実は60CP用レデューサの販売はいつなんだろうか?と思っていたところ。

 

 所有機種を短焦点側に伸ばしていこうと思ったとき、現時点ではFRA400+RDで280㎜の焦点距離まで確保していて、従前だとその下はFMA180Pro。

 FMA180は「Proなし」を所有していて、設計刷新と言われても「Pro」を買うのもなあ、、、と。

 

 で、タカハシとしてはお手頃価格のFS-60CPに目を付けていたところ。

 これに0.65RDを付けると焦点距離が230㎜になり、欲を言えばもうちょっと短めが欲しかったのですが、でも10万円の鏡筒は手ごろ価格だなあ、、、と。

 

 今日、スターベースのHPを見てレデューサだけで9万円越

 本体鏡筒合わせて20万円ですか、、、実際には鏡筒バンド等が別売りなのでもっとかかるのですけれども。

 

 実は、11月星見遠征から帰ったら、早めにFS-60CPだけ押さえておいて、レデューサの発売を待つ,,,という心づもりでした。その時点で鏡筒は在庫あり、即納状態だったので。

 でも今日見ると、「在庫なし

 

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 タイは寒季にしか星は見えない土地柄で、次回帰国は1-2月を予定していますが、この時に持ち帰らないと、機材を半年近く寝かせておくことになります。

 

 仮に、もうちょっと早く決断してFS-60CPだけでも購入していれば、多少高くてもしょうがないかと、0.65RDを購入していたと思いますが、すっぱりと諦めます。

 

 ビクセンをボロクセン、ミザールをミエザールと言っていた1970年代に天文を始めた人間にとって、高橋製作所の望遠鏡を持つのは夢であり、それが実現できるかと思っていたのですが、一旦、降りることにします。

 

 

 

 今回、プールア初日は赤道儀2台を並べたものの、実際は1台で様子見運転。

 この時は特段問題なし。

 手前に見えるバッテリーがASIAIRに接続しAM5に給電するもの

延長筒に載せているものが冷却カメラ用

 

 二日目は赤道儀2台運用のつもりで1台目からトラブル。

 よくよく調べていくと、トリガーケーブル(USB-C端子)を宿に置いてきたようで、USB-Aのものは持参してきたのですが、これでは×

 

 

 結局分かったことは、

① AC/DCアダプターの定格が2Aだった

  AC/DCアダプターは赤道儀が2セットなので2本用意しましたが、内1本が2A仕様でした。自宅でAC電源で使っている時は問題なかったので、看過していました。

 またある著名ブログで「これだったら問題ないですよ」と指定されたアダプターをそのまま購入したものでした。

 

 自宅AC電源とポータブル電源での挙動の違いは不明ですが、ともあれ手持ちのAC/DCアダプターの内、2Aは×で3Aは〇だったので、これが原因なんでしょう。

 パタヤ帰着後、電脳ビルで3AのAC/DCアダプターを購入して確認したところOKでした。

 

② トリガーケーブルのUSB仕様

 トリガーケーブルは、電源側がUSB-Cである必要がある,,,とは頭で理解していました。最初に購入したものはUSB-C端子でしたが、買い増ししたものUSB-Aでした。

 試しにA出力に差し込んでも動きません。

 

 これについてもパタヤ帰着後、USB-C/USB-A接続ケーブルを購入して試したところ、無事に冷却カメラが作動したのでOKでしょう、、、

 

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 現時点で所有する各バッテリーの定格は40000mAh程度で、一晩で1セットの機材を動かせません。

 

 電源マネジメントをいろいろ工夫していくと、

 A   AC/DCアダプターを使ってASIAIRに給電、ここからAM5赤道儀に配電

 B   USB-Cトリガーケーブルを使って冷却カメラは単独でポタ電から給電

 というパターンだと、山の冷気環境では一晩モツということがわかっています。

 

 実際、プールア初日は午前零時過ぎまでの実働でしたが、バッテリー残量は一晩稼働させてもOK程度に残っていました。

 

 代替え案としては、

 ・AM5赤道儀は別途ポタ電と接続する

 ・冷却カメラで残量が危なくなれば、別バッテリーに切り換える

 など。

 

