Z会でマイペースに中学受験2023

母校と娘校

私の母校と娘校の違いが大きすぎて驚きの連続です当然ですが、受験前にしっかり学校を理解することが必要ですね。母校は良くも悪くもブレがなく伝統を大切にする学校。学習面では自由放任型。今の中学生と話しても共通の話題が多く話が弾みます進化せず怠慢経営だと批判する人もいるかも？学校ではたいして勉強した記憶がありません。良い意味で価値観や生きる上でのマインドをしっかり刷り込まれました。娘校はとにかく変化を好む学校。入学前の話とちがーう！と感じることもしばしば。マイナーチェンジが多くモヤッとしたりワクワクしたり。学習面では管理型寄り。どう成長していくのか不透明で不安がありつつ楽しみでもあります変化の大きい社会で生き抜ける子に育てようと試行錯誤してくれる娘校には感謝です。それと同時に学校が生き抜くため経営に必死なんだろうな…という印象も。どちらも良し悪しがあり、もちろん優劣はありません。結局どちらの方が合うかが大切なのでしょうね。受験期に基本的な勉強方法を身につけなかった娘が母校タイプに進学したら深海の奥底に沈んで浮上できないだろうしせっかく選んだ学校なので、今の環境を存分に活かして全力で楽しんでほしいです

Z会中学受験コースの受講者数

Z会の中学受験コースの受講者数は想像以上に少なかったです。6年の実力テストは3回ありましたが受講者数はこんな感じ。1回目（4月）約800人2回目（8月）約600人3回目（11月）約500人※科目により若干受講者数のバラツキあり毎月のテストは理社だけ提出していました。夏には約100人、最終回は約40人まで落ち込みます。実力テストの科目別受講者数は算数が一番多いので、算数だけ受講している人が多いのかもしれません。受講者数が少なすぎてZ会の偏差値には全く信憑性がないのですが、娘の場合は大手塾YNより一番結果に近いものとなりました。ちなみに、大手塾YNの模試では進学先より10程度下の偏差値しかありませんでしたいわゆるボリュームゾーンの子たちは大手塾の偏差値と過去問の得点がリンクしないケースが多々あるはず。模試の方が難度が高いので。偏差値に振り回されない受験校選びが大切です話を戻します。Z会の偏差値表は一部の学校しか表示されていないため、表示されている学校との関係から受験校の偏差値はこの辺りかな？と勝手に類推せざるをえないです。中堅校も受験する家庭には本当に使えませんきっと多くのZ会受講者が大手塾模試を受けるので、Z会の偏差値の精度なんて求めてないのでしょうね

アメンバー限定記事中学受験か高校受験か

中学受験をしてよかった？

中学受験をしてよかった？と問われたなら「良かった！」と今では心から言えるようになりましたその境地に至るまで心は揺れ動きましたが幼い娘が受験勉強と向き合うのは難しいと6年で決定的に高校受験で頑張る経験をしてほしいという気持ちが大きくなるばかりでも受験をしたいと言う娘の希望のもと受験最後まで受験勉強と向き合わずなんとなーく勉強しただけ（娘談）で合格した学校に入学させることに意味はある？と入学当初は葛藤あいかわらず定期テスト勉強のスケジュール管理が甘く散々な結果点数的に最下位層にいる科目が複数あっても反省なしそれでも、部活であこがれの先輩ができた授業が楽しすぎる授業ペースがちょうどよくわかりやすい学校には良い子たちしかいない居心地が最高図書室の本が最高見たこともない実験器具がいっぱいなんていうワクワクする話を毎日聞いていたら通わせて良かった！と心から思えるようになりました過去に囚われても何もいいことはないと頭では理解しているのに負の感情に支配されがちな私、たまに訪れるネガティブな感情からやっと100％脱却できました中2のカリキュラムは一段と楽しいようで毎日娘からの報告を聞くのが楽しみです。興味をもてない内容でもとりあえず勉強するということが難しい娘なので、色々と刺激を与えてもらえる環境に感謝です。私もこんな環境だったらもっと本質的に勉強を楽しめたかも…と羨ましいです。私の成績は悪くなかったですが点数を取るための勉強に終始していた気がします。現時点で何も頭に残っていませんただ、環境が整っていても物事の本質を理解して知識を蓄え思考力を育てられるかは子供の取り組み方次第。娘が「楽しかった」だけで終わらないよう導きたいところです。

