翳りの満ちた曇り空
また星が`かくれんぼ´
そう言って笑ったよ
誰よりも優しい君
優しすぎる君
そっと触れた 白い小さな手
怖いくらいに冷たくて
…ほんの僅か、強く握った
「まだ桜は咲かないから」
寒空の月 見上げながら
君が哀しげに 絡めた指
僕の温度が少しでも
君に伝わればいいな
嘘みたいに幸せで
それを守るのに必死
君の隣は僕で
この距離を保つためなら
何だってするよ、きっと
小さな蕾 待ち続けている
次の季節の訪れを
どうか、限りある今を
この時間を過ごさせて
「まだ桜は咲かないから」
白い息 空に融けてく
ゆっくりと この道を歩く
残りの時間 精一杯
君と歩いていたい
20090119
改題はしましたがほとんど改訂はなし。
全体的にふわふわほのぼのした雰囲気で気に入ってます。
「優しい、心が温かい人の手は冷たい。」
そんな話。
哀しいのは自分なのに、「僕」を励まそうとする「君」の優しさが上手く描けてたらいいなと思います。
目を見て話してよ。
君は言う。
答え方を、僕は知らない。
僕は何も言わない。
だけど
気付かなかったんだ。
あの時答えていれば
君は今もここにいたこと。
あの時答えていなかったから
君が今 ここにいないこと。
ああ 戻れない
戻れない
知っているのに。
君を探してる
ずっと探してる
振り返る度に
君じゃない誰かだと知って
振り返る度に
君がいないことを思い出す。
いつだって
君は真実(ほんとう)を知ってた。
君の口から溢れる
偽物の僕を暴く言葉に
僕は答えられなかった。
なんで解ってくれないの?
なんて言えなくて。
だって
間違っているのは
僕だった。
やり直しなんてできないから
僕は君に会えない。
謝っても許されない。
きこえないから。
せめて君だけは
そばにいて欲しかったよ。
20090115
あくまでも優しい口調で、やんわり、バッドエンド。みたいな。
言葉数はあえて減らしてますね。いろんな解釈ができるんじゃないかと思います。
君は言う。
答え方を、僕は知らない。
僕は何も言わない。
だけど
気付かなかったんだ。
あの時答えていれば
君は今もここにいたこと。
あの時答えていなかったから
君が今 ここにいないこと。
ああ 戻れない
戻れない
知っているのに。
君を探してる
ずっと探してる
振り返る度に
君じゃない誰かだと知って
振り返る度に
君がいないことを思い出す。
いつだって
君は真実(ほんとう)を知ってた。
君の口から溢れる
偽物の僕を暴く言葉に
僕は答えられなかった。
なんで解ってくれないの?
なんて言えなくて。
だって
間違っているのは
僕だった。
やり直しなんてできないから
僕は君に会えない。
謝っても許されない。
きこえないから。
せめて君だけは
そばにいて欲しかったよ。
20090115
あくまでも優しい口調で、やんわり、バッドエンド。みたいな。
言葉数はあえて減らしてますね。いろんな解釈ができるんじゃないかと思います。
駆け抜ける路地 飛び交う
『生』を終わらせる力
たった数日でも長く
生きたいと 願った
ありふれた歌 聞こえる
格子の向こう側で
泣きながら繰り返す
白い月が消えそうな夜
きっとあの子はもう
出られはしないだろう
それが
あの子に残された
唯一の手段
次の朝が来るまで
眠るのが怖くて
膝を抱えて座り込んで
ただ星空に怯えるばかり
そんな僕は 僕は、
神様の皮を被った
太った大人たちが笑う
構わない、どうでもいいよ
左胸が動いているなら
もしもあの子が
動かない人形になっても
それがこの世界の全て?
僕に『死』を告げる場所
今日もきっと歌うんだ
目覚めが怖くて
「こんな日々 終わればいい」
終焉(ねむり)以外に逃げ道はない
そんな君は 君は、
どうせ僅かな価値の
生命しかないなら
僕の終わりから始まる
君の世界を創ろう
歌を聞いていたんだ
だから知っているよ
君を
助けたい。
『僕など気にしないで
振り向かず走って』
意識 途切れて 体 崩れ落ちて
それでも それだけ叫んで
生まれて今日は何年目
誰も教えてくれなくて
愛すること愛されること
知らなくても
僕は、
20090110
改題と改訂、やや多め。
没にしてやろうかと思いましたが最後の方の言葉選びというか流れが自分でも好きだったので最初の方を必死に直しましたw
元々微妙に骨だけできていた短編の焼き直しなんですが、当初は彼女と逃げ出すことになっていたみたいです。どんな感じだったか覚えてないけど。
『生』を終わらせる力
たった数日でも長く
生きたいと 願った
ありふれた歌 聞こえる
格子の向こう側で
泣きながら繰り返す
白い月が消えそうな夜
きっとあの子はもう
出られはしないだろう
それが
あの子に残された
唯一の手段
次の朝が来るまで
眠るのが怖くて
膝を抱えて座り込んで
ただ星空に怯えるばかり
そんな僕は 僕は、
神様の皮を被った
太った大人たちが笑う
構わない、どうでもいいよ
左胸が動いているなら
もしもあの子が
動かない人形になっても
それがこの世界の全て?