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 パタヤに戻ってきて、3AのAC/DCアダプターとUSB-C/USB-A接続ケーブルを購入して、2台稼働に向けての不具合というか準備不足は解決したはずです。

 

 

 プールアでは初日は夕方から12時過ぎまで,,,初日としてはマアマアの実働時間

 二日目は電源の不調により、M31と網状を撮って時間切れ、午後10時撤収

 三日目は曇天、夜も曇天、朝も曇天(小雨)

 

 ということでプールアでは実質1夜間完徹程度の実働時間。

 二日目はいろいろと機材を入れ替えて、「問題点はこれとこれだろう」と推定できた中、タイ北部では部品調達もままならず、2-3日間は晴れ間が期待できそうにないので、素直にパタヤへ戻るステージに移行。

 

 wifiの不調は続いていたので、パタヤ直行も考えましたが、それではちょっと面白くなく、帰りは古都で落ちるので、ちょっとなあと思っていました。 

 ただし実際は、今回のプールアも市街地に近くSQM21.94なので、空の暗さに変わりはなく、あとはいろいろな利便性で星見場所として使えるのではないかと、思っていたところ。

 カオコー高原のトゥンサレーンルアン国立公園については、ふもとのコプターヒルに宿泊して、周辺をリサーチした際にも立寄ったことがありました。

 その時は「休園」ということで立ち入ることが出来ませんでした。

 

 入り口に検問がありますが、今回は職員が席にいなかったのでそのまま通過,,,

 環境としては素晴らしい場所です。林間に瀟洒なバンガローというかコテージがあり,,,随分と高そうですが,,,格安部屋もあるので、宿泊条件的には「可」

 トゥンサレーンルアンのトゥンは野原という意味で、公園内各所から広大な野原が見渡せます。

 ただしこの写真には大きな問題点があり、写真の背面側にはずらりとキャンパーたちのテントが並んでいます。

 公園のメインの大部分は宿泊関係に割り当てられていて、宿泊施設を背にすれば視界が開けますが、反転すると宿泊の人工灯が邪魔になりそうです。

 夜間どうなるか不明ですが、昼間、遮断機の上がっている道を自動車で進むと、キャンパーたちの光が遮れる広大な場所もありました。

 ただし、この公園はゾウやカウル(野生の水牛)が生息し、かつキャンプサイトあたりからも見えるとのことで、それを考えるとここでの星見はないかな?

 園内にひっそりと立つ、入園料の看板。外国人大人500バーツ。2300円くらい。

 この金額は1回あたりなので、中に入ってバンガローで宿泊していれば、1回分で済むわけです。逆にプールアのように、麓に宿を取り公園まで星を見に来ると毎日500バーツ支払うので合理的ではありません。

 

 いろいろ考えても星見出来そうな場所がないということで、トゥンサレーンルアンでの星見可能性はなさそうです。

 

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 ただしナムナオより手直な場所にあり、例えば近隣のコプターヒルで宿泊すれば、agodaで予約可能なホテルがありますし、手近に星見場所も見つけており、また入園料も要らず、10分も自動車で走れば市場があり軽食や果物確保等も可能なので、トゥンサレーンルアンは×にしてもカオコー高原での星見はありそうです。

 

 またナムナオは条件は良いのですが、週末はやはり込み合ってバンガローが取りにくくなります。

 一法として、週末にかかる日程はコプターヒル、ウィークデーはナムナオと切り換えるのもアリかもしれません。両所間の移動は2時間弱なので、

 

 

    このなかに9個の電源が入っています

 今までは工具箱に入れたり大きいものは単独で車内に積んでいましたが、ひとまとめにしました

 向かって右の方はそれぞれ4000mAh級のバッテリーです。

 大きなものを買えばいいのですが、日本からだと機内持ち込み制限がありこうなった次第

 大きいものが2つ、小さいものが4つ。大きいものはAC出力可能なものです

 

