2024年1月1日16:10 最大震度7の地震が発生し、北陸地方の広い範囲で大きな被害をもたらした能登半島地震の発生から今日で1か月となります。

犠牲となられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、すべての被災者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また救急救助並びに復旧活動にあたられている皆様に感謝いたします。

石川県内でこれまでに確認された死者は238人、1万4千人以上が避難所に身を寄せるなか、断水や道路の寸断で、復旧・復興の作業が制限される厳しい環境が続いています。



能登半島地震の被災者のために自分には何ができるかをいろいろな方々と情報交換しながら探っている日々です。

●防災業の立場としては、緊急消防援助隊として現地へ向かう消防、自治体の皆様への物資供給等の後方支援や、自治会、民間企業向けに防災用品の販売を行っています。
能登半島地震に加え、大雪による交通渋滞、1月28日に関東地方での震度4の地震もあり、問い合わせが集中し欠品が発生しています。









高齢者が多い避難所では健康面に配慮した食事が必要です。
「能登半島地震」避難所の食事の現状…高脂質、高塩分のメニューが続き体が悲鳴(日刊ゲンダイDIGITAL)
https://news.yahoo.co.jp/articles/117a646bbfe5b2c4f2e939858ff73ccb17addc16

●1月27日から石川県に登録した災害ボランティアの被災地での活動が始まりました。私も事前登録しているので活動予約の連絡が来て毎回応募するのですが数分で満員になりなかなか出動できていません。





●輪島で被災した知人の娘さんが中学生の集団避難のニュースに出ているのを見て、離れ離れに暮らさないといけない不安、大変さがあると思うので、子供たちの教育支援で何ができるのかを岐阜県ユネスコ協会で話し合っています。

学び確保へ 手探りの出発 能登地震 中学生集団避難 心のケア重要 残る生徒の支援も課題【表層深層】|あなたの静岡新聞 https://www.at-s.com/sp/news/article/national/1395338.html



復旧・復興にはまだまだ時間がかかり、避難生活も長期化すると考えられるので、被災地の復旧状況を見ながら、適切なタイミングで行動したいと考えています。

写真家・防災士・岐阜県ユネスコ協会・防災危機管理者・災害備蓄管理士 三浦寛行