受験シーズンを迎えると、毎年心がざわつきます。
私は第一志望校に合格できたのですが、その後高熱を出したのに親の意向で超チャレンジ校を受験させられました。結果は不合格。合格するとは思っていなかったので、不合格へのショックはありません。ただ、無理やり受験させられた親への遺恨が残っているのか、毎年モヤッとします
今年からは私の苦い思い出が薄らいだかわりに、娘の受験期を思い出しました。幼い娘が最後まで受験を自分事にできず、全力で努力するという経験をさせられなかったことへの悔しさ。熱望校にご縁がなかったことより、この悔しさが本当に辛かったです。
私は過去のネガティブな感情を消化するのが苦手なので、今後も受験シーズンを迎えるたびに思い出してしまいそう気持ちの切り替えが上手な人には理解できないだろうな。ちなみに、今は娘のゆっくりな成長をあたたかく見守っています
今年も希望通りの結果にならず、心がスッキリしない方もいるかもしれません。世間ではどのような結果でも前向きに受け入れられるよう、志望校に順位をつけないとか、他人と比べないとか、もっともらしいアドバイスがあふれています。
でも、心の奥底にあるネガティブな感情って簡単には消えません。私だけ笑?たとえ消化できなくても、うまく共存してこれからの毎日を楽しめればいいよねと自分に言い聞かせています私と同じネガティブな感情に支配される方々が、ぜひ前を向いて進んでいけますように。
私の仲が良い友人やご近所さんたち全員が、子供に小学校受験または中学受験をさせています。そして進学先は例外なく上位校。サンプル数は2桁なのに全員中堅校に進学しているのは我が家だけ。
成長の早い優秀層と我が子は違うと理解しているし、みんなの合格は素直に嬉しい。それなのに進学先を聞く度に心がざわざわ私がこのコミュニティに属するのは間違い?と感じることも。もっと心を上手にコントロールしたいなと毎年思うのでした。