新学期

早いもので娘は中学2年生になりましたあいかわらず「正しい努力をしなければ結果がでない」ということに気づかないまま中1が終わってしまいました。ゴールに向けて計画をたて行動を起こす、これができるのはいつになることやらそんな娘なので数学（唯一授業と宿題で理解を深められる科目）以外は驚く点数を取っていますでも、補習には一度も呼ばれていません。授業態度や宿題の提出率が良い娘は対象外？たくさん補習に呼んでほしい、、、というのが私の本音なのに勉強への取組姿勢はあいかわらず問題ばかりですが、毎日楽しいようで何よりです。それにより記憶がかなり美化されたもよう。もともと熱望校より今の進学先が第1希望だったとか、今の進学先に合格するために受験勉強を精一杯頑張ったとか全力で勉強しないまま受験が終わっちゃったーと話していたあの記憶がないなんてお調子者すぎるけど楽しいのが一番です中高一貫校は価値観と知的水準の近い生徒が集まるんだなと改めて実感しています。娘と波長の合うお友達がたくさんいるみたい。小学校では仲良しのお友達ができず図書館での1人時間を楽しんでいたので、志望校選びの基準の1つとして「居心地の良い図書室があるか」を重視していました。それなのに今はお友達とおしゃべりするばかりで1人で図書室に行く機会が全くなくなってしまったそう嬉しいような残念なような。そんな感じで超絶マイペースに毎日を楽しんでいます。このまま毎日楽しく一生付き合えるお友達をつくってほしいです。勉強や課外活動で結果を出すのは無理なタイプだとしても、欲を言えばコミュニケーションスキル、リーダーシップ、チャレンジ精神あたりを養ってほしいのですがどうかな引き続き、幼い娘の精神的成長に期待するばかりです。

英検

昨年の秋、娘は英検4級に合格しました。一緒に勉強しようと誘っても断られ、一緒に買いに行った問題集や単語帳にほぼ手をつけることなく合格ポジティブすぎる娘に早く挫折を味わわせたい、目標達成には努力が必要だと早く感じてほしい、という私の願いはまたも砕け散りました今回は3級を受けたいと言い出した娘。今度こそ不合格に直面して反省する機会になれば、と思い申し込みました。もちろん今回も一緒に勉強せず、自分で勉強すると言いながらも問題集と単語帳はほぼ手つかず。それなのに1次試験は合格英検3級のレベルの低さに驚愕ですちなみに、語彙問題の正解率は当然低いですが、Readingの正解率はかなり高め。正しく理解できなくても想像力があれば解けそう。Writingについては学校の指導のおかげで構成は満点。でも、英単語がわからず日本語をそのままローマ字にして書いている箇所あり次回は準2級を受けたいと言いそうなので、次回こそ挫折を味わってもらわなければ理想としては、努力して身につけた力を試すための受験、受検だと思います。でも、努力の大切さを微塵も感じられない娘タイプには、早くに挫折を味わうキッカケを与えるべきだと考えています。目標達成のために正論を伝えたところで、全く自分事にならないのでいつか努力の大切さに気づいたり、リミッターを外して頑張る時がきたらいいな

コツコツ受験勉強できなかった娘に合う学校

コツコツ受験勉強ができなかった娘勉強が嫌いなわけではありません。自分の理解度を正しく認識できない、受験日までの道筋（取り組むべき単元の優先順位や勉強量）を提示しても自分事として受け入れないから実行しない、暗記が大嫌い、克服できない課題がたくさんありました。そんな娘が進学した学校はいわゆる管理型。※管理型の定義が曖昧ですが語るのは割愛私は自由な学校を存分に楽しんだため、管理型の学校に良い印象はありませんでした。でも、娘にはピッタリ想像していたより宿題量は控えめ、内容も問題集を解くばかりではなく工夫されていました。英語の歌を歌う、数学の作問、プレゼンの準備、ブックレポートなど。先生方からの指導やフィードバックがあるかは不明ですが（なさそう）、とりあえず期日までに様々な課題を提出する練習にはなっているようです。次元が低いですが成長スピードは子供それぞれ。やはり子供に合った学校にご縁をいただくものなんだなーと実感しています。先生方は子供たちをよく理解されているようで、課題設定に工夫が見られます。例えば全体量10の課題があれば3まで、6まで、10までと期日を3段階に設定したり。コツコツ努力できない娘にはピッタリマイペースにゆっくり成長しています。受験校を検討する時には、学習カリキュラムや進学実績はあまり気にせず、校風（娘が仲良くできそうなタイプの生徒が多いか）を最優先に考えました。やはり校風が合うのが一番あちこちに進学した友達の話を聞いて改めて思います。せっかく上位校に入学しても、校則が受け入れられない、宗教を受け入れられない、男女別学が受け入れられないなど、事前リサーチでわかることを理由に不登校になる子もいるようです。不登校が悪いと言いたいわけではありません。せっかく受験した学校を楽しめるよう、子供と学校の雰囲気が合うかだけはしっかり見極めて受験させてほしいなと思います。

