大学という斜陽産業 -8ページ目

今年の業務

先日のエントリーにも書いたように、今年の3月で退職された方数名。そしてこの4月に新たに着任された方数名。専任教員の削減が多い用に思われる昨今のこの業界、どうにか現状維持です。

退職間際に、分野は違えど、親しかった、そして研究にも真摯に向き合っている同僚と話をしていて、最後の最後に強調していたのは、やはり大学は研究だよ、と。研究と教育が大きな柱だと思うけど、勤務先でもその他色々な業務の比重が増えてきていて、研究に充てる時間が減ってきていると自分も感じていて、この方が他大学に移られることを決めた理由はこの点にあったのかなあ、と思った次第。

確かに科研費に採択されたのは良いけれど、学部で割り当てられたなんちゃら委員会の多いこと、多いこと。委員会はスクラップ&ビルドでお願いしたいものですが、増えるばっかり。益々自己管理が重要になりそうです。何らかの成果が出せないと、次に繋がらないしね。



 

電子申請が進まない

勤務先は相変わらず、「紙媒体+捺印」が必要な書類が多い。

科研費の書類も徐々に電子化されてきて、今年は交付申請も紙が不要だ。これが今年から変わったのかどうかは、昨年は採択されなかったために、わからないのですが。

勤務先の諸々の手続ももっと電子化して欲しい。
 

エイプリルフールではなかった

4月1日の昼頃、ネットを見たら、科研費内定、落ちた、等々の書き込みがあったのでアクセスしたら、確かに出ていました。

 

研究の内容やレベルについての批判を受けることはあるかもしれませんが、まだまだ研究者を名乗ることができそうです。

しかし、今更ながら考えれば、担当者が当日その場で手動で操作するわけではないので、例年通り日曜日でも内定通知を出すことは可能ですよね。

科研費の採択は?

エイプリルフールですが、まじめな内容の予約投稿です。

 

科研費が採択されたかどうかは、大学に文書(?)でくる正式通知に先立って、4月1日に科研費電子申請システムで確認できちゃうわけですが、4月1日が日曜日の今年はどうなるのでしょうか。明日の4月2日なのでしょうか。まあ、数時間後にアクセスしてみればわかるのかもしれませんが。

別れは学生とだけではない

定年、移籍等々で、この3月で勤務先を去られる先生方。学生との別れを惜しんだ卒業式もありますが、同僚との別れの季節でもあります。

今年は例年よりやや多め。特に世代が近い先生方の移籍が多い気がします。寂しくもありますが、移籍されると言うことは先方でも研究業績が認められたということ。

 

うらやましがるより、自分がもっと奮起しなければと思う今日この頃。科研費が採択されることを祈りつつ過ごす年度末です。まあ、通知が新年度になるだけで、もう審査結果は出ているのでしょうけどね。

 

2017年度(2018年)の卒業式も終わりました

今年度の卒業式が終わり、4年生を送り出しました。

毎年のことですが、卒業生の社会でのご活躍を祈念しています。本当に。学生からは、毎年だから何も感じないでしょ、と言われることもありますけど、色々思い出がよぎりますって。

 

でも、感傷に浸ったいる暇はなく、あっという間に新年度が始まるのも事実ですが。

 

気がつけばバレンタインも終わってた

早いもので今年ももう2ヶ月が終わろうとしています。

 

というよりも、年度で動いているので、今年度もあと1ヶ月か。新年度までもう1ヶ月しかないか、という心境が正確でしょうか。

 

入試シーズンのため、学内に学生の数はまばらですが、明日の3月1日から新4年生の就活がスタートします。まあ、新聞報道等に寄れば、すでに内々定が出ているケースもあるようなのですがね。そうなると、学内セミナーなどでキャンパス内に学生の姿が多く見られることになるのでしょう。



 

大学よりも就職先じゃない?

明確な根拠があるわけではないけれど、東京への一極集中是正のポイントは大学じゃないと思う。

23区内の大学定員の抑制法案を閣議決定

 

地元の大学に進学したって、就職先がなければ大学卒業後に東京とかの大都市に出て行くでしょ、多分。

 

 

 

 

皆既月食

今日は皆既月食。ふ~ん、と思っていたけど、なにやらスーパームーンにブルームーンにブラッドムーンというトリプルな日らしいですね。

それをのんびり楽しむ余裕があればもっと良いのですが。

ということで、更新も殆どせずに一月も終わりです。

 

2018年 あけましておめでとうございます

謹んで新年のご挨拶を申し上げます


この新年のご挨拶では、例年、「更新頻度は低いですが、ひっそりと続けていきますと」書き続けています。更新頻度も低ければ、当然、アクセス数も伸びていません。炎上ネタでも投稿しない限り、アクセスも伸びそうもないですがね。

 

SNSも利用しているので、今年もその傾向は変わらないかもしれませんが、今後とも、「大学という斜陽産業」をどうぞよろしくお願いします。

今年も皆様にとって良い年になりますように。