今晩も11時起床。

 大マゼラン雲が南中を迎えるのは午前零時であり、これに向けて種々調整。

 導入もでき追尾もできたはずですが写真に写りません。

 ひとしきり大マゼランと格闘して北面展望台に昇り月撮影,,,

 こちらを見ると低空には薄雲が棚引いていて、結局、雲には勝てませんという状況

 これはしばらくたって雲の影響域を外れたところで撮った月

 隣のヒルトンですが、海寄りに青い電飾、陸側に「ヒルトンマーク」があり邪魔

 これが明るく星を観るくらいの仰角で光り輝いています。

 

 ただ午前2時には双方とも消灯しており、1時半ころ?消灯以降であればコンドミニアムとヒルトンホテルの間のスペースに沈む銀河や赤い星雲が見えるようです。 

 ということでBK150750を持ち出して観望。

 読書が出来そうな明るさの中で星を観ます

 

   予報で23℃。

 風が強く最初素肌にダウンジャケットを羽織っただけで出てきましたが寒いので長袖を着込んでちょうどよいくらい。

 

 Φ150㎜と画角の狭いASI585MCPだったのとフィルターがQBPⅢであったので、なんかいろいろと中途半端。

 

 QBPで見た,,,

・ペルセウス座2重星団

・M81とM82

 なんか違うよね,,

 

 雲にまみれながらのM97フクロウ星雲とぎょしゃ座の赤い星雲はスタックしてのお楽しみ,,,

 

 いずれにしても今晩はお試しで、

 ・時間帯

 ・使用鏡筒

 ・使用カメラ

 を切り替えて明晩以降も北天観望を続けるつもり

 

++++

 ちなみに三脚がZWO純正三脚はよいにして、軽量タイプの延長筒はまずかったです

 追尾はするにしてガイド状況を見るとギザギザ。

 

 明晩以降は103APOかSE120の5㎏前後の鏡筒を使う予定なので軽量延長筒でも良いにして、BK150750を使うなら重量タイプの延長筒+ウェイトありじゃないとダメみたいです。

 

 

 パタヤの夕景、日の入方向です。

 

 大きな雲が見え、筋雲も出ていて今晩はどうか?という空模様

 とはいえ午後7時就寝、午後11時起床で今晩も大マゼラン雲、タランチュラ星雲を狙います。

 タランチュラ星雲が子午線を通過するまでの間、NGC1763で練習撮影

 140APO+0.6RD、ASI533MCP、QBPフィルター

 -10℃、gain0、60秒✕30枚、ダーク/フラット

 NGC1763 

 非常に強い傾斜被りがあり、色を抑え気味にしています。

 Bean Nebula(豆星雲)という愛称があるようで、確かにそんな感じの形です

 

 引き続きタランチュラ星雲(C103)を撮影しようとしました。

 導入は問題なく出来ましたが、ガイド星が見つからず星が流れてしまいます。

 オートガイダー鏡筒はファインダーシューで取り合っているため、方向微調整が出来ないのでガイド星は見つからずじまい。

 自宅ベランダでの観望の合間に、北天を見る場所を探索するため、コンド内をあちらこちら。

 月は北天にあるのでその合間に月の撮影。

 

 結局、午前5時まで10天体ほど観望。

 昨晩の望遠鏡セッティングは前夜同様なので、後処理用の画像は前夜のものを転用すればよいためそのまま二度寝。

 

    前夜の反省を含め、ガイド鏡をFMA180に変更。

 

 支持リングで方向を調整できるようにしました。前掲のNGC1763ではガイド星が見えたので、方向が若干でも調整できればガイド星も見つかるでしょう、、、

 昨晩、M(メシエ)46を明け方近くに撮影しました。
 M46の方向には惑星状星雲NGC2438があり、単純に方向が同じというだけなんですが、その対比が珍しく、私としては好きな対象です。

 

 朝、ツイッターに流れた投稿
 『メシエ 46/NGC2437 は、約5,000光年離れたとも座の星団です。惑星状星雲 NGC2438 は星団の北端に現れますが、星団とは関係ありません。ズームインすると、M46 のすぐ北に、小さな赤い円盤で認識できる小さな惑星状星雲PN M 1-18 が見えます。』,,,写真内に天体記号が挿入されています。

 

 私の写真でPN M1-18は写真の上辺近くでギリギリ範囲に入っていません。
 今晩も昨晩と同じ望遠鏡セッティングなので、今晩はPN M1-18が入るように撮影したいと思います。

 

 ツイッターとほぼ同じ方向に合わせています

 上辺近くに赤いほぼ円形のPN M 1-18が写っています

 

 140APO+0.6RD、QBPフィルター、ASI533MCP

 -10℃、gain0、60秒✕30枚、ダーク/フラット

 140APO 0.6RD CBPフィルター 60sec✕30枚

 ASI533MCP ASIDeepStackの出力そのまま

 ステラリウムを何度か見ていて、とも座にPuppis π 星団というのがあり気になっていたところ。

 とも座のパイ星は画面で赤く輝く星で、ステラリウム上では画像の中心部の非常に狭い範囲が星団として記載されいます。

 パッと見てどれが星団?という感じです。

 

