大学という斜陽産業 -134ページ目

前理事長はまだマシか

昨日のエントリーは、なにかとマスコミに出てくる立命館ゆえに、話題になった感もある。


そう思うと、勤務先の前理事長は、退職金の一部(ある人に言わせると全部らしいが、大部分であることは確か)を大学に寄付していった。


口が悪い人は、「前職が企業の役員で、おそらくそこでたっぷり退職金をもらったのだろう」というが、それであっても外郭団体を転々として高額退職金をせしめていく元役人には出来ない芸当である。


それに比べ、内規を曲げて理事に居座った某理事よ、いい加減に辞めなさい。

学生の逆襲

先日のエントリー「閉講? 」の続き。


なんと、閉講の可能性のある講義、逆に学生が一人も授業に出てきませんでした。閉講するか開講するか確実になってから出てくるつもりなんでしょうね。


まあ、自分が受講生であっても同じように考えるかも。


教員が30分来なければ自動的に休講になるというルールはあるようですが、逆のことは想定外。一応、一時間ほど教室で本を読んだりして時間をつぶしていました(苦笑)。

きれい事言っても所詮理事会の意識なんてそんなもの

でました、お手盛り支給。企業の方が、形だけとはいえ、株主総会決議を経るだけまだマシか?



(ここから)


立命館前理事長に倍増退職金 1億2千万円 教職員から批判も


4月21日10時39分配信 京都新聞


 学校法人立命館(京都市中京区)が理事長と総長の退任慰労金(退職金)を2倍に増やすことを3月末の理事会で決めたことが20日、分かった。施行は昨年12月末からとし、今年1月に理事長を退任した川本八郎相談役(72)には、慰労金として従来の6000万円から1億2000万円に倍増して支払われたという。異例の高額慰労金支払いに対し、一部の教職員から批判の声が出ている。
 立命館などによると、理事長や総長の退任慰労金は、定年退職前の期間は1年当たり100万円、退職後は同500万円と計算する規定だった。今回の改定で、各200万円と1000万円に倍増した。
 今回の改定について、立命館は「多くの付属校などを設置、運営するようになり、理事長や総長の責任が重くなった。その職責にふさわしいように変更した」(広報課)としている。
 一方、立命館大教職員組合には教職員から「教職員は1時金を1カ月カットされて生活が苦しいのに」「学費の値上げは毎年、行っているのに問題だ」などの声が寄せられているという。


最終更新:4月21日10時39分



(ここまで)


マスコミに出て、あんなに偉そうなこと言ってたのにね、あの理事長。

引き継ぎ不足

新年度に入り、学部の諸会議でもあいかわらず新旧の委員間での引き継ぎがうまく行われていない。ということは、昨年も書いたような気がする。


で、先日は、大学の全体の会議にもでたのだが、今年は学長が代わった関係で、教員の管理職もみな入れ替わった。ら、そちらでもきちんと引き継ぎがなされていないじゃないの。


そんな状態で会議を招集するな、って言いたいよ。自分たちのことは棚に上げておきますけどね。

再会?

最近、某非常勤先で、数年ぶりに知人と再会した。


以前の勤務先に非常勤で来ていただいていた方で、専攻は全然違う。でも、趣味の一つが同じで意気投合していた。で、自分が大学を移ってからは、1、2度会ったきりだったのだが、お互いに非常勤で来ているところで再会したわけである。


その時はまだ非常勤だけで食いつないでいたのだが、今や某大学で専任となっているとのこと。


少なくとも今年は講義期間中は週1回で顔を合わすことになるので、久しぶりに旧交を温めることになりそう。いっそ、休講にして? ← おやぢギャグやね。


閉講基準:勤務先の場合

意外に盛り上がっている(このブログで1つのエントリーに3つもTBがつくのは珍しい)閉講ネタ。


幸い(?)勤務先ではまだ導入されていません。が、昨年、それに向けて実態調査をしました。


その時、本部の上の方の何もわかっていない人たちは、「全部の授業を対象にする」と言っていたので、教員から猛反対の嵐。「少人数教育に力を入れており、ゼミを重視しています」というのが売りだというのに、ゼミまでも対象にすると言い出したからなんですね。


勤務先の場合、もちろん、人気のあるゼミは1学年でも数十人のゼミ生が居るみたいですが、一応15人程度を目安にゼミ生を募集しています。ですから、人によっては1桁のゼミ生しかいない場合もあるわけです。


