発酵文化推進機構講演会☆Seminario sobre comida fermentada | よしこのおうちごはん&育児日記♪

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Hola!スペイン&イギリス&メキシコに滞在したよしこが、
手軽なタパスの作り方、メキシコタコス、地中海の家庭料理〜海外生活情報を紹介していきます♪旬の有機野菜を使ったマクロビ食もご紹介します。今は愛するメキシコ人の旦那さま、念願の愛娘との日々楽しんでいます♪



おはようございます よしこですももじりハート





NPO法人発酵文化推進機構設立記念大会の講演会と交流会に行ってきました星

場所は日本橋三井ホール。三井不動産の物件はとても好きで、ここの物件も

赤坂サカスと似ていました。

発酵文化推進機構の会員になってから、この講演会を前々からずっと楽しみにしていました。




私がいま何よりも学び続けたい日本の伝統食・マクロビオティックの原点

発酵食品・菌による自然治癒・予防医学と、

環境汚染や原発問題を、発酵を用いる自然再生エネルギーについてでした。





当日は、会員だけでなく色んな食品関係の方もいらして会場が満席になりました星







東京農大名誉教授の小泉武夫先生、発酵学者のお話です星

テレビやメディアなどで観ていたりしていたけど、実際にお会い出来て

話しを聴けるなんて夢のようでした。すっごくうれしいにゃ




これからは「発酵の時代」です。

FT革命、発酵技術が人類を救うと言うのは本当だと思います

これからの環境問題、人間の健康問題、食料問題、エネルギー問題を早急に

解決しなければ、どんどん環境・海洋汚染や病は悪化していきます。

私たちの次の世代にまで、安全な食事と環境を引き継がなければいけないと

実感しました。








これらの問題環境問題、人間の健康問題、食料問題、エネルギー問題)

すべてを、人間にもやさしく、地球にもやさしい発酵の力で解決しようとする

のがFT(Fermentation Technology)革命。




1929年にイギリスのアレクサンダー・フレミングによって発見された抗生物質。

抗生物質は、微生物によって生産されています。

中から、麹、麹菌もあるという。



新薬は発明するのに何年もかかり、莫大な費用がかかる。

でも発酵・菌・カビの力というのは24時間無償で動いていて私たちを助けてくれる星

バクテリアの力は無限大です。





世界の発酵食品の話しもとても興味深かったです。


中国中国のハオティ(カビ豚)、生ハムのように豚を塩・カビを漬けて培養する。

吊る下げた豚の足は動物性なのに、落ちる油は植物性だと言う。

また、もやしを発酵させた食品もある。お肉と炒めると、胸焼けがしないそうだ。

そして汁はスープに。



グルジアグルジア(西アジア)

長寿国でも知られています。牛の乳をチーズにする、それを白ワイン・塩・唐辛子を

入れてチーズの塩辛にするという。ぜひ食べてみたい発酵食品星星星



ミャンマー連邦共和国ミャンマー。唐辛子(カプサイシン)

麹を混ぜると乳酸菌が出るので、辛みをまろやかにする。

また、ミャンマーには、「ガピ」という川エビをすりつぶし、

大豆、大豆麹、塩を加えて発酵させたエビ味噌と言うべき発酵食品があります。

これを炒め物や ... 実は、唐辛子は辛いだけでなく甘みもあり、

乳酸発酵させることにより味が丸くおいしくなる星星星



ちなみに発酵唐辛子は、かんずりと言います。3年の長い月日がかかります。

イカは生だとコラーゲンが10%ですが、発酵させると90%になります。

タイのメコンの魚。なんと2,7m。発酵して保存する。




広島大学【放射線研究所】の渡邊敦光教授は体内に入った放射能を外に出す

研究をされています。

それは、お味噌が良いと言う。味噌煮はメラロイジン・免疫力があり

細胞を守ってくれます。詳しくはこちらにこちら 味噌汁 

長崎で被爆されたある夫婦が、毎日3食お味噌汁を飲んで今でも元気でいられると。





そして、発酵を活かした自然エネルギーのお話。

産業廃棄物、生ゴミをリサイクルする。super bacteriaオリゼーオリゼーP・クリソゲヌムC・トリコイデスS・セレビシエT・マツタケP・クリソゲノムL・ヨグルティ

日本の自治体は生ゴミを9割以上を燃やしてしまうが、

それにより二酸化炭素・CO2~ダイオキシンが増えて

ますます温暖化、今のように日々の気候変動へとなる





その大量にただ燃やされている生ゴミを、発酵して土地面に戻す、山に戻す大山

その土を農家に渡して活用、美味しい健康な農作物が生まれる米野菜

焼却処理に頼らず微生物S・セレビシエA・オリゼーC・トリコイデスP・クリソゲノムL・ヨグルティの自然な力で発酵させた肥料は、

良質の有機質肥料として安全で安心できる農産物が出来るんですね。

生ゴミを完全堆肥「いずみ」に。





「おおやまプロフェッショナル 農業集団」のお話も興味深かったです。

詳細はこちらこちら現在日本の食料自給率は39%とかなり低いです。

最低限の食料は、自分で確保していくことが大切ですね。



また、農家の年収は地域にもよりますが、平均300万~800万円。

それが、この地域は作物の農家だけでなく農業~第二次(小麦を作り)、

第三次産業(パンやジャムなど食品加工、飲食系)まであり

年収が2,000万くらいになるという。

農業と地域も活性化されます。





長くなりましたが、長年の自分の病気や不調から

昨年にマクロビオティック(日本の伝統食)に出会い、健康を取り戻し

小泉先生の講演を聴いて、改めて日本の発酵食・食文化の素晴らしさを実感しました星

環境問題の解決にもつながる、発酵の素晴らしさ。




第2部では、農林水産省の方や、協和発酵バイオの取締役、フードジャーナリストの

方の応援スピーチでした。世界にも日本の発酵の力を広げられるそうです地球




第3部では、小泉先生が福島県ご出身で「土の話」の本を朗読されたり

イラストレーターの黒田征太郎さんとのトークショーでした。






今でも福島県では、16万人の方達が避難生活をされています。






交流会に続きます。