この冬一番の強い寒気の影響で、昨日24日は岐阜市近郊では朝から大雪警報が出され、一日中雪が降りました。停めていた車にも30㎝くらい積もってました。




今朝も路面の凍結による交通障害の恐れがありますので、通勤通学の方は余裕をもった行動をしたいものですね。


大雪の影響で24日、名神高速道路の関ケ原インターチェンジ付近の上下線で大型トラックなどが動けなくなり立ち往生が発生。24日午前9時半頃からの通行止めは徐々に範囲が広がっていき、午後8時点では岐阜羽島ICから滋賀県の栗東湖南ICの間の上下線で通行止めになっています。



事前にニュースやSNSで大雪が降って車の立ち往生が心配されると報道されていたのに、毎年あちこちで同じ事を繰り返す立ち往生。


運送業者さんとかは仕方ない部分があると思いますが、個人であれば不要不急の行動は控えた方が賢明です。


困るのは

・トイレ

・冷え

・食料









①一番大変なのはトイレでしょう。


生理現象のため、我慢することができません。並んでいる車の外で用を足すこともできず、近くにトイレ設備がある施設がなければ、どうにも対処しきれず困ってしまうこととなります。簡易トイレを用意しておくことが大切です。


②冷え


暖房がありますが、燃料切れになってしまうと、暖房が切れて体が冷え切ってしまいます。

日ごろから燃料は余裕を持って給油しておきたいですね。

また、マフラーが雪に埋もれたままエンジンをかけていると、排気ガスが逆流し、一酸化炭素中毒で死亡してしまう恐れがありますので気をつけてください。

カイロなど暖がとれるグッズも必要ですね。


③食料


食料、飲み物を少し余分に車に積んで行動した方が良いです。

渋滞が解消されても、コンビニになどの食料が品切れ状態になってしまうこともあるため、物持ちのよい食料を備えておくべきです。 


災害は地震、台風だけではありません。


雪の怖さは侮れないので、飲料水、食糧、非常用トイレ、ブランケット、モバイルバッテリー、懐中電灯、冬はカイロなど暖がとれるグッズ等、必要な物資等を備えておきましょう。


「備えあれば憂いなし」です。


防災士・防災危機管理者・災害備蓄管理士・写真家 三浦寛行