ちなみに自分のゼミは、入試の出願者のように隔年現象。ン十人の志望があって余裕で選抜できたかと思うと、その翌年は一桁の希望者しかいなくて二次募集、三次募集までしたと思えば、その翌年はまた軽く定員オーバー。


しかし、少人数の受講者しかいない講義もあれば、2~300人も受講者のいる講義もあるわけで、多い方には目を瞑って、少ない方ばっかり目の敵にするのもいかがなものかと思うんですけどね。

落選

他の同業者のブログでも悲喜こもごもの結果が報告されているようですが、sphinxも今年は落選しました。


今年度は自分が代表者になるものしか申請していなかったので、外部資金がほとんどありません。


当たるときは当たる。まあ、自分が分担者の場合は、代表の先生の力で当たっているんですけど、研究費がふんだんにある時はあるのにね。

閉講?

最近は、いろんな大学で、受講者数が一定人数に達しない場合に閉講するというようなルールが導入されつつある。


専任が担当しているコマなら内部の調整問題ですむだろうが、非常勤が担当しているコマだと有期雇用契約の中途打ち切りとなるので、、いろいろと問題もあるようである。


例えば、手当の問題。経費節約のために閉講するわけだから、手当は1カ月ないし2カ月分しか支給しないわけであるが、実際、交渉の結果、プール学院大学 では全額が、甲南女子大学 では、6割が支給されることになったようである。


自分が今年度担当している非常勤の一コマの受講生が非常にすくない。一桁である。閉講の基準を大幅に下回っている。


でも、その理由は、カリキュラム改正が行われて、その科目が旧カリキュラムの科目であるために、そもそも対象となる学生が少ないことにある、と思っている。


だから、履修者はこの科目を取らないと卒業できない可能性が高い。それでも杓子定規に規定を適用して閉講にするのか、ちょっと興味がある。って呑気なことを言っていられるのは、本務校があるからなのだけれど、教務担当としては、今、非常勤に対する閉講基準をどのようにすべきか検討中ゆえ、本当に興味があるのも事実である。


ただ、2コマ担当を前提に引き受けているので、一つが打ち切られるならば、逆にもう一コマをこちらから辞退したいぐらい。でも、頼んできた人との関係を考えると、そう強気にも出られないのだけれど。


しかし、数回授業にでてから打ち切られる学生は、いい迷惑だよな。やるなら最後までやる、やらないなら最初からやらない、としてほしいだろうな。

トップが変わると会議も変わる

それも今度は悪い方に。


議論を尽くそう、という気持ちはわかるけど、長すぎるよ。まあ、一眠りするにはちょうど良いかも。


それに、すぐ「○○委員会」を作るのは止めようよ。既存の委員会のどこかに割り当てればいいじゃない?


しかも、何言ってるかわからないし。それじゃあ、学生もわからんだろうなあ。


以前、「言語明瞭意味不明」なんて言葉があったけど、「言語不明瞭意味不明」じゃ最悪。


と、これからの数年、ちょっと気が重い。

大学の教育力って何だろう

FD


EDではありません、ってくだらないおやぢギャグを言っても仕方ないか。


新年度に入って、大学のトップが変わって、所信表明があった。もちろん、全教職員が一箇所に集められて、なんていうことはないので、あくまでも紙媒体による表明なのだが。


そこで、相変わらずのように言われる「教育力を高める」という言葉。その意味が本当にわかって旗振ってんだろうか。


大学の教育力の最も重要なのは教員なのは間違いないと思う。でも、教員だけじゃどうにもならないことがある。


前にも書いたかもしれないけれど、学生の不満の半分は、事務に向いている。でも、相変わらず経営側は経費削減のかけ声の下、専任職員の人員減らしに邁進し、その分を派遣に代替されれば事足りると思っている。


履修の細かい仕組みがわからないと学生が質問に言っても、窓口にいる派遣の人には答えられない。で、専任職員が居れば答えられるのかと言えば、彼らも2~3年のローテーションでドンドン担当が変わるので、答えられなかったりする。


そんな問題点を教員側が指摘しても、理事のお偉方の耳には届かなかったり、聞く耳を持たない。非道い場合は逆に怒り出す始末。そう言う輩が互選でさらに理事に居残る。もう、負のスパイラルにまっしぐらに向かっていくのかな?