MiG-3は苦労の予感・・・。
Classic Airframes MiG-3 制作記02 「リサーチ」
腰を据えてしっかりと作り込む事にしたMiG-3、早速リサーチしてみました。書籍、なんかあったらいいなぁ、と思いつつもネットであれば無料、とセコい考えを元にネットサーフィン・・・。ありました。ありました。MiG-3の資料や考察がワンサカ。米国育ちであることに感謝です。その反面日本語が下手ですが、はい。ふむふむ、色々書いてありますね・・・。実機写真とそのタイプなんかも細やかに・・・。調べ始めて小一時間後、キットの良い点と悪い点が判明しました。まず良い点。筋彫りが実機に限りなく忠実である事。それも前期型に忠実なのはとても嬉しい事で、小さな空気取込み口なんかもドンピシャ。すばらしい。でもモールドが甘いので所々は作り直し、でしょうね。さて、悪い点。それはデカール。写真の箱絵の塗装、実は大好きなんです、が、この塗装は1942年くらいの本土防衛に向けて工場から配備された際のもので、後期型、なんですね、本当は。ですので前期型のこの塗装は可能性として大変少ない、ついでにこの塗装の前期型は写真に写されていない・・・。気が抜けてしまうような発見をしてしまい、やる気が無くなりかけました。でも、どうやら識別番号が無いものの、前期型で真っ白、それも下面、プロペラ、スピナー、全部真っ白の機体が写真で確認できたので急遽方向転換して実際に有った機体を作る事とします。デカール、もったいないなぁ。スローガンの塗装、好きなんだけどなァ・・・。あと悪い点もう一つ。やっぱり主脚庫のディテールがデタラメ・・・。あぁ、作り直し・・・。
Classic Airframes MiG-3 制作記01 「主翼・胴体組み」
さ~てさて、鉄は熱いうちに打て、気分が乗っているうちに模型は作れ、ですね。大戦時ソ連機第三弾に選ばれたのは、MiG-3、君だぁ。以前も書いたように大好きな機体であるMiG-3ですが、今回作成するのは前期型のショートノーズなやつです。機体に関してですが、スペインでの内乱でポリカーポフI-16がMe109にかなり劣ると判明した後、ソ連空軍は最新戦闘機のデザインを各航空機製造メーカーに依頼します。1939年、その中の一つであったポリカーポフが出したデザインがI-200と銘打たれた高度高速戦闘機でした。気付かれましたか?MiGでないことに。実はMiG-3の原型はポリカーポフが作ったもので、その為に機首識別コードの頭が「I」だったりします。ところが、ポリカーポフがドイツへ飛行機製造に関する視察を行っていた際、Me109に対抗しうる戦闘機配備が急務と考えた政府は、ポリカーポフの承認無しにI-200の開発を命じます。この開発チームの中心人物がミコヤンとグレヴィッチ、つまりMiGの創始者であるお二人だったのですね。
その後、正式にMiG-1と命名され、紆余曲折を経て開発がスタートしたMiG-3ですが、実際にテストしてみると速度はあるものの100以上の改修点が挙げられてしまいます、が、戦争はすぐそこ、との事で見切り発車的に生産開始します。結果は・・・、フォッケやメッサーの射撃訓練になってしまいます。主な問題は旋回能力、航続距離、そして癖がある操縦。結局Yak-3に前線での主役を明け渡すのですが、国土防衛の際の敵国爆撃機に対するインターセプターとして使用され、戦果を挙げます。結局ふたを開けてみれば駄作機、であった訳ですね。
キットに関しては・・・、正直驚きました。バリが凄いよママン。ゲートだかパーツだか分からないよ。どうするのよ?実際に主翼と胴体を組んでみました・・・。合わないよ・・・。プラスチックも固くて分厚い・・・。あ、割れた・・・。いやぁ~な予感がします。んんん、乗ってた気分がどんどん削がれて行く。でもここで諦めたらアカン。というわけで、薄い筋彫りなんかも掘り直し、インテークも作り直し、とことん作り込むことに決定。機銃は真鍮パイプに置き換え、タイアは自重変形に修正、ラジエターにはメッシュ、などなど、てんこもりで頑張ります。取り敢えず主脚格納庫の縁、分厚すぎませんか?やっぱり資料入手しなあかんか・・・。同スケールで作りつづける
日本の文化的傾向なのでしょうか?国内の収集癖に独特なものを感じます。食玩ブームもいつのまにか当たり前の光景になり、今となっては模型メーカーが完成品を売る時代になりました。もちろん、食玩ブーム以前から1/43ミニカーのディープな世界は完成品の売買が成り立っており、必ずしも新しい現象であるというわけではなさそうです。そんな中で、模型のコレクターやビルダーがこだわる点の一つとして「スケール」が挙げられます。実物の縮図である模型を作る、もしくは完成品を購入する際の醍醐味ですね、やはり。ゼロ戦とコルセアはサイズが全く異なる、なんてことはちょっと航空関係の知識があれば分かることなのですが、作ってみて並べてみると妙に実感が湧くんです。そこがまた快感であったりします。・・・いや、恐れ多くてまだゼロ戦は作っていませんが・・・、はい。
