昨日たまたま見たネットで懐かしい曲に出会いました。
6月18日(土) 13時~ 大阪 満席 終了いたしました
7月10日(日) 13時~ 東京 満席 終了いたしました
ビリー・ジョエルさんの「Tomorrow Is Today」という曲なのですが、
これは私が中学生の頃、どれだけ繰り返し聴いたかわからないほど聴いた曲です。
私は特に洋楽に詳しいわけではないので、
当時何か一つ聴いてみようと買ったのが
「Cold Spring Harbor」という彼のアルバムで、
その中にこの曲が入っていました。
中学生の頃はほとんどビリー・ジョエルさんの曲を知らなかったので、
アルバムのタイトルが素敵だなぁというだけで選びましたが、
このアルバムが大好きになりました。
これは彼の初期の頃のアルバムで、
どことなく寂しげで無情感漂う曲が多いのですが、
そんな所にも当時の私はハマったのです。
学生時代の私は夢に向かってがんばっていましたが、
どこか悲観的で、
どうしてこんなに生きにくい所に生まれてきてしまったのだろう、
生きるのは大変、
でも神様が死んでもいいと許可してくださるまで生きなくては、
と
物心ついた頃からずっと思っていました。
今思えば、生まれる前はよほど居心地のいい場所にいたのだな、
もうどれだけ地球に生まれたかわからないほどだから、
ここで生きる辛さをなんとなく覚えていたのだなと感じます。
彼の曲で有名なものでは、
ニューヨークの想い、オネスティなどがあり、
(どちらも大好きです。)
ニューヨーク育ちの彼らしいアップテンポのポップな曲もありますが、
私は彼のピアノ伴奏だけの落ち着いた曲が好きです。
もしはじめに元気な曲を聴いていたら、
それ以上興味を持たずに通り過ぎていたかもしれません。
「Tomorrow Is Today」も私が聴いたものはピアノ伴奏だけで、
(オーケストラ版もあるようです。)
タイトルからもなんとなくわかるように、
明日を生きることがむなしく感じている人の歌です。
リンクを貼ろうか迷いましたが、
精神が落ち込んでいる時に聴くと、
影響を受けるかもしれないのでやめておきますね。
でもきれいな曲なので、心が元気な方は興味があれば、
同じアルバムに入っている、
「She's Got a Way」「Got to begin again」と共に
YouTubeなどで探して聴いてみてください。
どれも寂し気ですが、ピアノ伴奏のきれいな曲です。
その頃の彼は明日に夢をいっぱい持って、ワクワク生きているというより、
悩みながらも生きていくという心情だったようで、
曲作りの最中の映像では、
「僕はなんて才能がないんだ!」とピアノの前で泣いていました。
彼ほどの人でも才能がないと苦悩するのだと驚きでした。
後に大スターになる人も、そういう時代があったのですね。
人が素晴らしいと賞賛するものを生み出すには、
才能だけではなく、その核になる人間的な経験と
形にする苦悩があるものです。
音楽だけではなく、小説や絵画、彫刻、舞踊など、
なんでもそうですね。
ブログや会話の言葉でもそうですが、
その核がなければ空っぽで、
人の心に訴える言葉や音楽は出てきません。
豊かな才能がある人だからこそ、
その核を作る経験を負う人生だったのだろうと思います。
そんな彼も「Got to begin again」では、
”明日の日を夢見て、
今日の日を生贄にした。
なんという時間の無駄だったろう”と歌っています。
人はどんなに心が折れそうでも前を見ようとする力が
潜在的にあると思います。
よく、神様はその人が乗り越えられない苦悩は与えないと言いますが、
それは本当だと思います。
自分の手におえないようなことが人生に起こることがありますが、
そんな経験があるからやっと見つけるものがあり、
やっとしがみついていた価値観を手放したり、
自分の間違いに気づいたりします。
溺れかかってようやく目が覚めるのですね。
どんな大変な経験をしてきたかなどわざわざ語らなくても、
話していればその人が人生とどう向き合ってきたかがわかります。
私はそんな人をまるで同士のように感じ、他人と思えず、
心から尊敬します。
今、大切なものを見つける嵐の中にいる人もいらっしゃるかもしれません。
どんなきれいなことを言っても、
それはやはり大変で、早くどうにかしたいと思うものですが、
学ぶべきことを学べば嵐は過ぎ去り、
今までに見たことがない光の中に出ます。
私が経験したことで言えることは、
光の中へ向かうヒントは、反対側にあります。
どうして私だけこんなに厳しい人生なの?と思う出来事の中にヒントがあり、
楽に進めない理由、厳しさを経験する理由が、
何を学ぶ必要があるかを見つける手がかりになります。
そこから逃げ出したりやり過ごすことを考えないで、
それを経験することに神様の愛を見つけられると、
そこに答えがあります。
すべては優しさ、愛から始まっていて、
表面的な問題に振り回される私たち人間には
なかなか分かり辛かったりしますが、
過ぎてみれば恩恵だと気づくものです。
2度の自殺未遂をしたビリー・ジョエルさんも、
その後輝く光の中に立ちました。
誰もが必ず幸せになれます。
今が辛い状況でも、その中に感謝を見つけ、
自分に誠実に顔を上げ歩くことをやめないでいると、
道はつながります。
一度大きな長い嵐を乗り越えると、その後の人生に自信がつきます。
嵐はただの災難ではなく、効率よく学ぶ機会なのだと分かりますから。
何歳になっても謙虚に学ぶことを忘れないで、
魂を磨いていきたいですね。
なんだかちょっと重めのお話になりましたが、
大きな意味で人生はうまくバランスが取れていると思います。
辛かったぶん、先には素敵な未来が待っています。
ひと回りふた回り大きな愛と共に
どこまでも自由に広がる世界を
楽しみながら心豊かに生きていきましょう。
この世界を生きるお仲間さんのみなさまが、
共に幸せでありますように。

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プロフィール
北山裕子 (きたやまゆうこ)
- 瞑想歴21年。和歌山市在住。
摂食障害を治すため、藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と会話ができるようになる。
その後も続けていくうちに、宇宙とつながり、次元を超越した体験や不思議な体験を重ねる。
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