SPSS備忘録 -60ページ目

SPSS Sentinel License Managerのアドレスを変更する

ネットワークの構成設定の都合で、ネットワークライセンス管理ソフトであるSPSS Sentinel License ManagerのIPアドレスやホスト名を代えざるを得ない場合、クライアント/サーバーとも再インストールしなければいけないのでしょうか?。


再インストールする必要はありません。この設定はクライアントPCのシステム環境変数と「spssprod.inf」ファイルでのみ規定しておりますので、その部分だけ新サーバーのIPアドレスに直せば使用できます(代わりにサーバーのホスト名でも可)。


(1)クライアントPCのWindows環境変数を設定
クライアントPCの[マイコンピュータ]の右クリックメニューより[システムのプロパティ]を起動し、[詳細設定]タブにある[環境変数]ボタンをクリックしてシステム環境変数に以下の変数を追加してください。

変数名:LSHOST
変数値:SPSS Sentinel License ManagerをインストールしたサーバーのIPアドレス


(2)spssprod.inf ファイルの修正
クライアントPCのインストールディレクトリ(SPSSの初期設定の場合「C:\Program Files\SPSS\」)内にあります「spssprod.inf」ファイルをテキストエディタで開き、「LicenseServer」と「DaemonHost」という項目にSentinel License ManagerのあるサーバーのIPアドレスが入っているか確認してください。入っていない場合は入力、保存をしてからSPSSを起動してみてください。


これでSPSS Sentinel License Managerのアドレスが変わっても使用できますが、(1)がだめな場合は(1)を削除して、同じ手順で以下のシステム環境変数を追加してください。

変数名:LSFORCEHOST
変数値:SPSS Sentinel License ManagerをインストールしたサーバーのIPアドレス


また前提条件として3月23日の記事 のように「UDP 5093」を開ける必要があるため、新サーバーでもチェックしてください。

訳語がおかしい

映画にせよニュースにせよ、英語のコメントの下に出る字幕には、「おやっ?」というものに遭遇することがあります。「Mauchlyの球面性検定」を「マーキュリーの球面性検定」と間違えて発表してたりとかは定番です(正解は「モークリー」)。そのようなことが残念ながらSPSSにもあります。


SPSS15.0で一元配置分散分析をするとき、その後の検定で「Tukey」を指定して実行すると、注釈として、

「平均の差は .05 レベルで重要です。」

「タイプⅠ誤差水準は保証されません。」

と記述されているところがあります。


・・・すみません、意味がわかりません。3月26日の記事 の方法でこれらの原文を見てみると、それぞれ、

「The mean difference is significant at the .05 level.」

「Type I error levels are not guaranteed.」

のようです。「significant」は「有意」、「Type I error levels」は「タイプⅠエラーの(有意)水準」なのではないでしょうか?。


「語学力の乏しい人」または「語学力はあっても統計を知らない人」が翻訳をしているのでしょうか?。かつては「t検定」のことを「T検定」ともしていました(設定ダイアログは直っていますが、出力の表題はいまもT検定です)。誤植修正のように直しているようですが、まだまだ誤植はあったようですね。


今後修正をしていただければと思うのと、おかしいなと思ったら英語表記で確認するのが有効だと思いました。

『アカデミックのためのSPSS100%活用法~授業に、研究に、そして経営に』

昨日の記事 の東京での企業向けセミナーとは対極的に、大阪の教育機関向けセミナーが開催されるようです。
http://www.spss.co.jp/event/ss/academic.html


日時:2007年5月31日(木)
会場:ハービスENTオフィスタワー9階
参加費:無料


教育機関の研究者向けというよりは、教育機関のシステム導入担当者や経営者向けのセミナーのようです。


タイトル長いよ・・・。セミナー事務局へ電話をする場合は、「『アカデミックのためのSPSS100%活用法~授業に、研究に、そして経営に』についてうかがいたいのですが」と、きちんとタイトルを言わなければならないのでしょうか?。