SPSS備忘録 -58ページ目

SPSS Predictive Enterprise Managerでサーバーを管理

SPSSとClementineにはそれぞれSPSS ServerとClementine Serverというソフトがあり、クライアント/サーバー接続することで「インターフェイスはクライアントPCのSPSS/データ管理と実際の計算はリモートサーバー上のSPSS Server」という使い方が出来ます。


SPSS各ソフトはネットワークインストールの場合はSPSS Sentinel License ManagerというソフトをサーバーにインストールしてSPSS各ソフトのクライアントのライセンスを一括管理していますが、SPSS Serverにも、SPSS Sentinel License Managerのように必須のソフトではございませんが、同じように設定を管理するソフトがあります。


SPSS 15.0 ServerのCD-ROMから「SPSS Predictive Enterprise Manager」をインストールします(インストーラによるインストールでライセンスもないため特に難しくはありません)。このソフトは日本語化されており、SPSS Predictive Enterprise Services というソフトと共通のインターフェイスだそうです。このソフトの役割はSPSS Serverの設定で、ネットワークで接続できればどこからでも(SPSS Serverのサーバー上でも、SPSS ClientのPCでも、SPSSが入っていない管理者用PCでも)SPSS Serverの設定が出来るそうです。このソフト自体はWindows専用ですが、接続先のSPSS ServerのOSは問わないようです。


インストール後、Windowsの[スタート]ボタン→[すべてのプログラム]→[SPSS Inc.]→[Enterprise Manager]→[SPSS Predictive Enterprise Manager]から起動し、メニューの[ファイル]→[新規]→[管理対象サーバー接続]からSPSS Serverの場所とログインユーザーを指定すると、SPSS Serverに接続してこれを管理することが出来ます。


SPSS Predictive Enterprise Manager

ここでは[Cofiguration]でSPSSクライアント/サーバーの使用するポートを変更したり、SPSS Serverのテンポラリディレクトリを変更したり、各種設定ファイルの名前や場所を変更したりなど出来ます。また[Monitor Current Users]にてSPSS Clientの接続状況をモニタリングできたり、ホストの右クリックメニューでSPSS Serverのサービスの再起動も出来るなど、管理上結構便利です。必須のソフトではありませんが、管理上導入した方がいいと思います。

正準相関分析とリッジ回帰

SPSS 15.0 Command Syntax Reference(C:\Program Files\SPSS\spssbase.pdf)を読んでいたところ、Canonical Correlation(正準相関分析)とRidge Regression(リッジ回帰)がSPSSで出来るそうです。


ただし普通の手法とは異なり、分析者自身で作成したシンタックスで変数やパラメータ値を設定し、あらかじめシンタックスでこれらの手法をマクロ化しているソフト同梱ファイル(SPSSインストールディレクトリにある「Canonical correlation.sps」と「Ridge regression.sps」)と連携実行させるというやや複雑な方法をとります。適当なデータで実行してみたところ、とりあえずきちんと動作しました。


SPSS 15.0 Command Syntax Referenceの巻末の方に、Appendix E 「Canonical Correlation and Ridge Regression Macros」という項目に手順が書いてありますので、ご確認ください。

Windows95系のOSのサポートは終了

現在のSPSS15.0とAMOS7.0からWindows Vistaに対応するようになったことを確認したときに気づいたのですが、あわせて現在のSPSS15.0とAMOS7.0から、それまでサポートしていたWindows 98とWindows Meへのインストールが出来なくなったようです。これでWindows95系列のOSで最新版SPSS・AMOSが使用できなくなりました。


直前のバージョンであるSPSS14.0とAMOS6.0ではWindows 98とWindows Meをサポートしておりますので、どうしても使いたい場合はこれらのバージョンを利用するしかありませんが、そもそもマイクロソフトがWindows 98とWindows Meのサポートを終了しているので、OSのアップグレードをすべきかもしれません。

http://www.microsoft.com/japan/windows/support/endofsupport.mspx


なおClementineでは、少なくともライセンス認証コード方式になったバージョンでは既にWindows95系列のOSをサポートしておりません。


正式にはSPSS各ソフトのホームページの「必要システム」で確認できますが、

http://www.spss.co.jp/product/spss/base_system.html

http://www.spss.co.jp/product/amos/amos_system.html


米国法人のホームページでこのページを開き、

http://support.spss.com/newSupport/Default.asp?refpage=ProductsExt/productComp.asp

「Product OS Compatibility Matrices」というところをクリックすると、対応OSを一覧で確認できます。