳しながら。

「リスト以外にも、ワインはいろいろ空いていますので、お好みがあったらおっしゃってください」と言われたので、おまかせで「辛口の白で」と頼みました。

そうしたら、2種類の白ワインを半分ずつ持ってきてくれたのです。ちょっとうれしい心遣いですね。

スタンダードな味わいでふくよかな白と、きりっとしているのにアロマが華やかなのと、対照的なものを選んでくれたようです。もちろん、ボトルも持ってきて、解説しつつ見せてくれたのですが、これはメモ用に写真撮っておけばよかった、とちょっと後悔してます。

そう、カメラはちゃんと持っていたのです。ここまで読んで、フレンチレストランの話題なのに、写真はタケノコごはんで、なんで~? と思ってませんか?

2年ぶりくらいの友人との話に集中したかったので、カメラは持ち出さなかったのです。おいしい料理もよかったですが、最高のごちそうは、気の合うお友だちとのおしゃべりですから。

写真のタケノコごはんは、その友人が地元の長岡京市に帰省したときのおみやげで、タケノコの煮付けをいただいたので、それを入れて炊いたものです。

タケノコの香りや味わいがしっかりしていて、味付けもちょどよく、息子にも大好評でした。



毎日のようにブログを書いていると、日本語の書き方で迷うことってけっこうありますよね。

とくに、わたしが苦手なのが送り仮名。

きょうも「答え」、「答」、どっちがあってるのかな? と迷ってしまいました。

PC の前にいるのですから、当然ぐぐります。そうすると、そのものずばりのページが出てきました。

送り仮名の付け方:文部科学省

慣用的に決まっているのではなく、国が決めてるんですね。

そして、わたしの求めていた答はここ。


本則 活用のある語から転じた名詞及び活用のある語に「さ」,「み」,「げ」などの接尾語が付いて名詞になったものは,もとの語の送り仮名の付け方によって送る。
〔例〕
(1) 活用のある語から転じたもの。
動き 仰せ 恐れ 薫り 曇り 調べ 届け 願い 晴れ
当たり 代わり 向かい
狩り 答え 問い 祭り 群れ(略)


あ、「答え」が正解なのか、と思ったら、下にもうひとつ記述が。


許容 読み間違えるおそれのない場合は,次の( )の中に示すように,送り仮名を省くことができる。
〔例〕 曇り(曇) 届け(届) 願い(願) 晴れ(晴)
当たり(当り) 代わり(代り) 向かい(向い)
狩り(狩) 答え(答) 問い(問) 祭り(祭) 群れ(群)
憩い(憩)



結論・・・
どっちでもいい\(^o^)/


宇都宮に来て、17年になります。

引っ越してきたのは、8月はじめです。

宇都宮の夏といえば、3日にあげず雷雨です。

当時はまだ運転免許を持っていなかったので、夕方自転車で買い物に出ては、まんまとライさま(雷様の栃木弁)に遭遇し、よく濡れて帰ったものです。

稲光が空にぴかっと光るのも、こちらに来て初めて見ました。おー、映画みたい、とへんな感心の仕方をしたのを覚えています。いまでは、珍しくもなくなってしまった光景ですが。

宇都宮が「雷都」と呼ばれていて、雷が多い町だというのは、しばらくしてから知りました。


栃木県は日本でも有数の雷の多い県です。 北部が1000~2000m級の山岳部となっており、南東方向に山の斜面が開いているため、日射を強く受けます。 さらに夏季は南よりの風が吹きやすいため、強い上昇気流がおこり雷が発生します。 宇都宮の年間の雷日数は24.8日で、関東地方では一番多くなっています。 暖候期(4月~9月)に限ってみると、宇都宮の雷日数の平年値は22.6日で、全国で一番多くなっています。
宇都宮地方気象台・栃木の雷


栃木は全国一雷が多いのだと思っていたのですが、一位は石川県なんですね。

昨年11月に仕事で金沢に行く機会があったのですが、このときも、雷雨に見舞われました。栃木では雷というと夏のものなので、「このあたりは冬に雷が多いんですよ」と教えてもらってへーという感じでした。

いまでは車が日常の足なので、めったに濡れることもありませんが、かわいそうなのは自転車通学の中高生です。よく、ざーざーぶりの中を、びしょびしょになって自転車をこいでいる姿を見かけます。

というわけで、宇都宮の人は、雷をぜんぜん怖がりません。「あー、きたきた」くらいの感じで、みんな平然としています。

あなたの周りで雷がなってもびくともしない人がいたら、出身地を聞いてみてください。石川県か栃木県かもしれませんよ。



画像は、年間雷日数 [ 2011年第一位 石川県 ]|新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]よりお借りしました。
嫌韓高校生がツイッターでK-POPファンにスパム報告荒らし&民族差別発言を連呼し炎上⇒学校が発覚 - NAVER まとめ

生徒の民族差別的な匿名ネット書き込みめぐり芦屋学園が謝罪 兵庫県教委や行政も追及へ - NAVER まとめ

ネトウヨと呼ばれる人たちは、自分の身元を注意深く隠していることが多いです。

わたし自身も韓国人であると公にしてネットをしているので、 Twitter などでひどい侮辱をさんざんされています。でも相手はどこのだれだかわかりません。

差別発言をしょっちゅう浴びる苦しさは、どのように言ったら伝わるのかよくわかりませんが、メンタルに重大な打撃があることは確かです。

当然ながら、差別発言は社会的に許されません。会社にバレて懲戒をされた人もいますし、学生であれば、やはり指導の対象になるでしょう。

ここで学校に電話をした人たちに「やりすぎだ」とする声もあるようですが、わたしはまったくそんなふうに思いません。

悪いことをしたのだから、罰されるべきだ、ということではありません。

ネットに名前が出てしまい、いつまでもそれが残ることで、この高校生自体がいじめの対象になってしまったり、進学や就職にさしつかえるなどの影響がなければいいと思っています。

わたしも高校生の子供を持つ親です。ネットでの悪い評判というのは、挽回するのが難しいという点で、若い人たちに過酷すぎる罰です。ひどい目にあうことを望んでいるわけではないのです。

そうではなくて、彼の持っている差別意識、そして、なにか気に入らないことを、ネットで指差されているマイノリティにぶつけてうさばらしをするという安易な方法が、自分の人生を蝕んでしまうことを早く気づいてほしいからです。

幸い、学校側は良識のある対応のようですが、このひとりの生徒を叱って済ませるのではなくて、学校全体の問題として受け止めてほしいものです。

この高校生はいま、どんな気持ちでいるのでしょう。

先生や親に叱られて、「あいつらのせいでこうなったんだ」と、恨みをつのらせ、ネトウヨをこじらせるという可能性が高いという気はします。

そう思う一方で、やはり自分のやっていることが、人をひどく傷つけていること、そして最終的には自分も傷つくことに気づいてくれることを祈っています。