そんな快感を手にしたくて同スケールを作りつづける、それは事実あるのかもしれません。でも私の場合は1/48にこだわりがあったりします。なぜか?世界的に見て大戦機の戦闘機に関しては1/72よりメジャーで機種が多い、程よい大きさで質感がある、1/72より大きくて作りやすい、などなど理由は様々です、が、その中でもタミヤが48のAFVを発売した、この点がとても大きい影響になった、というのがあります。
画像は1/48キューベルですね。このキューベル、模型作りに出戻った際にI-16の傍らで作っていました。実はAFV制作は子どもの頃に塗装もせず、作りかけで終わったタミヤの1/35シャーマンのみの経験しかありませんでした。でも、元来飛行機と同じくらい車やらバイクやらが好きな私、良いウワサばかりのキットと知っての何気ない購入と制作で、大げさに言えば世界が変わりました。飛行機のみを同スケールで作りつづけても、飛行機同士の比較という相対的なサイズ感しか無い中、日頃から目にする「車」を同スケールで作って横に置くと、「飛行機ってこんな大きいのね」とまた別のワクワクが芽生えたことを今でもはっきりと思い出します。まぁ、キューベルは日頃から目にしませんが、シャーシが同様であるビートルはよく目にしますから。1/48は基本的に飛行機のみのスケール、これを打破したタミヤ社に感謝ですね。おかげでどっぷり1/48に浸かりつづけることが出来そうです。で、なんで1/72AFVの方が完成率高いかって?・・・価格が安いから、ついでに小さいので飛行機の完成品を置く場所が確保できるから・・・。結局一貫性ないですね、たははは・・・。ましてや1/72AFVに合わせる形でしっかり1/72飛行機を100機ちかく在庫しているのは内緒です。ついでにキューベル君とセットにしたくて1/48のMe109を10機以上購入してあるのも絶対内緒です。・・・本当に一貫性ねぇや・・・、説得力ないなぁ、この文章。
Eduard Yak-3 制作記06 「完成」
できました。備品の塗装と接着し、墨入れして終わり。汚しも考えていたのですが、迷彩の反省もしたいのでまずは誤摩化さずに素のままです。あ、排気のススはちょっと足しました。主翼のランプ、まだ色塗ってなかった、やっておこ。さて、完成してタバコを一服しながら思った事、キャノピーの透明度がとても高い、というのがまずあります。つまり、コックピット内が丸見え、なんですね。シートベルトを追加しなかった事が大変悔やまれます。その反面、フラットコートをデカールを貼った後に吹いたのが功を奏し、迷彩は綺麗に見えるんですよ。艶を一定にすると驚くくらいビシッと決まるんですね、やっぱり。んんん、フラットコート様々です。デカールも薄くていい感じですね。いいなぁ、好きだなぁ。大戦時ソ連機は渋いなぁ。初心に戻ってソ連機を完成させましたが、実はまだもう一つ作業が残っております。それがアンテナ線を張ること。これがまた迷うんですよね。んんん、どうしましょ?髪の毛かなぁ、極細のテグスかなぁ。でもやっぱり完成すると嬉しいもので、今までの苦労も吹き飛びます。いや、苦労したといえどもほぼ巣組みなのでエラそうな事は言えないのですが。取り敢えず初の迷彩もなんとか形になり、キット自体の素性も大変よろしく、墨入れも難なく終わりました。このキット、いいですね。いや、本当に。もう少し資料片手に頑張れば結構ビシッとしたものが出来そうです。やっておくべき修正箇所としては主翼付根のインテイク、機銃、コックピット、排気管、ラジエター、主翼左右の燃料計と言ったところでしょうか。やらないと思いますが、はい。ヘタレなもんで。Eduardのキット、組み易い、良い塩梅のディテール、素晴らしいデカール、そして安価な値段。こりゃいいものです。確かメッサー108タイフーンも出ていたはず。早速購入しておこうかしら?ラボーチキンもあったよなぁ・・・。在庫増やすだけだから我慢しておこう・・・。
Eduard Yak-3 制作記05 「デカール貼り済み」
なんとか迷彩を塗り終え、やっとデカールを貼っています。やっぱり赤星はかっこ良いですね。ポップな感じで、ダサいんだけど妙にしっくり、みたいな感じがしてとても好きです。さて、付属のデカールですが、結構素性が良く、透けない、薄い、密着が良い、といい所ずくめです。ただ、このデカールの薄さですと経験上からマークソフターを使用するとデカールが溶けてしまう可能性があるので、マークセッターのみで定着させ、その後にフラットコートでシルバリングを押さえてあります。んんん、大戦時ソ連機、渋いです・・・。もっと迷彩の塗装が上手ければ、いい出来なんでしょうけど・・・。お恥ずかしい。今回はここらが限界かと・・・。残すは小物の接着とウォッシング、そして汚し、です。完成まであと少し、頑張ろうっと。