もう随分前のある時期、寂しくてしかたがなかった頃がありました。
大切な人が亡くなっても、その後幸せに生きる人はたくさんいます。
6月18日(土) 13時~ 大阪 満席 終了いたしました
7月10日(日) 13時~ 東京 満席 終了いたしました
そのもっと前に一人暮らしをしていた時は全く寂しくなく、
夜遅くに真っ暗な部屋に帰っても、「あ〜やれやれ。」と思いながら
電気のスイッチを入れるだけでしたが、
その時期は生活は何も変わりがないのに、信頼できる恋人や家族がいても
真っ暗な部屋に帰るのが何故だか寂しくてしょうがなかったのです。
その時に、寂しいって何だろう?とよく考えました。
どうしようもなく寂しいと思いながら、
それをどうにかしたくて、
自分の寂しさを色んな角度から眺め、
寂しさの本質を知り、
もう一人で勝手に寂しさに振り回されないでいられるようになりたいと、
寂しさに浸ったり溺れたりしそうになりながら
向き合い続けました。
そうして毎日寂しさに泣きながら
どうしてそうなるのか、寂しいって何なのかを知ろうとして
分かったことがたくさんありました。
例えば、家族や恋人がおらず、一人暮らしをしていても
寂しい時もあればそうでない時もあり、
同じ状況でも寂しいと感じる人もいれば感じない人もいますし、
大切な人が亡くなっても、その後幸せに生きる人はたくさんいます。
寂しさは状況や状態による条件は関係がないということがわかります。
環境や周りのせいではなく、自分次第だということです。
そして寂しがり屋とそれに強い人、感じにくい人がいて、
寂しさはまるで風邪みたいなある種の病気だなと思いました。
冬で周り中が風邪をひいてもかからない人もいれば、
みんなが元気な夏に自分だけ風邪をひく人もいて、
これくらい平気!と思う人もいれば、
ちょっと眩暈や頭痛がしただけで風邪をひいたと
すとかり病人気分の人もいます。
そしてかかるとしばらくずっと寂しく、
なかなか治らないですから、
風邪より慢性病の冷え性などに近いかもしれません。
慢性病の冷え性みたいなものなら
その人の考え方や感じ方、捉え方など複合的な原因があるでしょうが、
自力で解決でき、もうかからないように
気をつけることもできると思いました。
本当に寂しくてどうしようもない状態の時は、
考え方や感じ方を切り替えるなんてなかなかできませんし、
切り替えるどころか心が寂しさにしがみついていて、
離れたがりません。
自分はこの寂しさからはとても抜け出せないと思い、
時にはそれは誰かがいないからだと思ったり、
何かを失くしたせいだと思ったりしますが、
それらは幻想だとある時気づきました。
寂しさに埋もれている時は、世界の美しさなんて全く感じられず、
空を見ても人の優しさに触れてもいつも寂しく感じました。
それはとてもリアルで辛く悲しく、幻想だなんてとても思えませんでしたが、
認めたくないながらも、
きっとエゴのフィルターがかかっているのだなと思いました。
心は絶対そんなことは認めようとしませんが、
感情の波に飲まれながらなんとか顔を出して息継ぎをする理性が
その本質に気づきました。
その幻想の寂しさの大きな海から脱出するには、
目を覚ませばいいのですが、
いきなりなかなかそれは難しいので、
具体的な方法としては、
まずは自分を愛することです。
人から愛されることを求めるより、
自分が自分を愛することが一番です。
人からどんなに愛されていても寂しい時は寂しいです。
結局愛を感じられないフィルターがかかっていて、
愛されていることすら寂しく感じたりもしますから、
自分で自分を大切にして愛を感じることが
できるようになるといいのですが、
それも難しいなら、
人に喜ばれることをすることです。
小さなことでもいいので、
人の役に立つことをして、ありがとうと喜ばれることをたくさんすると、
自分はいてもいなくてもいい存在ではなく、
人に必要とされ喜ばれることができるとわかります。
人からのありがとうが寂しさの海を泳ぐ力になり、
溺れている時には分からなかったけれど、
泳げるようになると人生はそんなに辛く寂しいものではないと見えてきます。
仕事で能力で役に立つのもいいですが、
こんな時は小さな親切や思いやりの交流があるといいですね。
そうして閉じてしまっている心の扉に気づき、
開いていくと寂しさの海から抜け出すことができます。
どんなに寂しい時でも、
人に喜ばれた瞬間は寂しさから離れられるものです。
それが例え一瞬でまた寂しさに戻っても、
その一瞬を重ねていくうちに、少しずつ変化していくでしょう。
人の役に立つことをしても、
ありがとうの気持ちが返ってこないこともありますが、
こんな時はできるだけ喜んでくれる相手と
交流するといいように思います。
人には人に喜ばれるとうれしいという機能があるように思います。
それを生かして寂しさフィルターを外していくと、
自分一人で寂しさに溺れて苦しんでいる状態から、
人との関わりで自分という存在を確認することができます。
寂しさの海に溺れることになったきっかけは
愛されない悲しみや孤独などがあったかもしれませんが、
世界中の誰からも全く愛されず必要とされない人はいません。
「自分が望む人から愛されなければ価値がない」というのはエゴの声です。
世界の誰か一人によってあなたの価値が決まるわけがないのです。
今がもし寂しさの海の中にいても、
必ずまた穏やかな海でプカプカ浮いたり潜ったりしながら
自由に海を楽しむことができますから、
簡単な自分が好きなこと、楽しめることから
人に喜ばれることをしていくといいと思います。
動物でも植物や自然に対してでもいいので、
すぐに何かをしてみてください。
寂しさのスイッチはそうしてオフにすることができ、
オフになっていると一人も寂しくなく、
孤独は限りない自由に感じられます。
寂しさの本質を知り、向き合い方を知っていると
この先の人生に不安にならずに楽しめると思います。
自分は寂しさスイッチが入りやすいかも?と思う方は、
日ごろから瞑想をしてエゴの声に偏らないように
毎日フラットな状態に戻すようにするといいですね。
寂しくて毎日果てしなく泣いてばかりいた経験が
私を強くしてくれました。
とことん向き合って寂しさを味わい尽くしてよかったなと思います。
少しでもどなたかのお役に立てばうれしいです。
P.S.
本日水曜日に遠隔エネルギーヒーリングのお申込みをいただい方に、
お返事メールを送りましたが
届かずに帰って来てしまいました。
メール受信フィルターの設定のためかもしれませんので、
一度ご確認いただくか、
別のメールアドレスから送っていただけたらと思います。
お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします

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プロフィール
北山裕子
- 瞑想歴21年。和歌山市在住。
摂食障害を治すため、藁にも縋る思いではじめた瞑想で潜在意識とつながり、自分の奥底に眠っていた本当の自分(潜在意識)と会話ができるようになる。
その後も続けていくうちに、宇宙とつながり、次元を超越した体験や不思議な体験を重ねる。
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