SPSS備忘録 -72ページ目

AMOS 7.0J ユーザーズガイド

知人から「AMOSのユーザーズガイドはおかしい」という報告がありました。そういうわけであまり読んでいないユーザーズガイド(SPSS Manuals CD-ROMのX:\japanese\Amos 7.0 User's Guide.pdf)を読み返してみると、確かにAMOSの機能名やサンプルデータに使われている用語がAMOS7.0と一致しません。ただ、いろいろ思い当たるふしがあるので確認をしてみたところ、どうやらAMOS4.0で使われていた用語がそのままユーザーズガイドに採用されているようです。AMOS7.0ではAMOS4.0から機能名や用語をいくつか変更をしているのですが、それが無視されて旧機能名や旧用語をあてがっているようです。


しかも、知人が言ってたのはAMOS6.0Jのユーザーズガイドということがあとでわかりました。AMOS6.0での間違いを直していないのですね。これは訳というより編集の問題のように見えますので、これでは日本語訳監修に据えられている慶応義塾大学の井上哲浩先生がかわいそうです。ざっと読んだところきちんとしたガイドになっていて、「AMOSのユーザーズガイドはおかしい」という評価をされているのは非常に惜しいです。ぜひ推理しながら読んでください。


といっても初心者にはきつそうですので、次回はユーザーズガイドの最初の操作だけ紹介しようと思います。

SPSS Data Access Packってダウンロードし放題なんですが・・・

4月2日の記事 のとおり、SPSS各ソフトには「SPSS Data Access Pack」というODBCドライバが入っているのですが、この記事を書いてからClementine10.1のCD-ROMをチェックしてみると、他のソフトと違い「SPSS Data Access Packのインストール」ではなく、「SPSS Data Access Packの参照」となっていました。


Clementine10

クリックしてみるとInternet Explorerが起動し、http://www.spss.com/drivers/ を開かれました。そこはSPSS Data Access Packのホームページで、「Latest Drivers and Client Products」をクリックするとSPSS Data Access Packをダウンロードできました。


この動きがあまりにもスムーズなので、CD-ROMを入れていない別のPCでhttp://www.spss.com/drivers/ を開いてみましたところ、特に認証などもせずこのサイトにアクセスして、SPSS Data Access Packがダウンロード出来てしまいました。


つまり誰でもダウンロード出来てしまいます。4月2日の記事のとおり、SPSS Data Access Packは内容は「DataDirect Connect for ODBC」なのですが、アメリカだといいのでしょうか?。日本のデータディレクトはお金をとってこれを売ってる のですが・・・。


私は責任取りませんよ。

SPSS Data Access Pack = Connect for ODBC

SPSSソフトはOracleやMicrosoft SQL Serverなどデータベースからのデータの取得にODBC を採用しています。


SPSS各ソフトとデータベースの接続には、SPSS各ソフトが入っているOS上でODBCドライバを設定する必要がありますが、WindowsやデータベースにODBCドライバが用意されているので、これを設定すれば利用できます。


しかし、SPSS各ソフトにもODBCドライバが入っています。「SPSS Data Access Pack」で、オプションではなく基本機能として同梱されている。もちろんこれを設定してもデータベースとの接続が可能です。


ほう、SPSSもこんなソフトを作っているのかとみてみると、よくよく内容を調べてみると「DataDirect Connect for ODBC」のOEMらしい。SPSSに聞いてみたところ、米国SPSS米国DataDirect との提携で製作されたもので、サポートはSPSSでのみ受け付けるらしい。日本のデータディレクト とは無関係とのこと。きっとそのあと日本のSPSSから米国SPSS、米国DataDirectと問い合わせるのでしょう。英語インターフェイスですが、ドライバなのでユーザーの語学力が乏しくてもなんとかなるでしょう。


どのODBCドライバがいいのかわからなかったので調べてみると、日本のデータディレクトのDataDirect Connect for ODBCの説明 をみて、DataDirect Connect for ODBCはワイヤプロトコルという技術でデータベースクライアントを省略できるとのこと。ということは構成がシンプルになるうえ、多少処理が速くなると思われます。SPSS Data Access Packを選ぶ価値はありそうです。