受験シーズンのざわつき

受験シーズンを迎えると、毎年心がざわつきます。私は第一志望校に合格できたのですが、その後高熱を出したのに親の意向で超チャレンジ校を受験させられました。結果は不合格。合格するとは思っていなかったので、不合格へのショックはありません。ただ、無理やり受験させられた親への遺恨が残っているのか、毎年モヤッとします今年からは私の苦い思い出が薄らいだかわりに、娘の受験期を思い出しました。幼い娘が最後まで受験を自分事にできず、全力で努力するという経験をさせられなかったことへの悔しさ。熱望校にご縁がなかったことより、この悔しさが本当に辛かったです。私は過去のネガティブな感情を消化するのが苦手なので、今後も受験シーズンを迎えるたびに思い出してしまいそう気持ちの切り替えが上手な人には理解できないだろうな。ちなみに、今は娘のゆっくりな成長をあたたかく見守っています今年も希望通りの結果にならず、心がスッキリしない方もいるかもしれません。世間ではどのような結果でも前向きに受け入れられるよう、志望校に順位をつけないとか、他人と比べないとか、もっともらしいアドバイスがあふれています。でも、心の奥底にあるネガティブな感情って簡単には消えません。私だけ笑？たとえ消化できなくても、うまく共存してこれからの毎日を楽しめればいいよねと自分に言い聞かせています私と同じネガティブな感情に支配される方々が、ぜひ前を向いて進んでいけますように。私の仲が良い友人やご近所さんたち全員が、子供に小学校受験または中学受験をさせています。そして進学先は例外なく上位校。サンプル数は2桁なのに全員中堅校に進学しているのは我が家だけ。成長の早い優秀層と我が子は違うと理解しているし、みんなの合格は素直に嬉しい。それなのに進学先を聞く度に心がざわざわ私がこのコミュニティに属するのは間違い？と感じることも。もっと心を上手にコントロールしたいなと毎年思うのでした。

受験にまつわる雑談

受験学年の子供がいる友達から愚痴を聞いたり相談にのったりする機会が増えました。受験が近づいて誰かに話を聞いてほしくなる時期なのかも友達と話していて感じたことをつらつらと。受験を取り巻く環境は毎年変わりますね。まず今年はコロナ禍を脱し、どの学校の文化祭も参加できるように。羨ましい限りです。去年はまだ受験生すら参加できない学校もありました。6年生は忙しいので訪問数を絞ったと思いますが、5年生以下は偏差値と関係なく学校訪問を楽しめて夢が膨らむはず。娘も4、5年生から文化祭を楽しむ機会があればもっとモチベーションがあがったかな？なんて。まぁ無理かもうひとつ私にとって羨ましい変化が。模試会場になっている学校のバリエーションが豊富なことです。去年までとはラインナップが違いすぎます。訪問したことのない難関校で模試を受けさせたかったな。娘の学力と乖離が激しい学校の見学を後回しにした結果、結局訪問機会を逃しました。学校によっては模試中に保護者向け説明会や見学が催されるところもあるので参加してみたかったです。ただのミーハーですが興味津々学校訪問がストップしたコロナ禍の経験と中学受験熱の高まりからか、低学年から学校訪問に参戦する家庭が増えたようです（友達談）。低年齢の頃から教育戦略をしっかり練る家庭が増え、教育格差がますます広がる予感。我が家は私の戦略と子供がマッチしなかった、そして子供にフィットする戦略を描けないまま受験を迎えたため、理想通りの結果ではありませんでした。でも、いちばん大切なのはそれを親子で素直に受け入れること。なんでも楽しむポジティブマインドをもつ娘は、毎日とても楽しそうです。その一方で、私は自分のネガティブマインドを変えたいのに変えられず、長年苦戦しています子供時代の親からの影響は絶大で、過去の苦しい記憶が消えず足かせになっていますこの先理想と違う結果を迎えたとしても人生は続きます。自分で幸せを見つけられる子に育つようサポートしてほしいなと思います