 ちょっと見えにくいですが左の方にエネループとか20000mAh級バッテリーが入っています

 カメラ箱です

 右側の4つの黒い入れ物に入っているのが冷却天体カメラです。

 これ以外に非冷却カメラがありますが、太陽観測用とかなので、今回は持参していません

 隙間があるので、ここに小口径の鏡筒を詰めて、最後に夜露防止対策の銀マットをいれています

 従来はこの工具箱に多くの小物を入れて持ち歩いていました。

 上記2箱に割り振ったので随分と内容量は減りました、、、ただし乱雑さは以前の通り

 こちらがフィルターケースと現場で目視に使うアイピースです

 小鏡筒の場合はカメラとフィルターをつけっ放しにしています

 

 プラスチックの区画が定型で大物が入らないので、作り替えも含め検討中

 こちらが延長筒類です。

 

別途、ステップアップ・ダウンリングがありますが、今回は持ってきていません

プールアの二日目です

成果は撮って出し、したがってダーク減算なし 色調変更はほぼゼロ

103APO ASI2600 MCP 120秒1セット 前者はUVIRカット、後者はQBPⅢ

パタヤに戻ってからゆっくり調整します

 

初日二日目とベタな対象です、、、

特にこの夜は2600の使い始めなので、0.6RDとこのカメラで画角の大きなものを狙っています

 

 ともに四隅にΦ31.7の枠によるケラレがあり目立たないように全体をわずかにトリミングしています

M31 アンドロメダ銀河

 

はくちょう座網状星雲

 

ASI2600MCPの使い方始めで、現地でビニール袋を開梱するという不真面目さ

開けてびっくり、今までの冷却カメラと取り合いが違う、、、

ということで初日は従来カメラ

 

翌日図面を見るとセンサー面まで17.5mm

これだと今までのカメラと同じ

 

でもかねがねフィルターをどう付けるのか?と疑問

今までだと31.7ミリを42mmにするアダプターで処理したけども

 φ31.7だとけられる?

 またアダプターの分で噛み合わせが浅くなり延長筒を短くしなければならない

 

 一応、φ48のフィルタも持参したのですが、

 前側にネジ切りがなく48-48での接続も無理

結局、無意味かと思って持参した42延長筒を組み合わせてなんとかなりそうですが、

実際は画像を見るまで不安一杯

昨晩は午後5時出動。

早すぎたかなと思いましたが、1セット目が組めた時は当たり真っ暗だったのでまさに秋の日は釣瓶落とし

観測場所は宿の裏手にあるプールア国立公園

ラオス国境に接しているので空に暗さは抜群です

写真なので前方の道路照明が強調されていますが、実際は暗い空です

光っているのは宵の明星 金星です

まだ薄暮です

 

ちょっとピントが甘いかも、何度も取り直ししているので仕上げはパタヤで

103APO 0.6倍レデューサ― ASI533MCP UVIRカット ダーク減算なし 単純スタック

 画像が若干赤目だったので色調の変更のみ実施

 

プレアデス、すばるです。

これは1時間半ほどの撮影を重ねていますが、

露出2分間で雲の微細なところが出た時は感動でした

 

分子雲の細かなひだが見えます

 

観測地は駐車場予定地で結構きつい排水勾配が付いていて、

暗くなると真っ直ぐ歩けないのでよろけてしまいます

今回の機材一式

今考えると、ずいぶん余計なものを持ってきています

次回12月遠征はもう少し減量します

 機材不調

 

 1セット目は何事もなく起動

 2セット目は何度かチェックして電源ケーブルが×みたいです

 しかもACDCケーブルとUSBトリガーケーブルの2本

 

 ACDCは状況説明が複雑なのでパタヤに戻ってから直した時点で投稿します

 結局AM5は1セットしか動かず

 

 昨晩は分子雲、反射星雲を狙ったので一被写体が長時間。

 やはり1setでは暇になります

 

 携帯会社とWi-Fi専用のsimを契約していて使用無制限のもの

 タイ各地今回は片道750kmほどの距離を自動車旅行していますが、道案内はGoogleマップ頼み。

 今回、初日夕方から不通状態。

 宿は無料Wi-Fiがあるのでそれを使えばよろしいのですが、出先だとさて、、、

 宿を出た段階で1kmほどはWi-Fi電波を拾ったのでsim復活と思ったのが運の尽き

 その後、Wi-Fiなし状態。

 昨日は宿を出て、プースァンサイ他を下見し250kmほど走って星見の拠点となるプールアまでの予定。

 

