吉永達哉のコミュニケーション スクエア -203ページ目

頭心

幾度か書きましたが、上手な話し方って、決して噛まないとか、オチがあって


面白いとか、流れるように喋ることを指している訳じゃありません。


噛んでも、途中で詰まっても心に残り、感動する話しをされる方がいます。


それは言葉を発するテクニックの問題じゃなく、言葉を彩る心の問題。


テクニックに走らず、相手の心に届けるには?という点に重きを置くべきです。


良く聞く言葉に「頭心(ずしん)とくる話し」というのがありますが、


印象に残る話は、頭(理性)で理解させ、心(感情)に届ける、という意味合い。



それには表現力を磨く必要があります。


次回以降、ちょいちょいその表現力についてお伝えしてみますね。





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メッセージも顔も前向き!

ラジオやナレーションなど、私の仕事では原稿を読むことがしばしばあります。


仕事でなくても、会社の会議で報告したり、趣味の会での会計報告なんて場面で


原稿に目をやりつつ読み上げる事ってありますよね。



それを聴いていると、普段はそうでもないのに、何故か低~い声でボソボソ。


声がそんなだし、下を向いてて余計に聴いている人々まで届かない。


見てて自信無さそうに見えるし、そのうち話しの内容まで色褪せて見えてきたり。


そーなるとあなたも、折角の報告内容も大きな損失ですね。



問題の低~いボソボソ声、その原因は大きく2つ。




まず一つは自信がなく萎縮してしまっていることが挙げられます。


人前で話すこと自体に自信が無いのか、報告内容に自信がないのかは


それぞれでしょう。


報告内容に自信が無い場合は単なる準備不足ですから、内容は良く読み込み


ちょっとした不明な点があれば調べて対応できるようにしておけばOKですね。


人前で話すことに自信が無いのは場数と思い込み。場数を踏めば誰でも


慣れてきて、そつなくこなせるようになるでしょう。



それと思い込みですが、本人が思っているほど他人はそこまで見ていません。


一人で勝手に上手に読もうと意気込んでアガってることがほとんど。


「大丈夫。人はそこまで見ちゃいないよ」と思い込みましょう。




そしてもう一つの原因は顔の向きです。


原稿を間違えないようしっかりと見たいが為に、視線だけでなく顔全体を


原稿に向けているケースがありますが、これがいけない。


顔全体が下を向けば喉が押しつぶされ、肺からの空気が出づらくなります。


これじゃ大きなハキハキした声は出せませんね。



出来れば原稿は喉の高さ、少なくとも胸の高さまで持ち上げましょう。


そうするとスッキリ、ハキハキ声が出せるようになります。


状況によってあまり高く原稿が持ち上げられない場合には、できるだけ


顔は下を向かず、視線だけを原稿に落とします。


慣れないとちょっと目が疲れちゃいますけどね。




聴いている人々はあなたの声を通して内容もさることながら、あなた自身への


信頼性を探っています。それは内容の信頼度に繋がり、説得へと向かいます。



ぜひとも重要な報告は、前を向いてしっかりハキハキと!





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コトバンク 「同座対面五百生」

「同座対面五百生(どうざたいめんごひゃくしょう」


以前、上司に教えていただいた言葉で、仏陀の言葉として有名ですね。



同じ場に座り対面し得るということは、500回生まれ変わって有るか無いかの事。


そんな意味合いの教えです。


その後、現世で出会っている人は、500ほどの過去世で親しき間柄であった、


という意味合いもお聞きしましたが、初めに聞いた印象が強いせいもあってか、


前者の稀有な出会いを尊ぶ意味合いがしっくりきます。



似た言葉に、一期一会がありますね。


いずれにしても、人と出会う事の尊さと有り難さを示す言葉。


でもたいていの人は、自分にメリットのある出会いをしたときだけ、その言葉を


思い起こし、発します。 はい、自分もです。



故松田優作氏は常々、「全ての出来事は必然」と仰っていらしたとか。


私もそう思います。


同座対面五百生の言葉と併せて鑑みても、メリットが無いと判断した人との


出会いも必然で、そこに何らかのご縁があり、見出すべき点があるはず。


ただ、その点を私が見出せていないだけなんでしょう。


いや、それだけならまだしも、見た目で判断したり、ちょっとした言動で拒絶したり


見い出す努力を放棄しているんだと思います。


何と勿体無い!


どんな些細な出来事も、そんな一瞬の出会いも、自分の糧に成し得るほどの


大きな懐を持つ。。。そんな人にワタシハナリタヒ。





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