もったいない…

娘は自由人。エネルギーに満ちあふれています。定期テスト直前。急にピアノにハマり始めました前回の発表会前はあまり練習せず、本番で事故ったくらいなのになぜ今音楽の授業で取り組んでいる歌が大好きで、最近ひたすら伴奏を練習しながら一人で歌っています。ちなみに、みんなの前で伴奏する機会はありません。次回の定期テストも残念な結果になりそう勉強を後回しにして好きなことに振り切る人生もあると昔から伝えていますが、それは嫌なのだそう。追求するほどの情熱はなく、勉強を含めて何事もそこそこ楽しみたいようです。でもバランスよく取り組むのは苦手。ブームがきているものだけを楽しむのが娘流。しかもブームは短期間で終わるので、何事もレベルはそうそう上がりません。エネルギーいっぱいの娘を誇りに思いつつ、なんだかもったいないと思ってしまいます。将来の娘のために何か一つでも特技と言えるレベルに引き上げたいと思い、色々と働きかけてきましたが失敗。もう娘の好きにさせてます

中間テストと英検

前回の期末テストで底辺に沈みましたが、今回は全科目ともほぼ平均点まで浮上しました。私は全く試験勉強に関わっていないので本質的に理解しているか不明ですが、娘と話している限り英語の理解度はかなり低そう中学受験期に身につけるべき勉強方法が身につかなかったのはやはりイタイ。そして、あいかわらず自分の理解度を客観的にジャッジする力がありません。自分が原理を理解できていないことに気づかないと勉強って進まないのにこれはいつ身につくんでしょうかまだまだ成長をまつしかないのかなそんな感じで基礎が怪しいまま、秋に英検の4、5級を受けたいと言い出しました。学校の授業進度は公立と大差ないので、5級の一部と4級の範囲は自分で勉強する必要があります。ということで、一緒に買いに行った問題集を1冊取り組んだら私が受験料を払い、取り組まなければ娘払いという約束で申し込みを完了。予想してはいましたが、5級分野は何も勉強せず、4級分野は1/5も取り組まないまま当日に約束通り受験料は娘払いになりました。結果は、、、5級合格。4級は落ちると思ったのにこちらも合格4級はListening、Readingとも65％程度の出来だったのでギリギリですが。これでまた自分は出来る！と勘違いが進んでしまう結果となりました…。1月には英検3級を受けるそう。今回も問題集に取り組まなければ受験料は娘払いです。個人的には勉強しないまま英検を受けるなんて時間とお金の無駄だと思ってます。が、娘には全然伝わりません次こそ不合格を目の当たりにして心を入れ替えてほしいです

学校の口コミ

受験する可能性がある学校について、あらゆるサイトの口コミやブログを読み漁りました。もちろん話半分で読んでいたので、志望校選びには影響していません。おそらく。コロナの影響で訪問機会が限られていたり、リアルな知り合いがいない受験検討校が多かったりで、とにかく情報がほしかったのです。入学後に改めて娘校の口コミを読み返してみると、攻撃的にネガティブな口コミを書いている方々の感性はかなり捻くれているのでは？と感じます。全くフラットに見ていません。逆にポジティブな方々、冷静に書き込んでいる方々の口コミは共感できることが多かったです。一般的に上位校と附属校は評価が高め、中堅校は評価が割れている印象です。中堅校は第一志望率が減るので、事前の情報収集不足、熱望校残念で進学先を受け入れられない等々の理由があるのかもしれませんね。未来の受験生のために口コミサイトで最新情報を共有したいと思いつつ、なんとなく書き込む勇気がありません。誰かのお役に立ちたいなと思うのですが周囲には上位校を目指す子しかいません残念。でも今年は学校でのイベントが増えたので、私ほど口コミを執念深くチェックする人は減っている気もします笑。今年は日常を垣間見ることができる授業公開が多そうで本当に羨ましいです。去年までの3年間は開催している学校がかなり限られていました。やはりリアルな生徒さんの様子を見たり直接話したりすれば口コミ以上に学校の雰囲気を感じることができますよね。ある学校の授業公開に行ったところ、どの学年の教室も活気がなく先生がお経のように読み上げるだけの授業を繰り広げていて驚きました。あの学校だけは入学したくないね、と親子で一致しましたやはりリアルを知るのは大切です。ちなみにTwitterでの情報収集は控えめにしました。優秀で強気な方々の呟きが目に入り、私と娘を全否定されているような気持ちになるので最近になり興味本位で中学受験関連のポストを読み始めましたが、今だからこそエンタメとして楽しめます