 Wikiには「とも座パイ星」という項が立項されていて、有名な星のようです。

 星団Collinder 135に属し、この星の周囲には5~6等星が複数見える。π星は星団の中で最も重いため、最初に超巨星に進化した。星団で明るい星々はB型主系列星あり、π星は1500万年前にはスペクトル型B0であったとされ、3000万年後には他の星もπ星のように進化すると推測される

 

 どれが星団に属する星か?というと、写真に見える「比較的明るい星」のほぼ全てがCollinder 135(とも座π星団)に含まれる星のようです。

 

 星団に属する星のほとんどが重量の重たい星であり、そのうち一番重い星がπ星が最初に超赤色巨星になり、残りの多くの星も3000万年後くらいに超赤色巨星になるってすごいですね。

 その頃にはこの辺りは赤い星ばかりになり、超赤色巨星の終末は超新星爆発してブラックホールになるので、その頃、この辺りは全天で一番派手なエリアになるようです

 現時点で、

 ・専用の望遠鏡ケースがないBK150750

 ・専用ケースはあるが日本に置いてある103APO

 ・その他SE120、FRA400

 については、三脚/釣り竿など汎用ケースを使用中です。

 緩衝材内張もあり自動車に載せていく場合はこれに入れて運びます。

 

 上記、どんなものかな?と調べてみると、

  これで内寸として、幅620×高さ250×奥行90㎜とのこと。 単位、センチメートル

 

 なお上表は他社製品でまとめたもの

 ・使い勝手からいうと、無用に長いのは折れ曲がったりして使いずらい

 ・厚さが15㎝あればハンドル/アリガタ含め収納可能か

 ・奥行きがある程度あれば鏡筒と三脚を収納することは可能

 

 という目安は立ちます。

 

 ただし、望遠鏡と三脚を一度に運ぶだけの体力があるか?と考えるとちょっと疑問

 ・携帯性に優れたFRA400

 ・写真用三脚

 ・折りたたみイス

  を入れる程度だと上表の一番上の品でOKそう。

 赤道儀はウェイト不要のAM5を専用バックに入れて運べば両手が埋まり、残りはリュックに入れて運ぶという荷姿かな?

 

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 ちなみに私は上記バッグをサイズを換えて所持しています。

 各鏡筒類また専用バッグの無いAM5用三脚に使用しています。

 

 

 シュミットブログから,,,

 「Askar鏡筒は基本的に、APOシリーズを除くと「バックフォーカス55mm」「M48×0.75mm」接続に統一されている」とあります。

 

 APOは除くとありますが、私が所有している103APOと140APOの場合だと、レデューサーからのバックフォーカスは55㎜指定です。また後述するΦ48㎜フィルターの格納位置もあり、便利だとは思います。

 この調整リング。左が48⇒42㎜で17.5㎜厚さ。

 ZWOだと16.5㎜ですかね?16.5㎜だとM42は21㎜厚になるわけですよね、、、

 ここでちょっと気になったのが、このΦ48㎜フィルターを入れ込む場所です。

 レデューサの背面側に設置するようになっているように見えるのですが?

 

 仮にレデューサの前面側にフィルターを付けるのであれば、上記の17.5+20㎜厚リングでよいと思うのですが、例えばこのSQA55のようにレデューサーの背面側にフィルター装着箇所がある場合、ここでは16.5㎜厚リングを使うべきなのではないか?と思うわけです。すなわち16.5+20㎜ですね。

 

 ∵フィルターによる屈折のため光路が内側に曲げられ合焦位置が手前側に来る

 

 ともあれ、私自身、屈折鏡筒はAskarを主体に使っているため、不便さの違いがよくわかりません。

 ただEdgeHD800を使うとΦ48㎜フィルターを簡単に取付けられず、次回の一時帰国用にΦ48用のフィルタドロワーを新規購入したのですが、まあ考えてみればAskarはそういうことを考えないのでよろしいのかなとも。

 

 

 二つのビルの間の上の方に見えるのが全天で2番目に明るいカノープスです

 時間的にはちょうど南中している頃です。

 

 この日、午前零時半ごろに起き出して望遠鏡をセット

 プラネタリウムアプリで確認するとちょうどマゼラン雲が南中するころでした

 大マゼラン雲はかじき座、かじきの尾っぽの下辺りにあります。

 

 横線は5度刻み。

 いずれにしても仰角10℃以下で大マゼラン雲(LMC)を見るのは結構な難条件。

 

 昨シーズンの実績だと、自宅からは微かに見えたという程度で、実際には南方向が見えるパタヤ沖10㎞のラン島遠征もしくはカンボジア方面まで遠征して海辺で見えたという程度。

