話題ストック
話しが苦手と言う人の多くに、話題が見つからないという理由があるようです。
ま、そう考える人は「何か話さなきゃ!」という強迫観念も手伝って余計に
焦ってしまい、余計に話題が見つけられなくなります。
そんなことの無いように、私はたいがい幾つかの話題をストックしています。
事件・事故、スポーツ、芸能、地域、流行などジャンルも取り揃えるようにして、
当然、時事問題などはすぐに劣化しますから、ちょいちょい入れ替えながら。
「そりゃ君は喋るのが仕事だから。。。」って思ったでしょ?
いやいや、このクセはセールスマン時代からです。
こうして話題をストックしておくと、どんな場所でどんな人と会っても、
とりあえずその場は会話できます。それほど詳しくなくても、相手が良く知る
内容であれば、相手が喋ってくれるでしょうし、そうなればこっちのもの。
相手の考え方や興味関心もわかってきます。
そうなんです。何も人が「へ~!」と驚き、納得する話しを用意する必要は
ないんです。相手が食いつく話題や切り口を持ってさえいれば、
相手は気持ちよく喋ってくれるんです。あとは相手が気持ちよく
話しやすいように環境を整えてあげるだけ。
そうは言っても切り出したはいいけど、本当に何も知らないが続けば
相手も不信感がつのるでしょうから、多少のお勉強は必要です。
もしくは世論の意見とは違う見方を示すという、別の考え方を持つ事も有り。
できれば新聞やネット、テレビで見た記事・ニュースのうち、幾つかは
話題用として意識してストックするように心がけましょう。
一人で実況中継
一昨日書いたピクチャートーク。
色や温度、音などを織り交ぜて伝えると、聞いている相手は内容が伝わると共に
イメージが浮かび、より強く印象に残るという話法ですね。
簡単そうですが、慣れないとそんなにポンポン出てこないんです。
では慣れるためにはどうすればいいのか。
お勧めするのは「運転実況」です。
通勤途中など車を運転している最中、目に見えるものを全て実況中継するんです。
例えば
「私、吉永は現在、山口市の自宅を出発し、一路国道262号線を南へ、
目的地の防府市へと運転しています。午前10時という、通勤時間も過ぎ、
比較的快適に走ることができる時間帯で、ついついアクセルを踏む右足にも
力が入りそうですが、制限速度はしっかりキープです。
今日は日差しが強く、車内の気温は10℃を超えているのではないでしょうか。
ただ枯れた茶色い葉と新芽の緑が混ざり合う、国道沿いの木々は大きく
揺れており、強い風が体感温度を下げていると思われるので、外を歩く際には
厚手の上着が必要かと思われます。。。」
ってな感じです。
車内には私一人なのに、口がパクパク。
私は考え事をしない時には、歌を歌っているか、この車内実況をしています。
信号で停車したときに時たま見られますが、ちょい恥ずかしいですね。
お試しあれ。
話しの駅
堅い話しを最後まで真面目に話されると、半ばで集中力が途切れてしまうもの。
これって車の運転に似てますね。
集中して安全運転していれば疲れてきて道の駅で休憩を挟む。
これを話しに応用すると、重要なポイントばかりを続けるんじゃなく、途中で
頭を柔らかくさせ、且つ効果的に理解を促す話し、『話しの駅』が必要になります。
具体的に言えば、比喩表現やエピソードです。
今記述した“話しの駅”も比喩表現の一つで、比喩はさむと形に見えないものを
よく知られた見えるもの、体験し得るものに例えて、よりすんなり理解してもらう
効果があります。
この比喩表現、一見簡単そうですが、大多数が納得する例えを引っ張り出すのって
意外と難しいんです。時折、人の比喩表現を聞いていて、「それに例えるのは
違うんじゃない?」って思うこと、ありません?
そう言えばパソコンが普及し始めた頃、何の知識もない私に、メモリとHDDの
違いを机の広さと引き出しの多さに例えて説明してくれた人がいましたが
もの凄くすんなり理解できたのを覚えてますねー。
この比喩を的確に表現するためには、物事の深い理解が必要不可欠ですが
ポイントはそれを子供に説明するならどう話すかを基準に考えること。
そこを基本に、対象者が主婦なら主婦に身近な例えを、高齢者には高齢者に
身近な例えを探すんです。
日常でふと思う、「あ、この仕組みってコレに似てるなー」ってのを大事にしましょう。
エピソードも伝えたいポイントを強調する内容でないと、効果がありません。
当然、比喩表現と同様に大多数の人が納得するエピソードが必要ですが
これまたその仕入れと、更に整理が難しい。。。
エピソードについては、いろんな話しを見聞きするしかないんですが、
大切なのはその分別。このエピソードはこういう話しをする時に効果的とか
ちゃんとジャンル分けしておくとすんなり出てきます。
例えば、昨年の地域決勝の話し。予選敗退が決まっていたレノファの3試合目の
対戦相手、SC相模原とのゲーム前、ゲームキャプテンの#7福原選手が語った
「このメンバーで闘うのはこれが最後やから絶対勝とう!」の言葉に全員が
奮起し、結果後半の大逆転劇。このエピソードは団結・結束・チームワークの
大切さを説いたり、モチベーションをあげる方法・言葉を説明するシーンに
最適ですね。
意外と効果的なエピソードは身近に転がってたりするんですが、大切なのは
そのエピソードをキチンと整理して頭の引き出しに入れておくかどうかです。
さぁ、皆さんもアンテナを張って『話しの駅』のネタをストックしときましょう!