１年前

1年前の今頃はイライラを抑えきれない毎日でした目標に向かって努力しない娘への腹立たしさです。熱望校へは絶対に合格したい！と言いながらも勉強しない。10やると決めても2〜3やって満足するタイプ。娘が計画を立てることはないので、一緒に必要な勉強量を確認→私が1週間ごと、1日ごとに分解して予定表を作成していました。娘もノリノリで頑張るー！と言うものの続きません。かわいい手帳を買ったり、アプリを使ったり、ホワイトボードを利用して工夫したり、絵を描いてかわいくみせたり、時計を買ったり、タイマーを利用したり、手紙を書いたり、娘の希望するタイミングで声掛けしたり、、、何をしたってやらないものはやりません。子供に判断させたらやる、自ら受験を希望していたら頑張れる、様々な情報がありますが幻想です…。やらない子はやりません。もちろん私の導き方が悪い、家庭学習で受験できるほど私に知識と教養がない（もちろん一緒に勉強しましたが）、最適な環境を準備するための情報力や経済力がないことも原因なのは理解していますが。ということで、受験生活で学んだこと。我が子に合ったペースでしか進められない。適度な諦めが肝心ネット上は優秀なご家庭の情報があふれていますが上位数％のエピソード。鵜呑みにしてはいけません笑。ご両親やお子さんの遺伝子レベルから違うし財力も違います。私は我が子のゆっくりな成長を受け入れず、暴言を浴びせたことが何度もあります。もし同じような方々がいるなら、ぜひお子さんのペースを受け入れて少しでも心を落ち着かせていただきたいなと思います

学校の進化と注意点

最難関校より中堅校とされる学校の方が、新しい試みにチャレンジすることが多いと感じます。そんな学校を受験する場合は要注意です。共学化、高校募集の停止、コースの新設、大幅なカリキュラムの改変、受験科目や日程の見直し、大学との連携、大学の推薦枠の新設や増加、制服の変更等、あちこちの学校で様々な取り組みを耳にします。広報活動にしてもLINEやインスタでの情報発信、説明会での魅せ方等、上手にアピールする学校が多いです。特にコロナ禍ではアピール上手な学校の人気が高まりました。娘の進学先はいわゆる中堅校の位置付けだと思われ、ご多分にもれず頑張っている印象を受けます。その結果、入学前に生徒さんや先生方から聞いていた話と入学後の話が微妙に変わっていることがあります我が家は進学先への強いこだわりがなかったので問題ありませんが、強いこだわりをもって入学したご家庭はモヤモヤしているかもしれません校風重視で受験校を選ばれるご家庭も注意です学校の変化により大きく変わる可能性があるからです。実際に大きく方針転換した学校に通う友人の話を聞くと、その学年を境にカラーが違う？と感じます。ただの偶然かもしれないですけどね積極的に変化していく学校とそうでない学校、というか、危機感をもっている学校と頑張らなくても生き延びる自信がある学校？受験校がどのタイプなのかをしっかり理解しておく必要があります。ちなみに、宗教校はブレない軸があるからか昔から印象の変わらない学校が多いです。安定感抜群どのタイプの学校が良い悪いではなく、自分に合う学校はどのタイプか、どちらでも構わないのか。学校の変化を受け入れる覚悟があるのか、ないのか。学校の方針を理解していないと、期待値と現実のギャップにストレスを感じることになりそうです