 どうしようかと悩んで、iPadがキャッシュに溜めている超概略の地図をスクリーンショットして、道路標識と地図4枚を頼りに無事下見2ヶ所を経由して宿へ。

 宿までの詳細地図はないのですが、数年前に数泊した宿なのでぼやっとした記憶頼りでした

 

 今後の予定行程ではプールア3泊の後、プースァンサイ方面の予定でした

 予報だとプールアはokですが、その後、ちょっと崩れるというもの

 

 現時点での気持ちは予定をショットカットしてパタヤ帰還かな?と

 

 ちなみに不具合が①ということで、あと二つほど控えています

 

 

 

 

 事前に作った荷造り表に基づいて順次、自動車に搬入。
 出発18時間前時点で、緑色に着色したものを自動車に積み込み済み

 最下層はキャンピング用品で、購入以来一度も使ったことのない品
 テント、マット、シュラフ、登山靴,,,もうちょっと整理が必要です

 

 2層目は折りたたみイスと折りたたみ机。これは長物なのでここに置くのが適当
 上段が工具箱とかフィルターや延長筒が入った箱。
  さらに上に積めますが後方確認が難しくなるのでこの辺が打ち止め

 左が140APO鏡筒ケース。
 中ほどがその他鏡筒
 右が三脚
 赤道儀は座席の隙間に押し込んでいます

 

 奥の方から逐次バッグを載せていっています
 バッグは軽めなので望遠鏡の上でもいいかと。

 

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 ここまで写真を見て、さて,,,

 

 このところ、宿の前の庭とか駐車場で星を見ていましたので、撤収する場合も機材を組んだまま部屋の前、庇の下に置く程度で済ませていました。

 今回、少なくとも前半3夜間は宿から遠征するので、ほぼ写真程度にまとめないと一日が終わりません。

 

 着替えも今までだと昼間の格好で機材を組み立て、寒くなれば部屋に戻って着こむという手順です,,,要は手直に基地があるという前提の体制でした。

 荷物の分別もこれを前提としています。

 

 持っていく荷物の中には、星見現場で必要のないものがあり、現地の宿についたら宿に置くもの、現地に持っていくものを分別する必要がありそうです。

 

 鏡筒も4本入っていますが、1~2本は宿に置いていくのでしょうね。

 もうちょっとすっきりしないと、暗い中での撤収は難しそうです。

 星の名前は砂漠の民、アラビア民族が夜星空を見ながら名前を創作していったという歴史があるようで、アラビア語由来の星の名前が多いです。

 この動画ではアルコール、アルゴリズム、アルカイダ、アルカリが例示されています。
 アルは定冠詞で、英語でいうとTheに相当するものとのこと。

 

 例えば、
 七夕の彦星、わし座のアルタイル 
 アラビア語での「アルタイル」すなわち、わし座α星は「飛翔する鷲」という意味らしく、アンナッシル・アルターイルというのが元の言葉になります。
 アラビア語由来であることは尊重するものの、そのままだと長いのでアルタイルと縮めたようです。アルタイルだけだと鳥とか飛翔という意味になるようです。

 

 Wikiの「明るい恒星一覧(一等星と二等星)」には94個の星が掲載されていて、アルがつく星は以下の17個。

 

 アルタイル  わし座α等星
 アルデバラン おうし座α等星
 アルニラム  オリオン座γ星
 アルナイル  ツル座α星
 アルニタク オリオン座ζ星
 アルカイド おおぐま座η星
 アルヘナ ふたご座γ星
 アルセフィナ ほ座δ星
 アルファイド うみへび座α星
 アルフェラッツ アンドロメダ座α星
 ラス・アルハゲ へびつかい座α星
 アルマク アンドロメダ座γ星
 アルゴル ペルセウス座β星
 アルギエバ しし座γ星
 アルドラ おおいぬ座η星
 アルデラミン ケフェウス座α星
 アルジェナー はくちょう座ε星

 

 ちなみに上記は語頭に「アル」がつくものを列挙したものです。
 定冠詞「アル」は語の中間にもつくようで、この場合は促音便「ッ(小さいツ)」になるようでこれは探しきれませんでした。