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右向きのキリン、浜省のパワーシャベル 〜それでいいのか〜

今から36年以上も前の話

そう考えると古いですね、僕も。

小学校1年生、初めて水彩絵の具で画用紙に絵を描く授業。

翌週には初めての授業参観があり、後ろに張り出すので頑張って描きましょうと担任の先生に言われました。

先生が黒板に画用紙の枠を書き

「こういう風に動物の絵を描くんですよ」と、

左向きのゾウの絵を描きました。

人は右利きの場合、左から顔を描いていく傾向があるそうです。

参観日に張り下げられた絵は、当時児童が多かったので43枚中、1枚だけ右向きのきりんの絵

それ以外はすべて左向きのゾウの絵でした。

当時ぐらいから右向け右の高度成長時代の日本を色濃くしており、「没個性」が始まって久しく無い時期ではありました。

僕は「動物園に行った時の動物の絵」を描けと言われたので、全体が見えたキリンを描いたのですが、それはたった1枚だけ、みんなは「先生のパフォーマンス」が命令と受け取って描いた結果でした。

小学校1年生ながら、猛烈な違和感で一杯でした。
これは、今も全く変わってません。

浜田省吾さんの古い歌で曲名は思い出せませんが

~パワーシャベルで削った、丘の上いくつもの
同じよな、小さな家 何処までも続くハイウェイ~

と始まる歌があります。

この歌詞の中で

同じような服を着て
 同じような夢を見て
 瞳の中
 少しづつ 「死」を運び込むよな仕事に
 追われてる~

とあります。

最近、プロフィールの画像でアメーバピグの画像が多いのですが、

どうしても受け入れられません。

人が作った「嘘」の部品で

似ても似つかぬありえない人型が、さも

「自分です」


という現れ方に、
正直気持ち悪くて受け入れられません。

本当に気持ち悪いんです、不快に思う人すみません。
僕自身がほんとうに不快に思うので。

インターネットでの隠匿性が問題視されているにも関わらず、3頭身で美化フェイスでは

心理学的な「天使の羽」です。

※「天使の羽」は疑えということ。
どんな悪い事、嘘のことでも表書きに「天使の羽」の絵を描いたりモチーフにしていると、人は「善」と勝手にとってしまうという心理トリック。
これは言葉や会話の中にある「うまい話=天使の羽」ということも言えます。


僕も時々はっきり言います。

それでいいのか







リンクス 決勝戦 〜地味なことが〜①

リンクステコンドーフェスティバル シニア無差別級の決勝戦です。
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舟戸先生と山崎優輝くんから、次の試合のアドバイスを受けます。

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相手は僕より上級者で体重も重いようです。

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さあ、試合開始です。

対戦相手は先ほどの試合でヘビー級の相手を物ともせず押していました。

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やはり、こちらの攻撃を物ともせず押してきます。

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遠間からアットラチャギ(回し蹴り)で蹴り込み、次にと思いますが、体重差のクリンチで止められてしまいます。

はずれのカウンターティチャギ(後ろ蹴り)で一度転しました。
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相手選手はこちらの蹴りに被せてきて潰しにかかるタイプのようです。
しかし、相手のペースに乗るわけにはいきません。
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クリンチで接近されても、オリグル(顔面)への蹴りを放って行きます。

結局、今回オリグルへの蹴りを何発も出し、1発当たったのですが、ポイントにカウントしてもらえませんでした。

それでも、
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蹴っても、クリンチで潰される相手に
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構えをサウスポーからオーソドックスに変えて、相手の飛び込みに合わせ前足からのカウンターキックを狙うようにしました。
しかし、中々当たりません。

それどころか、その蹴りまで潰してくるようになりました。


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ここで1ラウンド終了です。

このラウンドは蹴ってはクリンチ
クリンチされては押し出されの繰り返しでポイントはイーブンです。

~つづく~

黄昏の時 〜紺碧に染まる前に〜

鳥取市の耳鼻科建設の打合せから「ベイサイドスクエア 皆生ホテル」へ向かいます。

客室の金庫の使い勝手が悪いので、その改善を提案に行きます。



20歳から30歳過ぎにかけて、物事の詳細が気になりました。

眼球の範囲ではなく、焦点の範囲にばかり気が行き、全体を感じる余裕がなかったと思います。

この日本には沢山の美しいものがあります。
身近にとても美しいものが沢山あります。

眼球の中いっぱいに広がる風景
全体で初めて成し得る一瞬の構成

若い時の僕は何を見て何になろうとしていたのか。
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この写真の風景も僕の眼球には太陽がこの100倍大きく映っています。
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大国主命を祀る神社に夕日が落ちます。

美しい、目の中いっぱいに
はみ出しそうな程美しいです。

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黄昏の時
人間のサイズを超えた風車が碧に染まって行きます。
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人の叡智も、包まれる大いなる自然の変化に
その存在も美しさも翻弄されています。

過去、僕は何を見つめていたのか
そう自問しながら、この美しさを素直に「美しい」と感じる事ができる年齢になったことを受け入れています。


皆生ホテルに着きました。


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沢山のお客様で賑わっています。

中島社長にも「ホテルは苦言や酷評もあるけれど、総じて好評価です。現在沢山のお客様がお見えですが、これから1年が勝負です。でも、(積極的に)「売る」営業があるホテルなので、色々やれると思います」
などの評価をいただきました。

夜の繁盛ホテルを海辺から見ました。

わざと低く作ったホテルが、皆生温泉で唯一、情緒と自然に近かったことが自分がした仕事について、ちょっぴり安心しました。

僕にできること

目の中一杯の美しさを唯物で潰さないこと

スクエアプラス