夏休みの宿題

2学期が始まりました今のところ中学生活をとても楽しんでいるようで嬉しい限りです今日は娘の夏休みの宿題について。内容や期日については全然把握していませんが、きっと一部期日を過ぎて提出したと思われます内申重視の高校受験を避けられたので、私としてはたくさんの失敗経験から自ら学び取ってくれればいいなのスタンスで見守っています。自分で考えた結果なら宿題をしない選択をしても良いとすら思っています。が、あいかわらず娘の嘘だけは本当に許せません今年は夏休み終了間際に旅行の予定があったので、その前までに宿題を終わらせた方がいいと何度も声をかけていたのです。特に親が協力しなければならない宿題があるなら余裕を持って旅行前に相談するよう伝えていたのです。それなのに！旅行前は「全部宿題が終わった！」と報告してきたにもかかわらず、旅行後も宿題をやっていました。というか始業式後もやっていましたね。しかも、始業式以降に親と話し合う宿題があるから協力してほしいとも言ってきたりこの面倒なことは一旦忘れよう！適当に誤魔化しちゃおう！の精神はいつ改善されるのでしょう学校から宿題リストが配信されていたので忘れていたわけではないようです。娘と話し合ったところ、やるべきことを後回しにすると得した気分になるとのこと。先に楽しみたいのだとか。嘘をつく理由にはなっていません結局受験勉強時代から成長しません…娘が成長しない限り勉強の取組姿勢の向上や時間管理は難しそうです。勉強自体は好きらしいですが。最近は部活動が楽くてしかたないみたいです。補習に呼ばれて部活動が制限されれば娘も工夫するかも？早く痛い目にあって勉強や時間管理について考える機会があればいいな、全力を尽くした！と思える経験をしてほしいな、と思う毎日です

成績

先日娘が通知表を持ち帰りました。かなり甘めにつけていただいたようですほぼ最下位と思われる科目がありましたが通知表の数字はそこまで悪くありません。中1だから甘いのかな？提出物や授業態度の比重が高い？その結果、残念ながら娘に危機感は生まれず…。試験勉強は完璧！と言い張り、試験前日は勉強ゼロそれ以前も全科目合わせて週末に3時間×3日程度しか勉強しなかった娘。この勉強方法と時間ではマズイと気づくのはいつになるんでしょう受験期に正しい勉強方法を伝えても響かない子だったので、中学では痛い目にあって自ら勉強方法を試行錯誤してほしい！と思っています。そのためアドバイスは控えめにしていますが、ほぼ最下位を取っても何も感じない娘なので浮上の機会は一生やってこなかったりして…。私自身とはタイプが違いすぎて対応が難しいですちなみに素晴らしい成績の科目もありました！音楽とか感受性豊かな子なので音楽を聴いて感想を書くのが昔から得意。独特のたとえや言葉遣いでなかなか素敵な感想文を書きます。読書感想文や他分野でも同じように書ければ良いのですがね、あいにく主要教科では発揮できず残念夏休みはそれなりに宿題があるようです。提出物は基本的に出すタイプなのでそこまで心配していません。ただ、目的が終わらせることになってしまい何も身につかない予感目的意識を持って勉強しないと身につかないことにいつ気づくのやら。受験期に気づいている同学年の子たちとは差が開くばかりで恐ろしいです受験期に正しい勉強姿勢を身につけられなかった子がどう成長していくか、今後も見守りたいと思います

中学受験を振り返りたかったけど

Z会での中学受験を科目ごとに返りたかったのにもう7月。記憶が薄れてきたので、細かい振り返りはやめることにします今さらですがざっくりと感想を中学受験に向いている子は主に2パターンに分かれると感じました。まずは、成長が早めな子。ここでの成長とは、目標に向けて努力するための自制心、想像力、やり抜く力、失敗から学びを得る力、共感力（読解に必要）、等々を身に着けることです。いわゆる非認知能力。もう一方は、大人の言うことを素直に聞いて実行できる子。娘は年齢相応とは言い難く、かなり幼いので苦労しました…。そしてわが道をゆく自由人なので大人のアドバイスを聞きません。そんな幼い娘との中学受験で大切だと感じたこと。・我が子の成長スピードを受け入れる・我が子に合う勉強法、接し方を模索し続ける・諦めも肝心・受験で良い結果を出すより長期的な親子関係を重視する・勉強以外の時間も十分確保する私や第三者から勉強方法や努力の重要性を伝えても娘の心には響かず、暗記も復習もしない主義を貫きました今では親子で笑い話にしていますが、当時は私のイライラが止まりませんでした。もっと良い環境（塾や家庭教師）を整えていたら、もっと私の能力が高かったら、と考えることもありましたが、結局は本人次第です。娘が自ら気づかなければ結果なんて出せないな、と受験直前期に良い意味で諦めました。もっと早くに娘のゆっくりな成長を受け入れていたら穏やかに受験生活を過ごせたと思うのですが、渦中にいると難しいですね。熱望校に合格させてあげたいという気持ちがあり、簡単には諦められませんでしたそんな幼い娘も日々成長しています「受験勉強は適当だったし、全力で頑張った日は1日くらいしかなかったかも」と最近反省していました娘は自己肯定感、自己効力感が異常に高いので、自分を卑下することなく素直にそう感じるようです。中学入学後の娘は完全に一人で勉強しています。せっかく高校受験のない生活を手に入れたので、たくさんの失敗経験を積んで試行錯誤してほしいと思い、娘に任せることに。とはいえ、最初に授業の受け方やノートの取り方、定期テストの計画的な勉強方法についてざっくりと説明し、中学生向けの勉強方法がテーマのマンガを読ませるくらいはしましたが。その結果、定期テストで上位1割に入る科目があれば下位1割に入っている科目もありましたまずは自分でリカバリーする努力をしてほしいので、引き続き手も口も出さずに見守りたいと思います