 大マゼラン雲は実際の見え方としては雲のように見えますが、パタヤあたりでは肉眼で見えません。

 望遠鏡で見るとしてもフィルターを掛けて、大マゼラン雲内の赤い輝線星雲を狙うことになります。有名どころだとタランチュラ星雲など。

 

 昨晩は「手始め」に、大マゼラン雲を見ようかと試行錯誤。

 昨シーズンに比べると望遠鏡類が充実、赤道儀が装備されたのでできるだろう、、、と。

 

++++

 実際は大マゼラン雲を導入できませんでした。

 敗因は二つで、

 ・望遠鏡の画角が大きすぎた

 ・赤道儀の設置精度が悪かった

 

 散開星団用の望遠鏡設定だったので「広角」仕様であり、ちょっと望遠鏡がズレるとビルが画角に入ってしまい、「星の位置」を認識できませんでした。

 

 多分、いきなり「GOTO 大マゼラン雲」という操作に無理があったのだと思います。

 今考えている手法は、

 ① ビルに掛からないカノープスを最初に導入する

 ② ①の後に、かじき座のかじきの尻尾辺りを導入する、

 ③ 、、、、と順次、星伝いに大マゼラン雲に近づいていく

 

 ということで望遠鏡を組み換えて再チャレンジです。

 140APO+0.8RD+ASI533MCPだとタランチュラ星雲がこんな感じになります

 

 

 103APO+0.6RDで南天銀河周辺の散開星団と球状星団をあらかた撮影したので、140APOに換装。

 

 球状星団だとやはり拡大しないと見栄えがしませんし、散開星団もアップでどうなるか見てみたいという気持ちもあります

 鏡筒重量で11㎏でその他レデューサーとかカメラも付けますので、ちょっとした大仕事になります。

 

 レデューサーを取付けるためには、鏡筒部分から筒を引き出して15㎝ほど鏡筒を延ばす必要があり、購入した時点で一度手順的を確認しているのですが完璧に失念しており、手順書に従って調整。

 

 今まで使っていた103APOだと不要でしたが、5㎏+0.5㎏のウェイトも装着

 いつも心配なのは無事に合焦するかということ

 カメラ一式は103APOからそのまま持ってきたものなので、まあ合うだろうとは思っていましたが,,,

 

 フィルターはΦ48㎜のCBPフィルターを使用する予定であり、前方側の部位を捻るとフィルターを取付けられる部分が出てきて、一安心。

 

 上記写真の右端に見えるパタヤヒルに立つ3棟のコンドミニアムに鏡筒を向けます

 重さが気になりますが、SVの正立ファインダーも芯合わせ。

 クリアに合焦。

 2㎞遠方ですが、ガラス引き戸が空いていれば部屋も覗けそう,,,

  

 はと座にある球状星団、NGC 1851(Caldwell 73、Melotte 30)

 左が今まで使っていた103APO+0.6RD。右が140APO+0.8RD

 

 集光力がおよそ2倍になりますし、球状星団の星々が幾らかでも分離してみたいものです。

 

 

 交差点で警察がバイクの取締りをしていたので、写真を撮っていたら「ちょっとこっちへ,,,」

 

 要領はわかっているので、直ぐにバイクの免許証を渡してしばらく待たされました。
 前に並んでいた1台は後部の客がノーヘル。

 次の1台は2人乗車で2名ともノーヘルで多分無免許。

 

 しばらくたって順番廻ってきて、
 レント,,,??と聞こえたので、マイバイクと答えたら、座席下を開けろと指示あり。
 座席下のメットケースにいろいろな書類が入っているためのよう。
 

 さっそく車検証と納税証明書を出してペラペラと振って示すと、
 ワッチャネーム,,,運転免許証と比べてOK

 

 ここまで7-8分。
 当然、無罪放免。

 

 今日は深夜作業明けで、気分が若干ハイだったので、気を付けないと,,,

 こちらは私が撮影したNGC2477(Caldwell 71、Melotte 78)

 

 現像して散開星団の星々が薄桃色なのが不安というか、至らない点なのかなと思っていました。

 こちらはいつも画角を参照しているBlackWater Skiesの画像。

 これを見ると私が撮影した薄桃色と同じ色合い,,,

 

 私の撮影機材が至らないのではなく、ごく普通の色合いなのだろうと一安心。

 

 その後いろいろと検索すると,,,

 撮影者Jochen Maes 氏の撮影条件

 Image acquisition details:

 9x600"(90分) Red

 9x600"(90分) Green

 9x600"(90分)Blue

 

 この方の撮影は赤緑青の3色分光で撮影されたようです。

 

 3色フィルターとモノクロカメラが必要になるのと、累計5時間ほどの根気のいる作業が必要になるわけですね。

 とはいえ一晩の作業か,,,と考えれば、きれいな作例が出来るのであればそれもまたヨシなのかも。