僕に『死』を告げる場所
今日もきっと歌うんだ
目覚めが怖くて
「こんな日々 終わればいい」
終焉(ねむり)以外に逃げ道はない
そんな君は 君は、
どうせ僅かな価値の
生命しかないなら
僕の終わりから始まる
君の世界を創ろう
歌を聞いていたんだ
だから知っているよ
君を
助けたい。
『僕など気にしないで
振り向かず走って』
意識 途切れて 体 崩れ落ちて
それでも それだけ叫んで
生まれて今日は何年目
誰も教えてくれなくて
愛すること愛されること
知らなくても
僕は、
20090110
改題と改訂、やや多め。
没にしてやろうかと思いましたが最後の方の言葉選びというか流れが自分でも好きだったので最初の方を必死に直しましたw
元々微妙に骨だけできていた短編の焼き直しなんですが、当初は彼女と逃げ出すことになっていたみたいです。どんな感じだったか覚えてないけど。
薄暗い入れ物の中
閉じこもって
外の世界に目もくれず
ただ呼吸を続けてた
小さな光が差した
思わず手を伸ばしても
途中で引っ込める
それは
変化というもので
恐れていたそのもので
消えてくれと呟いた
声は 震えて
本当は望んでいたんだ
そうだろう?
僕が造り上げたものの終わりを
それは
出逢いというもので
実はずっと待っていて
それでも
もう戻れなくて
もう愛せなくて
消えてくれと呟いた
声は 震えて
光は 消えて
20090103
改題。
本当は望んでるのに手を伸ばせない、という話。
このころからそういうことを考えてたんだなあ、としみじみ。
閉じこもって
外の世界に目もくれず
ただ呼吸を続けてた
小さな光が差した
思わず手を伸ばしても
途中で引っ込める
それは
変化というもので
恐れていたそのもので
消えてくれと呟いた
声は 震えて
本当は望んでいたんだ
そうだろう?
僕が造り上げたものの終わりを
それは
出逢いというもので
実はずっと待っていて
それでも
もう戻れなくて
もう愛せなくて
消えてくれと呟いた
声は 震えて
光は 消えて
20090103
改題。
本当は望んでるのに手を伸ばせない、という話。
このころからそういうことを考えてたんだなあ、としみじみ。
揺れる視線 射抜く視線
嘘で固めたカタチを
砕かれるのを恐れてた
強く抱いた理想の果て
終わって気付いたんだよ
「ここにいて欲しかった」
たどる道がもし再び
交わるのなら
…きっと
その時が来るまでに
逃げ出そうとするだろう
こんな抜け殻に変わり果てた
自分を見られたくはない
閉ざす瞼 映る記憶
もう二度と帰れない
幸せかもしれなかった日々が
現実逃避を差し出した
…きっと
その時が来るまでに
消えたいと望んでも
それは叶わないまま君が
また見抜いて言うのだろう
「みつけた。」
20080127
あえて改訂なしで改題のみ。
あんまり何が言いたいか伝わってこないけど、見つけてくれる人がいる、ある意味幸せな話かもしれません。
嘘で固めたカタチを
砕かれるのを恐れてた
強く抱いた理想の果て
終わって気付いたんだよ
「ここにいて欲しかった」
たどる道がもし再び
交わるのなら
…きっと
その時が来るまでに
逃げ出そうとするだろう
こんな抜け殻に変わり果てた
自分を見られたくはない
閉ざす瞼 映る記憶
もう二度と帰れない
幸せかもしれなかった日々が
現実逃避を差し出した
…きっと
その時が来るまでに
消えたいと望んでも
それは叶わないまま君が
また見抜いて言うのだろう
「みつけた。」
20080127
あえて改訂なしで改題のみ。
あんまり何が言いたいか伝わってこないけど、見つけてくれる人がいる、ある意味幸せな話かもしれません。