塾なし受験でつらかったこと

塾なし受験で大変だったのは相談できる人がいなかったことです。これが本当につらかった色々な方のブログで塾の先生に相談しているエピソードを読む度にとても羨ましく感じました。子供の性格、4科目の成績、過去問の出来を把握している先生に相談できる環境があれば、無用な親子バトルを避けられたかも？娘のモチベーションをもっと上げられたかも？なんて思っていました。毎日子供に向き合っていれば、素人の親でも子供の苦手分野や過去問の相性は分かります。情報収集を怠らなければ、学力を伸ばすための方法もある程度見えてきます。ただ、それを子供にアドバイスしたところで、自分ごととして受け入れ簡単に行動を変えてくれるわけではありません。子供の性格と精神的な成熟度合いによっては我が家のように試練が続きます…第三者からのアドバイスであれば娘に響いたかもしれません。頑固な娘は変わらなかったかな。どうだろ。ただ少なくとも、疲れ果てた私の心は救われたと思うし、もっと冷静になれたかもしれません。受験期であっても、学力を伸ばすより子供の健全な成長が最優先。それには親のメンタルを保つことが大切です。我が家は無駄に罵り傷つけあってしまいました…。もちろん今は平和に仲良く過ごしています家庭学習での受験を検討中で感情に振り回されるタイプの方、相談相手を確保しておくことをおすすめしますストレスを抱え込みすぎないようプロにお世話になるも良し、同じ方向を向いているなら配偶者や受験を終えた兄弟と一緒にサポート体制を整えるのも良さそうです。

校長先生とバッタリ出会って

学校からの帰り道、最寄り駅で娘が小学校の校長先生とバッタリ出会ったそうです。そうしたら「〇〇さん！元気？学校は楽しい？」と先生から声をかけてきてくれたのだそう。娘はとても喜んでこの出来事を報告してくれました。校内で先生とすれ違えば挨拶していたようですが、校長先生の授業があるわけでもなく、特別お世話になったこともありません。そんな状況で娘に気づき、名前を覚えてくれていたなんて（生徒数は多め）、子どもたちをしっかり見守ってくれていたんだなと親子で嬉しくなりました。そういえば、校長先生が卒業証書に子どもたちの名前を書くそうで、2月は職員室でずっと名前書きの練習をしていたというエピソードを聞いたことも思い出しました校長先生と出会って、娘は小学校に戻りたい気持ちが大きくなったそう。卒業前から「小中高と一貫校だったら良いのに」「同じメンバーでずっと過ごしたい」と悲しんでいたので、その思いが再燃したようです。まだまだ圧倒的に小学校の方が好きなようですが、中高も娘にとってそんな離れがたい場所になるといいなと思います

娘の変わらないところ

小雨が降り始めたある日曜日。娘が習い事から自転車で帰ってくるなり、「神秘的なキラキラした雲があったからその下まで行ってみたよ！風景の一部になりたかったから！」と興奮して帰ってきました。その雲の下だけ晴れていたのかな？雲の下にたどり着いたときは晴れ間が消えていたようですが娘は大満足こういう娘の言葉選び、本能のままに行動できるエネルギーって素晴らしい。娘の世界観をいつまでも大切に生きてほしいです